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Secret Garden 2021年07月
2ntブログ

ついに見つけた!

ついに熱斗キュンのフィギュアをオクで見つけた!ただ、ロックマンのフィギュアも一緒で値段が…

ノーマルロックマンはともかく
サイトスタイルとかいらんがな(´・ω・)

とりあえず様子見かな。まだ予算内だけど…


短編の前編を1本追加しました。
いつも通り分割になります。

エネマグラの件は俺もかじりです。詳しい人が居たら教えてくださいw

それとショタコンってスポユニフェチとかも多いのかな?まぁ、自分は体操服が結構好きですが…

Twitterとか見てると友達になりたい変態どもが溢れてるんですよねー

歪んだ夢 その1

「凛駒くん、90分コース入ったよ!7番でお願い」



薄暗い控え室の扉が開き、中年ぐらいの男性が凛駒と呼ばれる若い青年を呼び出す。


「はーい!オプションありますか?」


「あぁーっと、ゴメン!ランパンでお願い!」


「うぃーす!」


青年は慣れた口調で返答すると、衣装ハンガーからどこかの学校で使用されていたと思われる陸上部のユニフォームを取り出した。


俺の名前は高道 凛駒(たかみち りく)。今は高校を卒業してすぐにそっち系の風俗店で働いている。


久しぶりのオプション指定に既に俺の相棒はギンギンだ。特にランパンは色々ワケあって興奮する…早くお客さんとシたい…


ところで、何で俺がこんなトコで働くことになったのかと言うと話せば長くなるのだが、それはスポーツ推薦で入学した高校1年の時まで遡るー



「高道 凛駒です。今日からよろしくお願いします!」


「初々しくて可愛いね!リクちゃんって呼んでいい?俺の名前は大西」


「あ、はい!よろしくお願いします大西先輩!」


スポーツ推薦で入学した凛駒は、今日が初めての部活参加だった。


凛駒が入部したのは陸上部。


と言っても、陸上の成績でスポーツ推薦入学した凛駒に選択肢などはなく、陸上部への入部は入学前から決まっていたようなものだ。


小柄で童顔だった凛駒はリクちゃんという愛称で先輩部員達に可愛がられ、すぐに部活での活動にも慣れていったのだが…


全てはその夏のレギュラー選抜で変わった。


「高道の奴、一年でレギュラーだってさ…」


「あのチビ調子に乗ってんじゃね」


体育会系の男子校だった凛駒の通う学校は、在校生の殆どが未来のアスリートと候補。


しかし、周りの実力者に埋もれて燻ってしまう生徒も多く、才能のある新入生に嫉妬してイジメを行う生徒も少なくなかった。


特に凛駒は容姿も整っていて一年でレギュラーになった才能の持ち主、残念ながら不良先輩部員の目に留まるのも時間の問題だった。


「なぁ、高道でコレ試してみないか?」


「また兄貴のエロ道具?で、それどうやって使うんだよ…」


3年の陸上部員である小宮、大西、中北は何やら悪巧みを企み、とある日の部活終わりに凛駒を人気のない倉庫に連れ出す。


「リクちゃん!ちょっと待って…」


「なんですか小宮先輩?」


部員たちは各々帰り支度を始め、閑散としていた校庭。


凛駒も同様に更衣室に向かおうとしていた矢先、小宮に呼び止められる。


「少し付き合って欲しいんだけどいいかな?」


「大丈夫ですけど…なんですか?」


「まぁまぁ、いいからいいから」


何も知らない凛駒は、練習終わりで疲れていたが先輩部員の指示だからと渋々それに付き合うことに…


「先輩、こんな時間から体育倉庫で何するんですか?」


「まぁ、とりあえず入って入って!」


「は、はい…」


言われるがまま体育倉庫に足を踏み入れた瞬間ー


「リクちゃん!レギュラーおめでとう!」


唐突にレギュラー入りを祝福される凛駒。


小宮に連れられた入った倉庫には既に大西と中北が居て、凛駒の到着を待ち構えていたのだ。


「え、あ…あの」


突然のことにポカンとした表情を浮かべる凛駒。


そもそもレギュラーに就任してから一瞬間は経っていて、お祝いも既に済んでいたのだ。


あきらかに異様を本能で感じた凛駒は無意識に後退りする。


すると、リーダー格の大西が飲み物の入った紙コップを片手に馴れ馴れしく抱きついてくる。


「なんだよ〜せっかく祝ってんのに元気ないじゃん」


「さぁ、座って座って!」


「いや、俺…」


「なんだよ、先輩の誘い断るワケ?ほら飲んで」


半ば強引に倉庫の奥に連れ込まれマットの上に座らせられると、今度は得体の知れない飲み物を勧められる凛駒。


「これ…酒とかじゃないですよね?」


「違うよリクちゃん〜只のジュースだって!」


「……それじゃ…いただきます」


本当は飲みたく無かったが、とりあえず酒ではなさそうだったのと、勢いに押されて紙コップの飲み物を飲み干す。


味自体は大西達の言うようにオレンジジュースでなんの問題もなく、一先ずホッとする凛駒。


「どうよレギュラー?練習メニューも特別なんだろ?ユニもカッコいいね!」


落ち着いた矢先、今度は小宮がそう言いながら馴れ馴れしく絡んできた。


「まぁ、でもそんなに特別って…うぅ…訳でも…」


「どうしたリクちゃん?」


「なんか…身体が熱くて…うぅ、やっぱり帰ります!」


小宮と話している最中、当然どうしようもないほどの火照りに襲われる凛駒。


明らかな身体の異常に不安を感じ、凛駒はその場から逃げ出そうとするがー


「あれ、リクちゃん…勃起してんの?」


「そ、そんな…ウソ!?なんで…」


小宮の指摘に下半身に目をやると、確かに凛駒のソレは青いランパン越しにギンギンに勃起していた。


「もしかしてリクちゃん溜まってるのかな?」


「と、とにかく帰ります!」


訳がわからない凛駒だが、恥ずかしさで尚更その場から足早に立ち去ろうとする。


「おい、逃すなよ」


しかし、大西のその一声で小宮と中北が逃げようとする凛駒を二人がかりで押さえつけた。


身体の異常でふらふらしていた凛駒は最も容易く二人に捕縛されてしまう。


「!?は、離せ!何を…ひゃぁ…やぁ…んぁあぁ!」


中北が背面から両腕を押さえつけ、小宮がユニフォーム越しに凛駒の両乳首をクリクリとこねくり回すと甲高い喘ぎ声が凛駒の口から漏れる。


「ヒューこれ効果バツグンじゃん!流石は中北の兄貴だぜぇ」


凛駒の反応にはしゃぐ小宮は、ポッケから英語表記のラベルがついた小瓶を取り出し、それを中北に見せた。


すると中北は得意げな表情を浮かべながら、背中越しに凛駒の耳元で囁く。


「高道がさっき飲んだジュースねぇ、媚薬を混ぜたんだよ…まぁ興奮剤てきな?」


「興奮…!?」


「そうそう、だからココもギンギンなんだよリクちゃん」


「あっ!んぁあぁ…触るなぁ…」


小宮は中北の説明に合わせ、リクの勃起した性器をランパン越しにレバーを操作する様にグリグリ手のひらで転がす。


ランパンの生地が鬼頭に擦れる度に駆け巡る刺激に、凛駒は思わず喘ぐのを抑えきれなかった。


やがて、その光景を奥で黙って眺めていた大西が立ち上がり今度は奇妙な形状の道具をチラつかせながら凛駒に迫る。


「それじゃ、そろそろ試すかね」


「…何を!?その黒いの何!?」


大西が手にしている得体の知れない物体を目にし怯える凛駒。そんな凛駒を横目に三人は何やら道具の使用について話し合いを始めた。


「いきなりは無理だろ、指で慣らしてやろうよ」


「えー汚ねぇよ!そのままねじ込もうぜ」


「流石に可哀想だろ、俺はリクちゃん好きだから俺やるよ!でも、ローションは流石にあった方がいいかな」


「小宮ってガチでそっち系?まぁ、そう言うなら任せるわ」


慣らしを提案する中北に、汚いからねじ込もうと告げる大西、最終的に小宮が自発的に慣らすことで話し合いは終わったが、三人が何を話しているのか理解できない凛駒は恐怖で混乱する。


「なんの話だよ…やだぁ!やめろぉ!」


「まだ何もしてないじゃん」


暴れる凛駒に小宮はそう告げると、元々用意してあったローションのボトルを何処からか取り出し、小宮は右手の人差し指と中指にローションを垂れ流す。


粘着質なローションでコーティングされた2本の指はテカテカと妖しく光り、小宮は次に空いた左手で凛駒のランパンをズラした。


だが、凛駒は咄嗟に両脚を閉じて抵抗を試みる。


「なんだよリクちゃん、邪魔すんの?」


「こ、こんなこと…んっ…辞めてください…」


「中北、まんぐり返しできる?」


すると小宮は中北にそう伝えると、中北はマットの上で凛駒に器用に寝技をかけ、あっという間に凛駒を股間丸出しの状態にしてしまった。


「高道のまんぐり完了♪」


「やめぇ…やめろぉ!」


通常時でも小柄な凛駒は体格差で不利なのだが、今は媚薬の効果で身体がマヒしていて尚更まともな抵抗ができなかったのだ。


「サンキュー。そんじゃ今度こそ…」


小宮はあらためて凛駒のランパンをズラす。


そして、再び隙間から露わになった凛駒の肛門を目掛け、太ももの付け根から一気に両指を突っ込む。


「んっ!ぁああぁ…やめぇ…」


小宮の指が肛門の穴に触れた瞬間、思わず涎を垂らしながらよがる凛駒。媚薬との相乗効果で股間もビクンビクンと反応する。


「ヤベェ、高道ってこんな可愛いかったか?」


「コレよりもチンコ挿れたいな…」


肛門の穴に沿って指を少し動かすだけでいやらしく喘ぐ凛駒の姿に、思わず小宮と中北も興奮を隠せずにいた。


特に背面にいる中北の股間が膨らむ感触をユニフォーム越しに感じていた凛駒は、自分が性的な対象になっている事態を自覚せざるを得ない。


「やだぁ…もうやめでぇ…うぅ…あっ…んっ」


最初は肛門の入り口をなぞるだけだった小宮の指が、徐々に肛門に強く押し当てられ、グイグイと凛駒の中に入っていく。


「あぁ…うぁあああ!?」


やがて、両指の第二関節ぐらいまでが中に埋まると、今度はゆっくり指を出し入れし始める小宮。


「あぁんっ!んぁあああぁ!」


ヌチャヌチャと粘着音が、凛駒の喘ぎ声に混じって倉庫内に響く。


指のピストン運動に連動してビクつく凛駒に、三人はその様子をニヤニヤ笑みを浮かべながら眺めていた。


「やめて欲しかったらケツ穴で感じるのやめろよリクちゃん。ほら、コイツのチンポとコレどっちがいいい?」


そう言いながら、再び先程の道具を凛駒に見せる大西。それを見た凛駒はどちらも拒絶するのだがー


「あぁ…どっちもヤダァ!あぁああっ!!」


「じゃ、俺のチンポで!」


「黒いのぉ!そっちの方がいいぃ!」


小宮のペニスで貫かれるぐらいならと、思わず用途不明の道具を選択した凛駒。


「なんだよ、やっぱコレが欲しいんじゃん。なぁ、コレなんて言うんだよ?」


「えーっと…エネ…エネマグラだったかな」


大西の問いかけに、道具の持ち主である中北がエネマグラだと伝える。


エネマグラとは、簡単に説明すると内側から前立腺を直接刺激することで射精を伴わない快感を誘発できるようになる道具だ。


だが、ドライオーガズムと呼ばれる反応は早々得られるモノでもなく、長期的な身体調教の末に会得できるテクニックでもあるという。


「なんかカッケェな!よし、早速ぶち込むか」


無論、持ち主の中北含めエネマグラの用途を理解していない三人は、ただの遊び半分でソレを凛駒に使用しようとしているのだが…


「やめてぇ…あぁあぁ…んぐっ…!?」


小宮の指と入れ替わりで、今度は大西によってエネマグラを肛門に押し当てられる凛駒。


小宮の両指よりも太いないソレは中々挿入が難しいかと思いきや、意外にもそのボディは簡単に凛駒の中に吸い込まれていく。


「あらら意外にスッポリ。もしかしてリクちゃんいつも穴アナ弄ってる?」


思っていたよりも簡単に挿入できた様子に、凛駒が普段から肛門を弄っているのではないかと疑念を抱く大西。


「じでなぃいいぃ…なんなのごれぇ…」


無論、普段から弄っている訳もない凛駒はそれをすぐに否定した。


だが、今はそんなことはどうでもよくて、自分の中に挿入された異物であるエネマグラが気になってしょうがなかった凛駒。


その身体は緊張と媚薬の効果で、全身の毛穴から汗が吹き出していた。


「レギュラー昇格祝いだよ♪どんな感じ?」


そう言いながらランパンの位置を戻して、エネマグラの底を指で小突く大西。


「はぁうぅ!!…とってぇ…うぅ…はぁ…はぅうぅ…お祝いなんていらないぃ…お願い…」


大西の心にもない祝福に、凛駒は今すぐエネマグラを引き抜いて欲しいと懇願する。


「なーコレ挿れたらどうなんの?」


しかし、そんな凛駒の叫びは大西に届かず、当の本人はエネマグラの効果がどんな風に現れるのかの興味しか無かった。


「それ挿れてから聞く?なんか連続でイけるようになるらしいよ」


「マジで!すげぇ…ヤり放題じゃん!早速試してみようぜ」


中北自身も元々の持ち主である自身の兄から聞きかじった情報しか持っておらず、挿入すれば連続射精が可能になると勘違いした大西は、興味本意で無慈悲にも凛駒のペニスをランパン越しに扱き始める。


「離してぇ…やめろぉ!触るな…んぐっ!んっんんん!」


「ちょっとさっきからうるさいから蓋させてもらったよ」


小宮は近くに置いてあった梱包用のガムテープを見つけるや否や、それで騒ぐ凛駒の口を塞ぐ。


「おーいいねぇ!監禁モノみたいじゃん。身体もそこの縄跳びで縛ろうぜ」


調子に乗った大西は、更に凛駒を縄跳びで縛り上げることを提案し、中北と小宮は近くにあったビニール製の縄跳びを複数個使って凛駒の身体をガチガチに縛り上げる。


そして、縛りあがったその光景は、大西の言う様に企画もののAVパッケージ画像の様な絵面だった。


ユニフォーム越しに身体を縄跳びで縛られ、身体が拘束から逃れようとする度に軋むビニール縄の音がいっそエロさを際立たせる。


「んっ!んんんんんんん!!」


「ほらほら、まだ一発も出してないぞーどうなんだよリクちゃん」


そして、拘束が完了すると今まで凛駒を背面から押さえつけていた中北がフリーになったことで、今度は三人がかりでの責めが始まった。


小宮と中北はそれぞれ凛駒の左右の乳首をユニフォームを越しに指でコネたり舌で舐めたりなど弄り始め、大西は再び凛駒のペニスを扱く。


「んっぐぅんんんんんん!!」


絶え間ない快楽責めに、快感で気が狂いそうになる凛駒。


既に凛駒のペニスからはダラダラと我慢汁が溢れ出し始め、青いランパンの股間部分に染みが浮かび始める。


「ランパンに染みが出来てきたな。折角のレギュラーユニも台無しだ」


「はぁ、レギュラーユニが高道のエッチな汁でベトベトだね」


この時、凛駒は大好きな陸上部の神聖なレギュラーユニフォームを着たまま辱められ、なんとも言えない背徳感に襲われていた。


「んんっ!んんん!!!」


「ユニ越しに乳首と股間弄られて気持ちいいんだろ?素直になれよこの変態」


「あぁーこのまま犯したい…リクちゃんガチで可愛い…」


「高道は素質あるね!何人も調子に乗った後輩を潰してきたけど、ここまでガチになったのは初めてだよ」


加えて、立て続けに三人から浴びせられる言葉責めの数々。


媚薬の興奮効果も相まって徐々に自分は変態なんだと錯覚し始める凛駒。


「イけ!さっさとイけ!!」


「んっ!?んんんんぐっんんん!!!」


そして、三人からの掛け声についに凛駒は限界を迎え、ビクンビクンと身体を震わせながら果てた。


「おぉキタキタ!ドクドク来たぞ!この後またイくのか?」


「一応そのハズだけど、なんか高道が大分疲れてる感じだけど大丈夫かな?」


凛駒の射精を見届け、エネマグラによる再度の射精を待つ三人。


だが、当然ながらエネマグラにそんな効果はなく、射精するどころか凛駒の勃起は徐々に治り始める。


やがて、トロトロとランパンが吸収しきれなかった精液が凛駒の股下から床に垂れ落ち始めた。


「……」


呆然とした眼差しで空を眺める凛駒。それは完全に賢者タイムそのものだ。


「んーなんか別に性欲全開って感じでもないな。…とりあえず今日はコレぐらいにしてやるか」


想像していた状況にならず、大西はつまらなそうな表情でそう呟くと、徐にズボンを脱ぎ始めて残りの二人にこう告げた。


「さてと、そんじゃ仕上げにヌいて行くか」


「待ってました!俺さっきからギンギンでヤバかったんだよね!」


「高道のユニフォームをドロドロにしてやろう」


「んっ…んんっ…!?」


三人はそう言いながら揃って勃起したペニスをそれぞれ自由に扱き始める。


異常を察知した凛駒は必死に顔を左右に振るが、逃れる術もなくギチギチと縄をし鳴らせることしか出来なかったー



「うっ…出るっ…ほら受け取れぇ」


「俺も!もうだめだ!」


「うっうぅううっ!!」


やがて三人は順番に性処理を済ませると、それぞれ凛駒の身体目掛けて射精を行い、凛駒のレギュラーユニフォームはびゅるびゅると降り注ぐ三人の精液に汚され、見るに耐えない酷い有様に。


「ハァ、後輩でヌいちまった…ほんと男子校ってクソだよな」


「でも、高道って髪伸ばせば女子に見えなくもないかな」


「おい!リクちゃんは全然イケるだろ!?」


「小宮、お前リクちゃんに告白しろよ」


「えーセフレならいいけどなぁーコイツ可愛いけどレギュラーでムカつくし」


三人は射精後、好き勝手に凛駒の容姿を評価。一方の凛駒は間接的ではあるが、陵辱されたショックで放心状態だった。


「ハハハ、なんだそれ!おっと…忘れるとこだった」


そして、大西は何かを思い出したかの様にジャージのポッケからスマホを取り出すと、なんと凛駒の無惨な姿をスマホで撮影し始めたのだ。


「んっ…んっんん…」


力なくやめろと言いたげな表情で大西を見つめる凛駒。だが、撮影は止まず大西は凛駒の痴態を記録し続けたー

連休終了のお知らせ

4連休もあっという間ですね…

オリンピックとか始まりましたが、あんまり興味ないのでスルーです。開会式はドローン演出が良かった!

あと、バッハ校長の話長すぎぃ!昔を思い出しましたw

読み物は屈辱監獄の番外編を追加しました。過去話とセットで読んでもらえれば!

リク貰ってからちょくちょく追加してますが、まだネタは出てきそうなので不定期で続けてみます。

毎週は流石にネタがキツいので、他のと混ぜながらまったりやっていこうかなと。

それと、コメント欄に返信させて貰いました。

昔は記事で返信していた気もするんですが、当面はそんな感じで!

第二の模範囚 ※番外編

「あら、元気ないわねぇルミナルス」

「ギース…様」

アルフレッドが模範囚として連れて行かれた後、失意のルミナルスの元を訪れたのはギースだった。

「なんでしょうか…まだ強制労働の時間じゃないですよ…」

少し不貞腐れた態度でギースに反応するルミナルス。普段であればスグに懲罰対象になるような態度だ。

しかし、ギースは怒るでもなく呆れた顔で話を続けた。

「いつにも増して生意気な態度ね…でも、これを聞いたら従順になるのかしら?」

「?」

「模範囚になれるって聞いたらどうする?」

「!?お、俺が…なれるの…ですか?」

ギースからの意外な提案にルミナルスは驚いた。

そして、なぜという気持ちもありながら、またアルフレッドと一緒に居られるかもしれないという思いも大きかったのだ。

その心中を何となく察していたギースは、ルミナルスの反応を見て口元をニヤつかせる。

「まぁ、それは私の質問にちゃんと答えられたらね」

「質問?」

「あなた、アルフレッドのことをどう思ってるの?」

ギースに投げかけられた質問に困惑するルミナルス。

何故なら、すでにアルフレッド同様に、ルミナルスも友人以上の感情をアルフレッドに抱いていたからである。

「どうって、アルは俺の友達で…大切なやつだよ……いや…」

本当の気持ちを伝えるか否か悩んだが、ここで気持ちを偽れば、アルフレッドに会えなくなる気がしたルミナルスは言葉を詰まらせる。

「違うの?」

ギースはそんなルミナルスの背中を押すように問いかける。するとルミナルスはー

「俺はアルのことが……ぃ…なんだ」

よく聞き取れない様な下細い声で、顔を真っ赤にしながらアルフレッドへの想いをギースに伝えた。

その返答は、間近に居たギースもシッカリとは聞き取れていない様子だったが、満足げな表情で可否をルミナルスに告げる。

「よく聞こえなかったけど…まぁいいわ合格」

「…え…あの…」

もっとロクでもないことになると思っていたルミナルスだったが、予想に反してそれ以上ギースは何もしても聞いてもこなかった。

そもそも既にキサラギから、とある理由でルミナルスを模範囚にする件の許可を得ていたギース。

実は質問にはそれ程意味がなく、アルフレッドへの感情を再認識させる程度の軽い意地悪に過ぎなかった。

「さて、これであなたも模範囚ね♪あ、そうそう…自分でも分かってると思うけど、模範囚は心の底から忠誠を誓えないと苦労するわよ?」

ギースの忠告にゴクりと唾を飲むルミナルス。

「模範囚にした理由って…やっぱりアルが関係してるんですか?」

「それはどうかしらね?私は従順なペットより生意気な方が好きなだけよ。それに新人が先に専属つけるのも面白くないし…」

「新人って…アルの弟の?」

「そうそう、あの生意気後輩のティオちゃんね」

「そんな理由で模範囚に?」

「結構大事なステータスよ?私の場合はなかなか選択肢が多くてねぇ…」

勿論、ギースがルミナルスに語ったのは真っ赤な嘘だ。

ルミナルスもあまりにも急な話だったので、半信半疑だったのだが、腕時計で時間を確認していたギースが急に慌てだしたことでそれ以上の詮索はさせてもらえなかった。

「あら…ちょっとお喋りし過ぎちゃったかしら。ほら、もう時間がないからさっさとそれに着替えて、パーティには間に合わせたいからね」

「え?パーティ?」

「そう、新しく模範囚になる囚人を祝うパーティよ。もちろんアルフレッドも参加するわよ」

そう言ってギースはルミナルスに模範囚の服を渡すと、それを着るように促す。

「…これって模範囚の?あ、でもこれどうなって…」

模範囚はSSS区画を自由に歩けるため、ルミナルスも何度かそれを着用した囚人を見たことがあるが、実際に触るのは初めてで勝手が分からなかった。

「はぁ、仕方ないわねぇ…特別に着せてあげるわ」

四苦八苦しているルミナルスを見兼ねたギースは、服を取り上げそれをルミナルスに着せ始めた。

だが、例の仕掛けの部分の装着になった際、ルミナルスが叫び声を上げる。

「はぁうぅ!」

いきなり肛門にビーズを充てがわれたルミナルスは、思わぬ不意打ちに驚いたのだ。

「これ…こんな風になってたのかよぉ…変態!」

はじめて知った服の構造にドン引きするルミナルス

「文句言わないの!今頃あなたの相方も着てるか着せられてる頃よ。それに今更この程度で喚かないの」

「うぅ、アルもぉ…」

アルフレッドも同じ責めを受けていると聞き、大人しくなるルミナルス。

そして、ギースのいう様に既に開発済みの身体はビーズを難なく呑み込んでいく。

「はぁん!うぅ…」

「あら、勃起しちゃったの?もしかしてアルフレッドと同じ責めを受けてると聞いてかしら?」

「そ、そんなんじゃ…早く残りも…」

口では否定しているが、実はルミナルスは自分と同じ様に悶えているアルフレッドの姿を妄想して興奮してしまっていたのだ。

その証拠にギースが指摘した瞬間、ルミナルスのソレはビクっと反応を示す。

「んっ…あぁあっ…」

「ほら、あと1個で終わるから我慢なさい。イッてもいいけど後がキツいわよ」

「うぅぁ…はぁあぁん!」

そして、何度か牢にルミナルスの喘ぎ声が響いた後、ついにビーズの挿入が終わり着替えが完了した。

ルミナルスはイキはしなかったが、勃起した股間周りの布は少しガマン汁で湿っている。

「さぁ、あとはこのヒールを履いて完成ね」

ギースは最後にヒールを履かせると、慣れないヒールに戸惑うルミナルスを連れ、足早にパーティ会場へことに。

「待ってろよアル…俺もすぐに行くから…」

「ふふ、期待してるわよルミナルス…」

お互いに小声でそれぞれの思惑を漏らす二人。

こうして恥辱塗れのパーティの準備は全て整ったのだ…

兄の行方 ※番外編

「あの、お兄ちゃんが捕まったって聞いたんですが…何か知らないでしょうか?」

ドゴラ監獄の入り口で、捕まった兄の安否を確認しに来た1人の少年の姿があった。

少年の身なりは見窄らしく、保護者も同伴していない。

そんな少年を受付の看守は冷たく足らい、少年が探している兄のことも「知らない」の一点張りで、相手にもしようとしない。

寧ろ、早く帰れと言わんばかりの様子だ。

そんな時、受付の奥から大柄の男がやってきた。

その男が現れるや否や、周囲の看守達は揃って一斉に敬礼を行う。そう、その男こそドゴラ監獄の局長、キサラギ・ダルトーンだった。

「おやおや可哀想に…ワシが話だけでも聞いてあげよう。さぁ、坊や中にどうぞ」

キサラギは少年にそう告げると、自らの権限を行使して少年を監獄の中に招き入れる。

「あ、ありがとうございます!」

何も知らない少年は、兄の手掛かりが掴めると思い素直に誘いを受け入れ、監獄の中に足を踏み入れた。

「さっさと帰ればいいものを…多分あの子も難癖つけられて帰れなくなるな。兄貴はSSS区画に収監されてるんだし…」

「マジかよ…確かにパッとみ女の子みたいに可愛い子だったしな」

「あぁ、いかにもキサラギの好みの顔だったからな。そんであいつ、看守カメラで見つけて飛んできたんだろう…あの変態野郎」

「ちゃんと追い返せばよかったんだが、バレたら俺らでも強制収容所行きだからな。イカれてんだよこの国は…」

キサラギと少年が奥に消えた直後、看守達は小声でそんなことを話し始めた。

どうやら、彼等が少年を追い返そうとしたのは善意だった様だ。しかし、それも今となっては水の泡だろう。

少年の姿は底知れぬ闇の中に消えていった…


「それで君の名は?」

「は、はい。僕はティオ・ラ・ボーチェと申します」

少年の正体はアルフレッドの弟、ティオだった。

ティオは局長室まで案内されると、二人はそれぞれ大きなソファーに腰掛けながら話し始める。

「ティオくんね…そうそう、最近家具を新調したんだが座り心地はどうかね?」

「え、いや…僕はあまりこういうのは分からなくて…いいもだとは思います」

キサラギは話し始めるや否や、部屋の装飾品や家具について自慢話を始めた。

それに適用に返事をするティオだが、アンティークやブランドなどに疎いティオにはどうでもいい話だった。

だが、今自分が腰掛けているソファーには少し違和感を感じていたい、なんとも言えない感触が少し不気味に感じられたのだ。

そのままキサラギは聞いてもいない監獄のことなどを語り始め、1時間もするといよいよティオにも苛立ちの表情が浮かんできた。

だが次の瞬間、ついにアルフレッドのことについて語り始めるキサラギ。

「で、本題なんだが…えーと…お兄さんのあアルフレッドだが、ここに収監されているよ」

「えっ…やっぱりここにお兄ちゃんは居るんですね!」

キサラギからアルフレッドのことを聞かされ、安堵の表情を浮かべるティオ。そして、アルフレッドの刑期について尋ねる。

「その、それで…お兄ちゃんはいつ頃釈放されるのでしょうか?」

「…うーむ…非常に言いにくいんだが、君のお兄さんは20年は監獄から出られないんだよ」

「20年!?そんな…それはー」

キサラギからアルフレッドの刑期を聞かされ衝撃を受けるティオ。

兄が居なくなってから1週間も探し回り、ようやく地元の警官からドゴラ監獄のことを聞き出して駆けつけたティオはキサラギの回答に絶望する。

「辛いねぇ…でも、私なら君のお兄さんを助けられるかもよ?…君がワシの従順な性奴隷になればね」

「…は?…アナタは何を…」

不意にキサラギが持ち出した提案内容の意味が分からず、その場で混乱するティオ。

すると、キサラギはニヤニヤ笑みを浮かべながら数枚の写真をティオに提示する。

そこにはアルフレッドが辱めを受けている写真や、犬の様に食事をさせられる写真など、どれもティオにとっては見るに耐えないモノばかり写っていた。

「お、お兄ちゃん!?なんでこんな…どういうことなんですか…うっ…ゴホゴホ」

あまりのショックに咳き込むティオ。

元々病弱なティオは、本来であれば今すぐにでも病院で静養しなければいけない程に弱っていたが、兄に会いたい一心で無理をして監獄までやってきたのだ。

「こらこら、無理はいかんよ。君は病弱だとお兄さんから聞いているよ」

「そうです…僕の薬を手に入れるためにお兄ちゃんは…あんな目に???」

自分が原因で兄が酷い目にあっていると思ったティオは、その場で頭を抱え込んで蹲ってしまう。

その様子に、キサラギは追い討ちをかけるようにこう告げた。

「まぁ、そういうことだ。だったら結論は出ているんじゃないのかな?」

「……僕が……奴隷になれば、お兄ちゃんを助けてくれるんですよね?」

この時点でティオには選択肢などなかった。

理不尽な扱いを受ける兄を助けるには、この人間のクズの様な男の奴隷になるしか方法が無かったのだ。

「もちろんだとも!」

「アナタ達は最低だ…でも、僕はお兄ちゃんを助けたい……奴隷に……なります」

全てが思惑通りに進み、上機嫌になるキサラギ。

対照的にティオは、物凄い形相でキサラギを睨みつけながら理不尽な要求を受け入れることに。

「ククク、ならこれにサインを…」

キサラギはサインすると法的に効力のある誓約書をティオに差し出し、サインを迫った。

「……わかりました…」

ティオは知らなかったが、この書類の効力は絶対的であり、一度サインしてしまえば国家公認の誓約書になってしまうのだ。

つまり、ティオはサインが完了した瞬間にキサラギの所有物となる。

ティオはその書類がそこまでの効力があるとも知らず、アルフレッドを助けたい一心で誓約書のサインを行った。

「ククク…さぁ、お前は今からワシのモノだ!」

「あっ…くっ…!?」

そしてサインが完了した瞬間、キサラギはティオの頭を鷲掴みにすると、誓約書をティオから奪い取り早速その醜悪な本性を剥き出しにする。

「だが、調教する前に身体を治してやらないとな。さぁ、こっちに来るんだ」

「ちょっと待って!お兄ちゃんはいつ解放してくれんですか!?」

キサラギの下衆な対応はある程度覚悟していたティオだが、それだけは譲れないと思い、交換条件であるアルフレッドの解放について尋ねた。

「…解放?ワシは助けると言っただけだが?」

「なっ!?ふざけるな…っ!?」

監獄からアルフレッドが釈放されるものだと思っていたティオは、キサラギの屁理屈に怒りを露にする。

しかし、それを聞いたキサラギは詫びるどころか鬱陶しそうな顔でこう言い返した。

「屑のクセに調子に乗るな。お前ら兄弟は揃ってワシのコレクションになるんだよ」

最初からティオとまともに取り引きする気が無かったキサラギは、幼いティオを騙して奴隷契約を結び、まんまと兄弟を自らの所有物に。

「嘘つき!許さないからな!誰がお前の…うっ!」

「喚くな奴隷の分際で、少し眠っていろ。次に目覚めた時はワシの忠実な奴隷に仕上がってるだろうがな」

激昂するティオだが、後頭部に強い衝撃を感じた瞬間、ティオの意識はそこで途切れた。

そして、意識を失ったティオはドクターオメガの研究室に連れ込まれることに…



「どうだドクター、何か問題はあるか?やっかいな持病などはどうなんだ?」

「これは唯の栄養失調だぞい。催眠投薬と同時に栄養補給もしておくから問題なかろう」

薄暗い研究室の中、謎の装置を取り付けられ、台の上に全裸で眠っているティオ。

その様子をキサラギとオメガは、何やら怪しげな話し合いをしながら見つめていた。

「なら処置を続けてくれ。オーダー内容は問題ないな?」

「しかし珍しいのぉ。局長が催眠洗脳を利用するなんて、いつ以来だぞい」

「ふん、今回はちょっと複雑な趣向なんでな。片方は手っ取り早く性奴隷にしておきたいだけだ」

ティオに取り付けられた装置は、ティオを洗脳するための機械であり、特定の記憶を脳に上書きする恐ろしく非道な代物だった。

そして、キサラギの出したオーダーは下記の3つ。

①キサラギを義父として認識し、どんな命令にも従うようにする。

②アルフレッドに対しての愛情を歪ませ、自分の所有物にしたいと思わせる。

③洗脳が解けそうになった際の2重催眠として、特定のワードを発言することで一時的に思考レベルを低下させる。

上記の内容でティオの記憶操作は行われ、その洗脳作業は二ヶ月間にも及んだ。




「ここは…!?そうだ、僕はお兄ちゃんを…あれ、なんだか身体が軽い???」

目覚めると、そこは見知らぬ部屋の中だった。

確か僕はお兄ちゃんを助けに来たハズなのに…なんでこんな豪華なベッドで寝ていたんだろう。

「目が覚めたかティオ」

僕を呼ぶ声がする。声のする方向に振り向くと、そこには大好きなパパの姿があった。

そうだ、病気で弱った僕はキサラギ様に拾われて養子にして頂いたんだ…パパには絶対逆らえない…言われたことは…どんな命令でも聞かないと…そして僕はー

「!?…あ…お義父様!!あの、お兄ちゃんのことなんですけど…いつ頃僕の【モノ】にできそうですか?」

そう、僕にはやらなきゃいけないことがある。

それはお兄ちゃん…アルフレッドを僕だけのモノにすることだ。今、お兄ちゃんは僕のせいで投獄されていて躾を受けている。

犯罪者なんだから罰を受けるのは当然だ。でも、他のやつに汚されるぐらいならいっそ僕が…僕がお兄ちゃんを躾けたい。

「慌てるなティオ、さぁいつもの様にワシにご奉仕してごらん」

「は、はい!すぐにでも!」

パパがズボンを脱いで僕を呼んでる…あれ、これをどうすれば…そうだ…気持ちよくさせないと…僕はパパの性奴隷なんだから…いつか、お兄ちゃんと一緒にパパにご奉仕したいなぁ…

あれ?ホントにそれでいいのかなー

こうしてキサラギに洗脳されたティオは、キサラギを義父と認識させられ、どんな命令にも従う肉人形にされてしまった。

しかも、兄であるアルフレッドを救うという目的も、兄を【支配】するという歪んだ目的に完全に差し替えられ、ドクターオメガの洗脳処置は【ほぼ】完成したのだ。

やがて、キサラギに一通りの性調教を受けたティオは看守としてドゴラ監獄のSSS区画で働くことになり、ついに念願の兄との再会を果たすのだがー

よーわからん

連休なんで1本追加しちゃいました。
週末の更新もルーチンなんでやりますよ!

そいいえば再開してからずっとスマホで更新してるんですが、未だに慣れないです。そもそもUIがわかりにくいというか…スキンとかカスタマイズできるんですかね。

久々にイラストも描いてみたいので、今度タッチペン買おうかな。

新たな生活

「模範囚の条件…拒否したらティオまで投獄されるかも…僕はどうしたら…」

キサラギから聞いた模範囚になるための条件。それは弟であるティオの性奴隷になるというものだった。

厳密には特定の看守の専属奴隷になることが模範囚になるための一つの条件なのだが、アルフレッドの場合はティオがその対象なのだ。

「ホントに最低なやつだ…卑劣でキモくて…意地悪…変態で」

長い一日が終わり、牢に戻されたアルフレッドはブツブツと呪詛の言葉を呟く。

そんなアルフレッドを心配してか、先に牢に戻されていた向かいのルミナルスが話しかける。

というよりも、実は浴槽室での一件もあったのでルミナルスは話しかけるタイミングを先程から伺っていたのだ。

「あ、あのさ…アル、さっきからどうした?」

「あ、ごめん!うるさかったよね…」

アルフレッドはハッとした表情でルミナルスに反応する。

「いや、そうじゃなくて…あの後何があったんだよ…その鞭跡とか…俺は浴槽室で気絶してたみたいで、気づいたら牢に戻されてたけど」

「…色々あって…あ、それと今日はゴメンね。浴槽室でも変なことしちゃって…」

「あ…そ、それは気にするなよ!こんな生活してたらあんなこともあるだろ…それにアルなら別に俺は…」

「ルミナ…僕もルミナとなら…あはは。すっかり変態にされちゃったよね僕ら」

二人は先程の行為を思い出し、顔を赤面させながら気まずそうに俯く。

だが、ルミナルスはそれ以上に浴槽室で別れた後のことが気になり、あらためてアルフレッドに問いかけた。

「…で、もっかい聞くけどさぁ、あの後何があったんだよ」

「…」

やがて、アルフレッドは重い口調で先程の出来事を語り始める。

そして、それを聞いたルミナルスはプルプルと身体を震わせながら激昂した。

「キサラギのやつ最低だ…クソ!アルの弟までオモチャにしやがって!しかも、弟の奴隷になれだ?イカれてるよアイツ」

「でも、僕は…模範囚になるよ…多分、それしかティオを助けられない」

怒るルミナルスに、アルフレッドは弟を助ける決意を伝える。

「アル…でも…」

「ルミナともお別れなのかな…模範囚になったら住む場所も変わるんだよね?脱走した人達しか見たことないし…」

「…模範囚は専用の檻に入れられるってギースから聞いたことがある…でも、逃げ出すぐらいだからロクでもない場所だろうけど…ホントに模範囚になるの?」

「ごめん…」

「…」

出来ればアルフレッドを引き止めたかったルミナルスだが、弟を助けたいというアルフレッドの意思を尊重し、それ以上引き止めはしなかった。

この半年、ずっと弟の様子を気にかけていたアルフレッドのことを知っていたから尚更である。

「…ルミナ…今日までありがとう…ルミナが居たから頑張れたんだ」

「アル…俺…いや、弟をちゃんと助けるんだぞ!アルは兄貴なんだからさ!それに、きっと正気に戻ってくれるって」

「うん!頑張るよ僕!」

その後、軽いこれまでの昔話を始めた二人。

いつもであれば私語のお仕置きにギースが駆けつけてくるぐらい話し込んだが、その日は何故かギースが現れることも無かった。

そして、蓄積していた疲労もあってか、いつの間にか二人は深い眠りにつく。


翌朝ー

ルミナルスが目覚めると、既に向かいの牢にアルフレッドの姿は既に無かった。

「ホントに行っちゃったんだ…んっ?」

ボソッとそう呟やくと、何者かの足音がルミナルスに迫る。



同時刻ー ドゴラ監獄局長室

「模範囚に…なります」

かつて、二度も屈辱を味わった局長室。

一度目は理不尽な判決で囚人に堕とされ、二度目は人間椅子として奉仕させられた場所。

そして、三度目となる今回もアルフレッドにとっては耐え難い屈辱を受ける場となっていた。

「ほぉ、弟の奴隷になる決心がついたか」

「…はい」

アルフレッドは全裸姿で土下座を強要され、模範囚になるためキサラギと弟ティオの目の前で屈辱的な誓をたてさせられていた。

「ククク…賢い選択だアルフレッド。なぁティオ、私の可愛い【息子】よ」

「はい…んっ…お義父様…お兄ちゃんは…はぁん…僕がぁ…はぁあああん!」

しかも、看守であるハズのティオも全裸になり、
座ったままのキサラギの股間に股がる様にして腰を振っていた。

状況的にはティオに性行させながら、その目の前でアルフレッドに弟の奴隷になる誓を立てさせていたのだ。

「ぐっ…」

見るに耐えない光景に、土下座の姿勢のまま怒りで身体を震わせるアルフレッド。

弟を守るためのハズが、その弟は目の前で洗脳された状態で犯されている。

だが、逆らい抵抗すれば弟の身が危うい。

アルフレッドはキサラギの鬼の様な所業にただ耐えるしか無かったのだ。

「さぁ、そろそろ出すぞティオ!」

「は、はいぃいいぃぃ!!!」

やがて、キサラギはティオにそう告げると、ギュッとティオの身体を抱きしめたまま小刻みに震えてそのままティオの中で果てた。

「さぁ、卑しい犬ども…ご主人様のモノを二人で綺麗にしろ」

キサラギは果てた直後にそう告げる。

それと同時に、キサラギの勃起した性器がティオから勢いよく引き抜かれ、ティオの肛門からトロトロと白濁した粘液がこぼれ落ちた。

ティオは疲労感からその場に倒れ込む様に項垂れるが、キサラギの指示に従ってヨロヨロとキサラギの股間を目指して這いつくばる。

「…ハァ…ハァ…はぁい♪今すぐに!ほら、お兄ちゃんもさっさとコッチに来てよ!」

「は、はい…」

ティオの指示に慌てて反応するアルフレッド。

その後、二人はキサラギの目の前で跪きながら、兄弟揃ってキサラギの性器を舐め掃除させられる羽目になり、キサラギが二度目の射精を終えるまで解放させることは無かった。


「お義父様ぁ…僕らのご奉仕はいかがだったでしょうか?」

「ティオは流石と言ったところだが、アルフレッドはまだ駄目だな。弟としてダメな兄をしっかり調教するんだぞ」

「はい!かしこまりました!お任せください」

「…」

キラキラ目を輝かせながら、キサラギにそう答えるティオに絶句するアルフレッド。

その後、アルフレッドは看守服に着替えたティオに連れられ局長室を後にし、ティオの部屋に向かうことになった。

その間、アルフレッドは終始無言でティオの後について行く。

局長室を出て暫くすると、無機質な監獄の様子は徐々に煌びやかな内装に変化していき、やがて豪華な装飾の施された扉の前にたどり着くと、二人はその中に入っていった。

どうやらその部屋がティオの部屋の様だ。

アルフレッドは弟が裕福な環境で暮らせている事実を確認すると、少しホッとする。


「はぁ、やっと一緒に暮らせるねお兄ちゃん♪」

「…えっ!?…あ…うん」

部屋に入るや否や、バッと振り返り不意にアルフレッドに抱きつきそう告げるティオ。

そんなティオの無邪気な反応に、一瞬かつての弟の姿を見たアルフレッドだが、淡い希望は一瞬でかき消された。

「返事は?嬉しくないの?」

そこに居たのは弟ではなく、あくまでも自分の主人になった少年だったからだー

「はい…嬉しい…です」

ティオの問いに、覇気なく答えるアルフレッド。その様子にティオは表情を曇らせる。

「ふーん。なんか全然そんな感じしないけど…さっきも何あれ?嫌そうに舐めてて…不愉快なんだけど」

「…お前…あんなのがホントに嫌じゃないのか…っ!」

思わず本音で返答するアルフレッドに、ティオは咄嗟にアルフレッドを突き放し、呆れた顔でこう告げた。

「またお仕置きされたいの?初日だから許すけど、お兄ちゃんは僕の性奴隷なんだよ?色々気をつけてよね」

「……」

再び弟の性奴隷になったことを自覚させられ落ち込むアルフレッド。そんなアルフレッドをよそに、ティオは何かを棚から取り出しそれをアルフレッドに差し出す。

「まぁいいや……それよりさぁ!お兄ちゃんの服届いてるよ!さっそく着てみてよ♪」

そう言って渡されたのは模範囚専用の囚人服だった。

ドゴラ監獄に収監されてから、一度も衣類の着用をさせてもらえなかったアルフレッド。模範囚になったことで服の支給が行われたのだ。

「え、服?そっか…模範囚になると…」

「じゃーん!可愛いでしょ!」

「なっ!…それ…」

久しぶりの服だが、ティオが嬉しそうに広げた【ソレ】はどう見てもまともな服ではなかった。

首回りは革製で首輪の様になっていて、前側には鎖を繋ぐためのリングが取り付けられている。

服本体は白縁で覆われ、青いヒラヒラとした薄いシルク生地でできていた。イメージとしては側面のないワンピースのようなデザインだ。

そして、最もアルフレッドが気になったのは背面側の生地の末端にあるビーズが数珠繋ぎで取り付けられた細長い棒の存在だ。

前側の端にも穴が空いていて、その穴に留め具としてハメるためのモノにも見える。

「はい着てみて♪……早く!」

絶句するアルフレッドに着用を促すティオ。

だが、服と呼んでいいのか分からないモノの着用方法が分からないアルフレッドは困惑する。

「これ、どうやって着れば…」

「もぉーしょうがないなぁ。僕が着せてあげるからちゃんと覚えてね」

ティオはそう言うと、慣れた手つきで囚人服をアルフレッドに着せていく。

首輪の装着までは問題なく進んだのだが、前側の生地を股間越しに引っ張り、端にあるリングのついた穴に背面側のビーズの棒を通すとー

なんと、ティオはその棒をアルフレッドの肛門にグイグイ押し当て始めたのだ。

「ひゃっ!そ、それ…入れるの!?」

「そうだよ!お尻でキュッと固定するの…柔らかい素材だから痛くないでしょ。それに…お兄ちゃんのお尻は開発済みなんだから楽勝だよ♪」

驚くアルフレッドに、ティオはそう言いながらズブズブと棒を挿入していく。

「あっ…んっ…」

ビーズの玉が一つ肛門に挿入される度に漏れるアルフレッドの喘ぎ声。

悔しいが、この半年間の生活ですっかり異物の挿入に慣れてしまったアルフレッドの肛門は、難なくビーズを飲み込んでゆき、同時にその身を駆け巡る快感に身を震えさせる。

「んっ…はぁぁあああぁん!」

ティオは可愛らしい兄の反応に興奮しながら、
ゆっくりと挿入を続け、やがて全てのビーズがアルフレッドの肛門に吸い込まれることでやっと着替えは完了した。

そう、この服は留め具としての役割を肛門にさせる、責め具も兼ねた卑猥な囚人服だったのだ。

「あっ…あぁ…」

「終わったよお兄ちゃん?どう、着心地は?お尻気持ちいいでしょ?」

ティオはニヤニヤしながら悶えるアルフレッドを意地悪く言葉責めする。

「はうぅ…うぅ…恥ずかしぃよぉ…」

モジモジしながら股間を手で覆い隠すアルフレッドを見て、ティオは更に追い討ちをかける。

「あれれ?なんか前側ギンギンだね〜。お兄ちゃんの変態♪」

弟であるティオにオモチャにされ、繰り返される言葉責めに恥ずかしで身を震わせるアルフレッド。

それに連動して布の上に浮かび上がった性器のシルエットがぴくぴくと反応する。

「うぅ…」

「さてと…着替えも終わったし、そろそろ行こっか」

着替え終わるや否や、再び何処かにアルフレッドを連れ出そうとするティオ。

「ど、どこに…」

全裸の時よりも恥ずかしい格好にされ、冗談じゃないと言った顔をするアルフレッド。

ティオはそんな兄の反応すらも楽しんでいるのか、上機嫌で行き先を伝える。

「ふふ、模範囚の顔見せパーティだよ♪まぁ、今回の追加模範囚はお兄ちゃんだけなハズだけど」

「…パーティ…」

かつて、歓迎会と称して大勢の前でキサラギに責められた思い出が蘇り、顔を引き攣らせるアルフレッド。

「さぁ、これ履いて裸足も卒業だよ」

今度はヒールを取り出すと、それをアルフレッドに履かせるティオ。

「これ、歩きにくいよぉ」

無論、ヒールなど履いたことがないアルフレッドは歩くのも四苦八苦することに。これも責めの一環で、歩行速度を意図的に落とす目的で模範囚に履かせるものだ。

そして、もとから拒否権などないアルフレッドは、否応なしにティオに連れられパーティの会場へ向かうことにー

「お兄ちゃん!もっと早く歩けないの?鞭で叩くよ」

「だってこれ…歩きにくいし…お尻も気になって…あっ…」

なんとか勃起は抑えたアルフレッドだが、慣れないヒールでの移動に加え、道中もティオに弄ばれながら二人は会場に向かった。

「さぁ、着いたよお兄ちゃん」

「…!」

やがてパーティ会場にたどり着くと、そこは大きな広間になっており、豪華な装飾が施された内装と、複数並べられたテーブルには見たこともない豪華な食事が並んでいた。

そして、会場内にはアルフレッドの見知った看守達や、自分と同じ服を着た模範囚達が給仕や調教をされている姿も目に入る。

アルフレッドはティオに先導されるままその中を進む最中、聞き覚えのある声に呼び止められた。

「あら、アルフレッドじゃない。トントン拍子で模範囚なんて凄いわね」

声の主はギースだった。だが、それよりも衝撃的な情報が振り向いたアルフレッドの視界に入る…

「ギース様…っ!?え…ルミナ!?」

そこにはなんと、アルフレッド同様に模範囚の服を着たルミナルスの姿があったのだ。

昨日、別れを告げたルミナルスの姿を見つけたアルフレッドは思わず駆け寄ろうとするのだがー

それを遮るようにティオが物凄い剣幕でギースに食ってかかる。

「ギース先輩!どういうことですか?なんでソイツが…ルミナルスが居るんですか!?」

「あら、どうしたのティオ?そんなに怒って?この子は私の模範囚よ。まぁ、急な話だったから貴方は知らなかったでしょうけど」

「なっ…そんな…」

アルフレッドとルミナルスの関係をよく思っていなかったティオは、ギースからルミナルスが模範囚になったと告げられ絶句する。

そして、ルミナルスと話したさそうにしているアルフレッドを強引に連れてその場を離れた。

一部始終を見ていたルミナルスも心配そうにアルフレッドを見つめている。逆にギースはその光景をニヤニヤと笑みを浮かべながら静観していた。

「くっ!やっとお兄ちゃんから離せたのに…お義父様は何をお考えなんだ…」

「痛いよ!どうしてそんなに怒ってるの?」

「うるさい!僕はお兄ちゃんのために怒ってるんだ!いいか、アイツとちょっとでも会話したらお仕置きするからね!」

アルフレッドの手を握り、ギース達とは反対方向に移動するティオ。

「そ、そんな…」

アルフレッドはどんどん小さくなっていくルミナルスの姿を何度も振り返りながら見つめていた。

そして、いよいよパーティが始まる…

夏!

短編を1本追加しました。

1話完結なので結構駆け足です。内容は夏っぽくて純愛もの的な!ただ、具体的な年齢とか記載してないので、お好きな年齢層で想像して貰えれば。

最近の内容はハードものばっかりだったので、少しはキャラに幸せになってもらえればなとw

ラムネの季節

連日のように最高気温が更新される猛暑の中、夏服姿の学生たちが息苦しそうに勉学に励んでいた。

その学校は公立校のため、冷房設備などは満足に使用することも出来ず、癒しは大きな窓から時々入ってくる風…それとー

授業の終わりを告げる鐘の音だけだ。


「コウちゃん、今日は先に行ってるね」

HRがおわるや否や、小動物にようにそう言いながら友人に駆け寄る一人の少年。

小柄で幼い顔つきの少年の名は、林崎 秀。そして、秀が呼びかけている秀よりも背丈が倍もある短髪の少年は坂東 浩二。

もっとも、浩二の見た目は青年と言った方がしっくりくるほどシッカリとした体付きだった。

「悪いなショウ!補習が終わったらすぐ行くからよ!」

二人は愛称で呼び合う関係で、同じ水泳部に所属する部員である。

その日は浩二が補習のため、秀一人で部活に向かうことになっていた。

「もう、せっかく夏になってプール使えるようになったのにさぁー」

一人、四畳半程の手狭な部室にたどり着いた秀は、ぶつぶつと補習で練習に遅れる浩二の文句を呟きながら手早く制服を脱ぎ始める。

徐々に程よく引き締まった秀の身体が露わになるが、ヘアが完全に剃られた性器は逆に幼いイメージが強く、なんとも言えないアンバランスな光景だ。

もちろん普段の水泳の授業の際はタオルで身体を隠して着替えるが、とある理由で部室でそれは不要であり、同じくヘアを剃っている浩二とも隠し合ってはいない。

そして、競泳水着への着替えが終わると、秀はジャージの上着だけを羽織ってキャップをポッケに突っ込み、足早に部室を出て校舎の裏手にあるプールへ向かった。


秀達の学校のプールは至ってシンプルな25mのプールだったが、盗撮などを防止するための外壁が異様に高く、校舎外から中の様子を伺うことは無理な構造になっていた。

「うーん!今日もいい天気、最高のプール日和だなぁ…コウちゃんも早く来ないかなぁ」

プールにたどり着いた秀は、上着を脱いでベンチに置くと、キャップを被りプールサイドで独り言を言いながらストレッチを始める。

だが、プールサイドには秀以外の部員や顧問の姿は無く、実質貸切状態。

その理由だが、実はこの水泳部には部員はが秀と浩二の二人しか居ないのだ。

それは、かつて水泳部の顧問が起こした体罰事件が起因するモノであり、殆どの部員は進級と同時に事件を理由に退部していた。

しかも、問題を起こした顧問は既に退職しているにも関わらず、事件の影響で新入生の水泳部への入部は無く、現在の顧問も肩書きだけの顔も出さない教師が担当しているような廃部寸前の部活だ。

それでも純粋に水泳が好きだった浩二は部に残り、秀もとある理由で水泳部に残留することで、二人だけの水泳部が出来上がったのだ。




人気のないプールに響く、水を豪快に掻き分ける音。そこには一人で黙々と練習に勤しむ秀の姿があった。

僕は特に水泳が得意という訳でも無く、大会の本戦に出られる様なレコードも持っていない。

多分、水泳部が廃部にならないのも多分コウちゃんの功績が大きいと思う…

でも、僕はここに居る…それは、僕がコウちゃんのことが好きだからだ。

どうして好きなのかと聞かれると上手く説明出来ないけど、とにかくコウちゃんは僕にとってカッコイイ憧れの人なのだ。

水泳部に誘われたあの日からー

ただ、いつまでも一緒に泳いでいられるかと言うと色々難しく、二人っきりの部活も今年と来年の夏で最後かと思うと辛い…


秀が水泳部に残った理由、それは浩二への憧れに近い恋心からだった。

だが、天才的な水泳センスを持つ浩二は他校からも引っ張りだこであり、スポーツ名門校からの逆推薦も出ている程だ。

しかし、秀が浩二と揃って同じ学校に進学するには金銭的なハードルが高く、二人っきりで過ごせる時間にも限りがある。

それに、浩二が編入で転校する可能性もあり、そうなったらすぐにでもこの日常は失われる。

そんな現実に憂鬱していた秀は、泳ぎ着いた先でプールから上がることもせず、じっと神妙な面持ちでプールの壁に手を置いていた。

そんな時ー

「なにシケた面してんだよショウ!」

プールサイドから秀に呼びかける声、そこには補習で練習に遅れてきた浩二の姿があった。

制服姿からも浩二の体格の良さは一目瞭然だったが、秀のものとは比べもにならいほど鍛え上げられた身体はアスリートのものだ。

「うゎあ!コウちゃんいつの間に!」

「待たせたな!さぁ、バンバン行くぜ!」

浩二はそう言って勢いよくプールに飛び込みむと、一気に得意のクロールでプールを突き進んで行った。

「あぁ…やっぱりコウちゃんは凄いなぁ…」

その姿に圧倒的な実力差を改めて感じ、同時に叶わぬ恋の儚さに思わず涙する秀。

秀は涙を拭い、決して追いつけないと分かっていながらも浩二の後を追って練習を再開した。



そして、そのまま何事も無く時間は過ぎていき、いつの間にかプールサイドにある時計は18時を指しかけていた頃、二人はその日の練習を切り上げ、軽く濡れた身体をハンドタオルで拭くと、プールサイドのベンチからジャージを回収して部室に戻ろうとしていた。

「ふぅ、今日は補習のせいであんまり泳いだって感じしねぇな、残れるなら夜まで居たいぜ!」

「コウちゃんスタミナありすぎ…僕はヘトヘトだよ…だから…一緒に居られないのかなぁ…」

何気ない雑談の際、思わず秀は本音を漏らしてしまった。

ハッとした表情で口を押さえる秀だが、それを聞き逃さなかった浩二は秀に詰め寄る。

「どうしたんだよ急に!なんでそんなこと…」

この時、僕は笑って誤魔化すこともできた。

でも、少しずつ迫ってくる終わりの時に耐えられず、そのままコウちゃんに思ってることをぶつけてしまった。

「推薦貰ったんでしょ…聞いたよ先生から。この時期にってことは…その、転入とかするの?」

浩二に背を向け、俯きながらスポーツ推薦の話をし始める秀。実は浩二から推薦の話は聞いておらず、秀もつい先日に顧問から聞いたばかりだった。

だが、直接そのことを浩二に聞く勇気が持てなかった秀は、浩二への事実確認を先延ばしにしていたのだ。

秀はこれで終わったと思いながら、ぐっと両手を握りしめ、浩二からの返事を待つ。

そして、浩二は秀に告げたー

「あーなんだよその話か…それなー断った」

「!?」

思いもしていなかった浩二の返答に驚いた秀は、思わず振り返り、浩二の肩を無意識に掴んだ。

「どうして!?あの学校なら設備もスゴイし、コウちゃんならエースだよ!馬鹿なの!?」

僕はコウちゃんを気がついたら怒鳴っていた。でも、なんで僕は怒ってるんだろう…嬉しいハズなのに…???

推薦の話を蹴ったと告げられた秀は、浩二が折角の才能を活かそうとしていないのではと感じ、本音とは矛盾しているが怒りを感じていたのだ。

秀にとって浩二と一緒に入れれることも大切だが、それ以上に浩二にもっと大きな舞台で活躍して欲しいという願望もあるのだ。

だが、続けて浩二に告げられた言葉でその怒りは一瞬で吹き飛ぶことに…

「いやぁ…なんでかな…その…俺さ、ショウと一緒に居たいんだよ。泳ぐのはドコでもいいし!」

「え…コウちゃん?」

浩二の発言が理解できず、ポカーンとした表情で浩二を見つめる秀。

「えっと……今のは無しで!アハハ…悪りぃ、急に気持ち悪いよな!じゃ、俺先に行くからーっ!?」

「僕も…コウちゃんと一緒に居たい…」

秀の反応に慌てて発言を撤回し、その場から逃げ出そうとする浩二だが、そんな浩二の背中に秀は咄嗟にギュッと抱きつきそう告げた。

「ショウ…」

浩二はそんな秀の反応に慌てることもなく、落ち着いた様子で優しく秀の腕を解くと、秀の方に振り返り抱きしめ返した。

そして、秀の耳元でこう告げるー

「ずっと黙ってたんだけど、俺…ずっとショウが好きだったんだ」

予期せぬ浩二からの告白と、先ほどからの怒涛の急展開に秀の思考回路は恥ずかしで焼き切れそうになっていた。

「あ…えっ…その…僕も!でも、なんで急に…それに男同士だし…」

嬉しいというより驚きの方が強くて、僕も思わず勢いで思いを伝えてしまう。

そして、コウちゃんに初めて抱きしめられ感じはトロけそうなぐらい心地よかった…けど、その後コウちゃんに言われた一言で僕の心臓は大暴走することにー

「今日告った理由?…あーその…この前、お前…俺の水着でシてたろ…それで決意できた」

「ど、どうしてそれを!!!」

「いやぁ、あの日は家の用事で急いでてさ、水着をうっかり置き忘れて取りに戻ったら…お前が俺の水着クンクンしてたり…穿いてシコってたから…その…こっそり見てた」

「あ…あぁ…」

あれは数日前の部活終わりだった。

その日は何故かコウちゃんは珍しく早上がりで、僕も少し遅れて部室で着替えていたら、メチャクチャ目立つ場所にコウちゃんの水着が置いてあって…

そして、僕は推薦のこともあって色々悩んでたし、それを手に取って…嗅いで…コウちゃんの水着を履いて…その…どうせ誰も居ないと開き直ってエッチなことをしてしまったのだ。

「ひ、酷いよぉ!」

「いや!シュウも結構酷いぞ!」

秀は数日前の部室での自慰行為を思い出しながら、逆ギレしてポンポンと浩二の胸を叩く。

すると浩二はー

「…仕方ねぇな…ほら、これであいこだろ」

そう言いながら、秀の着ていたジャージのファスナーをゆっくりと下ろし、露わになった秀の胸のピンク色の突起を舌先でイヤらしく舐めはじめた。

「コウちゃん…んっ…」

この時、コウちゃんも完全にスイッチが入っていたのか…何があいこなのかは意味不明だったけど…なんか物凄くエロくて…

二人はいつの間にか水着越しに膨らんだ股間を、お互いに擦り付ける様にしながら、誰もいない二人っきりのプールサイドで唇を重ね合った。


それからも僕等は隠れカップルになり、こっそりプールでデートも兼ねたエッチなことをしていたけど、結局卒業と同時に僕とコウちゃんは別々の学校に進学した。

コウちゃんは一緒の学校がいいって言ってくれたけど、やっぱり僕はコウちゃんがカッコよく、誰よりも速く泳いでいる姿も好きだったから…

僕から強引に別れを切り出して、コウちゃんには名門校に行く様にって言ったんだ…もちろんその日はメチャクチャ泣いた…自分で別れを言い出したクセに…

だって、時期的に僕らは部活も退部していて、教室でしか顔を合わせる機会もなく、話すことも無くなったからだ。

ただ、あんなに勉強嫌いだったコウちゃんが真面目に勉強し始めていたのは意外だったけど…

ちなみに廃部寸前だった水泳部は、コウちゃんが大会で優勝したことで学校が注目され、そこそこ人が集まって廃部は免れた。

まぁ、コウちゃん目当ての入部だったハズだから、コウちゃんから学べる機会が短くて少し可哀想な気もするけど…

僕も最後の夏は、部活のご褒美がなくなって微妙な気分だったけどね!



そして新学期の登校日ー


「コウちゃん?なんで…その制服…」

足早に家を出た直後、そこには秀の学校の制服を着た浩二の姿が。

「何ボサっとしてんだショウ!遅れっぞ!」

いつから待っていたのか定かでは無いが、浩二は秀の登校を待っていた様子だった。

「どうして…」

有り得ない光景に唖然とする秀。そんな秀に浩二は笑顔でこう告げた。

「あのなぁ、あんな露骨な振り方ってないだろ普通。それに、やっぱお前と一緒に居たいんだよ」

「でも、コウちゃんなら五輪だって…」

「俺はさぁ、泳げる場所とショウが居ればどこだっていんだよ。それに、何処に居ても俺は最強だぜ!…だから、シュウと一緒に目指したい」

「!」

僕はもうそれ以上は何も聞かなかった。

僕が進学した学校は普通の公立高だけど、コウちゃんが入学するには相当な努力が必要だったハズだ。

僕の一方的な押し付けで、結果的にコウちゃんには負担を強いてしまったと思うと申し訳ない気持ちでいっぱいだったけど…

今はなによりも嬉しかったー

「コウちゃん…後で文句言わないでよ!」

「あーでも、推薦勝手に蹴った件を謝りに行くのついて来てくれねぇか…俺勝手に決めちまったからさ!ハハハ!」

「コウちゃん!?」

そして、僕達の新しい生活がまた始まったー

色々な変態

昔は純愛モノもボチボチ書いてましたが、最近はなんか変態プレイものばかりになってますね…

過去作も割とそういうの多いので、急に趣向が変わった訳じゃないんですが!

まぁ、リアルでもマゾいので仕方がないかなとw

そういえば別趣味でマニアックな出会い系を利用してたんですが、まともに話ができる人が居なくてドン引きしました。

友達からって言ってるのにガン無視するし、自分の話ばっかで一歩通行だったり…Twitterとかの方がそういうのはいいのかな。

オモチャの兵隊②

「さぁ、こっちだ」

「くっ…」

俺は服を没収され、全裸で牢まで移動することになった。こんなの絶対おかしい…ルークってやつの隙をついて逃げようとも思ったけど、コイツ可愛い顔して腕力は鬼の様だ…

「変な気は起こすなよ。素直に従えばなるべく人目は避けてやる」

「クソっ…」

両手には金属の手枷が嵌められ、手枷に結ばれた縄に引っ張られる様にルークに誘導されるラルフ。

そんなラルフを不憫に思ったルークは、なんとか人目につかない様に牢まで移動しようとするのだが…

「あれれ、ルークちゃんどうしたの?」

「ロイド中尉、ちゃん付けはやめてください…今は…その…捕虜の護送中です」

早々にロイドと呼ばれる軍人と鉢合わせになってしまい、ラルフは恥ずかしさのあまり咄嗟にルークの背中に隠れる。

「捕虜ってまだ子供じゃないか…ってもなんで裸なんだ?ルークちゃんの好みだったの?」

ルークの背中に隠れるラルフを覗きながら、ロイドは楽しそうにルークを揶揄う。

「ち、ちがいます!個人的な理由で裸にしたわけではありません…将軍の指示…です」

「はぁ!?将軍が?あの人がそこまでするなんて…あーさっきのはそう言うことね…」

カイエンの指示と聞くや否や、ハッと何かを思い出すロイド。

そして、俯くラルフのに近づき肩をポンと叩くとラルフの耳元でこう呟いたー

「あのさ、後で君の歓迎会してあげるから楽しみにしててね」

「!?」

絶対ロクな歓迎会じゃない…俺はロイドってやつの態度でそれを一瞬で察した。コイツもカイエンと同じでウチの家を恨んでいるのか?

ラルフは俯きながら冷や汗を流し、今後の自分の処遇に絶望する。

その様子を間近で見ていたロイドはニヤリと怪しい笑みを浮かべると、そっとラルフから手を離し、ルークに軽く別れを告げるとその場を去っていった。

「どうした?」

「俺をどうするつもりだ…歓迎会ってなんだよ…」

俯いたままのラルフにルークが問いかけると、弱々しい声でラルフはそう呟いた。

「歓迎会?捕虜の…何を言ってるんだ?」

「今の…ロイドってやつがそう言ったんだ!お前ら…俺に何する気だよ!」

「中尉がそう言ったのか?聞き間違えじゃないのか?ホラ、さっさと行くぞ。…また誰かに見られるのは嫌だろ」

「うっ…」

問いの意味が分からなかったルークはラルフの訴えを一蹴すると、再び手枷に結ばれた縄を引っ張りラルフを歩かせる。

一方ラルフも、また誰かに裸を見られるのも嫌だと思い、大人しくルークの指示に従うことに。


そして、そのまま二人は人目を避けながら野営陣の中を進み、沢山並ぶテントの一つに入っていった。

テントの入る間際、入り口を見張っていた兵士に凝視されたラルフであるが、結局ルークの計らいが功を奏し、見せ物として野営陣を連れ回されることだけは回避され、ラルフは安堵する。


「さぁ、着いたぞ。とりあえず指示があるまでこの檻で大人しくしていろ。それと…その…何とか将軍にお願いして着る物は後で持ってきてやる」

テントの中は無人であり、大きな空の檻が設置されていて、その周囲には不気味な拷問器具の様なモノが設置されていた。

「えっ…あ…うん」

ルークはすっかり意気消沈してしまったラルフをその檻の中に入れると、手枷を外しながらラルフにそう告げて去っていた。

それからラルフは檻の隅で体育座りになると、牢の入り口に背を向ける姿勢で塞ぎ込む。

まるで奴隷になった気分だ。俺は自分の情けない姿に、地元の街で見かけた奴隷達のことを思い浮かべた。

「アイツらもこんな気持ちだったのかな…」

その時は何とも感じていなかったが、自分がこんな目に遭って始めてそう思った。でも、俺は奴隷じゃない…捕虜なんだ…。

静かな牢の中で、ラルフは街で見かけた奴隷達のことを思い出す。

だが、哀れみの気持ちはどんどん理不尽な扱いへの怒りへと変化していき、しばらくするとラルフはバッと立ち上がり、牢の入り口に向かって大声で叫び始めた。

「俺をここから出せ!こんなこと間違ってる!ちゃんと捕虜として扱え馬鹿野郎!おい!聞いてんのか!」

ガンガン檻を叩きながら、捕われてからの鬱憤が爆発したのか、急に喚き始めるラルフ。

すると次の瞬間、ラルフの叫びに呼応しての反応か定かではないが、入り口から誰かが入ってくるー

「よぉボウズ」

それはカイエンだった。ラルフはカイエンが牢に入ってくるや否や、物凄い剣幕でカイエンに食ってかかる。

「お前ぇ、こんなことは違法だ!条約違反だろうが!」

檻をガンガン叩きながら、権利を主張するラルフに、カイエンは冷静な口調でこう告げた。

「お前は捕虜じゃない。ただの奴隷だ」

カイエンの発言に一瞬凍りつくラルフ。まさかの奴隷宣言に言葉を失うが、すぐにそれを否定した。

「な…なんだと…お、俺は奴隷じゃない…兵士だ…嘘だ…」

ズルズルとその場に倒れ込み、ブツブツと小言を漏らすラルフ。そんなラルフに向かってカイエンはこう告げたー

「まぁ、確かにフェアではないな。俺もハンニバルの名を聞いて熱くなり過ぎた…」

「だったら…」

一瞬カイエンの発言に希望を見出すラルフだが、それは一瞬でかき消される。

「だが、ハンニバルの血筋の人間をやはり許す気はない。だが、俺とゲームをしないかボウズ?勝てば無条件で解放してやる。だが、負けたら…奴隷…いや、性奴隷になってもらう」

「何処がフェアだ…何がゲームだ!普通に捕虜として扱え!」

許す気はないが、身体を賭けたゲームをしないかと持ちかけるカイエン。

しかも、負ければ性奴隷になれと告げられ、あまりの理不尽な条件提示にブチ切れるラルフ。

だが、そんなラルフの態度に再びカイエンも怒りを露わにしー

「いい加減にしろ糞ガキがぁ!俺は今すぐにでもテメェを…ハンニバル家の人間を殺したいぐらいなんだぞ!」

「うぅ…」

再びハンニバル家への私怨をラルフにぶつけ、強引にラルフを黙らせるカイエン。

幾多の戦場や死地を渡り歩いてきたカイエンの威圧は凄まじいものであり、まだまだ子供のラルフは再び一瞬でねじ伏せられてしまった。

「やるかのか?やらんのか?今すぐ決めろ!決めなければこの場で処刑する!」

「や、やります!ゲームするからぁ…」

このカイエンって奴は色々メチャクチャだった。でも、これ以上逆らえばその場で本当に殺されると思った俺は…嫌だったけどゲームをすることに決めた…いや、決めさせられたのか…


そして、俺はそのまま檻に入ってきたカイエンに後ろ手に縛られ、金属の鎖付きの首輪を嵌められた。…その様はまるでもう奴隷になった様な気分だった。


「おい、さっさと歩けボウズ。そこを右に曲がって真っ直ぐだ。グズグズしてたら野営陣を一周させるぞ」

「うぅ…」

首輪から伸びる鎖をグイグイ引っ張られながら、カイエンの指示に従って野営陣を歩くラルフ。

ルークの時とは違い、股間は後手に縛られ隠すことが出来ず、前を歩かされているため人影にも隠れることも出来ない。

露わになった少年の未成熟なソレは、道ゆく他の兵士達の眼前に晒され、恥辱の限りを味わうラルフ。

「可愛い包茎チンポだなw」

「将軍は何をしているんだ…新しい奴隷か?」

コソコソとすれ違い様に聞こえる兵士達の話し声。それは、ラルフの存在を奴隷として認識したものばかりだった。

両国共に奴隷制度があり、主に貧困層の住民が生活保護の名目で奴隷となる。

親が奴隷なら子供も無条件で奴隷になる歪んだ仕組みは、子供の奴隷の存在を当たり前の状態にしていた。

なので、事情を知っている者や、ルークなどを除き、ラルフの状況に疑問を抱く兵士は何処にも居なかった。

やがて、暫く見せしめの様に野営陣を歩き回ったあと、カイエンは大きなテントの前でラルフを静止させ、その中に入る様に指示を出した。

そこは大勢の兵士達が集まって飲み食いを行う食堂の様な場所だった。

「みんな楽しんでるか!」

カイエンがラルフを連れてテントに入ると、兵士達は歓声をあげて二人を迎え入れた。

「コイツが例のハンニバルのガキだ。集まってる連中には馴染み深いだろう」

カイエンが首輪の鎖を引っ張り、ラルフを突き出しそう告げる。すると兵士達から沢山の野次が飛び交った。

「おいおい、あのハンニバル家の人間が包茎かよ!チンチンもまだツルツルじゃねーか!」

「鮮血鬼の子孫はへなちょこか!情けないやつめ!」

「ハーミットの悲劇を忘れるな!」

ハンニバル家に恨みを持つモノが集められたテントは異様な空気で包まれていた。

そこでは、誰もラルフのことを庇おうとする兵士は皆無であり、寧ろ今か今かと私刑の執行を待ち侘びている様子だ。

この時、ルークを含めた部外者の兵士は意図的に別所に移され、この様な非道な私刑がカイエンの元で行われていることは知られていなかった。

「さぁ、ボウズ。そろそろお楽しみの時間だ」

「お、俺が勝ったら本当に解放するんだな?」

テント内が異様な空気に包まれる中、カイエンはラルフに改めて無意味な意思確認を行う。

ラルフは勝てば解放されるという僅かな望みを信じ、ゲームに挑むのだがー

「勿論だ!頑張れよボウズ…さて、ゲームの内容だが、ルールはシンプル。この張型をケツに出し入れしながら、合計100回スクワットを射精せずに完遂できたらお前の勝ちだ」

カイエンがゲーム内容を告げるのに合わせ、部下の兵士が男性器を模った張型を床に設置する。

黒光する張型には、予めローションがコーティングされているのか、ヌルヌルと妖しく輝きながら、粘着質な液体が鬼頭からゆっくりと垂れ下がる。

だが、色々とゲームの内容が理解できないラルフはポカーンとした表情でそれを眺めていた。

「スクワット…射精?…何を…それにソレってオトナの」

「さぁみんな!宴の再会だ!余興を楽しみながら存分に食って飲んでくれ!」

カイエンがそう告げると歓声が再び上がり、呆然とするラルフを尻目に食事を再会する兵士達。

そして、カイエンも席に着くと部下達と共に飲み食いを始めた。

「お、おい!なんだよこれ…っ!!」

状況が理解できないラルフは、カイエンに詰め寄ろうとするが、グイッと首輪の鎖を何者かに引っ張られ引き寄せられる。

「やぁ少年。さっきはどうも♪」

「お前はさっきの…」

そこに居たのは、ラルフがルークに連れられ牢に移動する際に出会ったロイドだった。

「さぁ、これに跨って…グイッと」

「なっ!やめろぉ…」

ロイドはラルフに張型を跨がせると、そのままラルフの両肩を掴み、無理やりその場にしゃがませる。

ラルフは必死に抵抗するが、強靭なロイドの腕力はルーク以上であり、全く抵抗することが出来なかった。

「抵抗すると辛いぞ。リラックスして受け入れるんだ…」

「ぐっ…このままじゃ…アレが尻に…あっ…ああああああ!」

張型の鬼頭が何度もラルフの肛門を突き、やがてロイドによって勢いよく押し付けられた勢いで、ついにその先端がラルフの中にズルりとねじ込まれる。

「うぐぅんぅ!!」

その瞬間、ラルフは恐怖と多少の痛みに声を上げるが、ロイドは気にみせずどんどんラルフの身体に加重をかけて尻に張型を押し込ませる。

「無理ぃ…くるしいぃ…」

「この程度で何を喚いているんだ?僕の妻はこれの何倍の大きもある責め具で散々いたぶられ、君の家族に殺されたんだよ?」

助けを乞うラルフに、ロイドは冷たい眼差しでラルフを見つめながら、そう告げた。

「じらないよぉ…俺じゃないぃ…!!」

想像もしていなかったロイドの発言にラルフは驚きはしたが、今はそれどころでは無い。

ラルフは自分は無関係だと喚き散らしながら抵抗するが、既に張型の先端が肛門に飲み込まれ、もはや逃れるのは不可能な状態だった。

ズププと卑猥な音をたてながら、ゆっくりとラルフの中に入っていく張型。

「んぎっ…ングううううぅ!」

そして、何度かラルフの叫び声が漏れた後、ついに根本を残して張型の挿入は完了された。

「さぁ、ここからは自力で続けるんだ。あと、引き抜くときにカウントしてね。数えなかったらカウントしないから♪」

ロイドはそう笑みを浮かべながらラルフに告げると、手を離しその場から離れる。

「これ抜くのぉ…あぁ…うぅううう」

両手は後ろ手に縛られたまま、ガニ股で張型を肛門で咥え込まされ、いつの間にか全身汗びっしょりに濡れながら悶えるラルフ。

カイエン含め、その場に居た兵士達は揃ってその異様な光景を楽しんでいた。

「ぐっぐぅう…いぃいいいちぃい!!」

そして、意を決したラルフは、排便の要領で張型を排出する様にしてカウントしながら立ち上がる。

すると、ヌルヌルと張型はラルフの肛門から排出され、再びその卑猥な姿を現す。

「いいぞ!どんどん続けろ!」

「おいおい、ペースがおせぇぞ!いつまでも終わらないぞ!」

一度めの挿入を終えたラルフに浴びせられる容赦のない野次。ラルフはキッと声のする方を睨みつけると、頭の中で状況を整理した。

コイツら異常だ…なんで俺が…こんな変態みたいなことさせやがって…

だが、俺はなんとなくルールが理解できた。どうやら俺のケツにコレを100回出し入れすれば…俺の勝ちらしい。

体力が持つかは微妙だけど、ゆっくり確実にこなしていけばなんとなる…かも…

少なくともその時の俺はそう思っていた。そう、アレは10回めの時だー

「じゅううぅううう!って…あぁ…んっ!?」

10回目のカウントを告げる瞬間、それまでとは違う感覚がラルフの身体を駆け巡った。

「なんで…あぁ…」

俺はその時、なぜか気持ちいいと感じてしまった。それからはもうその感覚が頭でいっぱいになって気がついたらー

「あぁ…そんな…いやダァ!」

未知の快感をラルフは必死にかき消そうとするが、ラルフの性器はそれに反して勃起し始める。

今までも何度か経験があった現象だが、こんな状況で勃起が始まり焦るラルフ。

だが、その焦燥感はより性的興奮を誘発させ、勃起が止まることはなかった…

「おいおい、コイツ勃起してんぞ!変態野郎が!」

「あ…違うぅ…ヤァ…」

「ギャハハ!マジかよ!マゾガキくん、そのチンポが気持ちいいのかな?」

「これは…違うぅ…」

野次が飛び交う度にビクッと弾くつくラルフの性器。

「コイツ、言葉責めされる度にチンポが反応してるぞ」

「情けねぇ奴だなwそんなじゃ勝てねぇぞ!いや、ホントは性奴隷になりたいのかな?

ラルフは必死にそれを否定するが、やがて完全な勃起状態となり、皮に埋もれていたピンク色の鬼頭が露わになる。

「ボウズ!なにボサッとしてんだ。棄権と判断するぞ」

「うっ…クソォ…じゅうぅいちぃいい!」

勃起と兵士達の野次に気を取られ、スクワットが中断されていたが、カイエンの脅しで半ば強引にゲームは再会された。

そこからのラルフは、身体の底から込み上げてくる快楽に支配され、苦痛の叫びはいつも間にか淫らな喘ぎ声に変化していった。



「よんじゅ…んぁああ!きゅぅうううんぁ!」

ポタポタと身体から溢れ落ちる汗に混じり、ギチギチに勃起した性器から溢れた我慢汁も床を湿らす。

気持ちいい…出したい…オシッコしたい…でも、あと半分耐えれば…あと半分!

なんとか折り返しの50回までたどり着いたラルフだが、既に肉体の方が限界に近かった。

周囲の兵士達も、先程とは打って変わって静かになり、淫らに悶えるラルフの姿に魅入っていた。

だが、ラルフにはそれが余計に恥ずかしく、ラルフの性器は何か他の刺激が加われば一気に決壊してしまう様な状態が続く。



そして、終わりの時は唐突に訪れたー

「将軍!失礼します。待機の指示を受けていましたが捕虜の件で…お願い…が…これは…」

ラルフとの約束を果たすため、別所での待機指示を破り、ルークがカイエンを探してテントに来てしまったのだ。

目立つ位置でスクワットをさせられていたラルフの姿は、すぐにルークの目にも止まりルークは思わず絶句した。

そして、それと同時にラルフは敗北の狼煙を勢いよく性器から撒き散らすことに…

「あぁ…ルークぅ…見るなぁあぁあああああ!!ッ!んぁあぁああああああ!!」

絶叫混じりの叫びに合わせ、ビュルビュルとラルフの性器から勢いよく飛び出す精液。

同年代のルークに痴態を目撃された刺激が最終的な引き金となり、ラルフは果てた…

ラルフの意識は、情けない自分の姿を心配して駆け寄るルークの姿を目にした直後に、プツリと途絶えるー

残酷な再会

「ここは…どこ?…僕は確かルミナと浴槽室で…あれ…腕が…それにこれは木馬?」

いつの間にか意識を失っていたアルフレッドは、気が付いた時には全裸で三角木馬に跨がされ、両手には天井から伸びる鎖に繋がれた手枷を嵌められていた。

だが、両手がバンザイの姿勢で固定されているので木馬にかかる重量はそれほど負荷にはならず苦痛を感じる程では無かった。

「気がついた?」

「!?」

意識を取り戻したアルフレッドに、薄暗い暗闇から聴きなれた声が聞こえてきた。

「そんな…まさか…その声は」

その声の正体に確信は無かったが、コツコツと足音を立てながら近寄ってくる人物の顔が蝋燭の灯りで照らされた瞬間、アルフレッドの疑念は確信となった。

「…ティオ?ティオなのか!」

「久しぶりだね…お兄ちゃん…ずっと会いたかった」

半年前に投獄されて以降、一度も消息が掴めていなかった弟のティオの登場に驚くアルフレッド。

しかも、以前の弟の雰囲気とは若干異なり、何処か気品すら感じる様な装いだった。

「なんでお前がここに…それにその服…どういうことなんだ?」

状況が理解出来ずに困惑するアルフレッド。

弟との再会は嬉しく感じていたのだが、見慣れた看守の服を着込んで片手には鞭を持つ弟の姿に戸惑う。

そんなアルフレッドの様子をあざ笑様にティオは笑顔でこう答えたー

「僕はねぇ、この監獄の看守になったんだよ。そして今はキサラギ局長の息子になったんだ♪」

「なっ!?いきなり何を言って…」

突然の報告に絶句するアルフレッド。弟が看守になり、あの薄汚いキサラギ局長の息子になった聞いて表情が歪む。

だが、その直後にティオから更に衝撃の事実が伝えれれる。

「それで急な話なんだけど…僕ね…今からお兄ちゃんを調教しなきゃいけないんだ」

「ティオ!さっきから…あっ!」

アルフレッドの発言を遮る様にティオの放った鞭が勢いよくアルフレッドを襲い、思わず声を上げるアルフレッド。

「ティオ様だろ?僕は看守でお兄ちゃんは服役囚…これからたっぷり再教育してあげるね♪」

拘束された実の兄目掛けて容赦なく鞭を振るうティオ。そこに歪んだ兄への愛情が見え隠れしていた。

「そんな…嘘だ…ティオ!」

豹変した弟の様子が信じられず、再度名前を叫ぶアルフレッド。

しかし、その声は無常にも再びティオが振り下ろした鞭によってかき消された。

「あぁあああああ!!」

「ティオ様と呼べ!」

「いや…だぁ…あっあああ!!!」

歯向かう度に仕置きとして振り下ろされる鞭の応酬。

見た目ほどのダメージは無かったが、実の弟に鞭で調教されるという状況は、寧ろ精神的なダメージのほうが大きかった。

そして、いつに間にかアルフレッドの身体には無数の鞭の跡が刻まれる。

「…これ以上は叩かせないで欲しいなぁ。それとも本気で叩かれたいのかな?もしかして…お兄ちゃんマゾになっちゃった?今日もいっぱいイってたしね…」

ニヤニヤしながらアルフレッドにそう告げるティオ。

「今日もって…いつからここに…」

「んー、先月からかな…あのルミナルスってやつと随分仲がいいんだね。エッチまでしてさぁ」

「ル、ルミナとのことも見てたのか!?」

媚薬で発情していたのもあるが、ルミナルスとの行為を観察されていたことを知って赤面するアルフレッド。

「ほんと…見ていて不快だったよ!」

ヒュッと空を割いて数発の鞭打ちがアルフレッドを襲う。それは、ルミナルスとの関係に嫉妬したティオの憂さ晴らしでもあった。

「ぐぅ…どうしてこんな…僕は…ティオのために…あんな…」

弟からの謂れのない辱めや仕打ちに涙目を浮かべるアルフレッド。その様子にティオはー

「薬を盗んだって言うんだろ!なんでそんなことをしたんだ!…そんなことしたから…お兄ちゃんは捕まって…あんなヤツと仲良くして…」

逆ギレに近い勢いで激昂し、今度は鞭打ちではなく頭を抱えながらその場にしゃがみ込む。

「…ティオぉ…どうしたの?」

「だからティオ様だって言ってるだろ!」

「ぐっうううぅ!」

不安定な様子を心配するアルフレッドを他所に、再び起き上がり鞭を振るティオ。

「僕がすぐに模範囚にしてあげるね…そしたら僕のペットにしてあげるから」

「何をされたんだ…正気に戻って…ティオ…」

明らかに以前の弟とは思えない言動や、先程からの不安定な様子に、アルフレッドはキサラギが弟に何かしたのを確信する。

「あーもぉ!だから何回言わせんだよ!」

「あぁああっ!」

だが、何度呼びかけても弟からは鞭打ちの返事しかなく、ついに疲労が蓄積して徐々に意識が朦朧になるアルフレッド。

「お兄ちゃん!?大丈夫?…あぁ…そんな…傷つける気はなかったんだよ!でも、お兄ちゃんが素直になってくれないから…あれ?僕は何を…」

力なく項垂れるアルフレッドを目にし、ティオは先程とは打って変わって兄を心配する素振りを見せ、アルフレッドを抱きしめる。

「……ティオ…正気に…」

薄れゆく意識の中、かつての弟の面影を感じて安堵するアルフレッド。

「あぁ…お兄ちゃん!?そんな…僕はなんて酷いことを…でも、僕は何で…あれ…????」

三角木馬に掲げられ、無数の鞭打ち跡が残る鎖で繋がれた兄を見つめながらティオは自問自答を始める。

この時、ティオの意識は正気に戻りかけていた。しかし、次の瞬間ー

「ティオ。今日はその辺にして戻りなさい。…ワシの可愛い【息子】よ」

調教室のスピーカーからティオを呼ぶキサラギの声が響いた。

そして、その声を聞いた瞬間、ティオの瞳から輝きが薄れ、まるで意識のない人形の様な状態になってしまった。

「…あ…はい。承知いたしましたお義父様…」

ティオは独り言の様にそう呟くと、アルフレッドを抱きしめていた手を離し、何事もなかったかの様に調教室を後にした。



「どうだアルフレッド?愛しい弟との再会は?」



暫くの沈黙の後、再びスピーカーから漏れるキサラギの声。その声にアルフレッドの身体はピクッと反応を示す。

「お前ぇ…ティオに…何をぉ…」

ギッと表情を歪ませ、声のする方に向かって力なく問いかけるアルフレッド。

「ククク、ワシに感謝するがいい。ヤツの病気を治療してやったんだからな。まぁ、少し副作用がでたようだが…元気ならよかろう?」

「ふざけるな…絶対に許さない…殺してやる!!!」

普段は温厚で優しいアルフレッドだが、ドゴラ監獄に投獄されてから初めて殺意を見せる。

今の地獄の様な生活は、元々自分が引き起こした盗難事件が原因だったため、到底受け入れられる仕打ちでは無かったものの、幼いながら罪の贖罪として受け入れていたアルフレッド。

しかし、全く関係のない大切な弟が洗脳され、キサラギのオモチャにされてしまった事実は到底受け入れられるものでは無かったのだ。

だが、そんなアルフレッドの様子にキサラギはー

「ハハハ…調子に乗るなよクズが!貴様らはただの性処理玩具…ワシに逆らえば弟が地獄に堕ちてもいいのかな?」

弟の身柄を盾にし、逆らえば弟を監獄に収監するとも取れる発言でアルフレッドを脅す。

「くっ!下衆野郎…」

「さてと、アルフレッド。早速だが模範囚になれるチャンスをやろう」

そして、唐突にキサラギから模範囚になれる機会が与えられた。

そもそもドゴラ監獄での模範囚とは、精神・心身共に看守に完全に服従した一部の囚人がなれるものであり、今よりも良質な暮らしができる制度だ。

だが、その反面。生活の全てを性奉仕に捧げる必要があり、表面上の忠誠ではとてもじゃないが勤まらずに脱獄を試みる囚人も多い。

ドクターオメガの助手であるルータなどの特例もあるが、基本的に順応できる者は少ない。


「模範囚…」

かつて、まだ投獄されて間もないことに目にした模範囚達の公開懲罰の光景を思い出すアルフレッド。

一瞬、ルミナルスの顔が脳裏に浮かぶ。だが、それはキサラギの不快な声によって遮られた。

「ティオとセットで飼ってやると言ってるんだ。悪い話じゃなかろう?ワシの忠実な性奴隷になると誓いを立てろ」

「…くっ…」

弟のティオを人質に取られ、逆らえないアルフレッド。

もはや選択肢などなく、大人しくキサラギの軍門に下る以外の道は残されていなかった。

「どうすれば…模範囚に…」

「ククク、簡単なことだ」

こうして模範囚になることになったアルフレッドだが、キサラギから提示された条件はとんでもない内容でー
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