PSPのボタンが消えた件
少年の味
「いらっしゃいませ高杉様」
「かわいい男の子で遊べる…」って先輩に言われてノコノコ着いて来たけど
なんだか堅苦しい和風の高級料亭にいつの間にか入店していた。
「先輩、なんですかこの店。俺はもっと妖しい場所だと…」
「まぁまぁ、ちゃんと目当ての「男の子」は出るから。だまって俺に着いてこい」
男の上司はそう言うと、料亭の廊下をどんどん奥に進んでいく。やがて、松の間と書かれた部屋の前で止まると、男は上司と共に和室の中に入って座布団に腰かける。
「…あれ?注文取りにこないですね。俺、ちょっと誰か呼んできましょうか?」
「あぁ、注文なら既にしてあるよ。その内くるでしょ…」
男の上司はニヤニヤ笑みを浮かべながら男に向ってそう言った。
この時、俺は給仕に少年が来る程度だと考えていたが
後にその考えを凌駕する光景が俺の眼前に広がるとは予想もしていなかった。
「失礼します。ご注文の「少年盛りでございます」」
「!?」
俺は、やがて部屋に運ばれてきた料理をみて絶句した。
二人掛かりで運ばれてきた回転支柱のついた大きな円卓の上には、小学生くらいの可愛らしい少年が口にギャグを装着させられ、競泳水着姿で仰向けに大の字で円卓に固定されており、その少年の幼い肉体には満遍なく脂が塗られていて、その上には刺身が綺麗にずらりと並べられているのだ。
「先輩…これは?」
「裏メニューの少年盛りだ。この少年は…まぁ気にするな…さぁ、とりあえず食べよう」
先輩は慣れた手つきで少年の上に盛られた刺身を摘みあげ、醤油を付けてそれを口の中に放り込んでいく。俺はまだ混乱しているのか、手が出せずに黙ってその異様な光景を眺めていた。
「おい、食べないのか?」
「えっ?あ、いやぁ…なんというか」
「心配するな、この子は料亭の子供だ。それにこの子には戸籍も何もない」
男の上司は男に向って問題ないと言うが、そういう問題では無いというような表情で男は上司を見つめる。
「なんだよ、その俺に対しての軽蔑の眼差しは…お前も同類だろ?もっとさぁ、楽しめよな。ほら、こんな悪戯してもいいんだぞ」
先輩はそう言いながら山葵を摘みあげると、それを少年の両乳首に箸で擦り込み始めた。
「ふうぅんんぅ…うぅふうん…」
ギャグの嵌められた少年の口からは、ダラダラと涎が垂れるとともに小さな呻き声が漏れている。どうやら乳首に擦り込まれた山葵の刺激に反応しているようだ。
「おお、涎タレが出て来たぞww」
「ちょ、先輩…」
男の上司は、少年の口から垂れ流れている涎に刺身をつけてうまそうに食べ始めた。
その異常な行動に男は表面上こそ引いている様子を見せるが、自身でも気がつかないうちに、本心では除々に興奮し始めている。
(すごい…!?…俺は興奮しているのか?…食べたいのか?)
「お次は、究極の「タレ」と行きますかね」
「究極の…タレ?」
「そうだ、究極のタレだ」
先輩は笑顔で円卓を回して少年の股間を正面に向かせると、少年の競泳水着をズラし始める。やがて競泳水着は限界までズリ下ろされ、少年は一糸纏わぬ全裸姿にされてしまった。
「んぅぅふうう…ふうぅん」
流石に自身の性器を見られるのには抵抗があるのか、少年は動かない体を懸命にピクピクと動かして反抗する。しかし、それはまったく無駄で無意味な行為。もちろん少年自身も無駄だとは分かっているのだろうが、恥ずかしさで動かずにはいられなかったのだろう。
「先輩!これ以上は…」
「おれもな、最初に来た時は罪悪感で一杯だったよ。でもな、究極のタレの誘惑には勝てなかった…無論、お前も例外ではないぞ」
「そ、そんな……って!先輩何してるんですか!やめてくださいよ!」
男の上司は後輩の静止を無視し、刺身を少年の幼い皮を被った性器に巻きつけ、箸でそれらを挟み込んで上下に扱き始めた。
「坊主、気持ちいいだろう?」
「んぅう…うぅん…ふぅん…うぅん…」
少年の呻き声はどんどん大きくなり、それと同時に少年の性器もビクンビクンと脈打ち勃起を開始する。
「うぅふ…うぅんふぅう!…ふぅん…ふぅん!」
「タレを出すにはコツが必要だ、休まず扱き続けるのも大事だが…お前も手伝え!」
「えっ…でも…」
口では拒否したものの、無意識なのか解らないが俺は既に箸で少年の性器を扱くのを手伝っていた。
(本当にいいのか?…しかし、こんなチャンスは滅多に…いや、一生ないかもしれない)
「うぅんぅう!んぅん…うぅんふぅう!…うぅんぅんんぅんん!!」
次の瞬間、責めに耐えられず絶頂を迎えた少年の体が小刻みに震えだし、ビンビンに勃起しきった性器からは大量の精液がドクドクと噴きだし始める。
「結構うまいなお前…最速だぞ。…さぁ、究極のタレを付けて食ってみろ」
「えっ…でも……それじゃ…一口だけ…」
先程までは頑なに食べるのを拒んでいた男だが、この異常なシチュエーションに精神を毒されたのか、少年の精液がたっぷりと付着した刺身を口の中に放り込んだ。
「……こ、これは!先輩!」
「最高だろ?」
「は、ハイ!」
その後、俺は究極のタレの味が忘れられずに月に一度のペースで先輩と一緒に料亭に足を運ぶようになった。あぁ、俺はもう引き返すことは出来ないだろう……
書いといてアレですけど…少年盛ってなんだよwwwキメぇww
「かわいい男の子で遊べる…」って先輩に言われてノコノコ着いて来たけど
なんだか堅苦しい和風の高級料亭にいつの間にか入店していた。
「先輩、なんですかこの店。俺はもっと妖しい場所だと…」
「まぁまぁ、ちゃんと目当ての「男の子」は出るから。だまって俺に着いてこい」
男の上司はそう言うと、料亭の廊下をどんどん奥に進んでいく。やがて、松の間と書かれた部屋の前で止まると、男は上司と共に和室の中に入って座布団に腰かける。
「…あれ?注文取りにこないですね。俺、ちょっと誰か呼んできましょうか?」
「あぁ、注文なら既にしてあるよ。その内くるでしょ…」
男の上司はニヤニヤ笑みを浮かべながら男に向ってそう言った。
この時、俺は給仕に少年が来る程度だと考えていたが
後にその考えを凌駕する光景が俺の眼前に広がるとは予想もしていなかった。
「失礼します。ご注文の「少年盛りでございます」」
「!?」
俺は、やがて部屋に運ばれてきた料理をみて絶句した。
二人掛かりで運ばれてきた回転支柱のついた大きな円卓の上には、小学生くらいの可愛らしい少年が口にギャグを装着させられ、競泳水着姿で仰向けに大の字で円卓に固定されており、その少年の幼い肉体には満遍なく脂が塗られていて、その上には刺身が綺麗にずらりと並べられているのだ。
「先輩…これは?」
「裏メニューの少年盛りだ。この少年は…まぁ気にするな…さぁ、とりあえず食べよう」
先輩は慣れた手つきで少年の上に盛られた刺身を摘みあげ、醤油を付けてそれを口の中に放り込んでいく。俺はまだ混乱しているのか、手が出せずに黙ってその異様な光景を眺めていた。
「おい、食べないのか?」
「えっ?あ、いやぁ…なんというか」
「心配するな、この子は料亭の子供だ。それにこの子には戸籍も何もない」
男の上司は男に向って問題ないと言うが、そういう問題では無いというような表情で男は上司を見つめる。
「なんだよ、その俺に対しての軽蔑の眼差しは…お前も同類だろ?もっとさぁ、楽しめよな。ほら、こんな悪戯してもいいんだぞ」
先輩はそう言いながら山葵を摘みあげると、それを少年の両乳首に箸で擦り込み始めた。
「ふうぅんんぅ…うぅふうん…」
ギャグの嵌められた少年の口からは、ダラダラと涎が垂れるとともに小さな呻き声が漏れている。どうやら乳首に擦り込まれた山葵の刺激に反応しているようだ。
「おお、涎タレが出て来たぞww」
「ちょ、先輩…」
男の上司は、少年の口から垂れ流れている涎に刺身をつけてうまそうに食べ始めた。
その異常な行動に男は表面上こそ引いている様子を見せるが、自身でも気がつかないうちに、本心では除々に興奮し始めている。
(すごい…!?…俺は興奮しているのか?…食べたいのか?)
「お次は、究極の「タレ」と行きますかね」
「究極の…タレ?」
「そうだ、究極のタレだ」
先輩は笑顔で円卓を回して少年の股間を正面に向かせると、少年の競泳水着をズラし始める。やがて競泳水着は限界までズリ下ろされ、少年は一糸纏わぬ全裸姿にされてしまった。
「んぅぅふうう…ふうぅん」
流石に自身の性器を見られるのには抵抗があるのか、少年は動かない体を懸命にピクピクと動かして反抗する。しかし、それはまったく無駄で無意味な行為。もちろん少年自身も無駄だとは分かっているのだろうが、恥ずかしさで動かずにはいられなかったのだろう。
「先輩!これ以上は…」
「おれもな、最初に来た時は罪悪感で一杯だったよ。でもな、究極のタレの誘惑には勝てなかった…無論、お前も例外ではないぞ」
「そ、そんな……って!先輩何してるんですか!やめてくださいよ!」
男の上司は後輩の静止を無視し、刺身を少年の幼い皮を被った性器に巻きつけ、箸でそれらを挟み込んで上下に扱き始めた。
「坊主、気持ちいいだろう?」
「んぅう…うぅん…ふぅん…うぅん…」
少年の呻き声はどんどん大きくなり、それと同時に少年の性器もビクンビクンと脈打ち勃起を開始する。
「うぅふ…うぅんふぅう!…ふぅん…ふぅん!」
「タレを出すにはコツが必要だ、休まず扱き続けるのも大事だが…お前も手伝え!」
「えっ…でも…」
口では拒否したものの、無意識なのか解らないが俺は既に箸で少年の性器を扱くのを手伝っていた。
(本当にいいのか?…しかし、こんなチャンスは滅多に…いや、一生ないかもしれない)
「うぅんぅう!んぅん…うぅんふぅう!…うぅんぅんんぅんん!!」
次の瞬間、責めに耐えられず絶頂を迎えた少年の体が小刻みに震えだし、ビンビンに勃起しきった性器からは大量の精液がドクドクと噴きだし始める。
「結構うまいなお前…最速だぞ。…さぁ、究極のタレを付けて食ってみろ」
「えっ…でも……それじゃ…一口だけ…」
先程までは頑なに食べるのを拒んでいた男だが、この異常なシチュエーションに精神を毒されたのか、少年の精液がたっぷりと付着した刺身を口の中に放り込んだ。
「……こ、これは!先輩!」
「最高だろ?」
「は、ハイ!」
その後、俺は究極のタレの味が忘れられずに月に一度のペースで先輩と一緒に料亭に足を運ぶようになった。あぁ、俺はもう引き返すことは出来ないだろう……
書いといてアレですけど…少年盛ってなんだよwwwキメぇww
マジカル戦隊トランレンジャー
ダークジョーカーズの基地では、先日の作戦で捕虜にしたトランレンジャーのメンバー、クローバーグリーンの拷問が行われていた。
「うわぁあああああああ!!」
「クローバーグリーン、いい加減にトランジャー基地の場所を吐いたらどうだ?」
クローバーグリーンは変身アイテムと私服を取り上げられ、一糸纏わぬ全裸姿にされた後、両腕を後ろ手に縛られた状態で三角木馬に跨がされ鞭打ちを受けている。
「お、お前らになんかに…基地の場所は…絶対に教えない!…うわぁああああああ!」
「強情な奴だ…これでもか!」
拷問担当である怪人ジャックは、クローバーグリーン目掛けて容赦なく鞭を振り落とす。
パシィ!
「うあぁああああぁああ!…くそぉ…」
既に幾度となく鞭打ちされたクローバーグリーンの全身は赤く腫れ上がり、皮膚の至る所に蚯蚓腫れの跡が痛々しく浮かび上がっていた。
「まだ話す気にならないのか?」
「…」
「そうか、それがお前の答えか…」
どれだけ痛めつけても決して屈しないクローバーグリーンに対し、鞭打ちで白状させるは難しいと判断したジャックは鞭打ちを中断。別の方法でクローバーグリーンを責め落とすことに決める。
「ところでクローバーグリーンよ、お前は確か小学生だったな?今年で何年だ?」
「…なんでそんなこと…聞くんだ?」
「…教えてくれないならお前の体に直接聞こう」
「ちょ…何を…」
ジャックはクローバーグリーンの返事の有無に関係無く勝手に話を進め、クローバーグリーンの幼い皮の被った性器に手を伸ばす。
「おい!何する気だ!やめろ…やめろぉおお!…んっ…く」
必死にクローバーグリーンはジャックを静止させようとするが、後ろ手に縛られて三角木馬に跨らされている状態では何一つ抵抗することが出来ない。やがて、ジャックはクローバーグリーンの性器をツンツンと人指し指で突っ突き始めた。
「やぁめぇ…やめろぉ…触るなぁ…」
「さっきまでの威勢は何処に行った?…ん?なんかお前のチンコ、ピクピクと反応し始めたぞ?おいおい、まさか正義のヒーローがチンコ立たせたりしないよな?」」
「そんなこと…」
(やばい!このまま責め続けられたら本当に…)
ジャックはクローバーグリーンの微妙な反応を見逃さず、クローバーグリーンの性器をつまみあげて上下に扱き始める。
「うぅ…やめろよ!…やめてぇ…」
「正義のヒーローだろ?それともクローバーグリーンは只の変態くんだったのかな?」
「そんな風に言うなぁ…やぁあ…ダメ!駄目ぇえぇえええ!!」
さり気無いジャックの言葉責めと性器への刺激が重なり合い、ついにクローバーグリーンの性器がビクンビクンと脈打ちながら勃起を開始。ジャックは満足げな表情を浮かべながらその様子を眺めていた。
「やぁ…変態!見るなぁ!…こっち見んなよ!!………見ないでよぉ…」
「何を言っている?敵である俺の目の前でチンコをビンビンに立たせているお前の方が変態だろ?なぁ、変態ヒーローくん」
クローバーグリーンは恥ずかしさで顔を真っ赤に染めながらジャックに小声で反論する。
「うぅ…俺は変態じゃない…変態なんかじゃ…」
「ふん、まぁ時期に自分が変態だって自覚するさ」
ジャックはクローバーグリーンに向ってそう言うと、何処からか透明なシリコン製のオナホールを取り出して、その中にローションを満遍なく流し込む。そして、ローションが注ぎ込まれたオナホールをクローバーグリーンの勃起した性器にズブズブと押しこんでいく。
「うんぁあ!何だよそれぇ…んぁあ!…早く抜けよぉ…」
「ああ、お望み通りスグに抜いてやるよ…」
次の瞬間、「ズリュ」という音と共にクローバーグリーンの性器を咥え込んでいたオナホールが勢いよく引き抜かれた。
「んぁあ…うぁあああん!うんぁ…うぅん」
引き抜かれるのと同時に、クローバーグリーンは自身の性器に駆け抜けるこれまで感じたことのない甘い刺激に思わず喘ぎ声を漏らす。
「どうやら精通はしているようだな。どうだ気持ちいいだろう?そら、何度でも出し入れしてやるよ!」
予想以上の反応を示すクローバーグリーンに興奮したジャックは、その後もクチュクチュといやらしい音を立てながら、何度もオナホールの出し入れを繰り返した。
「やぁ…だめぇ…んぁああぁ!うぅんあぁあ……はぁ…はぁ…はぁあああん」
未知の快感にすっかり支配されてしまったクローバーグリーンの表情は虚ろになり、口からは荒い吐息と共に涎を垂れ流し、体からはダラダラと満遍なく汗を噴き出している。それらのクローバーグリーンの体から分泌される液体は、ジワジワと三角木馬に染み込んでいき、妖しくテカテカと輝き始めていた。
「うんぁあ!んぁあぁあん…んぁあん…んぁあんぁあん…」
「流石は変態ヒーロー、すっかりコイツの虜になっちまった様だな」
オナホールを出し入れしながら、ジャックはクローバーグリーンに向って屈辱的な発言をする。当然そんなことを言われたらすぐに否定するクローバーグリーンだが、先程までのようにジャックの発言にいちいち反発することはせず、逆に自ら腰を振って性器をオナホールに押しつけている有り様だ。
「そんなに盛るなよ。いやらしい喘ぎ声を上げやがって…俺まで我慢できなくなりそうだ」
「うんぁああ…んぁああん!!んぁああん…んぅうんぁあぁ…んぁああ」
その内、クローバーグリーンの性器からピチャピチャとガマン汁が溢れ出し始め、腰の動きも一段と強くなっていく。どうやらついに快感が頂上に達して性器が限界を迎えようとしている様だ。
「んぁあぁ…んぁああん…んぁああ…んぁうぅあんぁ!!…んぁ………???」
絶頂まであと少しだったにも関わらず、ジャックは急にクローバーグリーンへのオナホール責めを中断してこう言った。
「…今日はここまでだ、変態ヒーロー」
「うんぁ…うぅ…うぅうう」
「どうした?何か言いたい事でもあるのか?」
ジャックは解りきった質問を、寸止めされてイき損ねたクローバーグリーンに投げかける。
「うぅ…最後…まで…うぅ…ちゃんとやれよ…」
クローバーグリーンは顔を俯かせながら、小声で途切れ途切れに恥ずかしそうにジャックにそう答えた。
「つまり俺にどうしろと?」
ニヤニヤ笑みを浮かべながら、ジャックはクローバーグリーン自身に敗北宣言を行わせるために意地の悪い質問をする。
「それは…うぅ…」
「ハッキリ言え、言えないなら俺はこの部屋から出ていくぞ…」
ジャックはそう言ってクローバーグリーンに背を向けると、ゆっくりと扉に向って歩き出す。やがて、ジャックが扉に手を掛けて外に出ようとしたその瞬間、ついにクローバーグリーンの口から思惑通りの敗北宣言が行われた。
「待って!!その……あの…俺を…俺をイかせてくれ!!」
クローバーグリーンは物足りなさそうな苦悶の表除を浮かべながらジャックに屈辱的な敗北宣言をする。
「どうやって?…それに変態ヒーローだって認めるのか?」
「うっ………そ、その筒で俺のチンコをイかせてくれ!!このまま放置されたら変になっちゃうよ…うぅう…お願いだからイかせて……変態でもなんでも認めるから…」
一度屈してしまったクローバーグリーンは、ジャックの追い打ちにまんまと乗せられ、絶頂を向えるために次々と躊躇なく恥じらいの言葉を並べた。
「まぁ、お前がそこまでイきたいならイかせてやっても構わないぞ。…だが、条件がある。トランジャー基地の場所を吐いてもらおうか」
「うぅ…それは……出来ない…それだけは…」
自身の快楽のためにプライドさえ投げ打ったクローバーグリーンだが、基地の場所だけは話せないとジャックの要求を頑なに拒む。
(チッ、流石に初日から聞き出すのは無理か…だが、この責めは年頃のガキには効果抜群のようだ…何日も寸止め責めを繰り返せば……)
「そうか、ならイかせてやることは出来ないな。……あぁ、果たして何日持つのか楽しみだ」
「うぅ……」
ジャックはクローバーグリーンをそのままの状態で放置し、笑いながら何処かに去って行く。一人、拷問部屋に残されたクローバーグリーンはポロポロと涙を流しながら、捕まった自分を仲間が助けに来てくれると信じて待ち続けた。
続く?のか?微妙な終わり方だなぁ…
「うわぁあああああああ!!」
「クローバーグリーン、いい加減にトランジャー基地の場所を吐いたらどうだ?」
クローバーグリーンは変身アイテムと私服を取り上げられ、一糸纏わぬ全裸姿にされた後、両腕を後ろ手に縛られた状態で三角木馬に跨がされ鞭打ちを受けている。
「お、お前らになんかに…基地の場所は…絶対に教えない!…うわぁああああああ!」
「強情な奴だ…これでもか!」
拷問担当である怪人ジャックは、クローバーグリーン目掛けて容赦なく鞭を振り落とす。
パシィ!
「うあぁああああぁああ!…くそぉ…」
既に幾度となく鞭打ちされたクローバーグリーンの全身は赤く腫れ上がり、皮膚の至る所に蚯蚓腫れの跡が痛々しく浮かび上がっていた。
「まだ話す気にならないのか?」
「…」
「そうか、それがお前の答えか…」
どれだけ痛めつけても決して屈しないクローバーグリーンに対し、鞭打ちで白状させるは難しいと判断したジャックは鞭打ちを中断。別の方法でクローバーグリーンを責め落とすことに決める。
「ところでクローバーグリーンよ、お前は確か小学生だったな?今年で何年だ?」
「…なんでそんなこと…聞くんだ?」
「…教えてくれないならお前の体に直接聞こう」
「ちょ…何を…」
ジャックはクローバーグリーンの返事の有無に関係無く勝手に話を進め、クローバーグリーンの幼い皮の被った性器に手を伸ばす。
「おい!何する気だ!やめろ…やめろぉおお!…んっ…く」
必死にクローバーグリーンはジャックを静止させようとするが、後ろ手に縛られて三角木馬に跨らされている状態では何一つ抵抗することが出来ない。やがて、ジャックはクローバーグリーンの性器をツンツンと人指し指で突っ突き始めた。
「やぁめぇ…やめろぉ…触るなぁ…」
「さっきまでの威勢は何処に行った?…ん?なんかお前のチンコ、ピクピクと反応し始めたぞ?おいおい、まさか正義のヒーローがチンコ立たせたりしないよな?」」
「そんなこと…」
(やばい!このまま責め続けられたら本当に…)
ジャックはクローバーグリーンの微妙な反応を見逃さず、クローバーグリーンの性器をつまみあげて上下に扱き始める。
「うぅ…やめろよ!…やめてぇ…」
「正義のヒーローだろ?それともクローバーグリーンは只の変態くんだったのかな?」
「そんな風に言うなぁ…やぁあ…ダメ!駄目ぇえぇえええ!!」
さり気無いジャックの言葉責めと性器への刺激が重なり合い、ついにクローバーグリーンの性器がビクンビクンと脈打ちながら勃起を開始。ジャックは満足げな表情を浮かべながらその様子を眺めていた。
「やぁ…変態!見るなぁ!…こっち見んなよ!!………見ないでよぉ…」
「何を言っている?敵である俺の目の前でチンコをビンビンに立たせているお前の方が変態だろ?なぁ、変態ヒーローくん」
クローバーグリーンは恥ずかしさで顔を真っ赤に染めながらジャックに小声で反論する。
「うぅ…俺は変態じゃない…変態なんかじゃ…」
「ふん、まぁ時期に自分が変態だって自覚するさ」
ジャックはクローバーグリーンに向ってそう言うと、何処からか透明なシリコン製のオナホールを取り出して、その中にローションを満遍なく流し込む。そして、ローションが注ぎ込まれたオナホールをクローバーグリーンの勃起した性器にズブズブと押しこんでいく。
「うんぁあ!何だよそれぇ…んぁあ!…早く抜けよぉ…」
「ああ、お望み通りスグに抜いてやるよ…」
次の瞬間、「ズリュ」という音と共にクローバーグリーンの性器を咥え込んでいたオナホールが勢いよく引き抜かれた。
「んぁあ…うぁあああん!うんぁ…うぅん」
引き抜かれるのと同時に、クローバーグリーンは自身の性器に駆け抜けるこれまで感じたことのない甘い刺激に思わず喘ぎ声を漏らす。
「どうやら精通はしているようだな。どうだ気持ちいいだろう?そら、何度でも出し入れしてやるよ!」
予想以上の反応を示すクローバーグリーンに興奮したジャックは、その後もクチュクチュといやらしい音を立てながら、何度もオナホールの出し入れを繰り返した。
「やぁ…だめぇ…んぁああぁ!うぅんあぁあ……はぁ…はぁ…はぁあああん」
未知の快感にすっかり支配されてしまったクローバーグリーンの表情は虚ろになり、口からは荒い吐息と共に涎を垂れ流し、体からはダラダラと満遍なく汗を噴き出している。それらのクローバーグリーンの体から分泌される液体は、ジワジワと三角木馬に染み込んでいき、妖しくテカテカと輝き始めていた。
「うんぁあ!んぁあぁあん…んぁあん…んぁあんぁあん…」
「流石は変態ヒーロー、すっかりコイツの虜になっちまった様だな」
オナホールを出し入れしながら、ジャックはクローバーグリーンに向って屈辱的な発言をする。当然そんなことを言われたらすぐに否定するクローバーグリーンだが、先程までのようにジャックの発言にいちいち反発することはせず、逆に自ら腰を振って性器をオナホールに押しつけている有り様だ。
「そんなに盛るなよ。いやらしい喘ぎ声を上げやがって…俺まで我慢できなくなりそうだ」
「うんぁああ…んぁああん!!んぁああん…んぅうんぁあぁ…んぁああ」
その内、クローバーグリーンの性器からピチャピチャとガマン汁が溢れ出し始め、腰の動きも一段と強くなっていく。どうやらついに快感が頂上に達して性器が限界を迎えようとしている様だ。
「んぁあぁ…んぁああん…んぁああ…んぁうぅあんぁ!!…んぁ………???」
絶頂まであと少しだったにも関わらず、ジャックは急にクローバーグリーンへのオナホール責めを中断してこう言った。
「…今日はここまでだ、変態ヒーロー」
「うんぁ…うぅ…うぅうう」
「どうした?何か言いたい事でもあるのか?」
ジャックは解りきった質問を、寸止めされてイき損ねたクローバーグリーンに投げかける。
「うぅ…最後…まで…うぅ…ちゃんとやれよ…」
クローバーグリーンは顔を俯かせながら、小声で途切れ途切れに恥ずかしそうにジャックにそう答えた。
「つまり俺にどうしろと?」
ニヤニヤ笑みを浮かべながら、ジャックはクローバーグリーン自身に敗北宣言を行わせるために意地の悪い質問をする。
「それは…うぅ…」
「ハッキリ言え、言えないなら俺はこの部屋から出ていくぞ…」
ジャックはそう言ってクローバーグリーンに背を向けると、ゆっくりと扉に向って歩き出す。やがて、ジャックが扉に手を掛けて外に出ようとしたその瞬間、ついにクローバーグリーンの口から思惑通りの敗北宣言が行われた。
「待って!!その……あの…俺を…俺をイかせてくれ!!」
クローバーグリーンは物足りなさそうな苦悶の表除を浮かべながらジャックに屈辱的な敗北宣言をする。
「どうやって?…それに変態ヒーローだって認めるのか?」
「うっ………そ、その筒で俺のチンコをイかせてくれ!!このまま放置されたら変になっちゃうよ…うぅう…お願いだからイかせて……変態でもなんでも認めるから…」
一度屈してしまったクローバーグリーンは、ジャックの追い打ちにまんまと乗せられ、絶頂を向えるために次々と躊躇なく恥じらいの言葉を並べた。
「まぁ、お前がそこまでイきたいならイかせてやっても構わないぞ。…だが、条件がある。トランジャー基地の場所を吐いてもらおうか」
「うぅ…それは……出来ない…それだけは…」
自身の快楽のためにプライドさえ投げ打ったクローバーグリーンだが、基地の場所だけは話せないとジャックの要求を頑なに拒む。
(チッ、流石に初日から聞き出すのは無理か…だが、この責めは年頃のガキには効果抜群のようだ…何日も寸止め責めを繰り返せば……)
「そうか、ならイかせてやることは出来ないな。……あぁ、果たして何日持つのか楽しみだ」
「うぅ……」
ジャックはクローバーグリーンをそのままの状態で放置し、笑いながら何処かに去って行く。一人、拷問部屋に残されたクローバーグリーンはポロポロと涙を流しながら、捕まった自分を仲間が助けに来てくれると信じて待ち続けた。
続く?のか?微妙な終わり方だなぁ…
たんorきゅん
恥辱塗れの給食
4時間目の授業が終わった後、さっそく美鶴は翼の元に向いニヤニヤした表情を浮かべながら翼に話し掛ける。
「さぁ、ついに「餌」の時間だぞ……ん?……ところで翼、お前ノート取って無いのか?まぁ、そんな状態じゃあ無理だよなww」
翼の口に装着されたボールギャグから、ダラダラと止め処なく溢れ出る涎を見ながら美鶴はそう言って笑う。そして、美鶴はそのまま翼の前にしゃがみ込んで話を続けた。
「ところで翼、僕の上履きを綺麗に舐め掃除するならコピーさせてやるけど?…どうする?」
「…」
翼は美鶴からの理不尽な提案を、そっぽを向いて無視する。その対応にやや不満げな表情を浮かべる美鶴。
「ふ~ん、無視?………あれぇ?…確か特待生が月末のテストで赤点を取ると……どうなるか知っているよな?」
「…」
「くっ!コイツ!…随分と自信たっぷりじゃないか!ふん、絶対後悔させてやるからな…」
どんなに美鶴が翼を脅しても、雄一からの援助が決まっている翼は決して美鶴の要求を受け入れようとはしない。翼が影で援助を受けているなど知りもしない美鶴は、翼の自身満々な態度に疑問を抱く。
(ノート無しでテストを乗り切る?そんな馬鹿な…幼いころから英才教育を受けてきた僕でさえ必要だと言うのに……協力者が居る?…だとしたら……)
ガラガラ
「!?」
深く考え込んでいた美鶴だが、背後の騒がしさに気が付き、咄嗟に後ろを振り向く。すると、そこには白いエプロンを着た特待生達が給食の準備を淡々と進めている姿があった。
「…おっと、クズ共が食事を運んで来たか……さぁ翼、やっとお待ちかねの「餌」だぞ」
そう言いながら美鶴は再び翼の方に振り向くと、朝からずっと翼に装着したままであったボールギャグを外し始める。
「騒ぐなよ…取ってやるんだから…そらっ!」
美鶴がギャグの止め金を外すと同時に、翼は自らの口に押し込まれていたボールを勢いよく吐き出す。
「ふぅん……ブハッ!!…はぁ…はぁ…ゲホッ…」
「おい、お前等!ちょっと来い!翼を押さえつけろ」
変なボールをやっと取り外してくれたかと思ってたら、美鶴はすぐに下っ端達を呼び寄せて俺を押さえつけさせた。
「今度は何する気だ!離せよ!」
「口を開放した代わりに、今度は両腕を拘束させてもらうよ」
美鶴はそう言って手錠を取り出すと、それを手の空いている下っ端の一人に投げつけ、翼を後ろ手に拘束するよう命じる。
「やめろ!離せ!!」
必死に抵抗する翼だが、やはり三人掛かりで押さえつけられるとピクリとも体を動かすことが出来なくなり、意図も簡単に手錠を再び後ろ手に嵌められてしまった。
「くそぉ…」
「これで準備は完了だな…後は翼に餌を持ってきてやるだけだ。……おい、俺は今から翼の餌を調達してくる。お前等は予定通り行動しろ」
「うっす!」
「了解」
「ラジャー」
事前に打ち合わせしていたのか、下っ端達は美鶴の命令を受けて何やら作業を開始し始める。
それから十分後…
翼は美鶴と下っ端達3人組みの机に囲まれるように閉じ込められ、そこで餌と呼ばれるその日の献立をすべてグチャグチャに混ぜ合わせた物を犬食いで食べるように強制されていた。
「うぅ…悪魔…なんでこんな…酷過ぎるよぉ…」
「おい、さっさと犬のようにガツガツと食らいつけよ!」
美鶴は翼の首輪に繋いである鎖を引っ張り、翼に餌を食べろと催促する。
「ふざけんな!なんで俺がそんな風にして食べなきゃいけないんだ!」
ギャーギャーと大声を上げて美鶴達を怒鳴る翼。しかし、その行為は逆に美鶴の感情を刺激する興奮剤になってしまった。
「可愛げの無いペットだ…」
小声でブツブツと何かを言いながらゆっくりと席を立つ美鶴。次の瞬間、美鶴は自分の机を横にズラして翼の目の前に立つと、いきなり翼の頭を鷲掴みにする。
「痛っ!…離せよぉ…」
「…さぁ、お食べ!」
「やめっ…」
美鶴は翼の耳元でボソっとそう呟くと、床に叩きつけるようにして餌の盛られた皿に翼の顔面を押しつけた。
「ぐっ!…うっ…んぅう…うんうぅう!」
両腕を後ろ手に拘束されていながらも必死に抵抗する翼。美鶴はそんな翼を嘲笑いながらグリグリと翼の顔面を餌に擦り付ける。
「むぐぅうううん!!んんぅうううう!!うんぅううんぅ!」
「どうだ?おいしいか?」
美鶴はそう言って翼の頭をグイっと上に引き上げた。
「……ブハッ!…や、やめてよぉ…もう…お願いだから…」
「だったら僕の言う通りに食べなくちゃ…ねぇ?」
「うっ……分かった…」
翼は涙を流しながら美鶴に許しを請うと、美鶴の要求通りに犬食いで餌を食べることを渋々ながら了承し、自ら皿に向って顔を近づけて屈辱の犬食いを開始する。
「おい、みんな集まれよ!変な犬を見せてやるからさ!」
「やぁ…やめて…」
美鶴の呼び掛けに、数人のエリート生徒が美鶴の席の周りに集まってきた。
「翼、まだまだ全然残ってるぞ…」
ギャラリーが増えたことにより翼は犬食いをやめるが、それに対して再び美鶴が翼の頭を鷲掴みにして無理やり食べさせようとした瞬間、翼が声を上げてそれを静止する。
「食べます!!食べるからぁ…」
「よし、いい子だv」
先程の様に顔面を餌に押しつけられるよりマシだと思った俺は、数人のエリート生徒にジロジロと見られながら再び犬食いを始めた。すると、周囲のエリート生徒から俺に向って笑い声や野次が飛び交い始める。
「おい、翼が犬食い始めたぞww」
「完全に美鶴の玩具だな」
「うぅ…見るなぁ……うぅ…」
「おい、「見るなぁ」だってさwwwwwww」
「翼、口の周りに食べカスが付いてるぞv」
「うぅ…」
翼は顔を真っ赤に染め、涙を流しながら黙々と犬食いを続けた。
う~ん、もっとじっくり考えてから書くべきか…
「さぁ、ついに「餌」の時間だぞ……ん?……ところで翼、お前ノート取って無いのか?まぁ、そんな状態じゃあ無理だよなww」
翼の口に装着されたボールギャグから、ダラダラと止め処なく溢れ出る涎を見ながら美鶴はそう言って笑う。そして、美鶴はそのまま翼の前にしゃがみ込んで話を続けた。
「ところで翼、僕の上履きを綺麗に舐め掃除するならコピーさせてやるけど?…どうする?」
「…」
翼は美鶴からの理不尽な提案を、そっぽを向いて無視する。その対応にやや不満げな表情を浮かべる美鶴。
「ふ~ん、無視?………あれぇ?…確か特待生が月末のテストで赤点を取ると……どうなるか知っているよな?」
「…」
「くっ!コイツ!…随分と自信たっぷりじゃないか!ふん、絶対後悔させてやるからな…」
どんなに美鶴が翼を脅しても、雄一からの援助が決まっている翼は決して美鶴の要求を受け入れようとはしない。翼が影で援助を受けているなど知りもしない美鶴は、翼の自身満々な態度に疑問を抱く。
(ノート無しでテストを乗り切る?そんな馬鹿な…幼いころから英才教育を受けてきた僕でさえ必要だと言うのに……協力者が居る?…だとしたら……)
ガラガラ
「!?」
深く考え込んでいた美鶴だが、背後の騒がしさに気が付き、咄嗟に後ろを振り向く。すると、そこには白いエプロンを着た特待生達が給食の準備を淡々と進めている姿があった。
「…おっと、クズ共が食事を運んで来たか……さぁ翼、やっとお待ちかねの「餌」だぞ」
そう言いながら美鶴は再び翼の方に振り向くと、朝からずっと翼に装着したままであったボールギャグを外し始める。
「騒ぐなよ…取ってやるんだから…そらっ!」
美鶴がギャグの止め金を外すと同時に、翼は自らの口に押し込まれていたボールを勢いよく吐き出す。
「ふぅん……ブハッ!!…はぁ…はぁ…ゲホッ…」
「おい、お前等!ちょっと来い!翼を押さえつけろ」
変なボールをやっと取り外してくれたかと思ってたら、美鶴はすぐに下っ端達を呼び寄せて俺を押さえつけさせた。
「今度は何する気だ!離せよ!」
「口を開放した代わりに、今度は両腕を拘束させてもらうよ」
美鶴はそう言って手錠を取り出すと、それを手の空いている下っ端の一人に投げつけ、翼を後ろ手に拘束するよう命じる。
「やめろ!離せ!!」
必死に抵抗する翼だが、やはり三人掛かりで押さえつけられるとピクリとも体を動かすことが出来なくなり、意図も簡単に手錠を再び後ろ手に嵌められてしまった。
「くそぉ…」
「これで準備は完了だな…後は翼に餌を持ってきてやるだけだ。……おい、俺は今から翼の餌を調達してくる。お前等は予定通り行動しろ」
「うっす!」
「了解」
「ラジャー」
事前に打ち合わせしていたのか、下っ端達は美鶴の命令を受けて何やら作業を開始し始める。
それから十分後…
翼は美鶴と下っ端達3人組みの机に囲まれるように閉じ込められ、そこで餌と呼ばれるその日の献立をすべてグチャグチャに混ぜ合わせた物を犬食いで食べるように強制されていた。
「うぅ…悪魔…なんでこんな…酷過ぎるよぉ…」
「おい、さっさと犬のようにガツガツと食らいつけよ!」
美鶴は翼の首輪に繋いである鎖を引っ張り、翼に餌を食べろと催促する。
「ふざけんな!なんで俺がそんな風にして食べなきゃいけないんだ!」
ギャーギャーと大声を上げて美鶴達を怒鳴る翼。しかし、その行為は逆に美鶴の感情を刺激する興奮剤になってしまった。
「可愛げの無いペットだ…」
小声でブツブツと何かを言いながらゆっくりと席を立つ美鶴。次の瞬間、美鶴は自分の机を横にズラして翼の目の前に立つと、いきなり翼の頭を鷲掴みにする。
「痛っ!…離せよぉ…」
「…さぁ、お食べ!」
「やめっ…」
美鶴は翼の耳元でボソっとそう呟くと、床に叩きつけるようにして餌の盛られた皿に翼の顔面を押しつけた。
「ぐっ!…うっ…んぅう…うんうぅう!」
両腕を後ろ手に拘束されていながらも必死に抵抗する翼。美鶴はそんな翼を嘲笑いながらグリグリと翼の顔面を餌に擦り付ける。
「むぐぅうううん!!んんぅうううう!!うんぅううんぅ!」
「どうだ?おいしいか?」
美鶴はそう言って翼の頭をグイっと上に引き上げた。
「……ブハッ!…や、やめてよぉ…もう…お願いだから…」
「だったら僕の言う通りに食べなくちゃ…ねぇ?」
「うっ……分かった…」
翼は涙を流しながら美鶴に許しを請うと、美鶴の要求通りに犬食いで餌を食べることを渋々ながら了承し、自ら皿に向って顔を近づけて屈辱の犬食いを開始する。
「おい、みんな集まれよ!変な犬を見せてやるからさ!」
「やぁ…やめて…」
美鶴の呼び掛けに、数人のエリート生徒が美鶴の席の周りに集まってきた。
「翼、まだまだ全然残ってるぞ…」
ギャラリーが増えたことにより翼は犬食いをやめるが、それに対して再び美鶴が翼の頭を鷲掴みにして無理やり食べさせようとした瞬間、翼が声を上げてそれを静止する。
「食べます!!食べるからぁ…」
「よし、いい子だv」
先程の様に顔面を餌に押しつけられるよりマシだと思った俺は、数人のエリート生徒にジロジロと見られながら再び犬食いを始めた。すると、周囲のエリート生徒から俺に向って笑い声や野次が飛び交い始める。
「おい、翼が犬食い始めたぞww」
「完全に美鶴の玩具だな」
「うぅ…見るなぁ……うぅ…」
「おい、「見るなぁ」だってさwwwwwww」
「翼、口の周りに食べカスが付いてるぞv」
「うぅ…」
翼は顔を真っ赤に染め、涙を流しながら黙々と犬食いを続けた。
う~ん、もっとじっくり考えてから書くべきか…
一寸の光
ガラガラ…
「注目~!おい、みんなこっち向けよ!翼がヤバイwwww」
教室のドアを開けるや否や、下っ端の一人が大声でクラスメイトの注目を集める。すると、その声に反応したクラス中の生徒の視線が一斉にドアの前にいる翼に向けられた。
「おい、あれ翼か?」
「何だ?あの姿…」
「美鶴がやったのか?」
翼の変わり果てた姿に驚愕し、ガヤガヤ騒ぎ出すクラスメイト。一方、翼は自身に向けられるクラスメイトの好奇な眼差しに耐えられず、涎をボールギャグの穴からダラダラと垂らしながら顔を俯かせている。
「さてと、翼の新しい席に案内してあげるよ」
「ふぅんふぃぐらふぃうぅ?」
美鶴は首輪に繋がれている鎖をグイグイと引っ張り、俺を教室の後ろに連れていく。
やがて、半畳ほどの新聞紙が広げられた場所まで来ると美鶴はそこで足を止め、ここがお前の席だと言ってきた。
「翼は今日からここで勉強するんだよ」
「ふぅん!ふんぅふぇうぅん!!」
ボールギャグが口に装着させられ思うように話すことが出来ない翼を、美鶴は笑顔でよしよしと頭を撫で回し、手に持っていた鎖を補強用の柱にしっかりと固定する。
「これで逃げられないぞ。…よし、次は手錠の解除だな…流石にその状態じゃあ勉強なんて無理だし」
美鶴はそう言うと、翼を後ろ手に固定していた手錠を外す。
「ふぅうん!!」
手錠を外した次の瞬間、翼は真っ先にボールギャグを取り外そうとして後頭部の固定された止め金をカチャカチャ弄くり始める。しかし、ボールギャグの止め金は専用の鍵で固定されていて外すのはおろか、ズラすことも出来ない。
「すぐに取ってあげたのに~罰として「餌の時間」以外は装着したままね」
「ふぅんぅうう!ふぅふふんふぅうう!!」
始めから外す気のない美鶴の発言に翼は激怒するが、美鶴はそれを完全に無視して下っ端の一人に翼ロッカーから、その日の時間割の教科書等を持ってくるように命じた。
「……美鶴さん、コレ何処に置けばいいですか?」
やがて、下っ端の一人が翼の教科書類を持ってくる。
「ご苦労、教科書は翼の手が届く範囲にでも適当にバラまいといてくれ。…それじゃ翼、また後でねv」
「ふんふぅうう!!」
「オラぁ!お前の勉強道具だ!」
「ふぅん!!」
自分の席に戻る美鶴を呼び止める翼、そんな翼に向って下っ端の一人が手に持っていた翼の教科書などを翼に目掛けて投げつける。…その後、下っ端は美鶴達の後を追うように翼の前から消えた。
…朝のHRの時間。
チャイムが教室に鳴り響き、それと同時に担任が教室に入ってくる。
教卓に立った後、担任は一瞬だけ俺に目を向けるが助けようとはしてくれなかった。
「それじゃ、出席を取るぞ……」
やがて朝のHRが終わると、担任は結局翼のことには一切触れずに教室を後にする。そして、担任と入れ違いで数学の教師が教室に入ってきた。
「では、教科書3597ページの…」
いつものことだが、数学の教師は挨拶もせずにいきなり授業を開始する。担任と同様に翼に対しては知ってか知らずか無反応だ。翼はしかたなく周囲に散らばった勉強道具を集め、その中から数学の教科書とそのノートを取り出すと、それを新聞紙の上に広げて胡坐をかいた状態で授業を受け始める。
「ふぅん…ふぅうううう!」
翼は視力に問題が無いため、その後もなんとか黒板の文字を見てノートを取ることが出きたが、ボールギャグの穴からダラダラと垂れ続ける涎が障害になり、結局まともな授業を受けられる状態ではない。
「ふぅん…ふぅん…ふぅふんぅ…ふぅ?」
(ノートに涎が…このままじゃ…ん?)
涎の処理に翼が困っていると、何処からかクシャクシャに丸めこまれた紙が翼に投げつけられた。翼はどうせ美鶴達の嫌がらせだろと思いつつも、その丸められた紙をなんとなく開いてみることにした。
すると…
~翼へ~
ノートは後でコピーして渡すから、翼は大雑把に授業の内容を聞いていて。今度の試験で学年1位になれば先生達も動いてくれるよ!俺はこんなことしか出来ないけど、今はなんとか耐え抜いてくれ!この紙はとりあえず次の休み時間に取りに行くから。 栗本より。
紙を開くと、それは幼馴染で親友でもある雄一からの手紙だった。
俺は咄嗟に雄一の方に視線を向けると、雄一はさり気なく俺に向ってVサインを送っている。
「ふぅふうぅう…」
(雄一…)
翼は雄一に向って、美鶴達にばれない様に笑顔でペコリと頭を下げた。
やがて、数学の授業も終わり休み時間になると、雄一は一目散に美鶴達より先に翼の元に向い、無事に紙を回収。去り際に翼にだけ聞こえるような声で「頑張れ」とだけ告げて去って行く。短い励ましの言葉ではあったが、翼は心の中で雄一に精一杯の感謝の言葉を告げる。
(ありがとう…雄一)
「翼、どうした?」
「!?」
不意に美鶴に話しかけられ驚く翼。
「あ、…さっき栗本が来なかったか?もう居ないけどさぁ。…確かアイツはお前の親友だったよな?まったく…親友がペット扱いされているってぇのに、文句の一つも俺に言えないなんて哀れな奴だよなぁ。まぁ、エリートっても下の下だしなぁ」
「…」
親友の悪口を言われ、翼は美鶴を鋭く睨みつける。それに対して美鶴は、笑みを浮かべながら翼の顔を眺めてこう言った。
「そんなに睨むなよwもしかして…翼は狂犬病かなwww」
「…」
「何だよ…犬語は聞かせてくれないのか?…まぁ、「餌」の時間まで放置して置いてやるか」
美鶴は翼にそう言うと、特に何もせずに自分の席に戻って行く。
「…」
本来ならば悪戯をされない事に越したことは無いが、翼には朝からチラつかされている「餌」いう言葉が気になってしょうがなかった。
(餌…給食のことだろうけど、一体どんなことをする気なんだ…)
うはぁ…つまんねえぇ…(スイマセン
恥辱塗れの給食に続きます。
トイザらスwww
明日、トイザらスに玩具を買いに行きますwwwwうはぁ、恥ずかしい…
ってな訳で、今日は早めに寝よっと。
当面の予定…
悲しき日々の続き&翼の挿絵をちょびちょび増やす予定です。
ってな訳で、今日は早めに寝よっと。
当面の予定…
悲しき日々の続き&翼の挿絵をちょびちょび増やす予定です。
第五話 「登校準備」
「朝だぞぉおおおぉ!!」
「!?」
全裸で牢屋の隅に蹲る様にして寝ていた翼を、美鶴は大声を上げて起こした。やがて、その声に反応して目覚めた翼は、ゆっくりと目を開け辺りを見渡す。
「朝ぁ?う~ん」
俺は寝ぼけ眼で牢屋の小窓を見上げる。
そこにはサンサンと太陽の光が射し込んでいた。
「ホラ、朝飯だ」
専用の小口から、牛乳がたっぷり染み込んだバナナ入りのコーンフレークが入った鉄皿が翼の牢屋に差し入れされる。
「…」
(普通の朝食だ…これなら食べられるかも…)
昨夜の様な物とちがい、朝食として出された物はある程度まともな物だったためか、翼は抵抗なく朝食をムシャムシャと食べ始めた。
「おいしいか?」
「……うん…」
美鶴の問いに素直に頷く翼。
やがて翼が朝食を食べ終わり、空き皿を牢屋の外に出す。すると、皿の受け渡し時に美鶴は新しい体操着を鉄格子の隙間から牢屋の中に入れてきた。
「あっ…」
「それに着替えろ。流石に学校で全裸は不味いからな…」
翼は差し入れられた体操着を手に取ると、何やら不満があるのか着替える前に美鶴に質問をする。
「あの、…下着は?それに…上履きも…」
「あぁ…下着は不要だろ?どうせ破いたり汚したりするんだから。…あと、上履きは部屋から出る時に履かせてやるよ。…それと、昨日は裸足で連れ回して悪かったな…今日から外に出る時は、部屋の外に設置してある下駄箱を利用してくれ」
美鶴の説明に半分以上納得がいかない翼だが、これ以上全裸で居るのも嫌だったため、渋々渡された体操着を着こみ始めた。
「…あれ?なんかサイズが小さい……おい、サイズは幾つだよ」
「130」
「130!?なんだよそれ!」
「黙って着替えろ、別に入らないわけじゃないだろ?」
確かに着られないことは無い。だが、実際に翼がそれを着用すると、シャツの青く縁取りされた部分が腕や首に食い込み、さらに短パンは股下の部分が殆ど無いという状態だ。
「なかなかエロいなww」
美鶴は着替え終わった俺の体操着姿をジロジロと見つめてくる。
なんだかいつも着ていた服なのに、俺は急に恥ずかしくなってきた。
「恥ずかしいのか?」
「!?…べ、別に…」
「でもさ、顔が真っ赤だよww」
「なっ…」
平静を装っていた翼だが、いつの間にか顔面は真っ赤に染まりきっている。それを美鶴に指摘されると、翼は体をモジモジさせながら頭を下に俯かす。
バタン!
「おっはー!翼ちゃんww」
「迎えに来たぞ」
「登校時間だぞ~」
突如、部屋の扉が開いたかと思うと、ドタドタと荒々しく下っ端三人組みが突入してきた。
「遅い、とっくに翼は餌を食い終わって体操着に着替え終わっているぞ」
美鶴は入ってきた下っ端達にそう言い、さっそく仕事を与える。
「お前等、牢屋に入って翼を後ろ手に手錠で拘束しろ」
「了解~」
「ういっす」
「かしこまり~」
下っ端達は総出で牢屋の中に入り翼を三人がかりで押さえつけると、翼の腕を後ろに回して手錠を嵌めた。
「卑怯だぞ!手錠を外せよ!おい、外せって…むぐぅ!」
「どうだ、翼?」
大声で喚く翼の口に、下っ端の一人が何処からか持ってきたボールギャグを無理やり押し込んで装着させる。
「美鶴さん、このオプションどうです?駄目ですかね?」
「まぁ、教室でギャーギャー喚かれるのも迷惑だしな…いいだろう。よし、翼を牢屋から出せ」
美鶴はボールギャグの使用を認めると、拘束された翼を牢屋から出すように命じた。そして、下っ端達に引きずられながら牢屋から出てきた翼の首輪に美鶴は鎖を取り付ける。
「うぅん!…きゃねえぇかぁ!…はんがぁあ!」
まともに喋ることが出来ない翼は、意味不明の言葉を美鶴に向って叫ぶ。
「はぁ?…ごめん翼。僕は犬語なんて解らないよwww」
美鶴は吹き出しそうな表情を浮かべ、半笑いで翼に答えた。その様子に、終始二人のやりとりを見ていた下っ端達が一斉に笑いだす。
「ちょwww翼www」
「面白すぎだろww」
「やべぇww可笑しくてたまんねぇww」
「おいおい、あんまり笑うなよww可哀想だろwwさて、教室に向うかww」
美鶴は下っ端達に俺を笑うなと言っているけど、どう見ても一番笑っているのは美鶴だ。
この時、俺は無意識に涙をボロボロと流しながら泣いていた。
やがて美鶴は翼に上履きを履かせると、嫌がる翼を鎖で無理やり引っ張りながら下っ端達と共に教室を目指して歩き出し始める。
ついにクラスメイトに公開だww
「!?」
全裸で牢屋の隅に蹲る様にして寝ていた翼を、美鶴は大声を上げて起こした。やがて、その声に反応して目覚めた翼は、ゆっくりと目を開け辺りを見渡す。
「朝ぁ?う~ん」
俺は寝ぼけ眼で牢屋の小窓を見上げる。
そこにはサンサンと太陽の光が射し込んでいた。
「ホラ、朝飯だ」
専用の小口から、牛乳がたっぷり染み込んだバナナ入りのコーンフレークが入った鉄皿が翼の牢屋に差し入れされる。
「…」
(普通の朝食だ…これなら食べられるかも…)
昨夜の様な物とちがい、朝食として出された物はある程度まともな物だったためか、翼は抵抗なく朝食をムシャムシャと食べ始めた。
「おいしいか?」
「……うん…」
美鶴の問いに素直に頷く翼。
やがて翼が朝食を食べ終わり、空き皿を牢屋の外に出す。すると、皿の受け渡し時に美鶴は新しい体操着を鉄格子の隙間から牢屋の中に入れてきた。
「あっ…」
「それに着替えろ。流石に学校で全裸は不味いからな…」
翼は差し入れられた体操着を手に取ると、何やら不満があるのか着替える前に美鶴に質問をする。
「あの、…下着は?それに…上履きも…」
「あぁ…下着は不要だろ?どうせ破いたり汚したりするんだから。…あと、上履きは部屋から出る時に履かせてやるよ。…それと、昨日は裸足で連れ回して悪かったな…今日から外に出る時は、部屋の外に設置してある下駄箱を利用してくれ」
美鶴の説明に半分以上納得がいかない翼だが、これ以上全裸で居るのも嫌だったため、渋々渡された体操着を着こみ始めた。
「…あれ?なんかサイズが小さい……おい、サイズは幾つだよ」
「130」
「130!?なんだよそれ!」
「黙って着替えろ、別に入らないわけじゃないだろ?」
確かに着られないことは無い。だが、実際に翼がそれを着用すると、シャツの青く縁取りされた部分が腕や首に食い込み、さらに短パンは股下の部分が殆ど無いという状態だ。
「なかなかエロいなww」
美鶴は着替え終わった俺の体操着姿をジロジロと見つめてくる。
なんだかいつも着ていた服なのに、俺は急に恥ずかしくなってきた。
「恥ずかしいのか?」
「!?…べ、別に…」
「でもさ、顔が真っ赤だよww」
「なっ…」
平静を装っていた翼だが、いつの間にか顔面は真っ赤に染まりきっている。それを美鶴に指摘されると、翼は体をモジモジさせながら頭を下に俯かす。
バタン!
「おっはー!翼ちゃんww」
「迎えに来たぞ」
「登校時間だぞ~」
突如、部屋の扉が開いたかと思うと、ドタドタと荒々しく下っ端三人組みが突入してきた。
「遅い、とっくに翼は餌を食い終わって体操着に着替え終わっているぞ」
美鶴は入ってきた下っ端達にそう言い、さっそく仕事を与える。
「お前等、牢屋に入って翼を後ろ手に手錠で拘束しろ」
「了解~」
「ういっす」
「かしこまり~」
下っ端達は総出で牢屋の中に入り翼を三人がかりで押さえつけると、翼の腕を後ろに回して手錠を嵌めた。
「卑怯だぞ!手錠を外せよ!おい、外せって…むぐぅ!」
「どうだ、翼?」
大声で喚く翼の口に、下っ端の一人が何処からか持ってきたボールギャグを無理やり押し込んで装着させる。
「美鶴さん、このオプションどうです?駄目ですかね?」
「まぁ、教室でギャーギャー喚かれるのも迷惑だしな…いいだろう。よし、翼を牢屋から出せ」
美鶴はボールギャグの使用を認めると、拘束された翼を牢屋から出すように命じた。そして、下っ端達に引きずられながら牢屋から出てきた翼の首輪に美鶴は鎖を取り付ける。
「うぅん!…きゃねえぇかぁ!…はんがぁあ!」
まともに喋ることが出来ない翼は、意味不明の言葉を美鶴に向って叫ぶ。
「はぁ?…ごめん翼。僕は犬語なんて解らないよwww」
美鶴は吹き出しそうな表情を浮かべ、半笑いで翼に答えた。その様子に、終始二人のやりとりを見ていた下っ端達が一斉に笑いだす。
「ちょwww翼www」
「面白すぎだろww」
「やべぇww可笑しくてたまんねぇww」
「おいおい、あんまり笑うなよww可哀想だろwwさて、教室に向うかww」
美鶴は下っ端達に俺を笑うなと言っているけど、どう見ても一番笑っているのは美鶴だ。
この時、俺は無意識に涙をボロボロと流しながら泣いていた。
やがて美鶴は翼に上履きを履かせると、嫌がる翼を鎖で無理やり引っ張りながら下っ端達と共に教室を目指して歩き出し始める。
ついにクラスメイトに公開だww
第四話 「亀頭責め」
「5~6センチってとこかな、翼の勃起したチンコの長さは。ふぅ…飼い主としてペットのあらゆるスペックを理解しないとね」
「ぐぅうぅ……」
美鶴は勃起した翼の性器の長さを大雑把に測り、メモ帳のような物に記録する。
「…よし、次は中途半端に被った皮を剥くぞ。おい、誰か翼のバナナを剥きたい奴はいるか?」
「俺が剥きます!」
「いいだろう、お前に任せる」
下っ端の一人が美鶴の呼び掛けに勢いよく名乗り出ると、笑みを浮かべながら翼にジリジリと詰め寄った。
「来るな!来るな!!」
「今からお前の小さくて短いバナナの皮を剥いてやるよww」
「やだぁあぁ!やぁあ…うんぁああ」
「剥いてやるんだから喜べよ…」
嫌がる翼の勃起した性器を掴むと、下っ端はゆっくりと性器に半分以上覆い被さった皮を剥き始める。
「やぁああ…やめてぇえ」
「悪いことはしてないぞ?そんなに嫌がるなよ…」
「やだぁ!触るなぁ!やめろぉおおお!」
下っ端が皮をカリの部分まで捲り上げると、今まで上の部分しか見えていなかった翼のピンク色の亀頭が完全に姿を現した。
「あぁ…」
「いい感じだな…美鶴さん、終わりましたよ!」
翼の性器の皮をある程度剥き終わると、下っ端が振り向き美鶴にそう告げる。それに対して美鶴は満足げな表情を浮かべて頷き、下っ端を自分の元に呼び戻す。
「さてと、これで全ての準備は整ったな…仕上げだ!」
美鶴はそう言うと再びホースを手に持ち、ホースの先端部分のノズルを別の物に交換し始める。やがてそれに連動して、下っ端達も所定の位置に付き美鶴の指示を待つ。
「用意はいいか?…よし、水を出せぇ!」
下っ端の一人が美鶴の掛け声と共に、再び水道の蛇口を全開に開放する。すると、先程のように荒々しい水流では無いが、美鶴の握るホースの先端から細いレーザーのような水が吹き出し、翼のズル剥け状態の亀頭を目掛けて一直線に冷水が進む。
「うあぁあああぁあああぁ!痛いぃ!やめでぇえぇええ!!やぁぁああああああ!」
亀頭に冷水が直撃して絶叫をあげる翼。ノズルから噴射される冷水は特殊な方法で圧縮され、その水圧は通常の何倍にも引き上げられている。翼が絶叫するのは当たり前だ。しかも、普段から露出していない亀頭に当てられているのだから、通常時の数倍の苦痛が翼を襲っているのだろう。
「やぁあぁああ!!やめでぇええぇえ!やめでぇえよおぉおおぉおお!!」
必死に冷水を避けようとする翼だが、拘束されているせいで美鶴のホーミングからまったく逃れることが出来ず、常にピンポインで亀頭を水責めされる。
「どうだ、翼!気持ちいいだろう!」
「もうぉやめでぇええぇええ!痛いぃ!いだぁいぃよぉお!!お願いぃいやめでぇえええ!!」
「チンカスは全部吹き飛んだかな?……………ちっ……おい、水を止めろ。翼が限界らしい」
亀頭に走る激痛に狂った様に絶叫する翼。さすがに美鶴もかわいそうだと思ったのか、早々に水責め中断することにした。
「うぁあぁあ…あぁ…酷いよぉお…酷過ぎるよぉ…なんで…」
地獄の様な亀頭責めから解放された翼だが、自身に対するあまりにも理不尽で屈辱的な扱いにワンワンと号泣し始める。
「うぅうう…うぅううう…」
やがて、ついさっきまでビンビンに勃起していた性器もいつの間にか皮を被って萎んでいた。
「あちゃ~、少しやり過ぎたかな?……今日はこの辺でやめてやるかな…」
美鶴はボソボソとそう言うと、下っ端達に翼の拘束を解除させて牢屋に戻すように命令する。そして、再び牢屋に入れられた翼は美鶴の方を向きこう言う…
「こっから出せよ…俺を寮に帰せよ!もう十分楽しんだだろ!!…帰してよぉ」
「黙れ、お前の部屋は今日から一生ここだ!この犬小屋なんだよ。…それじゃ、また明日な!」
「え、ちょっと…」
翼の問いに答えると、美鶴は下っ端達と共に翼を一人牢屋に投獄したまま部屋を後にする。
「おやすみ翼ちゃんww」
「バイバイww」
「夜中にシコるなよ、じゃあな変態犬ww」
部屋の扉が閉められる瞬間、下っ端三人組みが笑顔で翼に向って各々おやすみの言葉を告げた。
「待って…待ってよぉ…行かないでぇよぉ…うぅうう……ここから出してぇ…うぅ」
震えた声で翼は美鶴達を引きとめようとするが、すでに扉は閉められている。
「あぁあ…あぁあああ…」
たった一人牢屋に入れられたまま部屋に残された翼。この時、なんとも言えない絶望感が翼を包み込んでいた。
あれ?…イってないですね。(ツギコソ!
「ぐぅうぅ……」
美鶴は勃起した翼の性器の長さを大雑把に測り、メモ帳のような物に記録する。
「…よし、次は中途半端に被った皮を剥くぞ。おい、誰か翼のバナナを剥きたい奴はいるか?」
「俺が剥きます!」
「いいだろう、お前に任せる」
下っ端の一人が美鶴の呼び掛けに勢いよく名乗り出ると、笑みを浮かべながら翼にジリジリと詰め寄った。
「来るな!来るな!!」
「今からお前の小さくて短いバナナの皮を剥いてやるよww」
「やだぁあぁ!やぁあ…うんぁああ」
「剥いてやるんだから喜べよ…」
嫌がる翼の勃起した性器を掴むと、下っ端はゆっくりと性器に半分以上覆い被さった皮を剥き始める。
「やぁああ…やめてぇえ」
「悪いことはしてないぞ?そんなに嫌がるなよ…」
「やだぁ!触るなぁ!やめろぉおおお!」
下っ端が皮をカリの部分まで捲り上げると、今まで上の部分しか見えていなかった翼のピンク色の亀頭が完全に姿を現した。
「あぁ…」
「いい感じだな…美鶴さん、終わりましたよ!」
翼の性器の皮をある程度剥き終わると、下っ端が振り向き美鶴にそう告げる。それに対して美鶴は満足げな表情を浮かべて頷き、下っ端を自分の元に呼び戻す。
「さてと、これで全ての準備は整ったな…仕上げだ!」
美鶴はそう言うと再びホースを手に持ち、ホースの先端部分のノズルを別の物に交換し始める。やがてそれに連動して、下っ端達も所定の位置に付き美鶴の指示を待つ。
「用意はいいか?…よし、水を出せぇ!」
下っ端の一人が美鶴の掛け声と共に、再び水道の蛇口を全開に開放する。すると、先程のように荒々しい水流では無いが、美鶴の握るホースの先端から細いレーザーのような水が吹き出し、翼のズル剥け状態の亀頭を目掛けて一直線に冷水が進む。
「うあぁあああぁあああぁ!痛いぃ!やめでぇえぇええ!!やぁぁああああああ!」
亀頭に冷水が直撃して絶叫をあげる翼。ノズルから噴射される冷水は特殊な方法で圧縮され、その水圧は通常の何倍にも引き上げられている。翼が絶叫するのは当たり前だ。しかも、普段から露出していない亀頭に当てられているのだから、通常時の数倍の苦痛が翼を襲っているのだろう。
「やぁあぁああ!!やめでぇええぇえ!やめでぇえよおぉおおぉおお!!」
必死に冷水を避けようとする翼だが、拘束されているせいで美鶴のホーミングからまったく逃れることが出来ず、常にピンポインで亀頭を水責めされる。
「どうだ、翼!気持ちいいだろう!」
「もうぉやめでぇええぇええ!痛いぃ!いだぁいぃよぉお!!お願いぃいやめでぇえええ!!」
「チンカスは全部吹き飛んだかな?……………ちっ……おい、水を止めろ。翼が限界らしい」
亀頭に走る激痛に狂った様に絶叫する翼。さすがに美鶴もかわいそうだと思ったのか、早々に水責め中断することにした。
「うぁあぁあ…あぁ…酷いよぉお…酷過ぎるよぉ…なんで…」
地獄の様な亀頭責めから解放された翼だが、自身に対するあまりにも理不尽で屈辱的な扱いにワンワンと号泣し始める。
「うぅうう…うぅううう…」
やがて、ついさっきまでビンビンに勃起していた性器もいつの間にか皮を被って萎んでいた。
「あちゃ~、少しやり過ぎたかな?……今日はこの辺でやめてやるかな…」
美鶴はボソボソとそう言うと、下っ端達に翼の拘束を解除させて牢屋に戻すように命令する。そして、再び牢屋に入れられた翼は美鶴の方を向きこう言う…
「こっから出せよ…俺を寮に帰せよ!もう十分楽しんだだろ!!…帰してよぉ」
「黙れ、お前の部屋は今日から一生ここだ!この犬小屋なんだよ。…それじゃ、また明日な!」
「え、ちょっと…」
翼の問いに答えると、美鶴は下っ端達と共に翼を一人牢屋に投獄したまま部屋を後にする。
「おやすみ翼ちゃんww」
「バイバイww」
「夜中にシコるなよ、じゃあな変態犬ww」
部屋の扉が閉められる瞬間、下っ端三人組みが笑顔で翼に向って各々おやすみの言葉を告げた。
「待って…待ってよぉ…行かないでぇよぉ…うぅうう……ここから出してぇ…うぅ」
震えた声で翼は美鶴達を引きとめようとするが、すでに扉は閉められている。
「あぁあ…あぁあああ…」
たった一人牢屋に入れられたまま部屋に残された翼。この時、なんとも言えない絶望感が翼を包み込んでいた。
あれ?…イってないですね。(ツギコソ!
苦手な三次
ショタと関係無い話は避けてますが…今日は話すぜ!
帰りにDTをプレイしようと思ってダイエーに寄ったんですが、うぅ…3次ショタが張り付いてました。(ウゼー
しかも、プレイしないで見てるだけだし。まぁ、結局追っ払ってやったんですけどねwww(サイテイデス
んで、コイン投入してプレイを始めた訳ですよ。でもね、3次ショタが画面をガン見してるのですよ(ミンナヨ
やりづらいったらありゃしないよ。
結局3~4回でビーストちゃんが降臨したのでとっとと退散。
そうそう、帰り際にムカつく3次ショタにダブったカードをプレゼントしました。
…か、勘違いするでないぞ!俺はカスを押しつけただけなんだからね!
帰りにDTをプレイしようと思ってダイエーに寄ったんですが、うぅ…3次ショタが張り付いてました。(ウゼー
しかも、プレイしないで見てるだけだし。まぁ、結局追っ払ってやったんですけどねwww(サイテイデス
んで、コイン投入してプレイを始めた訳ですよ。でもね、3次ショタが画面をガン見してるのですよ(ミンナヨ
やりづらいったらありゃしないよ。
結局3~4回でビーストちゃんが降臨したのでとっとと退散。
そうそう、帰り際にムカつく3次ショタにダブったカードをプレゼントしました。
…か、勘違いするでないぞ!俺はカスを押しつけただけなんだからね!
第三話 「無慈悲な扱い」
「…やっと食い終わったか。…うわっ、もう8時半かよ」
途中、翼の撮影会が入ったせいもあり、翼が食事を食べ終わるのに結局1時間以上も掛ってしまい、美鶴は予定が狂ったのか少し困った表情を浮かべている。
「…アイツ等を呼びだすか」
美鶴は少し考えた後、下っ端の三人組みを呼び出すことに決めたのか、携帯でリーダー各の下っ端に電話を掛け始める。
「……ああ、一人じゃ無理そうなんでな…頼むぞ…」
簡単な要件だけ伝え、美鶴はさっさと携帯を切った。
(あの三人組みをここに?…今度は何をするつもりなんだ…)
しばらくすると部屋の外からガヤガヤと声が聞こえてくる。どうやら下っ端三人組みが到着したようだ。
「ん?到着したのか?」
美鶴が部屋の扉の方に顔を向けると同時に勢いよく扉が開き、下っ端三人組みが部屋に入ってくる。
「美鶴さん、お待たせしました」
「お待たせしました」
「お股…お待たせしました」
「随分早かったなお前等。…それじゃ早速実行しますかね。…おい、誰か翼を後ろ手に拘束して牢屋から出せ」
牢屋に一番近い下っ端の一人が床に置いてある手錠を拾い牢屋の中に入ると、暴れる翼を押さえつけて後ろ手に拘束し始める。
「離せぇ!離せよ!!」
「おい、大人しくしろ!暴れても無駄だぞ!くっ…コイツ…誰か補助してくれ…」
所詮は温室育ちのお坊ちゃま。一対一では翼を屈伏させることが出来ず、仲間に応援を求めた。
「まったく…貧乏人も侮れんな。待っていろ、今行くぞ」
「くっ………や、やめろぉ!」
翼は二人相手によく健闘したが二対一では分が悪く、結局後ろ手に押さえつけられて再び手錠を嵌められてしまう。
「くそっ…」
「手間掛けさせやがって…ペッ!」
予想以上の翼の抵抗にイラついたのか、下っ端の一人が翼の顔に唾を吹きかける。
「やぁ…てめぇー!何しやがる!」
その行為に激怒した翼は大暴れし始め、唾をかけてきた下っ端に向って体当たりをして牢屋の壁に叩きつけた。だが、それに対しやられた下っ端も黙っておらず、もう一人に翼を抱き締めさせて身動きとれない状態にすると、お返しとばかりに翼の腹をけり飛ばす。
「ぐあぁあ!!」
腹部をけり飛ばされ、その苦痛に苦悶の表情を浮かべる翼。
「この貧乏人が!もう…」
「いつまで僕の翼で遊ぶつもりだ!!さっさと連れてこい!」
下っ端が翼にもう一撃入れようとしたその時、美鶴が大声を上げてそれを静止した。その声に我に帰った下っ端の一人は美鶴に平謝りすると、もう一人の下っ端と共に暴れる翼を牢屋から連れ出した。
「翼、ペットになるって誓っただろ?あんまり抵抗すると、今のよりキツイお仕置きするぞ?」
「うっ……」
美鶴の「お仕置き」の言葉に急に大人しくなる翼。
「脅さないと言うことを聞かないなんて……ふん、バカな犬だ。」
そう翼を罵倒しながら美鶴は翼の首輪に短い鎖を繋げ、若干抵抗する翼を無理やり壁際まで移動させると、その鎖の先端を部屋の壁のフックに繋いだ。
「さぁ、これから翼の体の洗浄を開始するぞ。お前ら蛇口にホースを付けろ、あぁ…それと強水圧ノズルも忘れるな」
美鶴は翼に体を洗浄すると告げると、何やら下っ端達に下準備をさせる。
(洗浄…ホース…まさか!)
「美鶴さん、準備が出来ましたよ」
「…よし、水を出せ」
下っ端からホースを受け取った美鶴は、今度は水を流せと命じた。
「了解~!」
そう言って下っ端が蛇口を全開にひねる。次の瞬間、それを見ていた翼が強張った表情で叫ぶ。
「ま、待てぇええ!!」
美鶴の意図をハッキリと理解した翼は美鶴に行為の停止を訴えるが、その翼の悲痛な叫びも虚しく、ホースの先端からは勢いよく翼の体に向って冷水が噴き出した。
「うあぁあああああああ!」
容赦ない冷水責めに耐えられず、思わず絶叫を上げる翼。短い鎖で繋がれているため、しゃがむことも背を向けることも出来ない。
「どうだ、気持ちいいだろ?今日はいっぱい汗を搔いたんだから遠慮するなよ、翼ちゃんv」
「ぶあっ!やめでぇええぇええぇええ!づめぇだいよぉ!!」
絶叫する翼を無視し、美鶴は翼の体に冷水を頭の先からつま先まで満遍なく浴びせる。
「だずげでぇええぇえ!!おねがいぃいい!もぉうやめでぇえええ!!」
冷水責めと家畜のような扱を受けて泣き叫ぶ翼に、下っ端達は大笑。
「翼かわいそうwww」
「やべぇwなんか興奮するなwww」
「最高にスカッとするぜwww」
美鶴はある程度翼を冷水責めで痛ぶると、一度下っ端に水を止めるようにと命令した。
その命令に下っ端達はいまいち刺激が足りなかったのか、水を止めた後に美鶴にこう尋ねる。
「美鶴さん…もういいんですか?」
その質問に対して、美鶴は半笑いで答えた。
「安心しろ、僕もこれで終わりにする気はないよ。さて、さっそくだが次の仕事だ。お前らで翼を「気持ちよく」してあげてこい」
「え?気持ちよく…………あぁ!解りましたよ、美鶴さん!任せてください!」
美鶴のオーダーを理解した下っ端の1人は、他の下っ端達に真意を説明。それを聞いた他の下っ端は少しテンションが上がり興奮し始める。
「おぉ!おもしろそうww」
「悲惨だなぁwww」
やがて三人組はニヤニヤしながら、冷水責めで弱っている翼に詰め寄り始めた。
「はぁ…はぁ…な、なにを…俺に…する気…だ…」
「気持ちよくさせてやるんだよ、お前ら二人は乳首を責めろ。俺は「本体」を責めるw」
「ラジャーww」
「ブ…じゃなくて、…ラジャーww」
乳首担当になった二人は、翼の後ろに回り込みそれぞれ翼の両肩を片手で掴むと、残った方の腕の人差し指で翼の薄いピンク色のかわいらし突起物をグリグリと責め立てる。
「な、触るな!やめろぉ!」
「落ち着け、こっちが本命だ…」
「……やぁ!そこは…」
翼の性器担当は、翼の前にしゃがみ込んでツンツンと翼の性器を突っ突き出す。
「やぁめろ…やめてよぉ…」
「オラオラ~さっさと起たせろよ、糞チンコをよぉ。美鶴さんがお待ちだぞ」
次第に下っ端達の手付きもいやらしくなり、必死に責めに耐えていた翼もついに持続的に与えられる甘い刺激に耐えられなくなり、幼い性器がピクピクと反応を始める。
「だめぇ…やだぁあ!やだぁああ!うわぁあああああ!」
「美鶴さん、始まりましたよ、翼の勃起!…おい、乳首責はもう十分だ」
下っ端達が一斉に翼から離れ距離を取る。そして、美鶴を含む全員で翼の勃起を眺め始めた。
「もう止まらないでしょ、あの変態雄犬はww」
「美鶴さんも何か変態犬に言ってやってくださいよww」
「…あぁ、そうだな。……僕のクラスにマゾ犬が紛れ込んでいたなんてビックリしたよ。まぁ。生まれた時から俺達エリートの犬になることは決まっていたんだろうけど…」
「ん?美鶴さんの言葉に犬のチンコが反応したぞwww」
それは駄目押しの言葉責めだった。翼は言われなき屈辱的な言葉の数々に怒りはしていたものの、それよりも結果的には羞恥心の方が勝ってしまっていたのだ。
「あぁぁあ…ちがうぅ…変態じゃないぃ…やぁあ…戻ってよぉ…」
こうなったら勃起はもう止められない。次々に浴びせられる罵倒にピクピクと反応して伸び続ける翼の性器。
「見るなぁ…お願いだからぁ…こっち見ないでよぉ…」
やがて、一定の長さに達するとそこで勃起は止まり、ただ度々ヒクヒクと動くだけになった。すると、その様子に美鶴はボソッとこう言い放つ…
「もう限界サイズかな…」
美鶴とその下っ端達の眼前には、自身の性器を限界まで勃起させられて涙を流す翼の惨めで卑猥な光景が広がっていた。
うぎゃ…中途半端やなぁ。
第二話 「恥辱の食事」
第三体育倉庫から出た後、美鶴は下っ端の3人組みを寮に返し、一人翼を鎖で先導して本館の地下室に入っていった。
「本館にこんな地下室があったなんて…」
「ここもパパが作ってくれたんだ。さぁ、もうすぐ翼がこれから過ごす犬小屋に到着するぞ」
「犬小屋って…」
薄暗い地下室を進む二人、やがて眼前に小さな鉄扉が見えてくる。美鶴は鉄扉の前までくると、制服のポッケから鍵束を取り出し扉の鍵を解除。そして、鈍い錆びた金属音を立てながら鉄扉を美鶴が開くと、中には和式便器と小さな窓が付いた牢屋が見える。
「ま、まさか…こんな場所で生活を?」
「嫌ならいいよ、あの拷問を再開するだけだから」
「……文句……ないです」
翼は顔を俯かせて美鶴にそう告げた。
「よしよし、翼はお利口さんだねvそれじゃあ、さっそく翼を犬小屋の中に入れて上げるよ」
美鶴はそう言って牢屋の扉を開けると、翼を牢屋の中に招き入れて首輪の鎖を外して翼を牢屋に閉じ込める。
「さぁ、手錠も外すから後ろを向け」
万が一のことを考え、美鶴は翼を後ろ手に拘束している手錠をあえて翼が牢屋に入った後に鉄格子越しに外す。美鶴の抜かりない行動に、翼は逃げだす最後のチャンスすら与えてもらえなかったのだ。
「…俺をこんな所に監禁してどうするんだ?」
「さぁ?まだ決めていないよ、そんなこと。とりあえず夕食の時にまた来るからさ」
「ちょ、待てよ!…待ってよぉ!」
翼の静止を無視し、美鶴は翼の牢屋のある部屋から立ち去る。その後、一人牢屋の中に取り残された翼は牢屋の隅に蹲り大声で泣き始めた。
あれからどのくらいの時間が経過しただろう…
いつの間にか牢屋には電気が付いている。
どうやら俺は泣き疲れて寝てしまったみたいだ。
「おい、起きろよ!ゴハンの時間だぞ」
「!?」
部屋の入口には、夕食らしき物が乗ったトレーを持った美鶴の姿が見える。やがて美鶴は翼の牢屋の目の前までやってきて、そこにしゃがみ込んだ。
「ほら、うまそうだろ翼?」
美鶴の手には、今日の献立のメニューであるハンバーグ、ごはん、サラダが盛ってある皿の乗ったトレーが握られている。
「うぅ………うん」
翼は先程の拷問ランニングで体力をかなり消費しており、すでに結構な空腹状態に陥っていた。翼は目の前にある夕食をゴクリと唾を飲みながら眺める。
「腹ぺこか?今食わせてやるからなぁ」
夕食を凝視する翼の様子から、翼の空腹を察した美鶴は飼い犬に餌を与えるような口調で翼にそう言うと、美鶴は空っぽの鉄製の大きな皿を床に置き、なんとその中に夕食をすべてぶち込み始め、スプーンでそれをグチャグチャにかき混ぜ始めたのだ。
「な、なにやってんだよ!!そのまま食べさせてくれよ!やめろって!」
目の前でご馳走がグチャグチャに混ぜられる様子に絶叫する翼。そんな翼に美鶴はこう答える。
「駄目、翼はペットなんだから。人間らしい食事なんてさせる訳無いだろう?…さぁ、仕上げだ」
グチャグチャに混ぜられた夕食の上に、美鶴はニヤニヤしながら仕上げと言って牛乳を掛ける。そして、完成した夕食を牢屋に空いている物の受け渡し専用の隙間から、翼の居る牢屋の中に差し入れる美鶴。
「さぁ、お食べ…」
「……」
差し出された夕食を無言で眺める翼。お腹は確かに減っているが、どうしてもそれに手をつける気にはなれなかった。
「ふぅ…食べ終わるまで待っていてやるよ」
美鶴は翼にそう言うと、部屋の隅に置かれたパイプ椅子を牢屋の前まで運び、それを簡単に組み立ててその上に座る。そして、翼が食事を始めるのを今か今かと待ちながら翼を眺め始める。
こんな犬の餌みたいなの食えるかよ…しかも美鶴の目の前で。
俺は空腹を抑えながら美鶴と夕食に背を向けた。
グ~
「!!…やぁ」
しばらくその場は沈黙に包まれていたが、翼の意図しない生理現象によってその沈黙は破られ、美鶴は翼の腹の音を聞き、クスクスと笑って喋りはじめる。
「翼…本当は腹ぺこで限界なんだろ?意地を張ってないで食えよ。冷めちゃうよ、翼の「エサ」」
「うぅ……」
美鶴にハッキリ餌だと言われてショックを受ける翼。だが、これ以上の抵抗に意味も見出せずにいた翼は、ついに鉄製の食器に手を伸ばすことにする。
「お、やっと餌を食べる気になったか」
「……」
せめてもの抵抗なのか、翼は食器を持つと再び美鶴に背を向け、美鶴に見えないようにそれを抱え込むと、スプーンを手に取り夕食をムシャムシャ食べ始めた。
「うぅん…うぅん……うぅん…」
「チッ!コソコソ食いやがって…おい!前を向いて食わないとお仕置きするぞ!」
「んぅ…」
お仕置きという言葉に反応し、やむをえず食事を中断する翼。この時、翼の脳裏を先程の過酷な仕打ちの記憶が横切る。
(また、あんな酷い事を…それなら…いっそ…従った方が…)
やがて翼は観念したのか、ほおを真っ赤に染めて美鶴の方に体を振りかえり、涙を流しながら食事を再開した。
「そうそう、素直にならなくちゃねw」
泣きながら全裸姿で夕食を食べる翼の姿に美鶴は満足すると、今度はズボンのポッケから携帯を取り出して、羞恥塗れの翼の写メや動画をあらゆる角度や方向から撮影し始める。
「撮るな!撮らないでよぉ!」
翼は必死に撮影を止めるように美鶴に頼むが、美鶴が翼の撮影を止めることはなく、結局携帯の容量がいっぱいになるまで、翼に対する恥辱の撮影会は終わらなかった。
次回はエロを含ませようかと…
第一話 「反攻の代価」
全寮制の私立中高一貫男子校、帝天学園。入学さえ出来れば、人生の勝ち組とまで言われるこの私立校。無論、この学園に通う生徒は全員高貴な身分である。…一部の生徒を除いての話だが。
「翼!俺のロッカーから、歴史Dと数学Ⅲの教科書持ってこい」
「くっ……分かったよ…」
俺の名前は-荒巻 翼。この帝天学園の1年生。
今日も俺は「エリート共」に奴隷のように扱われている…なぜだって?
それは俺が「特待生」だからだ。特待生って聞こえはいいけど、学園内での扱いは奴隷並み。制服も着ることが許されず、いつも専用の体操着を着せられている。
しかも、アイツらエリートの命令には逆らえない…逆らっても屈辱的な私刑をされるだけだ。それに教師だって俺達を助けてくれないし、外出も禁止されて親にも連絡出来ない。
まさにこの学園は「監獄」だ……
翼は強張った表情を浮かべながら命令通り教科書をロッカーから取り出し、それをクラスメイトに渡した。
「御苦労さんv頭撫でてやるよw」
少年はご褒美だと言って立ち上がると、翼の頭を乱暴に撫で回す。
「やめろ…飼い犬じゃ在るまいし」
翼は少年の腕を片手で振りほどき、少年に向ってそう言った。この翼の対応はごく当たり前のことだが、この学園では特待生が反抗的な態度を取るのは御法度。少年は翼の抵抗に腹を立て、翼に向って屈辱的な言葉を言い放つ。
「はぁ?お前ら特待生はタダ飯食らってんだから犬みたいなもんだろ?調子に乗んなよ。素直に尻尾振ってご主人様のご機嫌取ってりゃいいんだよ」
半笑いでそう言いながら翼の頭をポンポン叩く少年。その様子を見ていた周囲のエリート生徒も、皆挙ってクスクスと翼を見て笑っていた。
「くっ………だから犬じゃねぇよ!!もういい加減にしろ!」
入学してから一か月、少年の屈辱的な犬発言が引き金となって、ついに翼の堪忍袋の緒が切れた。翼は少年のワイシャツの胸倉を掴むと、思いっきり拳を握り絞めて少年の顔面を勢いよく殴り付ける。
「グハッ…」
教室中に「バキッ!」という音が響き渡り、教室内の生徒が一斉に翼達の方に視線を向けた。一方、翼に不意に殴られた少年は、殴られた衝撃でふらふらと地面に倒れ込む。
「……」
俺は奴が倒れこんで行く様を眺めながら、奴を殴ってしまったことに対して物凄く後悔した。
「うっ…翼ぁあ……僕をぉ…この天上院 美鶴様をぉ…殴ったのかぁああ!!」
美鶴は物凄い形相で翼を睨み付ける。美鶴の激怒した様子にしまったと思った翼は、スグに美鶴に対しての謝罪の言葉を述べる。
「す、すまない…ゆる…うっ!痛いっ!」
その場に立ち上がった美鶴は、翼が謝罪し終わる前に翼の髪の毛を鷲掴みにし、強引に翼をその場に膝まづかせる。
「いい覚悟だよ、お前をクラス評議に掛けてやる。…おい!みんな!今日の放課後に議会を開くぞ」
美鶴はクラス評議と呼ばれる裁判の様なものを開くと宣言する。それ対してクラスの大半を占めるエリート生徒は、美鶴の提案に挙って賛成した。
「野蛮な貧民に罰を!」
「暴力はいけないよな…」
「それ相応の罰を与えなきゃなぁ…」
翼はエリート生徒から飛び交う、自分に対しての非難の言葉に恐怖する。やがて担任が教室に入ってくると、何事もなかったようにエリート生徒は慌ただしく一斉に自分の席に着く。
「ん?何かあったのか?」
教室の異様な雰囲気を感じ取った担任は、クラス委員長でもある美鶴にそう尋ねる。すると美鶴は淡々した態度で担任に話しを始めた。
「先生、その…先程ちょっと問題がありまして、放課後に評議会を開こうと思うのですが…」
「あぁ…そうか、許可するが…ほどほどにしとけよ」
「ハイ!」
大体の事情を察した担任は、議題の内容を理解したうえであっさりと美鶴に「私刑」の許可を出す。
「……」
やっぱり担任は見て見ぬふりだ…
俺は一体どんな罰を美鶴達に受けさせられるのだろう。
その後も翼は放課後に行われる評議会のことばかり考えていた。
そして、あっと言う間に時間は経過していき、いつの間にか恐怖の放課後になっていた。
「…よーし!これから被告、荒巻 翼の起こした暴力事件についての評議を始めるぞ」
美鶴は大声で評議の開始を宣言するものの、結局、放課後の教室に残っているのは翼と美鶴を含む、その下っ端3人組みの5人だけだった。
「って!残ったのはお前らだけかよ…まぁ、好きなようにしろってことか…」
ブツブツ独り言を言いながら教卓の前をウロウロする美鶴。やがて下っ端に指示を出し、翼を押さえつけさせて何処かに向って移動し始める。
「離せよ…離せってばぁ!」
必死に抵抗する翼だが、流石に三人がかりで押さえつけられると何も出来ない。翼は拘束されたまま無理やり校舎内を歩かさせられ、無人の第三体育倉庫と呼ばれる場所に連れ込まれた。
「翼?この倉庫は誰の所有物か知っているか?」
「知るかよ…」
「正解はパパの出資で作ってもらった拷問部屋さぁ…」
「拷問???」
「拷問」という聞きなれない単語に反応する翼。これから自身に行われる行為を想像したのか、迫りくる恐怖に翼の全身がピクピクと震え始める。
「美鶴さん、コイツ震えていますよww」
下っ端の一人が笑いながらそう言った。そして、この時初めて自身が震えていることに気づく翼。
震えているのか?
なんで俺がこんな目に遭わなくちゃいけないんだ…貧乏だから?
そんなの変だよ…誰か助けて……俺は必至に心の中で助けを願った。
「怖いのか翼?おもしろい奴だなぁ……さて、拷問の下準備の開始だ。おい、コイツを翼に後ろ手で装着させろ」
「!!」
美鶴は一人の下っ端に手錠を投げつける。下っ端はそれを受け取ると、さっそく他の下っ端と共に暴れる翼をさらに強く押さえつけ、強引に腕を後ろ手にして無理やり手錠を嵌めた。その瞬間、人気のない体育倉庫に「ガチャリ」と手錠が嵌められる金属音が鳴り響く。
「ここまでするか普通…早く外せよ!」
後ろ手に手錠を嵌められた翼の抵抗は一段と強くなる。だが、しっかりと下っ端達に固定された体はピクリとも動かなかった。
「よしよし、お前らそのまま押さえつけていろよ」
何やら制服のポッケをモゾモゾと漁りながら、徐々に不気味な笑みを浮かべながら翼に詰め寄る美鶴。やがてポッケからカッターナイフを取り出すと、翼にそれをチラつかせながら「カチカチ」と音を立てて刃を伸ばしていく。
「な、なんだよ…これ以上俺に近寄るな!!うわぁああ!」
美鶴は翼の目の前まで来ると、持っていたカッターナイフで翼の体操着をゆっくりと切り刻み始めた。
「やめろぉ!やめろよ!」
「動くと怪我するぞ…」
ゆっくりと刃を上下に移動させて翼の体操着を中心から真っ二つに分断すると、美鶴は翼の切り裂かれた体操着を乱暴にビリビリと引き千切り始め、翼を上半身裸の状態にする美鶴。
「さぁて、お次は下の方だ。おい、全部脱がせ」
「ま、待て!」
美鶴はカッターナイフの刃を納めて再び制服のポッケに入れると、下っ端の一人に翼の短パンと下着をズリ下げるように命令した。
「やだぁ!その手を退けろよ!やめろぉおおおおお!」
翼の必死の静止を求める叫びも虚しく、下っ端はニヤニヤしながら翼の履いている短パンの両脇に手をかけ、一気にそれを足元までズリ下ろす。
「やぁ…見るなぁ…」
「あぁ、下着も支給品だったな。今時ブリーフなんて惨めだねぇ」
「うぅ…」
顔を俯かせ、恥ずかしさで涙目になる翼。その様子を楽しそうに眺めて笑う美鶴と下っ端達。
「コイツ、中学生なのにブリーフかよww」
「おいおい、ペンで名前まで書いてあるぞww」
「お前ら!汚ねぇブリーフの見物はもういいだろ。……さて、翼。いよいよお前のアレを見せてもらうぞ」
そう言うと美鶴は俺のブリーフに手を伸ばし、ゆっくりと下ろし始めた。
これ以上は耐えなれないと思った俺は、美鶴に屈辱的な謝罪をすることにした。
「み、美鶴…くん。もう、俺をゆるしてください。今朝の事は本当に反省してる…あっ!」
美鶴は翼を完全に無視してブリーフを下ろし、短パンと一緒に翼の体から無残にも剥ぎ取る。
「お前、僕が許すとでも思っているのか?馬鹿だなぁ…ん?これは…」
一糸纏わぬ姿で性器を露わにされた翼。まだ未成熟なその幼い肉体には薄いピンク色の突起物がそそり立ち、下半身には皮を被った小さな性器がだらしなく垂れ下がっていた。
「チン毛だと?生意気な奴…こんな物!」
「痛い!」
大人への一歩である陰毛を翼の性器に見つけた美鶴は、まだ数えるほどしか生えていないそれをブチブチと抜き始める。
「やめてぇ…痛い!痛いよぉ!」
「ふぅ、これでガキのかわいいチンコに逆戻りだな。ざまぁみろ翼」
翼の陰毛を一歩足らず残さず抜き取った美鶴は、満足そうな笑みを浮かべながら立ち上がった。そして、美鶴は自分のバックの方に歩き出し、目の前でしゃがみ込むとバックを漁り出した。やがて中から黒光りする首輪と長い鎖を取り出すと、今度は翼の首に首輪を嵌めようと近寄って来る。
「こうでもしないと逃げちゃうからなぁ翼は。おい、翼の頭を上げろ」
「くっ…やめろぉ…」
下っ端の一人が翼の髪を鷲掴みにして、無理やり翼の顔を上げさせる。その間に美鶴は翼の首に首輪を嵌めこみロックし、そして首輪のリングに鎖を取り付けた。
(なんで…こんなこと)
「完成だ。……お前ら今まで御苦労だったな、もう翼を離してもいいぞ」
それまで翼を拘束していた下っ端達は、一斉に翼の体から手を離す。下っ端の拘束から解放された翼ではあったが、両腕を後ろ手に拘束され、服もすべて取りあげられていて首には鎖付きの首輪まで嵌められている。もはや逃げることは不可能な状態に陥っている。
「…これで満足か?俺をこんな格好にして。この変態野郎!」
股間を隠すような姿勢になりながら、強気で美鶴に向ってそう言う翼。
「はぁ?ショータイムはこれからだぞ翼」
美鶴はそう翼に言い返すと、翼の首に繋がれている鎖を思いっきり引っ張りながら翼を無理やり倉庫の奥に連れ込んだ。
「くっ…もう帰してくれよ!!なぁ、聞いて…痛!」
抵抗する翼の尻を乱暴に蹴っ飛ばす下っ端。その後も下っ端達は翼の後ろにピッタリと張り付き、翼が抵抗する度に暴力を振る。
「うぅ…酷過ぎる…」
やがて、翼は抵抗することを止めて従順に美鶴の後に付いて歩き始めた。
「翼、この台の上に乗れ…ホラ!」
突然、美鶴は足を止めると、翼に目の前にある長方形の台の上に乗れと命令。暴行を恐れ、その命令に渋々了解した翼は言われた通りに台の上に乗っかる。
「これでいいのか?」
「あぁ、そんなもんだろ…」
美鶴はそう言うと、今度は手に持っていた鎖を台の奥に立っている柱に結びつけ、翼と柱までの長さを調節し始めた。
「これぐらいかなぁ…計算上は問題無いはずだ…よし。……それでは荒巻 翼くん。待ちに待った拷問を開始するぞ」
拷問の開始が宣言された瞬間、美鶴は近くの端末を操作する。
「拷問って…うわっ!な、なんだ!床が!」
美鶴が端末のエンターキーを押すと、突然ノロノロと翼の乗せられた台がベルトコンベアーのように動き始める。
「とりあえず翼には、これからその調教用ルームランナーで42.195キロを時速20キロで走ってもらうぞ。もちろん走りぬいたら解放してやるよ」
「42…?待って…うわぁあああ!」
さらに美鶴は端末を操作し、ルームランナーの速度を20キロに引き上げた。
「ほら、頑張らないと死んじゃうよ、翼?」
「うっ…」
首輪の鎖を柱に固定されているため、強制的に全裸で後ろ手に拘束された状態でランニングを強要された翼。翼は必至にルームランナーの速度に食らいつき、全裸姿で恥辱塗れになりながら懸命に走る。
「くっ…はぁ…はぁ…はぁ…はぁ」
「まだまだ先は長いぞ、頑張れ翼!…ん?美鶴さん!見てくださいよ!翼の奴がチンチン振って声援に応えていますよwwww」
「あぁ、情けない姿だな。見ている此方が恥ずかしいよww」
翼の生死を掛けたランニング拷問を楽しそうに眺めて野次る美鶴達。翼は走らされながら、物凄い形相で美鶴達を横目で睨みつけた。
「美鶴さんアイツ…」
「いいよ、そのうち余裕もなくなるだろう」
それから十分が経過…翼は美鶴の予測通りに消耗し、どんなに屈辱的な言葉を投げられても反応せず、ひたすら前を向いて必死に走る。
そんな翼の全身からはジワジワと汗が噴き出し、翼の全身は自身の分泌した汗でコーティングされて汗塗れになり、体中がテカテカと妖しく輝いていた。
「はぁ…はぁ…はぁあ…はぁ……はぁ……あぁ…」
「おい翼、まだ5キロだぞ?もう限界か?」
「美鶴さん、本当に限界みたいですよ」
下っ端の一人が美鶴にそう言うと、美鶴当人もそう感じたのか翼に向ってアル提案を持ちかける。
「翼、もし僕の「ペット」つまり専属奴隷になるなら今すぐに開放してやるぞ?」
「はぁ…はぁ………はぁ…」
翼は美鶴の言葉には耳を傾けず、ただ苦しそうな表情を浮かべながら荒い息を上げて前を向いて走り続けた。しかし、さすがに意地を貫き通すつもりだった翼も限界を向かえ、ついに足を滑らせてルームランナーの上に倒れこんでしまった。
「あぁあああ…ぐるじぃいぃいい!」
もはや立ち上がることすら出来ない翼は、柱に繋がれた鎖に引きずられるようにルームランナーの上でジタバタともがき苦しむ。
「おい、このままじゃ本当に死ぬよ?こんな惨めな姿で死にたいのか?」
「やだぁああ…じにぃだくなぁいぃ…だずげてぇえ!…苦しぃ」
あまりの苦しみに涙を流して美鶴に命乞いを始める翼。まだ、中学1年生の身である翼には酷過ぎる仕打ちだったのだ。
「助けてやってもいいけど…僕をご主人様と認めてペットになるか?」
「なりまずうぅ…ぺぇッドぉでも…奴隷ぃでも…なんでもぉしまずぅ…あぁあああ…」
切羽詰まった翼は、なりふり構わず美鶴の条件を受け入れた。
否、これは受け入れさせられたと言うべきだろうか。
「まったく、素直に最初からペットになりますって言えばいいのに」
美鶴はブツブツ言いながら端末でルームランナーの電源を落とすと、柱の鎖を下っ端の一人に解かせた。
「はぁ…はぁ…た、助かったぁ…はぁ…ひゃ!!」
拷問から解放されてその場に倒れ込んだ翼に、美鶴はバックから取り出したペットボトルの水を翼の体に少量掛け、その後ペットボトルの飲み口を翼に付きつけて、その中見を少しずつ床に垂らし始める美鶴。
「翼、喉が渇いたろう?飲んでいいよ…だってお前はもう僕のペットなんだからv」
「うぅ…」
「ほら、早く食らいつかないと全部流れちゃうよ?」
差し出された水に有り付けば、自分が美鶴のペットだと再認識させられるだけだと思っていた翼だが、目の前をチョロチョロと流れ落ちる水に最高まで高まった喉の渇きが敏感に反応してしまい、ついに翼はプライドを捨ててペットボトルの飲み口を咥え込んだ。
「うぅん…うぅん…うぅん」
翼は物凄い勢いでゴクゴクと美鶴に差し出された水を飲み込む。全裸姿で首輪を嵌められて、主人に与えられる水に一心にしゃぶりつくその姿はまさに「犬」そのものである。
「美鶴さん、翼の奴は完全に堕ちましたね。おめでとうございます」
「おめでとうございます!」
「おも…おめでとうございます!」
みっともない翼の姿を見た下っ端の三人組みは、美鶴に向ってそう言った。
「おいおい、こんな貧乏人の一人や二人…これからの時代はペットとして所持するのは当然の時代だぞwwわははははははっ!」
美鶴は満足そうな表情でそう言うと、ペットボトルにしゃぶりつく翼の頭をやさしく撫で回した。
たまには学園ものを…え?狂ってる?
「翼!俺のロッカーから、歴史Dと数学Ⅲの教科書持ってこい」
「くっ……分かったよ…」
俺の名前は-荒巻 翼。この帝天学園の1年生。
今日も俺は「エリート共」に奴隷のように扱われている…なぜだって?
それは俺が「特待生」だからだ。特待生って聞こえはいいけど、学園内での扱いは奴隷並み。制服も着ることが許されず、いつも専用の体操着を着せられている。
しかも、アイツらエリートの命令には逆らえない…逆らっても屈辱的な私刑をされるだけだ。それに教師だって俺達を助けてくれないし、外出も禁止されて親にも連絡出来ない。
まさにこの学園は「監獄」だ……
翼は強張った表情を浮かべながら命令通り教科書をロッカーから取り出し、それをクラスメイトに渡した。
「御苦労さんv頭撫でてやるよw」
少年はご褒美だと言って立ち上がると、翼の頭を乱暴に撫で回す。
「やめろ…飼い犬じゃ在るまいし」
翼は少年の腕を片手で振りほどき、少年に向ってそう言った。この翼の対応はごく当たり前のことだが、この学園では特待生が反抗的な態度を取るのは御法度。少年は翼の抵抗に腹を立て、翼に向って屈辱的な言葉を言い放つ。
「はぁ?お前ら特待生はタダ飯食らってんだから犬みたいなもんだろ?調子に乗んなよ。素直に尻尾振ってご主人様のご機嫌取ってりゃいいんだよ」
半笑いでそう言いながら翼の頭をポンポン叩く少年。その様子を見ていた周囲のエリート生徒も、皆挙ってクスクスと翼を見て笑っていた。
「くっ………だから犬じゃねぇよ!!もういい加減にしろ!」
入学してから一か月、少年の屈辱的な犬発言が引き金となって、ついに翼の堪忍袋の緒が切れた。翼は少年のワイシャツの胸倉を掴むと、思いっきり拳を握り絞めて少年の顔面を勢いよく殴り付ける。
「グハッ…」
教室中に「バキッ!」という音が響き渡り、教室内の生徒が一斉に翼達の方に視線を向けた。一方、翼に不意に殴られた少年は、殴られた衝撃でふらふらと地面に倒れ込む。
「……」
俺は奴が倒れこんで行く様を眺めながら、奴を殴ってしまったことに対して物凄く後悔した。
「うっ…翼ぁあ……僕をぉ…この天上院 美鶴様をぉ…殴ったのかぁああ!!」
美鶴は物凄い形相で翼を睨み付ける。美鶴の激怒した様子にしまったと思った翼は、スグに美鶴に対しての謝罪の言葉を述べる。
「す、すまない…ゆる…うっ!痛いっ!」
その場に立ち上がった美鶴は、翼が謝罪し終わる前に翼の髪の毛を鷲掴みにし、強引に翼をその場に膝まづかせる。
「いい覚悟だよ、お前をクラス評議に掛けてやる。…おい!みんな!今日の放課後に議会を開くぞ」
美鶴はクラス評議と呼ばれる裁判の様なものを開くと宣言する。それ対してクラスの大半を占めるエリート生徒は、美鶴の提案に挙って賛成した。
「野蛮な貧民に罰を!」
「暴力はいけないよな…」
「それ相応の罰を与えなきゃなぁ…」
翼はエリート生徒から飛び交う、自分に対しての非難の言葉に恐怖する。やがて担任が教室に入ってくると、何事もなかったようにエリート生徒は慌ただしく一斉に自分の席に着く。
「ん?何かあったのか?」
教室の異様な雰囲気を感じ取った担任は、クラス委員長でもある美鶴にそう尋ねる。すると美鶴は淡々した態度で担任に話しを始めた。
「先生、その…先程ちょっと問題がありまして、放課後に評議会を開こうと思うのですが…」
「あぁ…そうか、許可するが…ほどほどにしとけよ」
「ハイ!」
大体の事情を察した担任は、議題の内容を理解したうえであっさりと美鶴に「私刑」の許可を出す。
「……」
やっぱり担任は見て見ぬふりだ…
俺は一体どんな罰を美鶴達に受けさせられるのだろう。
その後も翼は放課後に行われる評議会のことばかり考えていた。
そして、あっと言う間に時間は経過していき、いつの間にか恐怖の放課後になっていた。
「…よーし!これから被告、荒巻 翼の起こした暴力事件についての評議を始めるぞ」
美鶴は大声で評議の開始を宣言するものの、結局、放課後の教室に残っているのは翼と美鶴を含む、その下っ端3人組みの5人だけだった。
「って!残ったのはお前らだけかよ…まぁ、好きなようにしろってことか…」
ブツブツ独り言を言いながら教卓の前をウロウロする美鶴。やがて下っ端に指示を出し、翼を押さえつけさせて何処かに向って移動し始める。
「離せよ…離せってばぁ!」
必死に抵抗する翼だが、流石に三人がかりで押さえつけられると何も出来ない。翼は拘束されたまま無理やり校舎内を歩かさせられ、無人の第三体育倉庫と呼ばれる場所に連れ込まれた。
「翼?この倉庫は誰の所有物か知っているか?」
「知るかよ…」
「正解はパパの出資で作ってもらった拷問部屋さぁ…」
「拷問???」
「拷問」という聞きなれない単語に反応する翼。これから自身に行われる行為を想像したのか、迫りくる恐怖に翼の全身がピクピクと震え始める。
「美鶴さん、コイツ震えていますよww」
下っ端の一人が笑いながらそう言った。そして、この時初めて自身が震えていることに気づく翼。
震えているのか?
なんで俺がこんな目に遭わなくちゃいけないんだ…貧乏だから?
そんなの変だよ…誰か助けて……俺は必至に心の中で助けを願った。
「怖いのか翼?おもしろい奴だなぁ……さて、拷問の下準備の開始だ。おい、コイツを翼に後ろ手で装着させろ」
「!!」
美鶴は一人の下っ端に手錠を投げつける。下っ端はそれを受け取ると、さっそく他の下っ端と共に暴れる翼をさらに強く押さえつけ、強引に腕を後ろ手にして無理やり手錠を嵌めた。その瞬間、人気のない体育倉庫に「ガチャリ」と手錠が嵌められる金属音が鳴り響く。
「ここまでするか普通…早く外せよ!」
後ろ手に手錠を嵌められた翼の抵抗は一段と強くなる。だが、しっかりと下っ端達に固定された体はピクリとも動かなかった。
「よしよし、お前らそのまま押さえつけていろよ」
何やら制服のポッケをモゾモゾと漁りながら、徐々に不気味な笑みを浮かべながら翼に詰め寄る美鶴。やがてポッケからカッターナイフを取り出すと、翼にそれをチラつかせながら「カチカチ」と音を立てて刃を伸ばしていく。
「な、なんだよ…これ以上俺に近寄るな!!うわぁああ!」
美鶴は翼の目の前まで来ると、持っていたカッターナイフで翼の体操着をゆっくりと切り刻み始めた。
「やめろぉ!やめろよ!」
「動くと怪我するぞ…」
ゆっくりと刃を上下に移動させて翼の体操着を中心から真っ二つに分断すると、美鶴は翼の切り裂かれた体操着を乱暴にビリビリと引き千切り始め、翼を上半身裸の状態にする美鶴。
「さぁて、お次は下の方だ。おい、全部脱がせ」
「ま、待て!」
美鶴はカッターナイフの刃を納めて再び制服のポッケに入れると、下っ端の一人に翼の短パンと下着をズリ下げるように命令した。
「やだぁ!その手を退けろよ!やめろぉおおおおお!」
翼の必死の静止を求める叫びも虚しく、下っ端はニヤニヤしながら翼の履いている短パンの両脇に手をかけ、一気にそれを足元までズリ下ろす。
「やぁ…見るなぁ…」
「あぁ、下着も支給品だったな。今時ブリーフなんて惨めだねぇ」
「うぅ…」
顔を俯かせ、恥ずかしさで涙目になる翼。その様子を楽しそうに眺めて笑う美鶴と下っ端達。
「コイツ、中学生なのにブリーフかよww」
「おいおい、ペンで名前まで書いてあるぞww」
「お前ら!汚ねぇブリーフの見物はもういいだろ。……さて、翼。いよいよお前のアレを見せてもらうぞ」
そう言うと美鶴は俺のブリーフに手を伸ばし、ゆっくりと下ろし始めた。
これ以上は耐えなれないと思った俺は、美鶴に屈辱的な謝罪をすることにした。
「み、美鶴…くん。もう、俺をゆるしてください。今朝の事は本当に反省してる…あっ!」
美鶴は翼を完全に無視してブリーフを下ろし、短パンと一緒に翼の体から無残にも剥ぎ取る。
「お前、僕が許すとでも思っているのか?馬鹿だなぁ…ん?これは…」
一糸纏わぬ姿で性器を露わにされた翼。まだ未成熟なその幼い肉体には薄いピンク色の突起物がそそり立ち、下半身には皮を被った小さな性器がだらしなく垂れ下がっていた。
「チン毛だと?生意気な奴…こんな物!」
「痛い!」
大人への一歩である陰毛を翼の性器に見つけた美鶴は、まだ数えるほどしか生えていないそれをブチブチと抜き始める。
「やめてぇ…痛い!痛いよぉ!」
「ふぅ、これでガキのかわいいチンコに逆戻りだな。ざまぁみろ翼」
翼の陰毛を一歩足らず残さず抜き取った美鶴は、満足そうな笑みを浮かべながら立ち上がった。そして、美鶴は自分のバックの方に歩き出し、目の前でしゃがみ込むとバックを漁り出した。やがて中から黒光りする首輪と長い鎖を取り出すと、今度は翼の首に首輪を嵌めようと近寄って来る。
「こうでもしないと逃げちゃうからなぁ翼は。おい、翼の頭を上げろ」
「くっ…やめろぉ…」
下っ端の一人が翼の髪を鷲掴みにして、無理やり翼の顔を上げさせる。その間に美鶴は翼の首に首輪を嵌めこみロックし、そして首輪のリングに鎖を取り付けた。
(なんで…こんなこと)
「完成だ。……お前ら今まで御苦労だったな、もう翼を離してもいいぞ」
それまで翼を拘束していた下っ端達は、一斉に翼の体から手を離す。下っ端の拘束から解放された翼ではあったが、両腕を後ろ手に拘束され、服もすべて取りあげられていて首には鎖付きの首輪まで嵌められている。もはや逃げることは不可能な状態に陥っている。
「…これで満足か?俺をこんな格好にして。この変態野郎!」
股間を隠すような姿勢になりながら、強気で美鶴に向ってそう言う翼。
「はぁ?ショータイムはこれからだぞ翼」
美鶴はそう翼に言い返すと、翼の首に繋がれている鎖を思いっきり引っ張りながら翼を無理やり倉庫の奥に連れ込んだ。
「くっ…もう帰してくれよ!!なぁ、聞いて…痛!」
抵抗する翼の尻を乱暴に蹴っ飛ばす下っ端。その後も下っ端達は翼の後ろにピッタリと張り付き、翼が抵抗する度に暴力を振る。
「うぅ…酷過ぎる…」
やがて、翼は抵抗することを止めて従順に美鶴の後に付いて歩き始めた。
「翼、この台の上に乗れ…ホラ!」
突然、美鶴は足を止めると、翼に目の前にある長方形の台の上に乗れと命令。暴行を恐れ、その命令に渋々了解した翼は言われた通りに台の上に乗っかる。
「これでいいのか?」
「あぁ、そんなもんだろ…」
美鶴はそう言うと、今度は手に持っていた鎖を台の奥に立っている柱に結びつけ、翼と柱までの長さを調節し始めた。
「これぐらいかなぁ…計算上は問題無いはずだ…よし。……それでは荒巻 翼くん。待ちに待った拷問を開始するぞ」
拷問の開始が宣言された瞬間、美鶴は近くの端末を操作する。
「拷問って…うわっ!な、なんだ!床が!」
美鶴が端末のエンターキーを押すと、突然ノロノロと翼の乗せられた台がベルトコンベアーのように動き始める。
「とりあえず翼には、これからその調教用ルームランナーで42.195キロを時速20キロで走ってもらうぞ。もちろん走りぬいたら解放してやるよ」
「42…?待って…うわぁあああ!」
さらに美鶴は端末を操作し、ルームランナーの速度を20キロに引き上げた。
「ほら、頑張らないと死んじゃうよ、翼?」
「うっ…」
首輪の鎖を柱に固定されているため、強制的に全裸で後ろ手に拘束された状態でランニングを強要された翼。翼は必至にルームランナーの速度に食らいつき、全裸姿で恥辱塗れになりながら懸命に走る。
「くっ…はぁ…はぁ…はぁ…はぁ」
「まだまだ先は長いぞ、頑張れ翼!…ん?美鶴さん!見てくださいよ!翼の奴がチンチン振って声援に応えていますよwwww」
「あぁ、情けない姿だな。見ている此方が恥ずかしいよww」
翼の生死を掛けたランニング拷問を楽しそうに眺めて野次る美鶴達。翼は走らされながら、物凄い形相で美鶴達を横目で睨みつけた。
「美鶴さんアイツ…」
「いいよ、そのうち余裕もなくなるだろう」
それから十分が経過…翼は美鶴の予測通りに消耗し、どんなに屈辱的な言葉を投げられても反応せず、ひたすら前を向いて必死に走る。
そんな翼の全身からはジワジワと汗が噴き出し、翼の全身は自身の分泌した汗でコーティングされて汗塗れになり、体中がテカテカと妖しく輝いていた。
「はぁ…はぁ…はぁあ…はぁ……はぁ……あぁ…」
「おい翼、まだ5キロだぞ?もう限界か?」
「美鶴さん、本当に限界みたいですよ」
下っ端の一人が美鶴にそう言うと、美鶴当人もそう感じたのか翼に向ってアル提案を持ちかける。
「翼、もし僕の「ペット」つまり専属奴隷になるなら今すぐに開放してやるぞ?」
「はぁ…はぁ………はぁ…」
翼は美鶴の言葉には耳を傾けず、ただ苦しそうな表情を浮かべながら荒い息を上げて前を向いて走り続けた。しかし、さすがに意地を貫き通すつもりだった翼も限界を向かえ、ついに足を滑らせてルームランナーの上に倒れこんでしまった。
「あぁあああ…ぐるじぃいぃいい!」
もはや立ち上がることすら出来ない翼は、柱に繋がれた鎖に引きずられるようにルームランナーの上でジタバタともがき苦しむ。
「おい、このままじゃ本当に死ぬよ?こんな惨めな姿で死にたいのか?」
「やだぁああ…じにぃだくなぁいぃ…だずげてぇえ!…苦しぃ」
あまりの苦しみに涙を流して美鶴に命乞いを始める翼。まだ、中学1年生の身である翼には酷過ぎる仕打ちだったのだ。
「助けてやってもいいけど…僕をご主人様と認めてペットになるか?」
「なりまずうぅ…ぺぇッドぉでも…奴隷ぃでも…なんでもぉしまずぅ…あぁあああ…」
切羽詰まった翼は、なりふり構わず美鶴の条件を受け入れた。
否、これは受け入れさせられたと言うべきだろうか。
「まったく、素直に最初からペットになりますって言えばいいのに」
美鶴はブツブツ言いながら端末でルームランナーの電源を落とすと、柱の鎖を下っ端の一人に解かせた。
「はぁ…はぁ…た、助かったぁ…はぁ…ひゃ!!」
拷問から解放されてその場に倒れ込んだ翼に、美鶴はバックから取り出したペットボトルの水を翼の体に少量掛け、その後ペットボトルの飲み口を翼に付きつけて、その中見を少しずつ床に垂らし始める美鶴。
「翼、喉が渇いたろう?飲んでいいよ…だってお前はもう僕のペットなんだからv」
「うぅ…」
「ほら、早く食らいつかないと全部流れちゃうよ?」
差し出された水に有り付けば、自分が美鶴のペットだと再認識させられるだけだと思っていた翼だが、目の前をチョロチョロと流れ落ちる水に最高まで高まった喉の渇きが敏感に反応してしまい、ついに翼はプライドを捨ててペットボトルの飲み口を咥え込んだ。
「うぅん…うぅん…うぅん」
翼は物凄い勢いでゴクゴクと美鶴に差し出された水を飲み込む。全裸姿で首輪を嵌められて、主人に与えられる水に一心にしゃぶりつくその姿はまさに「犬」そのものである。
「美鶴さん、翼の奴は完全に堕ちましたね。おめでとうございます」
「おめでとうございます!」
「おも…おめでとうございます!」
みっともない翼の姿を見た下っ端の三人組みは、美鶴に向ってそう言った。
「おいおい、こんな貧乏人の一人や二人…これからの時代はペットとして所持するのは当然の時代だぞwwわははははははっ!」
美鶴は満足そうな表情でそう言うと、ペットボトルにしゃぶりつく翼の頭をやさしく撫で回した。
たまには学園ものを…え?狂ってる?
絶対零度
ガクガク…今日ほど優鬱な日は無いよ。だってさぁ…寒過ぎでしょ?(マァ、スグナレマシタガ…
誰か俺と暖め合おうぜwww(キモっ!
冗談はさて置き、今日の練習は「寝姿」に挑戦です。
誰か俺と暖め合おうぜwww(キモっ!
冗談はさて置き、今日の練習は「寝姿」に挑戦です。
借りちゃった
滅多に近寄らない図書館で、体のポーズ集を借りて来たぞ!これでスキルアップだ!
でも、ショタ体格の絵が無くて困った…とりあえず脱ぎ脱ぎシーンをモノマネ・改造してみました。
当面はこの本で勉強しよう…
でも、ショタ体格の絵が無くて困った…とりあえず脱ぎ脱ぎシーンをモノマネ・改造してみました。
当面はこの本で勉強しよう…
第2話 「激甘」
「ひゃぁ!!」
「またやったのか!!」
突如、広い屋敷の中にハレルの叫び声が響き渡り、それと同時にクリフの怒鳴り声も屋敷中に響き渡った。
「ご、ごめんなさい…」
「ハレル…お前これで何個目だ?……今日はゆるさないからね。覚悟しろよ」
…ハレルがカップを割ったのは今回で5回目。使用人としての生活に馴染めていないのか、ハレルはミスばかりしている。そんなハレルに、ついにクリフがブチ切れた。
「さぁ、今からお仕置きしてやるからそこに四つん這いになれ」
「うぅ…」
割れたコップを簡単に片づけ、ハレルは渋々クリフの前まで行き、自分のお尻をクリフに突き出すようにして四つん這いの姿勢になった。すると、クリフは突き出されたハレルのお尻に被さっているボロ布をさっと片足でひっくり返し、ハレルの幼く薄いピンク色のお尻を剥き出しにする。
「痛いけど我慢しろよ、お仕置きなんだからな…」
クリフはハレルにそう言うと、剥き出しになったハレルのお尻に向って鞭を振り落とす。
「ヒュ」っと空気を切り裂く音がしたと思ったら「パシッ!」という音が室内に響き、ハレルのお尻に瞬間的な激痛が走った。
「あぅうう!!…痛い…痛いよぉ……」
鞭で叩かれた場所は見る見るうちに赤く腫れ上がり、ハレルは直にお尻を叩かれたのがよっぽど痛かったのか、たった一度の鞭打ちで涙をポロポロ流し始める。
「な、そんなに痛かったか?…軽く振り落としたつもりだったんだけどな……」
(あぁ、もう泣いちゃったよ。泣いたらゆるしてやろうと思ったのに…はぁ…)
ハレルの予想以上の反応に困り果てるクリフ。
…結局お仕置きの鞭打ちはたったの一回で終わり、クリフは腫れ上がったハレルのお尻にキズ薬をやさしく塗り込こんでやると、ハレルに痛みが引くまで休んでいいと伝えて段ボールの上に寝かせて自室を出た。
「あんまり痛がるからキズ薬まで塗っちゃったよ…やっぱり調教とかに向いてないのかなぁ…僕は」
ブツブツと独り言を言いながら、クリフは屋敷の廊下をブラブラと歩きまわる。
…その日の夜
大きなベットの上に寝っ転がり、クリフは先日手に入れた本を食い入る様に読んでいた。その様子を羨ましそうに段ボールの上で、体育座りになって眺めるハレル。
(どんな本を読んでいるのかのぉ…余も読みたい…)
やがてクリフは読んでいた本を閉じて側の棚に置くと、ボーっとクリフを眺めていたハレルに指示を出す。
「さてと、そろそろ寝るかな。…ハレル、部屋の電気を消してくれ」
「あ…は、ハイ」
ハレルは少し慌てながら部屋の照明を切り、僅かに差し込む月明かりを手掛かりに、ハレルは自分の寝どこである段ボールまで戻り横になった。
「うぅ…」
しばらくすると、暗い部屋の中にハレルの小さな呻き声が響き始めた。どうやら寝返りをするたびに先程の鞭打ちの傷が、床に敷いてある固い段ボールに擦れて痛むらしい。
「うぅ…う」
「痛いのか…尻?」
ハレルの呻き声に気が付いたクリフが、ハレルのお尻の傷のことを尋ねる。すると、クリフの睡眠を妨害してしまったと思ったハレルは、お仕置きを恐れてすぐにクリフに謝罪し始めた。
「あぁ…ご主人様ごめんなさい…静かにします。ですから…」
「ハレル、今日は僕のベットで一緒に寝るか?」
「え?………よろしいのですか、ご主人様?」
てっきり、うるさいと怒鳴られると思っていたハレルは、クリフの発言に驚いた顔をしている。
「そのボロ服を脱いで全裸になるならいいぞ。さすがにベッドが汚れるのは嫌だからな。さぁ、どうする?」
「……………それじゃ」
服を脱げという要求に若干抵抗を感じたが、フカフカのベッドで寝られるという誘惑に勝てず、クリフの提案を受け入れることにしたハレルは、服の紐を解いてボロ布を脱ぐと、それを段ボールの上に置いて、クリフのベットの中にモゾモゾと潜り込んだ。
「柔らかい…凄いふかふかだぁ…」
クリフの顔の横にハレルは頭を飛び出すと、久しぶりのベットの感触に感動したのか、トローンとした表情を浮かべる。
「ここなら寝むれそうか?」
「ハイ、ご主人様v」
笑顔でハレルはそう答え、クリフに甘えるように体をピッタリと寄り添った。そして、いつの間にかスヤスヤと寝息を立てて深い眠りに落ちて行くハレル。
(もう寝たのか?それにしても、またハレルを甘やかしちゃったよ…)
心の中でそう呟くクリフだったが、ハレルの寝顔を見つめるその顔は微笑んでいた。
物足りねぇww意味不明で腹立つな…
「またやったのか!!」
突如、広い屋敷の中にハレルの叫び声が響き渡り、それと同時にクリフの怒鳴り声も屋敷中に響き渡った。
「ご、ごめんなさい…」
「ハレル…お前これで何個目だ?……今日はゆるさないからね。覚悟しろよ」
…ハレルがカップを割ったのは今回で5回目。使用人としての生活に馴染めていないのか、ハレルはミスばかりしている。そんなハレルに、ついにクリフがブチ切れた。
「さぁ、今からお仕置きしてやるからそこに四つん這いになれ」
「うぅ…」
割れたコップを簡単に片づけ、ハレルは渋々クリフの前まで行き、自分のお尻をクリフに突き出すようにして四つん這いの姿勢になった。すると、クリフは突き出されたハレルのお尻に被さっているボロ布をさっと片足でひっくり返し、ハレルの幼く薄いピンク色のお尻を剥き出しにする。
「痛いけど我慢しろよ、お仕置きなんだからな…」
クリフはハレルにそう言うと、剥き出しになったハレルのお尻に向って鞭を振り落とす。
「ヒュ」っと空気を切り裂く音がしたと思ったら「パシッ!」という音が室内に響き、ハレルのお尻に瞬間的な激痛が走った。
「あぅうう!!…痛い…痛いよぉ……」
鞭で叩かれた場所は見る見るうちに赤く腫れ上がり、ハレルは直にお尻を叩かれたのがよっぽど痛かったのか、たった一度の鞭打ちで涙をポロポロ流し始める。
「な、そんなに痛かったか?…軽く振り落としたつもりだったんだけどな……」
(あぁ、もう泣いちゃったよ。泣いたらゆるしてやろうと思ったのに…はぁ…)
ハレルの予想以上の反応に困り果てるクリフ。
…結局お仕置きの鞭打ちはたったの一回で終わり、クリフは腫れ上がったハレルのお尻にキズ薬をやさしく塗り込こんでやると、ハレルに痛みが引くまで休んでいいと伝えて段ボールの上に寝かせて自室を出た。
「あんまり痛がるからキズ薬まで塗っちゃったよ…やっぱり調教とかに向いてないのかなぁ…僕は」
ブツブツと独り言を言いながら、クリフは屋敷の廊下をブラブラと歩きまわる。
…その日の夜
大きなベットの上に寝っ転がり、クリフは先日手に入れた本を食い入る様に読んでいた。その様子を羨ましそうに段ボールの上で、体育座りになって眺めるハレル。
(どんな本を読んでいるのかのぉ…余も読みたい…)
やがてクリフは読んでいた本を閉じて側の棚に置くと、ボーっとクリフを眺めていたハレルに指示を出す。
「さてと、そろそろ寝るかな。…ハレル、部屋の電気を消してくれ」
「あ…は、ハイ」
ハレルは少し慌てながら部屋の照明を切り、僅かに差し込む月明かりを手掛かりに、ハレルは自分の寝どこである段ボールまで戻り横になった。
「うぅ…」
しばらくすると、暗い部屋の中にハレルの小さな呻き声が響き始めた。どうやら寝返りをするたびに先程の鞭打ちの傷が、床に敷いてある固い段ボールに擦れて痛むらしい。
「うぅ…う」
「痛いのか…尻?」
ハレルの呻き声に気が付いたクリフが、ハレルのお尻の傷のことを尋ねる。すると、クリフの睡眠を妨害してしまったと思ったハレルは、お仕置きを恐れてすぐにクリフに謝罪し始めた。
「あぁ…ご主人様ごめんなさい…静かにします。ですから…」
「ハレル、今日は僕のベットで一緒に寝るか?」
「え?………よろしいのですか、ご主人様?」
てっきり、うるさいと怒鳴られると思っていたハレルは、クリフの発言に驚いた顔をしている。
「そのボロ服を脱いで全裸になるならいいぞ。さすがにベッドが汚れるのは嫌だからな。さぁ、どうする?」
「……………それじゃ」
服を脱げという要求に若干抵抗を感じたが、フカフカのベッドで寝られるという誘惑に勝てず、クリフの提案を受け入れることにしたハレルは、服の紐を解いてボロ布を脱ぐと、それを段ボールの上に置いて、クリフのベットの中にモゾモゾと潜り込んだ。
「柔らかい…凄いふかふかだぁ…」
クリフの顔の横にハレルは頭を飛び出すと、久しぶりのベットの感触に感動したのか、トローンとした表情を浮かべる。
「ここなら寝むれそうか?」
「ハイ、ご主人様v」
笑顔でハレルはそう答え、クリフに甘えるように体をピッタリと寄り添った。そして、いつの間にかスヤスヤと寝息を立てて深い眠りに落ちて行くハレル。
(もう寝たのか?それにしても、またハレルを甘やかしちゃったよ…)
心の中でそう呟くクリフだったが、ハレルの寝顔を見つめるその顔は微笑んでいた。
物足りねぇww意味不明で腹立つな…
ってか、秋無くね?
何か最近、メッチャ寒いんですけど…朝起きるのダルいです。
秋無いよね?もう冬だよね?…あぁ、半袖かぁ(コッチノハナシデス
今週はイラストの練習しようと思うので、糞絵中心の更新になりそうです。
…さて、寝るとしよう。
秋無いよね?もう冬だよね?…あぁ、半袖かぁ(コッチノハナシデス
今週はイラストの練習しようと思うので、糞絵中心の更新になりそうです。
…さて、寝るとしよう。
第一話 「高貴な使用人」
既に日も落ちようとしていて、空は一面だいだい色に染まっていた。
夕暮れのノックスの街中に立っている、一際目立つ豪邸。その豪邸の一室の窓際には、一人の美少年が窓の外を眺めながら立っているのが見える。
「今日は僕の12歳の誕生日、お父さんはプレゼントに使用人を一人くれるって言ってたけど、一体どんな奴かなぁ…」
クリフは自室の窓から家の門の方を眺め、父親が帰ってくるのを楽しみに待っていた。やがて、通りの奥から大きな馬車がやってきて、クリフの家の門の前で止まる。
「あれ、父さんかな……間違い無い!父さんだ!」
馬車から降りてくる人物を確認すると、クリフは自室を飛び出し、屋敷の玄関に向って走り出した。やがてクリフが屋敷の玄関に到着すると、既にクリフの父親が到着しており、クリフの父親は息子の姿を確認すると、クリフに向ってお祝いの言葉を投げかけた。
「クリフ、お誕生日おめでとう!」
「父さんお帰り!!僕の使用人は?」
クリフは早速、自分の父親に誕生日プレゼントについて尋ねる。すると、クリフの父親は笑顔で答える。
「無論連れて来たぞ。さぁ、コイツが今日からクリフの使用人だ。おい、さっさとこっちに来い!」
クリフの父親が細い腕を引っ張ると、クリフの目の前に物凄い豪華な衣装に身を包んだ、まるで女の子のようなかわいい黒髪の少年が現れた。
「クリフ、コイツは先日陥落したマシュートスの王子「ハレル」だ。コイツは上物だぞ。さぁ~ハレル王子、捕虜の身分はここまでだ。洋服や装飾品はすべて没収させてもらうよ」
「余は王子だぞ?何を寝ぼけたことを…うわっ!」
半ば強引にハレルの身ぐるみを剥がすクリフの父親。やがてハレルを全裸姿にすると、ボロ布の中心に穴を開けた物をハレルに被せ、お腹の部分を安っぽい紐で結び、ギリギリ服に見えるような格好にする。
「こ、これは…」
「それが今日からお前の服だ。ハレル。そして、この子がお前のご主人様のクリフだ。しっかり誠心誠意尽くすのだぞ。それじゃ、私は戦後処理などで忙しいから指令部にもどるぞ。じゃあな、クリフ」
「え、お父さん……はぁ、行っちゃったよ」
慌ただしくハレルを置いて去っていた父親に、少し呆れるクリフ。屋敷の玄関先には使用人として連れてこられた少年が、顔を俯かせて呆然と立ち尽くしていた。
「まいったなぁ…」
とりあえず、クリフは俯いている少年に話しかけてみることにする。
「あ、あのぉ…僕はクリフ、クリフ・アンダーソン、これからよろしくねv」
クリフが少年に微笑みかけると、俯いていた少年が顔を上げる。やがて、少年は偉そうな口調でクリフにこう言った。
「…余の名は、ハレル・リラ・マシュートス。世話になるぞクリフとやら。ところで、この薄汚い服はなんだ?無礼であろう?スグにそれなりに着替えを用意するのだ」
「え?…君は僕の使用人なんだよね?」
ハレルの偉そうな態度に困惑するクリフだが、上下の関係はしっかり教え込もうと考え、ハレルを修正しようとする。
「余がお主の使用人だと?何を…痛い!」
「…あんまり調子に乗ってると、父さんを電話で呼ぶよ、ハレル。それに、僕のことはご主人様って言ってくれないと」
クリフは、先月もらった調教用の鞭でハレルの体を叩くと、父親の名を出してハレルを脅かした。
「さぁ、ご主人様って言ってごらん?」
「うぅ……痛っ!」
「さっさと言え!もっと鞭で痛めつけられたいのか!」
中々自分の思うように命令を聞かないハレルを、クリフは容赦なく鞭で叩きつける。やがて痛みと恐怖に耐えられなくなったハレルは、自身の置かれている状況を受け入れ、クリフに降った。
「…や、やめてぇ……ご、ご主人様ぁ…」
「ふう、やっと言えたね。…さぁ、僕の部屋に案内するから付いておいで」
「…は、ハイ」
ハレルはトボトボとクリフの後について裸足で歩き出す。
二人は幾つかの部屋を通り過ぎ、やがてクリフの部屋に到着した。部屋に入るや否や、早速ハレルの寝どこがクリフの部屋の隅に用意される。
「ここでいいだろ?」
クリスが指差すのは、段ボールが一枚半ほど置かれた場所で、元王族のハレルにとっては屈辱的なスペースだった。
「無茶を言うな!なんで余があんな…痛っ!」
「口の利き方には気を付けろ!僕は君のご主人様なんだよ?当然だろ?」
「は、ハイ!も、申し訳ありませんでした…でも、ご主人様ぁ!余はベットでしか寝られないのです。だから余を…痛っ!」
「「余」じゃなくて私にしろ!それと、ベットじゃなきゃ寝られないだと?だったら寝るな!」
ハレルを「使用人」として厳しく叱りつけるクリフ。一方ハレルは、何かある度に叩かれる鞭の恐怖と、自身に与えられる恥辱に涙する。
「うぅ…酷いよぉ…」
泣き出すハレルに、クリフは呆れかえっていた。
(はぁ、なんで僕が一々コイツを調教しなきゃいけないんだ…あぁ、こんなじゃしばらく使い物にならないよぉ…)
この日から、元王子の使用人とクリフとの奇妙な生活が始まった。
さらに新作です。(ドウシヨウ…
こっちはソフト責めで行こうかと…
夕暮れのノックスの街中に立っている、一際目立つ豪邸。その豪邸の一室の窓際には、一人の美少年が窓の外を眺めながら立っているのが見える。
「今日は僕の12歳の誕生日、お父さんはプレゼントに使用人を一人くれるって言ってたけど、一体どんな奴かなぁ…」
クリフは自室の窓から家の門の方を眺め、父親が帰ってくるのを楽しみに待っていた。やがて、通りの奥から大きな馬車がやってきて、クリフの家の門の前で止まる。
「あれ、父さんかな……間違い無い!父さんだ!」
馬車から降りてくる人物を確認すると、クリフは自室を飛び出し、屋敷の玄関に向って走り出した。やがてクリフが屋敷の玄関に到着すると、既にクリフの父親が到着しており、クリフの父親は息子の姿を確認すると、クリフに向ってお祝いの言葉を投げかけた。
「クリフ、お誕生日おめでとう!」
「父さんお帰り!!僕の使用人は?」
クリフは早速、自分の父親に誕生日プレゼントについて尋ねる。すると、クリフの父親は笑顔で答える。
「無論連れて来たぞ。さぁ、コイツが今日からクリフの使用人だ。おい、さっさとこっちに来い!」
クリフの父親が細い腕を引っ張ると、クリフの目の前に物凄い豪華な衣装に身を包んだ、まるで女の子のようなかわいい黒髪の少年が現れた。
「クリフ、コイツは先日陥落したマシュートスの王子「ハレル」だ。コイツは上物だぞ。さぁ~ハレル王子、捕虜の身分はここまでだ。洋服や装飾品はすべて没収させてもらうよ」
「余は王子だぞ?何を寝ぼけたことを…うわっ!」
半ば強引にハレルの身ぐるみを剥がすクリフの父親。やがてハレルを全裸姿にすると、ボロ布の中心に穴を開けた物をハレルに被せ、お腹の部分を安っぽい紐で結び、ギリギリ服に見えるような格好にする。
「こ、これは…」
「それが今日からお前の服だ。ハレル。そして、この子がお前のご主人様のクリフだ。しっかり誠心誠意尽くすのだぞ。それじゃ、私は戦後処理などで忙しいから指令部にもどるぞ。じゃあな、クリフ」
「え、お父さん……はぁ、行っちゃったよ」
慌ただしくハレルを置いて去っていた父親に、少し呆れるクリフ。屋敷の玄関先には使用人として連れてこられた少年が、顔を俯かせて呆然と立ち尽くしていた。
「まいったなぁ…」
とりあえず、クリフは俯いている少年に話しかけてみることにする。
「あ、あのぉ…僕はクリフ、クリフ・アンダーソン、これからよろしくねv」
クリフが少年に微笑みかけると、俯いていた少年が顔を上げる。やがて、少年は偉そうな口調でクリフにこう言った。
「…余の名は、ハレル・リラ・マシュートス。世話になるぞクリフとやら。ところで、この薄汚い服はなんだ?無礼であろう?スグにそれなりに着替えを用意するのだ」
「え?…君は僕の使用人なんだよね?」
ハレルの偉そうな態度に困惑するクリフだが、上下の関係はしっかり教え込もうと考え、ハレルを修正しようとする。
「余がお主の使用人だと?何を…痛い!」
「…あんまり調子に乗ってると、父さんを電話で呼ぶよ、ハレル。それに、僕のことはご主人様って言ってくれないと」
クリフは、先月もらった調教用の鞭でハレルの体を叩くと、父親の名を出してハレルを脅かした。
「さぁ、ご主人様って言ってごらん?」
「うぅ……痛っ!」
「さっさと言え!もっと鞭で痛めつけられたいのか!」
中々自分の思うように命令を聞かないハレルを、クリフは容赦なく鞭で叩きつける。やがて痛みと恐怖に耐えられなくなったハレルは、自身の置かれている状況を受け入れ、クリフに降った。
「…や、やめてぇ……ご、ご主人様ぁ…」
「ふう、やっと言えたね。…さぁ、僕の部屋に案内するから付いておいで」
「…は、ハイ」
ハレルはトボトボとクリフの後について裸足で歩き出す。
二人は幾つかの部屋を通り過ぎ、やがてクリフの部屋に到着した。部屋に入るや否や、早速ハレルの寝どこがクリフの部屋の隅に用意される。
「ここでいいだろ?」
クリスが指差すのは、段ボールが一枚半ほど置かれた場所で、元王族のハレルにとっては屈辱的なスペースだった。
「無茶を言うな!なんで余があんな…痛っ!」
「口の利き方には気を付けろ!僕は君のご主人様なんだよ?当然だろ?」
「は、ハイ!も、申し訳ありませんでした…でも、ご主人様ぁ!余はベットでしか寝られないのです。だから余を…痛っ!」
「「余」じゃなくて私にしろ!それと、ベットじゃなきゃ寝られないだと?だったら寝るな!」
ハレルを「使用人」として厳しく叱りつけるクリフ。一方ハレルは、何かある度に叩かれる鞭の恐怖と、自身に与えられる恥辱に涙する。
「うぅ…酷いよぉ…」
泣き出すハレルに、クリフは呆れかえっていた。
(はぁ、なんで僕が一々コイツを調教しなきゃいけないんだ…あぁ、こんなじゃしばらく使い物にならないよぉ…)
この日から、元王子の使用人とクリフとの奇妙な生活が始まった。
さらに新作です。(ドウシヨウ…
こっちはソフト責めで行こうかと…
恥辱塗れの優勝賞品
俺の名はカイト、俺は今から一世一代の大勝負を迎えようとしている。この試合に勝てば、俺はこの格闘世界の覇者になり、富と栄光を得られる……ハズだった。
「ここまで、なんと一撃で敵を葬って来た最強の闘士、カイト・グラインダーの登場だぁあああ!!」
司会の男がカイトの名を叫ぶと、会場からは大歓声が沸き上がる。そして、待機室からは声援に答えるように、カイトが会場に姿を現した。その姿は一見小柄で童顔だが、全身は強靭な筋肉の鎧に包みこまれ、体の隅々まで鍛え上げられている。
ここ、列剛の国では「漢羅蒙翔武道会」という格闘技の頂点を競う大会が毎年行われており、この大会の優勝者には「国王になる以外の願い」をなんでも国王が可能な限り叶えてくれるのだ。(一度優勝した場合は、以後10年間は出場できない)そして、いよいよ競技場では運命の決勝戦が始まろうとしていた……
「さぁ、無敵のカイトの対戦相手を紹介するぞ……ん?おおっと!これまた驚いた!なんと対戦者もここまで一撃で勝ち上がってきたつわものだぁあああああ!その名も、スピア・グラストスだぁああああ!」
控え室から現れたスピアに向って観客はカイトとの時と同等の大歓声を上げて、スピアを闘技場に招き入れる。スピアはカイトほどの筋肉は無いが、長身で美形タイプであったため、女性客の人気は凄まじかった。その黄色い声援に、スピアは両手を振りながら笑顔で答えている。
「アイツがスピアか……楽勝だな」
カイトは現れたスピアの姿を見て、咄嗟に自分以下の力量だと判断すると、表情に笑みを溢す。そして、二人がリングに上がり所定位置まで移動すると、ついに試合開始のベルが司会の手によって鳴らされようとしていた。
「さぁ、待ちに待った決勝戦、カイト・グラインダーⅤSスピア・グラストス……レディ…ゴーぉおおおお!!」
カァーン!
「…化…カイ…が…撃」 「マジかよ…あの…優勝…」
「お、俺は一体…くっ…体が動かない…」
気がつくと、カイトは全身をボロボロにされ、しかも全裸でリングの上に寝そべっていた。
会場は何やら騒がしく、すでにスピアの勝利宣言が行われている。
「な、なぜ?…俺が負けた?…そうだ、開始直後に……」
カイトとスピアの実力差は凄まじかった。試合開始直後、カイトはスピアの先制攻撃を受けて早々にダウン。その後スピアはカイトの服を引き千切り、カイトの首根っこを掴みあげると、会場の観客に向ってカイトの性器を晒しながらカイトの背中を気絶するまで殴り続けたのだ。
「くっ…クソぉ…」
先程スピアに与えられた屈辱を思い出し、涙を流し始めたカイト。その時、観客が一斉に大歓声を上げる。どうやら現国王の「ナイル・デ・ラブダルス」が観客の前に姿を現したようだ。
「そなたが今年の優勝者、スピア・グラストスじゃな?いやいや、そなたには驚かされたわい。…さぁ、お主の望みは何ぞな?」
国王は、さっそくスピアの願を聞いた。それに対し、スピアは誰もが想像していなかったことを願いとして口にする。
「陛下!私の願は…カイト・グラインダーを国家公認のペットとして頂くことです!」
「何!?…俺を?」
国王も会場の観客も、すべての人々が驚いた表情を浮かべるが、この場で誰よりもその発言に驚いたのはカイトだった。
「で、では…カイト・グラインダーの市民権を剥奪し、スピア・グラストスのペットとして扱うことを国で正式に許可しよう……だが、お主は本当にこれでいいのか?」
国王の問いかけに、スピアは黙って頷いた。その対応に会場の熱気は一気に冷め、観客が無言になってしまった。そこで、焦った司会はスピアのフォローに入る。
「な、なぁんてことだぁああ!今年の優勝者は何を考えているんだぁ!なんと優勝賞品に相手選手を指名!どういう意図があってのことでしょうか?個人的な怨恨か?それとも惚れちまったのか?とにかく意味不明だが、今年の優勝者はスピア・グラストスだぁあああ!会場のみなさん、彼に盛大な拍手をお願いしまぁあああす!!」
「うぉおおおおおおお!スピア!スピア!スピア!」
スピアの大胆発言で静まり返っていた会場は、司会者の冗談交じりのアナウンスの効果で再び盛り上がった。
「さぁ、行くぞカイト…」
全裸のカイトを脇に抱え、スピアは会場の声援に空いた手を振りながら答えると、自分の控え室に消えて行った。
スピアの控え室-
「なぜ俺を…それに俺は…お前のペットになんか絶対ならないぞ…」
「ふん、全ての国民が認めているんだぞ?お前は俺のペットだってな」
控え室のベンチに寝かされたカイトはスピアに向ってさっそく反抗しようとするが、スピアはあっさりとそれを退けた。
「ホラ、いつまで全裸で居るつもりだ?まぁ、俺はうれしいけどね…これを穿けよ」
スピアは全裸のカイトにパンツを差し出した。スピアに全裸姿を指摘されたカイトは、何だか急に物凄く恥ずかしくなり、差し出されたパンツを奪い取ると、それにさっそく足を通す。
「くっ…なんだよコレ…それにサイズも小さいし…」
カイトが履いているのは、パンツというより「競泳水着」と言った方がいいようなデザインと生地で出来ていて、サイズも本来のサイズより二回りほどちいさいようだ。
「あれ?結構従順なんだねカイト?御主人様に与えられた「奴隷」の服に、無抵抗で着替えちゃったよ…実は変態?」
「なんだと!…お前、俺をハメたな!?こんな物…今すぐに…」
競泳水着に手を伸ばし、カイトがそれを脱ぎ去ろうとした瞬間、スピアが再びカイトを困惑させるような言葉を言い放つ。
「え?そんなに全裸姿になりたいんだ?やっぱりカイトは変態だな」
「くっ…」
どう動いても変態扱い、結局カイトが導き出した答えは、競泳水着を着用し続けるという選択だった。しかし、一見履いていた方がマシだと思われるが、それはスピアの巧みな誘導であり、結果としてカイトは自身の意思とは関係なく、自分を間接的に「奴隷・ペット」として認めたことにされていた。
「さて、お次はペットに必要不可欠な首輪を着けてあげよう」
「て、てめぇ!ふざけんなよ…」
体力が若干回復したのか、カイトは防御姿勢を取りながらスピアから距離を取った。しかし、なぜか装着された記憶の無い鎖付きの首輪が、しっかりとカイトの首にいつの間にか嵌められていた。
「な、いつの間に?どうやって?不可能だろう!?」
「おいおいカイト、お散歩したいのか?」
(コイツ…神速とか…そんな領域じゃない…時を止めた?だから試合でも、あんな一方的に…)
カイトは、スピアには特殊な時を止めるような能力があるのだと推理した。スピア自身も、カイトが自分の能力に薄々気が付いていると察し、自分の「力」のことを話し始める。
「時は止められないよ…ただ、俺は自身を「止めた」それだけのことさ」
「自分を止める?一体それは…」
「もういいだろう?これ以上は単細胞なカイトの頭じゃ理解できないよ」
スピアはそう言うと、首輪に繋がっている鎖をグイっと引っ張り、カイトの体を自分の方に無理やり引き寄せる。そして、注射器の様な物を取り出すと、それをカイトの体に躊躇なく差し込み、肉体に液体を注入した。
「タネもバレちゃったし…保険だよv」
「な、何を注射したんだ……ぐぁ…あぁああああ!!」
液体を注射した瞬間、カイトの体は激痛に包まれ、カイトは思わずその場に倒れ込む。
「うぅ…うがぁあああああ!俺にぃいいなにをぉおおお!」
「だから保険だよ…」
そして、しばらくすると、今度はカイトの引き締まった筋肉が徐々に減っていき、肉体の筋力が大幅に低下させられてしまった。
「はぁ、はぁ…お、俺の体が…力が入らない…あぁ…」
「ほぉ、見せかけだけの筋肉も大分残ってるな。まぁ、それでも俺には抵抗できないだろう」
外見にそれほどの変化は無いが、カイトの力は通常時の十分の一以下になっていた。一方、薬品の成果に満足したスピアは、地面に這いつくばるカイトに向ってニコニコしながら薬の説明を始める。
「カイトに注入したのは、「筋力消滅剤」って呼ばれてるんだけど…」
筋力消滅剤-
投与された人間の筋力を著しく低下させ、以後も永遠に筋力が戻ることはない。主に、この国では受刑者などに使用されている。
「俺の体を返せ!」
説明を終えたスピアに殴りかかるカイトだが、あっさりとスピアに両腕を押さえつけられ。後ろ手にされた後、手錠を掛けられてしまった。
「無駄な抵抗するからだぞ。さぁて、そろそろ家に帰るか」
「首輪と手錠を外せよ!こんなの犯罪だぞ!」
喚き叫ぶカイトを無視し、スピアはカイトを強引に鎖で引っ張りながら、選手控室を後にした。
うへ、また新作を作ってしもうた。
「ここまで、なんと一撃で敵を葬って来た最強の闘士、カイト・グラインダーの登場だぁあああ!!」
司会の男がカイトの名を叫ぶと、会場からは大歓声が沸き上がる。そして、待機室からは声援に答えるように、カイトが会場に姿を現した。その姿は一見小柄で童顔だが、全身は強靭な筋肉の鎧に包みこまれ、体の隅々まで鍛え上げられている。
ここ、列剛の国では「漢羅蒙翔武道会」という格闘技の頂点を競う大会が毎年行われており、この大会の優勝者には「国王になる以外の願い」をなんでも国王が可能な限り叶えてくれるのだ。(一度優勝した場合は、以後10年間は出場できない)そして、いよいよ競技場では運命の決勝戦が始まろうとしていた……
「さぁ、無敵のカイトの対戦相手を紹介するぞ……ん?おおっと!これまた驚いた!なんと対戦者もここまで一撃で勝ち上がってきたつわものだぁあああああ!その名も、スピア・グラストスだぁああああ!」
控え室から現れたスピアに向って観客はカイトとの時と同等の大歓声を上げて、スピアを闘技場に招き入れる。スピアはカイトほどの筋肉は無いが、長身で美形タイプであったため、女性客の人気は凄まじかった。その黄色い声援に、スピアは両手を振りながら笑顔で答えている。
「アイツがスピアか……楽勝だな」
カイトは現れたスピアの姿を見て、咄嗟に自分以下の力量だと判断すると、表情に笑みを溢す。そして、二人がリングに上がり所定位置まで移動すると、ついに試合開始のベルが司会の手によって鳴らされようとしていた。
「さぁ、待ちに待った決勝戦、カイト・グラインダーⅤSスピア・グラストス……レディ…ゴーぉおおおお!!」
カァーン!
「…化…カイ…が…撃」 「マジかよ…あの…優勝…」
「お、俺は一体…くっ…体が動かない…」
気がつくと、カイトは全身をボロボロにされ、しかも全裸でリングの上に寝そべっていた。
会場は何やら騒がしく、すでにスピアの勝利宣言が行われている。
「な、なぜ?…俺が負けた?…そうだ、開始直後に……」
カイトとスピアの実力差は凄まじかった。試合開始直後、カイトはスピアの先制攻撃を受けて早々にダウン。その後スピアはカイトの服を引き千切り、カイトの首根っこを掴みあげると、会場の観客に向ってカイトの性器を晒しながらカイトの背中を気絶するまで殴り続けたのだ。
「くっ…クソぉ…」
先程スピアに与えられた屈辱を思い出し、涙を流し始めたカイト。その時、観客が一斉に大歓声を上げる。どうやら現国王の「ナイル・デ・ラブダルス」が観客の前に姿を現したようだ。
「そなたが今年の優勝者、スピア・グラストスじゃな?いやいや、そなたには驚かされたわい。…さぁ、お主の望みは何ぞな?」
国王は、さっそくスピアの願を聞いた。それに対し、スピアは誰もが想像していなかったことを願いとして口にする。
「陛下!私の願は…カイト・グラインダーを国家公認のペットとして頂くことです!」
「何!?…俺を?」
国王も会場の観客も、すべての人々が驚いた表情を浮かべるが、この場で誰よりもその発言に驚いたのはカイトだった。
「で、では…カイト・グラインダーの市民権を剥奪し、スピア・グラストスのペットとして扱うことを国で正式に許可しよう……だが、お主は本当にこれでいいのか?」
国王の問いかけに、スピアは黙って頷いた。その対応に会場の熱気は一気に冷め、観客が無言になってしまった。そこで、焦った司会はスピアのフォローに入る。
「な、なぁんてことだぁああ!今年の優勝者は何を考えているんだぁ!なんと優勝賞品に相手選手を指名!どういう意図があってのことでしょうか?個人的な怨恨か?それとも惚れちまったのか?とにかく意味不明だが、今年の優勝者はスピア・グラストスだぁあああ!会場のみなさん、彼に盛大な拍手をお願いしまぁあああす!!」
「うぉおおおおおおお!スピア!スピア!スピア!」
スピアの大胆発言で静まり返っていた会場は、司会者の冗談交じりのアナウンスの効果で再び盛り上がった。
「さぁ、行くぞカイト…」
全裸のカイトを脇に抱え、スピアは会場の声援に空いた手を振りながら答えると、自分の控え室に消えて行った。
スピアの控え室-
「なぜ俺を…それに俺は…お前のペットになんか絶対ならないぞ…」
「ふん、全ての国民が認めているんだぞ?お前は俺のペットだってな」
控え室のベンチに寝かされたカイトはスピアに向ってさっそく反抗しようとするが、スピアはあっさりとそれを退けた。
「ホラ、いつまで全裸で居るつもりだ?まぁ、俺はうれしいけどね…これを穿けよ」
スピアは全裸のカイトにパンツを差し出した。スピアに全裸姿を指摘されたカイトは、何だか急に物凄く恥ずかしくなり、差し出されたパンツを奪い取ると、それにさっそく足を通す。
「くっ…なんだよコレ…それにサイズも小さいし…」
カイトが履いているのは、パンツというより「競泳水着」と言った方がいいようなデザインと生地で出来ていて、サイズも本来のサイズより二回りほどちいさいようだ。
「あれ?結構従順なんだねカイト?御主人様に与えられた「奴隷」の服に、無抵抗で着替えちゃったよ…実は変態?」
「なんだと!…お前、俺をハメたな!?こんな物…今すぐに…」
競泳水着に手を伸ばし、カイトがそれを脱ぎ去ろうとした瞬間、スピアが再びカイトを困惑させるような言葉を言い放つ。
「え?そんなに全裸姿になりたいんだ?やっぱりカイトは変態だな」
「くっ…」
どう動いても変態扱い、結局カイトが導き出した答えは、競泳水着を着用し続けるという選択だった。しかし、一見履いていた方がマシだと思われるが、それはスピアの巧みな誘導であり、結果としてカイトは自身の意思とは関係なく、自分を間接的に「奴隷・ペット」として認めたことにされていた。
「さて、お次はペットに必要不可欠な首輪を着けてあげよう」
「て、てめぇ!ふざけんなよ…」
体力が若干回復したのか、カイトは防御姿勢を取りながらスピアから距離を取った。しかし、なぜか装着された記憶の無い鎖付きの首輪が、しっかりとカイトの首にいつの間にか嵌められていた。
「な、いつの間に?どうやって?不可能だろう!?」
「おいおいカイト、お散歩したいのか?」
(コイツ…神速とか…そんな領域じゃない…時を止めた?だから試合でも、あんな一方的に…)
カイトは、スピアには特殊な時を止めるような能力があるのだと推理した。スピア自身も、カイトが自分の能力に薄々気が付いていると察し、自分の「力」のことを話し始める。
「時は止められないよ…ただ、俺は自身を「止めた」それだけのことさ」
「自分を止める?一体それは…」
「もういいだろう?これ以上は単細胞なカイトの頭じゃ理解できないよ」
スピアはそう言うと、首輪に繋がっている鎖をグイっと引っ張り、カイトの体を自分の方に無理やり引き寄せる。そして、注射器の様な物を取り出すと、それをカイトの体に躊躇なく差し込み、肉体に液体を注入した。
「タネもバレちゃったし…保険だよv」
「な、何を注射したんだ……ぐぁ…あぁああああ!!」
液体を注射した瞬間、カイトの体は激痛に包まれ、カイトは思わずその場に倒れ込む。
「うぅ…うがぁあああああ!俺にぃいいなにをぉおおお!」
「だから保険だよ…」
そして、しばらくすると、今度はカイトの引き締まった筋肉が徐々に減っていき、肉体の筋力が大幅に低下させられてしまった。
「はぁ、はぁ…お、俺の体が…力が入らない…あぁ…」
「ほぉ、見せかけだけの筋肉も大分残ってるな。まぁ、それでも俺には抵抗できないだろう」
外見にそれほどの変化は無いが、カイトの力は通常時の十分の一以下になっていた。一方、薬品の成果に満足したスピアは、地面に這いつくばるカイトに向ってニコニコしながら薬の説明を始める。
「カイトに注入したのは、「筋力消滅剤」って呼ばれてるんだけど…」
筋力消滅剤-
投与された人間の筋力を著しく低下させ、以後も永遠に筋力が戻ることはない。主に、この国では受刑者などに使用されている。
「俺の体を返せ!」
説明を終えたスピアに殴りかかるカイトだが、あっさりとスピアに両腕を押さえつけられ。後ろ手にされた後、手錠を掛けられてしまった。
「無駄な抵抗するからだぞ。さぁて、そろそろ家に帰るか」
「首輪と手錠を外せよ!こんなの犯罪だぞ!」
喚き叫ぶカイトを無視し、スピアはカイトを強引に鎖で引っ張りながら、選手控室を後にした。
うへ、また新作を作ってしもうた。
たまにはキミから誘って (炎熱)
机の上に置かれたPETを、椅子に跨りながらジッと見つめる熱斗。どうやら、愛しの彼からの着信を待っているようだ。
「熱斗くん…何時までそこで待ってるの?炎山から連絡なんて来ないと思うよ…絶対」
「だってさ、いつも俺からばっかじゃん!だから、今日は俺から連絡しないで待ってんだよ」
炎山と熱斗、二人がプライベートなことで会う場合は、常に熱斗からの連絡で成り立っている。付き合い始めても同じで、炎山から私的な要件で通信やメールなどは送られて来たことは一度も無い。
「……」
熱斗が炎山からの連絡を待ち始めて、既に6時間が経過していた。ギンギンに輝いていた太陽は沈み、窓の外は真っ暗。長時間放置されたのが原因なのか、ロックマンも珍しくスリープ状態に入っている。
「炎山の馬鹿…」
結局その週の週末、炎山からの連絡は一度も来ることはなかった。
-翌日
授業中、科学省からの緊急の呼び出しがあり、熱斗は急ぎ学校を抜け出し、街に突如出現した獣化ウイルス軍団の退治に向うことになった。
「くぅうう!あと10分で給食だったのに~!」
「熱斗君!そんなことはいいから現場に急ごう!」
「はいはい、割切りますよ…よし、行くぞロックマン!」
やがて何ブロックか進むと、ようやく熱斗は事件現場に辿り着き早速CFする。しかし、CFロックマンの前には想像以上の量の獣化ウイルスが実態化していた。
「こ、こんなに!?」
「熱斗くん、しかも一個体の性能が高いよ!」
実態化したウイルスは以外に手強く、CFロックマンは苦戦を虐げられ。やがて、ジワジワとウイルスの物量に押され、遂にCFロックマンは周りをウイルスに取り囲まれてしまった。まさに絶体絶命の状況…しかも、起死回生のプログラム・アドバンスもハイパーバーストの組み合わせしか残っておらず、熱斗は窮地に追いやられる。
「このままじゃ…」
「エリアスチール!」
「うわっ!」
「プログラム・アドバンス!ドリームソード!」
大量の獣化ウイルスは、何者かが放った強力なプログラム・アドバンスにより全て一掃された。CFロックマンはその光景をポカーンとした表情で眺めている。
「す、スゲー…」
ふと、自分を救出し、さらに獣化ウイルス軍団を全滅させた人物の方を見ると、そこにはなんとCFブルース-愛しの炎山が立っていた。
(え、炎山!?)
やがて、ディメンショナルエリアが解除され、二人はCFが解除されて元の姿に戻った。この後、いつもなら炎山に抱きつく熱斗だが、今日は不貞腐れた表情で炎山を鋭く睨みつけている。炎山は、自分に向けられている鋭い視線に気づき、熱斗の方に振り返る。
「…どうした熱斗?…なぜそんな顔…」
「…うるさいっ!!俺の邪魔すんなよ炎山!せっかく敵を一か所に集めて、プリズムとスプレッドガンの拡散反射で全滅させようと思ったのに!」
熱斗は咄嗟に思いついた攻略法を炎山に言い放ち、助けなど要らなかったかのように炎山を怒鳴り付けた。(この日はプリズムのチップを既に使用済みだった)
「そんなにムキにならなくてもいいだろ?」
突然、物凄い権幕で怒り出す熱斗に驚く炎山。理由は分からないが、炎山なりに熱斗の機嫌を取ろうと話し掛けるが、熱斗はさらに意味不明な発言を続ける。
「とにかく炎山なんて大嫌いだ!もう二度と俺の前にそのツラ出すなよ……馬鹿…」
流石の炎山も、こう一方的に訳もわからず好きな人物に怒鳴られて耐えられる訳もなく、遂に炎山も熱斗の態度にブチギレた。
「お前何様だ!?いい加減にしないとゆるさないぞ…さぁ、謝れ」
「はぁ?謝るのはお前だろ?馬鹿、アホ、成金………」
「なっ…」
思いつく悪口を言えるだけ言うと、熱斗は炎山に背を向け、一目散に何処かに向って走りだす。
「お、おい!熱斗!………待てよ!」
しばしの沈黙の後、炎山は熱斗を捕まえようと追いかけ始めるが、既に熱斗の姿を見失ってしまっていた。PETで連絡を取っても拒否され、とりあえず炎山は熱斗のことを後回しにすることにして、この場は商談相手の待っている自社に戻ることを選択。ブルースに待たせてある車を回すように指示を出す。
一方、熱斗の方は……
当然のように、熱斗は炎山が自分を追いかけて来てくれていると思い込んでいて、先ほどの現場から200メートルくらいの場所にあるベンチに腰かけ、炎山が来るのを今か今かと待っていた。
「何やってんだよ炎山の奴、さっさと来いよ……あ…」
その時、熱斗の目の前の道路を猛スピードで駆け抜ける、よく見慣れた黒いリムジン。間違い無く炎山の乗ったリムジンだろう。その車は熱斗を一瞬で追い越し、あっと言う間に見えなくなる。
「…炎山……」
「熱斗くん…」
呆然と車の消えて行った方向を眺める熱斗。やがて虚ろな表情でベンチから立ち上がると、何か言っているロックマンを無視して、トボトボと頭を俯かせて自分の家に向って歩き始めた。
「炎山の馬鹿…炎山の…」
家に帰るや否や、熱斗は自室のベットに潜り込み、枕に顔を押しつけてワンワンと泣き始める。熱斗のその様子を見るに見かねたロックマンは、自分ではどうしようもないと思い、本意では無かったが、渋々炎山の所に事情の説明に向うことにする。
「はぁ、炎山と別れてくれれば一番いいんだけどね…でも、しかたないか…」
ブツブツとボヤキながらロックマンは電脳世界を進む、やがてロックマンは炎山のPETの中に到着。さっそくブールスと接触して仲介してもらい、熱斗のことについて炎山に話し始めた。
「あのね炎山…熱斗くんは…」
ロックマンの説明により、ようやく一連の流れを掴んだ炎山。
「そうか、それであんな態度を…」
「昨日の今日だからね……熱斗くんの怒りも収まってなかったみたい」
「ロックマン、わざわざ済まなかったな…」
「別に…僕は熱斗くんの辛さを取り除いてあげたいだけだから。それに、僕は炎山のことは認めてないからねv」
不気味な笑顔で炎山に向ってそう言うと、ロックマンは炎山のPETからさっさと消えて行った。炎山は「認めてない」という言葉に苦笑いすると、何やらブルースに指示を出し始める。
「…その予定で頼むぞブルース」
「了解しました、炎山様。では、本社入り口に車を手配しておきます」
炎山は副社長室を足早に立ち去ると、正面玄関に待たせてあるリムジンに乗り込み車を出させる。当然行先は熱斗の家だ。
「まったく、かわいい奴だよ…」
-同時刻
その頃熱斗は、泣き疲れてスヤスヤとベッドの中で眠っていた。寝ている熱斗の薄い桃色のほおには若干涙の跡が付いており、お気に入りのバンダナも首元までずれ落ちている。時折、涙で濡れた枕に抱きつき、無意識に愛しい恋人の名を叫ぶ熱斗。
それからどれくらの時間が経過しただろ…部屋の中には夕暮れの明かりが射し込んでいた。やがて、熱斗が目を覚ますと、目の前には愛しの炎山が横たわっている。しかも、自分のことを黙って見つめているのだ。
…!?
「うわぁあああ!炎山!な、なんで?どうして?…んぁ」
なぜか自分の部屋に居た炎山の姿に驚き、熱斗は飛び起きた。しかも、炎山は困惑している熱斗にいきなり抱きつくと、いきなり熱斗のピンク色の唇に接吻する。
「んぅぅ…」
始めは炎山の求愛に抵抗していた熱斗だが、次第に炎山の甘い舌責めのテクニックに屈伏して行き、ついには自らの舌と絡めあわせクチュクチュといやらしい音を立て始めた。
「んぅうん…んぅ…んぁ…ぷはっ!…はぁ、はぁ……ところで…なにしに来たんだよ///」
長い接吻を終え、熱斗は若干照れながら炎山にそう尋ねる。その問に炎山は、「今更」というような顔をしながら熱斗の問いにやさしく答える。
「理由は無い…ただ、俺はお前にキスしてやりたかっただけだ。それと……熱斗、すまない。本当だったら、普段忙しい俺からお前に連絡を入れてやるべきだったな。少しお前に甘えていたようだ…」
「炎山?それって…」
「お前の友人が、俺に全部話してくれたぞ…」
(ロックマンが?アイツ…炎山が嫌いだったんじゃ…でも…ありがとう…)
熱斗は心の中でロックマンに感謝すると、炎山に思いっきり抱きついた。
「なぁ?反省してる?炎山?」
「許してくれるのか?熱斗?」
「まぁ、許してやってもいいけど…今度もし、暇が出来たらさぁ…俺と…」
「なんでもしてやるよ」
次の瞬間、熱斗が喋り終わる前にすべての要求を呑むと告げ、再び熱斗の唇に甘い接吻を行う炎山。
「んぁ…またぁ?んぅう…」
「しばらく齧り付いていなかったんでな……こっちもいいか?」
「んぁ…許可してないってば……炎山のH…v」
炎山は熱斗の上着を脱がせ、長そでのシャツを首元まで捲り上げると、今度は熱斗の小さな胸の突起物をゆっくりと舌で舐め回し、膨れ上がった物を甘噛みする。
「やぁ…噛むなよぉ……あんまりやり過ぎると…俺…」
「止めてもいいぞ?どうする?」
「……続ける///」
沸き上がる興奮を抑えきれない熱斗は、自らシャツを脱ぎ去り上半身裸になると、ベットに倒れ込むように横になった。その様子に見惚れる炎山。
「俺を誘ってるのか?」
「…解ってるくせに…意地悪v」
若干顔をニヤつかせ、熱斗の上に倒れ込む炎山。そして、熱斗の耳元で優しくこう呟いた。
「愛してるよ熱斗…」
「俺もだよ。宇宙で一番炎山を愛してるv」
「規模が大きな…」
…二人はその後、お互いの服をゆっくりと脱がし合い、小さなベットを軋ませながら、お互いの愛を確認し合った。
「チッ、早くスリープモードにならないかなぁ…あぁ…炎山なんか死ねばいいの…多忙で死んじゃえ…熱斗くんは僕だけの物なんだから…」
二人が愛を確認し合っている真っ最中、熱斗の机の上にある、青いPETから「強力なダークオーラ」が沸き上がっていたのは誰も知らない。
よくある話だな…現実でも、ついつい一方的になっちゃうんですよね。
「熱斗くん…何時までそこで待ってるの?炎山から連絡なんて来ないと思うよ…絶対」
「だってさ、いつも俺からばっかじゃん!だから、今日は俺から連絡しないで待ってんだよ」
炎山と熱斗、二人がプライベートなことで会う場合は、常に熱斗からの連絡で成り立っている。付き合い始めても同じで、炎山から私的な要件で通信やメールなどは送られて来たことは一度も無い。
「……」
熱斗が炎山からの連絡を待ち始めて、既に6時間が経過していた。ギンギンに輝いていた太陽は沈み、窓の外は真っ暗。長時間放置されたのが原因なのか、ロックマンも珍しくスリープ状態に入っている。
「炎山の馬鹿…」
結局その週の週末、炎山からの連絡は一度も来ることはなかった。
-翌日
授業中、科学省からの緊急の呼び出しがあり、熱斗は急ぎ学校を抜け出し、街に突如出現した獣化ウイルス軍団の退治に向うことになった。
「くぅうう!あと10分で給食だったのに~!」
「熱斗君!そんなことはいいから現場に急ごう!」
「はいはい、割切りますよ…よし、行くぞロックマン!」
やがて何ブロックか進むと、ようやく熱斗は事件現場に辿り着き早速CFする。しかし、CFロックマンの前には想像以上の量の獣化ウイルスが実態化していた。
「こ、こんなに!?」
「熱斗くん、しかも一個体の性能が高いよ!」
実態化したウイルスは以外に手強く、CFロックマンは苦戦を虐げられ。やがて、ジワジワとウイルスの物量に押され、遂にCFロックマンは周りをウイルスに取り囲まれてしまった。まさに絶体絶命の状況…しかも、起死回生のプログラム・アドバンスもハイパーバーストの組み合わせしか残っておらず、熱斗は窮地に追いやられる。
「このままじゃ…」
「エリアスチール!」
「うわっ!」
「プログラム・アドバンス!ドリームソード!」
大量の獣化ウイルスは、何者かが放った強力なプログラム・アドバンスにより全て一掃された。CFロックマンはその光景をポカーンとした表情で眺めている。
「す、スゲー…」
ふと、自分を救出し、さらに獣化ウイルス軍団を全滅させた人物の方を見ると、そこにはなんとCFブルース-愛しの炎山が立っていた。
(え、炎山!?)
やがて、ディメンショナルエリアが解除され、二人はCFが解除されて元の姿に戻った。この後、いつもなら炎山に抱きつく熱斗だが、今日は不貞腐れた表情で炎山を鋭く睨みつけている。炎山は、自分に向けられている鋭い視線に気づき、熱斗の方に振り返る。
「…どうした熱斗?…なぜそんな顔…」
「…うるさいっ!!俺の邪魔すんなよ炎山!せっかく敵を一か所に集めて、プリズムとスプレッドガンの拡散反射で全滅させようと思ったのに!」
熱斗は咄嗟に思いついた攻略法を炎山に言い放ち、助けなど要らなかったかのように炎山を怒鳴り付けた。(この日はプリズムのチップを既に使用済みだった)
「そんなにムキにならなくてもいいだろ?」
突然、物凄い権幕で怒り出す熱斗に驚く炎山。理由は分からないが、炎山なりに熱斗の機嫌を取ろうと話し掛けるが、熱斗はさらに意味不明な発言を続ける。
「とにかく炎山なんて大嫌いだ!もう二度と俺の前にそのツラ出すなよ……馬鹿…」
流石の炎山も、こう一方的に訳もわからず好きな人物に怒鳴られて耐えられる訳もなく、遂に炎山も熱斗の態度にブチギレた。
「お前何様だ!?いい加減にしないとゆるさないぞ…さぁ、謝れ」
「はぁ?謝るのはお前だろ?馬鹿、アホ、成金………」
「なっ…」
思いつく悪口を言えるだけ言うと、熱斗は炎山に背を向け、一目散に何処かに向って走りだす。
「お、おい!熱斗!………待てよ!」
しばしの沈黙の後、炎山は熱斗を捕まえようと追いかけ始めるが、既に熱斗の姿を見失ってしまっていた。PETで連絡を取っても拒否され、とりあえず炎山は熱斗のことを後回しにすることにして、この場は商談相手の待っている自社に戻ることを選択。ブルースに待たせてある車を回すように指示を出す。
一方、熱斗の方は……
当然のように、熱斗は炎山が自分を追いかけて来てくれていると思い込んでいて、先ほどの現場から200メートルくらいの場所にあるベンチに腰かけ、炎山が来るのを今か今かと待っていた。
「何やってんだよ炎山の奴、さっさと来いよ……あ…」
その時、熱斗の目の前の道路を猛スピードで駆け抜ける、よく見慣れた黒いリムジン。間違い無く炎山の乗ったリムジンだろう。その車は熱斗を一瞬で追い越し、あっと言う間に見えなくなる。
「…炎山……」
「熱斗くん…」
呆然と車の消えて行った方向を眺める熱斗。やがて虚ろな表情でベンチから立ち上がると、何か言っているロックマンを無視して、トボトボと頭を俯かせて自分の家に向って歩き始めた。
「炎山の馬鹿…炎山の…」
家に帰るや否や、熱斗は自室のベットに潜り込み、枕に顔を押しつけてワンワンと泣き始める。熱斗のその様子を見るに見かねたロックマンは、自分ではどうしようもないと思い、本意では無かったが、渋々炎山の所に事情の説明に向うことにする。
「はぁ、炎山と別れてくれれば一番いいんだけどね…でも、しかたないか…」
ブツブツとボヤキながらロックマンは電脳世界を進む、やがてロックマンは炎山のPETの中に到着。さっそくブールスと接触して仲介してもらい、熱斗のことについて炎山に話し始めた。
「あのね炎山…熱斗くんは…」
ロックマンの説明により、ようやく一連の流れを掴んだ炎山。
「そうか、それであんな態度を…」
「昨日の今日だからね……熱斗くんの怒りも収まってなかったみたい」
「ロックマン、わざわざ済まなかったな…」
「別に…僕は熱斗くんの辛さを取り除いてあげたいだけだから。それに、僕は炎山のことは認めてないからねv」
不気味な笑顔で炎山に向ってそう言うと、ロックマンは炎山のPETからさっさと消えて行った。炎山は「認めてない」という言葉に苦笑いすると、何やらブルースに指示を出し始める。
「…その予定で頼むぞブルース」
「了解しました、炎山様。では、本社入り口に車を手配しておきます」
炎山は副社長室を足早に立ち去ると、正面玄関に待たせてあるリムジンに乗り込み車を出させる。当然行先は熱斗の家だ。
「まったく、かわいい奴だよ…」
-同時刻
その頃熱斗は、泣き疲れてスヤスヤとベッドの中で眠っていた。寝ている熱斗の薄い桃色のほおには若干涙の跡が付いており、お気に入りのバンダナも首元までずれ落ちている。時折、涙で濡れた枕に抱きつき、無意識に愛しい恋人の名を叫ぶ熱斗。
それからどれくらの時間が経過しただろ…部屋の中には夕暮れの明かりが射し込んでいた。やがて、熱斗が目を覚ますと、目の前には愛しの炎山が横たわっている。しかも、自分のことを黙って見つめているのだ。
…!?
「うわぁあああ!炎山!な、なんで?どうして?…んぁ」
なぜか自分の部屋に居た炎山の姿に驚き、熱斗は飛び起きた。しかも、炎山は困惑している熱斗にいきなり抱きつくと、いきなり熱斗のピンク色の唇に接吻する。
「んぅぅ…」
始めは炎山の求愛に抵抗していた熱斗だが、次第に炎山の甘い舌責めのテクニックに屈伏して行き、ついには自らの舌と絡めあわせクチュクチュといやらしい音を立て始めた。
「んぅうん…んぅ…んぁ…ぷはっ!…はぁ、はぁ……ところで…なにしに来たんだよ///」
長い接吻を終え、熱斗は若干照れながら炎山にそう尋ねる。その問に炎山は、「今更」というような顔をしながら熱斗の問いにやさしく答える。
「理由は無い…ただ、俺はお前にキスしてやりたかっただけだ。それと……熱斗、すまない。本当だったら、普段忙しい俺からお前に連絡を入れてやるべきだったな。少しお前に甘えていたようだ…」
「炎山?それって…」
「お前の友人が、俺に全部話してくれたぞ…」
(ロックマンが?アイツ…炎山が嫌いだったんじゃ…でも…ありがとう…)
熱斗は心の中でロックマンに感謝すると、炎山に思いっきり抱きついた。
「なぁ?反省してる?炎山?」
「許してくれるのか?熱斗?」
「まぁ、許してやってもいいけど…今度もし、暇が出来たらさぁ…俺と…」
「なんでもしてやるよ」
次の瞬間、熱斗が喋り終わる前にすべての要求を呑むと告げ、再び熱斗の唇に甘い接吻を行う炎山。
「んぁ…またぁ?んぅう…」
「しばらく齧り付いていなかったんでな……こっちもいいか?」
「んぁ…許可してないってば……炎山のH…v」
炎山は熱斗の上着を脱がせ、長そでのシャツを首元まで捲り上げると、今度は熱斗の小さな胸の突起物をゆっくりと舌で舐め回し、膨れ上がった物を甘噛みする。
「やぁ…噛むなよぉ……あんまりやり過ぎると…俺…」
「止めてもいいぞ?どうする?」
「……続ける///」
沸き上がる興奮を抑えきれない熱斗は、自らシャツを脱ぎ去り上半身裸になると、ベットに倒れ込むように横になった。その様子に見惚れる炎山。
「俺を誘ってるのか?」
「…解ってるくせに…意地悪v」
若干顔をニヤつかせ、熱斗の上に倒れ込む炎山。そして、熱斗の耳元で優しくこう呟いた。
「愛してるよ熱斗…」
「俺もだよ。宇宙で一番炎山を愛してるv」
「規模が大きな…」
…二人はその後、お互いの服をゆっくりと脱がし合い、小さなベットを軋ませながら、お互いの愛を確認し合った。
「チッ、早くスリープモードにならないかなぁ…あぁ…炎山なんか死ねばいいの…多忙で死んじゃえ…熱斗くんは僕だけの物なんだから…」
二人が愛を確認し合っている真っ最中、熱斗の机の上にある、青いPETから「強力なダークオーラ」が沸き上がっていたのは誰も知らない。
よくある話だな…現実でも、ついつい一方的になっちゃうんですよね。