少年の誇り 第5話 「螺旋の呪縛」
「はぁ、はぁ…ラドスの奴、一体どうなったんだぁ?…うぅん…スグに戻ってこないということは…イイ感じになってるってことかぁ?…んぁあぁ!ふぅんっ…」
どうにもこうにも、恥ずかしいけどチンチンが弄りたくてムズムズする…どうせ出すならラドスが見ていないときに出したいけど…
「ふぅん、んぁあぁあぁ!」
ついさっきまで脱出の方法を模索していたシオンだったが、いつの間にか自慰行為に夢中になり、どうにかして性器に強い刺激を与えようと身体をクネクネと揺らす。しかし、ラドスによって半射精管理の状態下にあるシオンには、自力で射精することが出来ず。果てぬ微弱な刺激を生み出すので精一杯だった。
「くそぉ…駄目だ…んぁぁあぁ!こんなに感じてるのに…どうしてぇ…んぁあぁ!」
ガタッ!
「っ!」
自慰行為に夢中だったのにも関わらず、拷問室の出入り口からする物音にビクっと身体を震わせ、敏感に反応するシオン。
「戻って来たのかぁ…くそぉ…」
「……」
明らかに扉の辺りに誰か居る…でも、その様子からラドス達では無い気がする…
この際だから「助けて」って叫んでみるか?だけど、そんなことしたら…この恥ずかしい格好が…うぅ…
恥を忍んで助けを求めるか、それとも自力で脱出を試みるか…シオンは一瞬こんなことを脳裏で考えていたが、先程から幾ら頑張っても自力での脱出が不可能だということが分かっている以上、シオンに残された選択肢は始めから一つしか残ってはいなかった。
「た、助けてくれぇー!誰か!助けてくれよぉおぉぉ!!そこに居るんだろう!」覚悟を決めたシオンは、残った力を振り絞って精一杯大声を上げて助けを求める。すると、閉ざされていた拷問室の扉が鈍い金属音を立てながらゆっくりと開き始める。
ギィイィ…
「誰か居るのか?誰じゃ?」
「……っ!ク、クノ王!?」
なんと、拷問室前に居たのはクフィリオスの少年王であるクノ王だった。クノは三角木馬に跨がされているシオンを目視すると、駆け足でシオンの元に歩み寄る。
「お、お主はシオン!そんなところで何をしておるのじゃ!それに…その格好は…」
そりゃ、ラドスが戻ってくるよりマシだけど…年下にこんな恥ずかしい姿は見せたくなかった。けど、これはチャンスかもしれない!俺は何から話せばいいのか頭に整理が出来なかったが、とりあえずラドスが原因であるとクノに伝えることに…
「こ、これはラドスの奴に…全部奴の仕業なのです!ダーカンドラの宣戦布告も全部嘘です!それに…」
シオンの変わり果てた姿に混乱するクノ。一方、シオンの方も焦りや羞恥心の影響でか、クノに現状を理解させるまでの説明が出来ず、とりあえず大雑把に重要なラドスの企みを伝えた。
「…それはどういうことじゃ?」
「詳しくは…その…ここから出して貰ってからにして欲しいのですが」
「分かった、今から余が助けを呼んでくる。お主は大変だろうがしばらくそこで待って…」
そう言って、急いで助けを呼びに行こうとするクノ。
「そ、それは待ってください!出来ればクノ王に助けて貰いたいと…」
しかし、一刻も早く助かりたいであろうシオン本人が、どういう訳かそれを拒み。クノ自身に自分を救出するようにと懇願する。それはどうやら、シオンはこれ以上の目撃者を増やしたくないらしく、出来ればこんな恥ずかしい姿を見られるのは、クノだけで済ませたいという思いからだった。
「余には何もしてやることが無いぞ。鍵も持っていないというのに」
シオンの頼みに困惑するクノ。確かに、ガッチリと固定された拘束具を外すには幼いクノでは役不足だ。だが、シオンはそんなクノに性器と両乳首を繋いでいる糸だけでも外してくれとさらに頼み込む。
俺だってこんなハズかしいこと頼みたくないけど…もぉ…限界だし、せめてこれだけは…
「で、でしたら…その…この糸だけでも…外してぇえんぁ!」
「糸…まさか「ソレ」はお前のアソコか!なんとも大きい…そなたも余とたいして変わらぬ年齢じゃというのに、立派なモノじゃ」
そう言って、シオンの拘束された性器をジロジロと物珍しそうに眺めるクノ。
「そんなにマジマジ見ないでくださぁいんぁ…」
恐らく年下であろうクノに、これでもかというほど勃起した性器を見られ、思わず顔を真っ赤に染めて華細く呟くシオン。
「それにしても、ラドスがこんな酷いマネを…あぁ、糸を外して欲しいのじゃな?」
クノの問いに、頭をコクっと頷かせるシオン。
「まぁ、本来ならお前の様な奴のアソコなんて触りたくはないのだが…余にも責任があるようだし、特別に糸を取ってやろう」
多少の責任を感じているのか、クノは結局シオンの性器に結ばれた糸を取り除くのに協力すると言うと、シオンの性器を手袋越しに片手で掴むと、もう一方の手で糸をグイグイと引っ張り始める。
「くぅ…んはぁ!」
「こ、こら!ピクピク動かすな!手元が狂うだろう!」
お世辞にも丁寧とは言えないクノの手付きに加え、クノが身につけているツルツルした材質の手袋の触感がシオンの性器に何とも言えない刺激を与え、ビクンと身体と性器を揺らすシオン。
「やぁぁあぁ!んはぁあぁああぁ!もっとぉん…丁寧にぃいいぃ!」
「わがまま言うな!余だって触りたくて触っている訳じゃないのじゃぞ!」
シオンの注文にイラだったクノは、さっさと事を終わらせようとさらに強引な扱いをする。
だが、キツく縛られた糸はピッタリとシオンの性器にある窪みに食い込んでいて、いくら引き抜こうと引っ張ってもビクともしない。
(この馬鹿ぁ…さっさと取れよぉ…くぁ…ヤバイ…こんなにギュウギュウ弄られたら…
俺ぇ…くそぉ…こんなところでぇ…やだぁ!嫌だぁああぁ!)
シオンの方は何度も何度も敏感な部分を刺激され続けた挙句、糸も取れていないのに度重なる性器への刺激で射精寸前の状態だった。そして、ついにその衝動を抑えきれなくなったシオンは…
「んっ、はぁぁあぁ!はぁんぁ!…っ!駄目ぇえぇんはぁあぁあぁあああぁあぁ!!!」
ドピュ!ドピュ!ドピュ!
暴走を抑えられなくなり、大声を上げるシオンの性器から大量に噴き出す精液。溜まりにたまって放出されるそれは、噴水の水しぶきの様だった。
「うわっ!な、なんじゃ…うぅ」
性器の目の前で作業していたクノは、シオンの射精の直撃を受けて上半身がドロっとした粘着質の精液塗れになり、即座に不快感を露わにする。
「はぁ、はぁ…」
「お前っ!漏らしおったな!くそっ…ネトネトするぞ…お前のオシッコはどうなっておる!」
射精の余韻にひたっているシオンに対し、びぃーびぃーと文句を言うクノ。だが、不幸中の幸いかどうかの判断は微妙な所だがクノ自身は性知識が乏しく、シオンが放出したのはオシッコだと思っている。
「す、すいません…ご無礼を…お許しください…うぅ…あぁ!ま、待って!」
不可抗力とはいえ、身分の高いクノに精液をかけてしまったことを必死に謝罪するシオン。
「嫌じゃ!余は耐えられん!」
だが、幼いうえに精液塗れなって嫌気がさしたのか、クノはシオンに向かってそう言い放ち、さっさと助けを呼びに部屋から出て行ってしまう。
「待ってくれぇ…うぅ」
結局、結果的にシオンの性器と両乳首を結ぶ糸は解けず、さらには絶頂を向かえてしまったシオン。しかし、ラドスに塗られた薬の効果なのか、シオンの性器は未だ萎えずに微弱な刺激をシオンに送り続ける。
そして、再び拷問室の中にシオンの苦痛の叫びが響き渡り始めた。
どうにもこうにも、恥ずかしいけどチンチンが弄りたくてムズムズする…どうせ出すならラドスが見ていないときに出したいけど…
「ふぅん、んぁあぁあぁ!」
ついさっきまで脱出の方法を模索していたシオンだったが、いつの間にか自慰行為に夢中になり、どうにかして性器に強い刺激を与えようと身体をクネクネと揺らす。しかし、ラドスによって半射精管理の状態下にあるシオンには、自力で射精することが出来ず。果てぬ微弱な刺激を生み出すので精一杯だった。
「くそぉ…駄目だ…んぁぁあぁ!こんなに感じてるのに…どうしてぇ…んぁあぁ!」
ガタッ!
「っ!」
自慰行為に夢中だったのにも関わらず、拷問室の出入り口からする物音にビクっと身体を震わせ、敏感に反応するシオン。
「戻って来たのかぁ…くそぉ…」
「……」
明らかに扉の辺りに誰か居る…でも、その様子からラドス達では無い気がする…
この際だから「助けて」って叫んでみるか?だけど、そんなことしたら…この恥ずかしい格好が…うぅ…
恥を忍んで助けを求めるか、それとも自力で脱出を試みるか…シオンは一瞬こんなことを脳裏で考えていたが、先程から幾ら頑張っても自力での脱出が不可能だということが分かっている以上、シオンに残された選択肢は始めから一つしか残ってはいなかった。
「た、助けてくれぇー!誰か!助けてくれよぉおぉぉ!!そこに居るんだろう!」覚悟を決めたシオンは、残った力を振り絞って精一杯大声を上げて助けを求める。すると、閉ざされていた拷問室の扉が鈍い金属音を立てながらゆっくりと開き始める。
ギィイィ…
「誰か居るのか?誰じゃ?」
「……っ!ク、クノ王!?」
なんと、拷問室前に居たのはクフィリオスの少年王であるクノ王だった。クノは三角木馬に跨がされているシオンを目視すると、駆け足でシオンの元に歩み寄る。
「お、お主はシオン!そんなところで何をしておるのじゃ!それに…その格好は…」
そりゃ、ラドスが戻ってくるよりマシだけど…年下にこんな恥ずかしい姿は見せたくなかった。けど、これはチャンスかもしれない!俺は何から話せばいいのか頭に整理が出来なかったが、とりあえずラドスが原因であるとクノに伝えることに…
「こ、これはラドスの奴に…全部奴の仕業なのです!ダーカンドラの宣戦布告も全部嘘です!それに…」
シオンの変わり果てた姿に混乱するクノ。一方、シオンの方も焦りや羞恥心の影響でか、クノに現状を理解させるまでの説明が出来ず、とりあえず大雑把に重要なラドスの企みを伝えた。
「…それはどういうことじゃ?」
「詳しくは…その…ここから出して貰ってからにして欲しいのですが」
「分かった、今から余が助けを呼んでくる。お主は大変だろうがしばらくそこで待って…」
そう言って、急いで助けを呼びに行こうとするクノ。
「そ、それは待ってください!出来ればクノ王に助けて貰いたいと…」
しかし、一刻も早く助かりたいであろうシオン本人が、どういう訳かそれを拒み。クノ自身に自分を救出するようにと懇願する。それはどうやら、シオンはこれ以上の目撃者を増やしたくないらしく、出来ればこんな恥ずかしい姿を見られるのは、クノだけで済ませたいという思いからだった。
「余には何もしてやることが無いぞ。鍵も持っていないというのに」
シオンの頼みに困惑するクノ。確かに、ガッチリと固定された拘束具を外すには幼いクノでは役不足だ。だが、シオンはそんなクノに性器と両乳首を繋いでいる糸だけでも外してくれとさらに頼み込む。
俺だってこんなハズかしいこと頼みたくないけど…もぉ…限界だし、せめてこれだけは…
「で、でしたら…その…この糸だけでも…外してぇえんぁ!」
「糸…まさか「ソレ」はお前のアソコか!なんとも大きい…そなたも余とたいして変わらぬ年齢じゃというのに、立派なモノじゃ」
そう言って、シオンの拘束された性器をジロジロと物珍しそうに眺めるクノ。
「そんなにマジマジ見ないでくださぁいんぁ…」
恐らく年下であろうクノに、これでもかというほど勃起した性器を見られ、思わず顔を真っ赤に染めて華細く呟くシオン。
「それにしても、ラドスがこんな酷いマネを…あぁ、糸を外して欲しいのじゃな?」
クノの問いに、頭をコクっと頷かせるシオン。
「まぁ、本来ならお前の様な奴のアソコなんて触りたくはないのだが…余にも責任があるようだし、特別に糸を取ってやろう」
多少の責任を感じているのか、クノは結局シオンの性器に結ばれた糸を取り除くのに協力すると言うと、シオンの性器を手袋越しに片手で掴むと、もう一方の手で糸をグイグイと引っ張り始める。
「くぅ…んはぁ!」
「こ、こら!ピクピク動かすな!手元が狂うだろう!」
お世辞にも丁寧とは言えないクノの手付きに加え、クノが身につけているツルツルした材質の手袋の触感がシオンの性器に何とも言えない刺激を与え、ビクンと身体と性器を揺らすシオン。
「やぁぁあぁ!んはぁあぁああぁ!もっとぉん…丁寧にぃいいぃ!」
「わがまま言うな!余だって触りたくて触っている訳じゃないのじゃぞ!」
シオンの注文にイラだったクノは、さっさと事を終わらせようとさらに強引な扱いをする。
だが、キツく縛られた糸はピッタリとシオンの性器にある窪みに食い込んでいて、いくら引き抜こうと引っ張ってもビクともしない。
(この馬鹿ぁ…さっさと取れよぉ…くぁ…ヤバイ…こんなにギュウギュウ弄られたら…
俺ぇ…くそぉ…こんなところでぇ…やだぁ!嫌だぁああぁ!)
シオンの方は何度も何度も敏感な部分を刺激され続けた挙句、糸も取れていないのに度重なる性器への刺激で射精寸前の状態だった。そして、ついにその衝動を抑えきれなくなったシオンは…
「んっ、はぁぁあぁ!はぁんぁ!…っ!駄目ぇえぇんはぁあぁあぁあああぁあぁ!!!」
ドピュ!ドピュ!ドピュ!
暴走を抑えられなくなり、大声を上げるシオンの性器から大量に噴き出す精液。溜まりにたまって放出されるそれは、噴水の水しぶきの様だった。
「うわっ!な、なんじゃ…うぅ」
性器の目の前で作業していたクノは、シオンの射精の直撃を受けて上半身がドロっとした粘着質の精液塗れになり、即座に不快感を露わにする。
「はぁ、はぁ…」
「お前っ!漏らしおったな!くそっ…ネトネトするぞ…お前のオシッコはどうなっておる!」
射精の余韻にひたっているシオンに対し、びぃーびぃーと文句を言うクノ。だが、不幸中の幸いかどうかの判断は微妙な所だがクノ自身は性知識が乏しく、シオンが放出したのはオシッコだと思っている。
「す、すいません…ご無礼を…お許しください…うぅ…あぁ!ま、待って!」
不可抗力とはいえ、身分の高いクノに精液をかけてしまったことを必死に謝罪するシオン。
「嫌じゃ!余は耐えられん!」
だが、幼いうえに精液塗れなって嫌気がさしたのか、クノはシオンに向かってそう言い放ち、さっさと助けを呼びに部屋から出て行ってしまう。
「待ってくれぇ…うぅ」
結局、結果的にシオンの性器と両乳首を結ぶ糸は解けず、さらには絶頂を向かえてしまったシオン。しかし、ラドスに塗られた薬の効果なのか、シオンの性器は未だ萎えずに微弱な刺激をシオンに送り続ける。
そして、再び拷問室の中にシオンの苦痛の叫びが響き渡り始めた。