ヤンデレ立向居くん (イナズマ11ネタ
※立向居スキーの方には要注意の文です。
性格が別人になっているので、どうでもいいってな人だけ読んでくだせぇ!(><;)
簡単に言えば「ダーク」化してますw
あと、設定も間違ってるかもです!
「はぁ はぁ…円堂さん…円堂さん…」
正直、雷門メンバーに加わってからの俺は少し異常だ。だって、いつも画面に映し出される円堂さんの姿を見るだけでも胸が苦しいのに、今は憧れの円堂さんが僕の手の届く場所に居る。…そうだ、平然としていられる方が異常なんだよな。
「おい、立向居」
「!え、円堂さん!」
メンバーから遠ざかり、一人コソコソと行為を行っていた立向居は、突然声を掛けられ全身をビクンと震え上がらせる。しかも、声を掛けてきたのが意中の円堂だったこともあって、その驚きようは尋常ではなかった。
「いや、その…俺は!」
やばい!どうにかして誤魔化さなきゃ!円堂さんに嫌われちゃう…
もっこり膨れ上がった陰部を隠すようにして、顔だけ背後に立っている円堂の方に向ける立向居。
「俺の予備のグローブしらないか?もしかしたらお前が…」
「あぁ、えっと…よ、予備のグローブだったらキャラバンに…」
「サンキュー立向居!」
急いでいたのか、円堂は立向居からグローブの在りかを聞くや否や、駐車場にあるイナズマキャラバンに向かって猛スピードで走り去って行った。無論、円堂自身はそれが嘘だなんて思ってもいないのだが。
「はぁ…危なかった。でも、どうしよう…予備のグローブは」
そう言いながら自身の手に身につけているグローブを見つめる立向井。どうやら、立向居は行為の「おかず」に円堂が探していた予備のグローブを使用していた様だ。
まだ胸がドキドキしている。普段だったら無理にでも話を引っ張って円堂さんを引き止めているけど、今日は流石にそんな気にはなれなかったなぁ…勿体無い。
「さて、とりあえずグローブは綺麗にしてから後で円堂さんに返そう…あぁ、それにしても円堂さんのグローブは最高だぁ。いつか円堂さんに直接…」
立向居は、精液でベトベトになった円堂のグローブに鼻を擦り付け、グローブに微かに残っていると思われる円堂の匂いをクンクンと嗅ぎながら、名残惜しそうにそれを洗いに行く。
~20分後~
「円堂さん!これ…」
グローブの洗濯後、少し申し訳なさそうな顔で勝手に持ち出したグローブを円堂に差し出す立向居。
「お前が持ってたのか立向居!なんでさっき…」
大好きな円堂さんを怒らせてしまった。本当に何を僕は…だけど、怒った円堂さんもステキだ。
「すいません!てっきり自分のだと思って…」
「あぁ、そういえば俺達のグローブってお揃いだったっけ?尊敬されるのは嬉しいけど、身につけてるモノまで一緒だと紛らわしくないか?」
「そ、そんなことは…円堂さんは嫌ですか?」
「えっ、嫌って訳じゃ無いけど…」
立向居の落ち込んだ顔を見て、それ以上何も言えなくなった円堂。
と次の瞬間、イレブンの一人が二人の会話に割って入る。
「おい円堂。少しいいか?」
「豪炎寺!どうした?……そういうことなら付き合うぜ!」
円堂を呼びとめたのは豪炎寺だった。どうやら豪炎寺は新技を試すために円堂を探していたらしく、それを聞いた円堂は豪炎寺の誘いを快く引き受ける。そして、二人は立向居を残してさっさとフィールドに上がって行く。
「円堂さん…つ、付き合うって…」
一人その場に取り残された立向居はぎゅっと拳を握り、物凄い形相で豪炎寺を睨みつける。
豪炎寺 修也…雷門のエースストライカー。出戻りのクセに…それに、アイツには円堂さんの前で恥をかかされた。死ねばいいのに…円堂さんは俺だけのモノなんだ。豪炎寺にも他のメンバーにも渡さない!
「どうしたの?怖い顔して?」
「っ!」
立向居の様子に違和感を感じたのか、近くに居た吹雪が立向井に話しかけてきた。
「吹雪さん…いえ、なんでもないです!ご心配なく」
「あっ…」
そう言って、心配して話しかけてきた吹雪からそそくさと遠ざかる立向居。
吹雪 士朗…こいつも目障りな奴だ。円堂さんの気を引こうと仮病で塞ぎ込んだりしやがって。テメェーの兄貴と一緒に雪崩で死にやがればよかったのに…
円堂を豪炎寺に横取りされた怒りが残っているのか、立向居はその憎悪を豪炎寺だけでなく、他の雷門イレブンにまで勝手に広げていく。
「立向居。円堂は豪炎寺のサポートで急がしいそうだから、俺達の…」
「すいません。ちょっと用事が…」
「用事?お、おい!立向居!」
今度は練習試合に付き合ってくれという鬼道に、立向居は適当に用事があると言って先程の様にその場を立ち去る。
鬼道 有人…常に変なゴーグル着けた変人ドレッド頭。なにかと№2的な偉そうな態度がマジムカつくぜ。円堂さんが塞ぎ込んだ時だって、口では「アイツがキャプテン」とかほざいてやがったが、本音はどうなんだか。
「コラ、立向井!アンタさっきから練習にも参加しないで何を…」
「…」
「無視するなよ!」
鬼道とのやり取りを聞いていたのか、財前が立ち去ろうとする立向井に駆け寄り引き止めようとするが、ついには返答すらしなくなった立向居。
財前 塔子…クソビッチ。こんなヤリマンが近くに居たら、円堂さんが性病になっちゃうよ。
ある意味メス豚な訳だから一番危険…いや、木野達も危険だな。とにかく円堂さんは渡さない!
その後もブツブツ小言を言いながら足を進める立向居。やがて、駐車場に止めてある無人のイナズマキャラバンまでたどり着くと、立向居はそれに乗り込み不貞腐れた表情で指定席に腰かけた。
「くそっ、円堂さんの周りには害虫が多すぎる!円堂さんは優しいから言い出さないけど、本当は迷惑しているハズだ!俺が円堂さんを助けなきゃ!俺が…」
いつの間にか雷門メンバー全員を逆恨みし、一方的な考えを張り巡らせていく立向井。この時、既に立向居には円堂以外の雷門メンバーは邪魔者でしかなかった。そして、立向居の邪悪な部分が完全に表層に現れた時、異空間から「ある人物」が現れた。
ズズズ!
「何だ!?何が起こっているんだ?」
歪んだ空間を切り裂くようにして姿を現す漆黒の侵入者。侵入者がキャラバン内に完全に足を踏み入れると、発生した亀裂も何事も無かったかのように消えていった。
「立向井 勇気だな?私はエイリア学園のゴッドランクチーム「インフェルノ」のキャプテン、ルシフェルだ。今日はお前と取引をしに来た」
突然現れたエイリア学園所属のルシフェルと名乗る男は、立向居と取引がしたいと申し出る。
「取引?試合をしに来たんじゃないのか?それに、お前等と取引することなんて何も無い!」
円堂達とエイリア学園が対立し合っているということを十分に承知している立向居は、ルシフェルの言葉に耳を貸そうとせず、キャラバンを飛び出して円堂達を呼びに行こうとする。しかし、その直後にルシフェルの口から出た言葉に思わず心を揺さぶられる立向居。
「円堂 守…欲しくないか?」
「なっ!」
「まぁ、話だけでも聞いておいて損は無いぞ…」
「…」
円堂さんを…俺が……エイリア学園の連中なんて大嫌いだけど、俺はいつの間にか円堂さん達を呼びに行くのを止め、ルシフェルとかって奴の話を聞き入っていた。
「…では交渉成立だな」
「…ちゃんと約束は守れよ。それと、円堂さんには一切手出しするな」
「分かっている。では、明日の試合楽しみにしているぞ…」
「これでよかったんだよな…邪魔者を一気に排除出来て、おまけに円堂さんも助けられるんだし」
「ブラック インフェルノ!」
「うわぁあぁあああぁあぁ!」
漆黒のフィールドで行われている雷門イレブンVSインフェルノの試合。その試合内容は一方的な展開で進んでおり、既に雷門イレブンのメンバーは半数以上行動不能に追いやられ、プレイ可能なのは豪炎寺、鬼道、吹雪、一之瀬の4人を残すだけだった。
「くそ、円堂と立向居は何処に行ったんだ!」
「鬼道!今はプレイに集中しろ!」
「だが、残ったのは俺を含めて4人だぞ!これでは…」
既に勝敗は決した様なモノだったが、依然として得点はお互いに0対0の引き分け。と言うよりも、インフェルノ達にはまともにサッカーなどする気は無く。試合開始直後から雷門イレブン自体に攻撃を行い続けている。
また、豪炎寺達がインフェルノ達と死闘を繰り広げていた頃、肝心の円堂と立向居の姿はフィールドには無く、エイリア学園が用意した特殊な施設にあった。
「どうです円堂さん。スッキリしたでしょう?」
「何を言ってるんだ、立向居!早く何とかしないと…豪炎寺達が…この鎖を外せ!」
薄暗い室内に設置されている大型モニターを、終始笑顔で眺める立向居。一方、立向居を怒鳴りつけている円堂は手足に鎖を巻きつけられ、大の字になるような形で張り付けに拘束されていた。
「やだなぁ~円堂さん。俺は円堂さんをアイツ等から助けるために…」
「だから全然理解できねぇよ!さっきからお前の言ってることが!どうしちまったんだよ、立向居!何でこんなことを」
立向居の行動が理解できず、困惑した様な表情でそう立向居に訴える円堂。
「だから、俺は円堂さんのために…」
「うるさい!俺のためならこの鎖を解いてくれ!俺は豪炎寺達を助けに行く!」
「…なんでそんな事を言うんですか?」
まだ、豪炎寺達の事を気にかけている…確かにやさしい円堂さんも好きだけど。そのやさしさは全部俺に注がれるべきなんだ!
あからさまに不機嫌そうな顔で円堂に質問する立向居。
「当然だろ!仲間が苦しんで…」
「仲間なんかじゃない!円堂さんは俺だけを見ていてくれればいいんだ!円堂さんには俺が居れば十分でしょ?」
「お前…本当に立向居なのか?」
立向居の豹変ぶりに驚き、思わずそう言いだす円堂。
「そ、それはどういう意味ですか?」
「違う」
「っ!」
円堂の口から洩れた立向居を否定する言葉。立向居はその言葉に思わず血相を変えて後ずさりする。
「お前は立向居じゃない!俺の知ってる立向居は絶対こんな事はしない!お前は立向居じゃない!」
「な、なんでそんな…俺は円堂さんのために…なんで…うぅうぅ…」
意中の円堂に自信を否定され、酷く動揺した立向居は頭を抱えてその場にしゃがみ込む。
駄目だ、きっと豪炎寺達の洗脳が解けてないんだ!…そうに違いない…違いない…
「立向居。頼むから俺を行かせてくれ…頼む」
「…ない」
「?」
「円堂さんの方こそ円堂さんなんかじゃない。俺の大好きな円堂さんは俺にそんなこと言うハズが無いんだ!」
そう叫びながらすっと起き上った立向居の円堂を見つめるその瞳は、嘗ての尊敬の眼差しでは無く、今まで円堂に向けられたことの無いような怒りに満ちた眼差しだった。
「俺の愛で円堂さんを絶対救いますから!ちょっとの間だけ辛抱してください!」
「な、何するんだ、立向居!」
立向居は一方的に円堂にそう告げると、突然円堂のユニフォーム掴みを巻くし上げ、露わになった円堂の胸元に身体をスリ寄せる。
「くぅうぅ…やめぇ…立向居!」
あぁ、こんなに円堂さんの近くに寄るのって、陽花戸の個人レッスン以来じゃないかなぁ。でも、今回は円堂さんに直接触ってるんだよなぁ。
陽花戸での思い出を思い返しながら、立向居は虚ろな表情でベタベタと円堂の身体に纏わりつく。
「立向居ぃい!変なとこ触るなぁ!ぐぅう」
「円堂さんのため…円堂さんのためなんだ」
ピチャピチャ
ブツブツと念仏の様にそう言った直後、立向居は無防備に晒された円堂の淡いピンク色の乳首の一つを、ワザといやらしい音を立てながらペロペロと舌先でなめ始める。
「ぐぅ!やめろぉおぉ!乳首舐めるなぁあぁああぁ!」
予期せぬ立向井の乳首責めに、身動き取れない身体をピクピクと動かしながら大声を上げて行為を止めるように訴える円堂。しかし、立向居は円堂の叫びに制止されるどころか、逆にその叫びに興奮して行為をエスカレートさせていく。
俺の愛を誠心誠意ちゃんと円堂さんに伝えれば、きっと円堂さんは俺のことを…
「あぁ!円堂さんの乳首が勃った!気持ちいいんですか円堂さん?俺に舐められて?光栄です!」
「やめろってぇ…立向居ぃい!!」
「はぁ、円堂さんの乳首をコリコリ出来るなんて幸せぇ。これも全部円堂さんを助けるためなんです」
円堂を助けるという名目で、やりたい放題の立向居。もはや円堂が何を言っても聞き入れることは無く、自身の勝手に妄想した理想の円堂像をどんどん確立していった。
「あっ!す、すいません!下の方をすっかり忘れてました!」
突然、しゃぶり付いていた乳首から立向居は離れると、いきなり円堂の頭の方に顔を向けて謝罪し始める立向居。
「な、なんだって?」
「今すぐマッサージしますね♪」
そう言いながら、急にその場にしゃがみ込む立向居。
「立向居っ!」
自身のズボンに手を掛けた立向居を咄嗟に止めようとする円堂だったが、案の定それは無視され、立向居は一気に円堂のズボンとパンツをズリ落とす。
「あぁ…」
円堂の情けない声と共に露わになった円堂のソレは、しっかりと大人の証である毛に覆われながらも、肝心の本体は全体に皮をかぶった子ぶりで、まるで小学生のモノそのものだった。
「あれ?円堂さんのアソコって結構小さいんですね…臭そう…」
立向居は円堂のソレを見るなり、尊敬している先輩だというのにも関わらず、遠慮なくいきなり円堂の性器に酷評を下す。
「うるさい!…お前ぇ…俺のチンコに何する気だ!」
後輩にバカにされて頬を赤く染めながら、立向居を怒鳴る円堂。
「何って…ご奉仕するだけですよ円堂さん…ふぅん…」
照れている円堂さん…かわいい…
立向居はそう返答すると、目の間にだらしなく垂れ下がった円堂のソレをひと思いにパクッと口に咥え込む。
「バ、バカ!やめぇあぁあぁっ!」
「ふぅん…うぅんっ!」
最初はちゅぱちゅぱと音を立てながら、優しく円堂の性器を小さな唇で愛撫する立向井。
やがて、その刺激に感化されて円堂の性器がムクムクとそそり立ち始めると、立向居は舌先で亀頭部分を刺激し始めた。
「やぁあぁああぁっ!立向居ぃいいぃ!くぅあぁああぁ!
円堂さんのチンコ咥えちゃった♪これも俺だけのモノなんだ…
円堂の意思とは関係無く、立向居の無駄にエロいテクニックによって強制的に立向井の口の中でギンギンに勃起させられた円堂の性器。円堂は未知の快感に身体をピクピクとヒクつかせながら絶叫混じりの喘ぎ声をあげる。
「うぅんぅ…ぶはぁぁっ!」
立向居は、円堂の性器をある程度の大きさまで勃起させると、なぜか射精させることはせずに口から吐き出す。つーっと何本かの糸を引きながら露わになった円堂の勃起した性器は、立向居の体液でコーティングされて妖しく輝き、少し露出した亀頭は立向井の舌責めによって真っ赤に染まっていた。そして、立向居は再び露わになった円堂の性器を小馬鹿にするような口調で評価する。
「わぁ、大きくなると俺のより大きいぃ!流石です円堂さん!でも、ちょっと皮被ってるのは残念だなぁ…かわいいですけど」
「も、もうやめてくれぇ…」
後輩にコケにされた恥ずかしさで顔を完全に真っ赤に染め、涙目になりながら立向居に弱った口調でそう告げる円堂。
「円堂さん?なんで泣いているんですか?うれし泣き?」
円堂さんの涙…飲みたい…
「そんな訳ないだろう!いい加減にしろ、立向居!お前どうかしてるぞ!」
ブチ切れた様に再び立向居を怒鳴りつける円堂。しかし、肝心の立向居はキョロっとした様な表情で何とも感じていない様子だった。
「またそんなこと言って、俺の円堂さんはそんなこと言いません!…まだ駄目なんですね?あぁ、もっと俺の愛を注ぎ込まないと…円堂さんの中に注ぎ込まないと!」
「立向居…」
自分の言っていることに何一つ耳を貸さない立向居に対し、円堂は恐怖の様なものを感じるようになりつつ、ある意味絶望する。
「俺らが一つになれば大丈夫ですよ!さぁ、円堂さん!」
「今度は何を…」
「ゴッド・ハンド!」
虚ろな円堂をよそに、立向居は自身の右手の指をペロペロと舐めながら円堂の背後にさっと回り込むと、唐突にキーパーの技である「ゴッド・ハンド」の名を叫ぶ。
しかし、いつもの様にエフェクトは発生することは無く、その代わりに立向居は涎でベトベトになった中指をゆっくりと円堂の肛門に宛がい、グリグリと中指を円堂の中に挿入していく。
ジュプッッ!
「ぐぁぁああぁぁあぁぁ!!」
俺と円堂さんの最初の繋がり…ゴッド・ハンド…それを円堂さんの身体にブチ込めるなんて最高だぁ!
不意のアナル責めに絶叫を上げる円堂。一方、立向居はニヤニヤと笑みを浮かべて円堂の苦しむ様を観察しながら、かき混ぜるようにして中指を回転させる。そして、無慈悲にも今度は人差し指を何の予告も無く、円堂の中に挿入した。
ジュボッ!
「ぐぁぁああっぁあ!」
「上達したでしょ?ねぇ、円堂さん?」
挿入した二本の指をクネクネ動かし、立向居は円堂の耳元でそう呟く。だが、円堂は自身を貫く激痛に耐えるのが精いっぱいで、立向居に反論すら出来ない状態になっていた。
「がぁぁあぁ…」
想いが足りない?円堂さんが答えてくれない?
「駄目か…それなら」
「マジン・ザ・ハンド!」
自分の想像していた反応を円堂がしてくれないことに怒りを感じたのか、立向居は奥儀である「マジン・ザ・ハンド」の名を叫んで、今度は薬指をさらに円堂の中に強引に挿入していく立向居。
ジュブブブッ!
「あぁぁああああぁああぁ!!」
初めて自身のアナルに異物を挿入された円堂は、身動き取れない身体を必死にピクピクと震えさせ、少しでも痛みを和らげようと試みる。この時、円堂の露出している身体は冷汗でベットリと濡れ、ユニフォームも汗を吸って微妙に変色していた。
あぁ!円堂さんがイイ感じに濡れている。なんてステキな姿なんだ…苦しそうな円堂さんも大好き!悶えている円堂さんも大好きだ!
その後、円堂の苦しむ様をたっぷりと観察した立向居は、万弁の笑みを浮かべて挿入していた3本の指を円堂の肛門からゆっくりと抜き取る。
ジュボッボボ!
「はぁぁああぁぁああぁ!」
「どうです円堂さん?」
「あぁ…俺の技をぉ…そんなことにぃ使うな…」
どのような基準で円堂が正気になったと判断するのか不明だが、少なくとも若干の落ち着きを取り戻した円堂の口から出た台詞は、立向居を満足させる様なものでは無かった。立向居は再び表情を曇らせ、ある決断を下す。
ワザの繋がりだけじゃ足りなかった?あんなに頑張ったのに…やっぱりここは俺自身で…
「これでも駄目だなんて…でも、準備運動は十分ですね。今度は俺自身が円堂さんの体にゴールを決めます」
「なっ、何をぉ…」
「失礼します」
「やぁ、やめろ!立向居ぃいいあぁぁんぁああぁ!!」
ジュブブゥブブ!!
なんと、立向居は自身の穿いていたズボンとパンツを脱ぎ棄て、既に興奮してギンギンに勃起していた性器を、今度は円堂の肛門に直接挿入し始めた。
「はぁん!円堂さんの中ぁ…気持ちいいですぅ…」
指で拡張された円堂のアナルへの挿入は容易く、ズンズンと吸い込まれるようにして「円堂の中」へ消えていく立向居の性器。
「くあぁぁ!やめぇぁあぁぁ!」
円堂さんの中に俺が入って行く!円堂さんと本当に一つになったんだ!後は俺の愛を円堂さんの体に刻むだけ…
「円堂さぁぁあん!円堂さぁん!円堂さぁぁあん!円堂さぁああぁああぁん!」
ナニコレー
性格が別人になっているので、どうでもいいってな人だけ読んでくだせぇ!(><;)
簡単に言えば「ダーク」化してますw
あと、設定も間違ってるかもです!
「はぁ はぁ…円堂さん…円堂さん…」
正直、雷門メンバーに加わってからの俺は少し異常だ。だって、いつも画面に映し出される円堂さんの姿を見るだけでも胸が苦しいのに、今は憧れの円堂さんが僕の手の届く場所に居る。…そうだ、平然としていられる方が異常なんだよな。
「おい、立向居」
「!え、円堂さん!」
メンバーから遠ざかり、一人コソコソと行為を行っていた立向居は、突然声を掛けられ全身をビクンと震え上がらせる。しかも、声を掛けてきたのが意中の円堂だったこともあって、その驚きようは尋常ではなかった。
「いや、その…俺は!」
やばい!どうにかして誤魔化さなきゃ!円堂さんに嫌われちゃう…
もっこり膨れ上がった陰部を隠すようにして、顔だけ背後に立っている円堂の方に向ける立向居。
「俺の予備のグローブしらないか?もしかしたらお前が…」
「あぁ、えっと…よ、予備のグローブだったらキャラバンに…」
「サンキュー立向居!」
急いでいたのか、円堂は立向居からグローブの在りかを聞くや否や、駐車場にあるイナズマキャラバンに向かって猛スピードで走り去って行った。無論、円堂自身はそれが嘘だなんて思ってもいないのだが。
「はぁ…危なかった。でも、どうしよう…予備のグローブは」
そう言いながら自身の手に身につけているグローブを見つめる立向井。どうやら、立向居は行為の「おかず」に円堂が探していた予備のグローブを使用していた様だ。
まだ胸がドキドキしている。普段だったら無理にでも話を引っ張って円堂さんを引き止めているけど、今日は流石にそんな気にはなれなかったなぁ…勿体無い。
「さて、とりあえずグローブは綺麗にしてから後で円堂さんに返そう…あぁ、それにしても円堂さんのグローブは最高だぁ。いつか円堂さんに直接…」
立向居は、精液でベトベトになった円堂のグローブに鼻を擦り付け、グローブに微かに残っていると思われる円堂の匂いをクンクンと嗅ぎながら、名残惜しそうにそれを洗いに行く。
~20分後~
「円堂さん!これ…」
グローブの洗濯後、少し申し訳なさそうな顔で勝手に持ち出したグローブを円堂に差し出す立向居。
「お前が持ってたのか立向居!なんでさっき…」
大好きな円堂さんを怒らせてしまった。本当に何を僕は…だけど、怒った円堂さんもステキだ。
「すいません!てっきり自分のだと思って…」
「あぁ、そういえば俺達のグローブってお揃いだったっけ?尊敬されるのは嬉しいけど、身につけてるモノまで一緒だと紛らわしくないか?」
「そ、そんなことは…円堂さんは嫌ですか?」
「えっ、嫌って訳じゃ無いけど…」
立向居の落ち込んだ顔を見て、それ以上何も言えなくなった円堂。
と次の瞬間、イレブンの一人が二人の会話に割って入る。
「おい円堂。少しいいか?」
「豪炎寺!どうした?……そういうことなら付き合うぜ!」
円堂を呼びとめたのは豪炎寺だった。どうやら豪炎寺は新技を試すために円堂を探していたらしく、それを聞いた円堂は豪炎寺の誘いを快く引き受ける。そして、二人は立向居を残してさっさとフィールドに上がって行く。
「円堂さん…つ、付き合うって…」
一人その場に取り残された立向居はぎゅっと拳を握り、物凄い形相で豪炎寺を睨みつける。
豪炎寺 修也…雷門のエースストライカー。出戻りのクセに…それに、アイツには円堂さんの前で恥をかかされた。死ねばいいのに…円堂さんは俺だけのモノなんだ。豪炎寺にも他のメンバーにも渡さない!
「どうしたの?怖い顔して?」
「っ!」
立向居の様子に違和感を感じたのか、近くに居た吹雪が立向井に話しかけてきた。
「吹雪さん…いえ、なんでもないです!ご心配なく」
「あっ…」
そう言って、心配して話しかけてきた吹雪からそそくさと遠ざかる立向居。
吹雪 士朗…こいつも目障りな奴だ。円堂さんの気を引こうと仮病で塞ぎ込んだりしやがって。テメェーの兄貴と一緒に雪崩で死にやがればよかったのに…
円堂を豪炎寺に横取りされた怒りが残っているのか、立向居はその憎悪を豪炎寺だけでなく、他の雷門イレブンにまで勝手に広げていく。
「立向居。円堂は豪炎寺のサポートで急がしいそうだから、俺達の…」
「すいません。ちょっと用事が…」
「用事?お、おい!立向居!」
今度は練習試合に付き合ってくれという鬼道に、立向居は適当に用事があると言って先程の様にその場を立ち去る。
鬼道 有人…常に変なゴーグル着けた変人ドレッド頭。なにかと№2的な偉そうな態度がマジムカつくぜ。円堂さんが塞ぎ込んだ時だって、口では「アイツがキャプテン」とかほざいてやがったが、本音はどうなんだか。
「コラ、立向井!アンタさっきから練習にも参加しないで何を…」
「…」
「無視するなよ!」
鬼道とのやり取りを聞いていたのか、財前が立ち去ろうとする立向井に駆け寄り引き止めようとするが、ついには返答すらしなくなった立向居。
財前 塔子…クソビッチ。こんなヤリマンが近くに居たら、円堂さんが性病になっちゃうよ。
ある意味メス豚な訳だから一番危険…いや、木野達も危険だな。とにかく円堂さんは渡さない!
その後もブツブツ小言を言いながら足を進める立向居。やがて、駐車場に止めてある無人のイナズマキャラバンまでたどり着くと、立向居はそれに乗り込み不貞腐れた表情で指定席に腰かけた。
「くそっ、円堂さんの周りには害虫が多すぎる!円堂さんは優しいから言い出さないけど、本当は迷惑しているハズだ!俺が円堂さんを助けなきゃ!俺が…」
いつの間にか雷門メンバー全員を逆恨みし、一方的な考えを張り巡らせていく立向井。この時、既に立向居には円堂以外の雷門メンバーは邪魔者でしかなかった。そして、立向居の邪悪な部分が完全に表層に現れた時、異空間から「ある人物」が現れた。
ズズズ!
「何だ!?何が起こっているんだ?」
歪んだ空間を切り裂くようにして姿を現す漆黒の侵入者。侵入者がキャラバン内に完全に足を踏み入れると、発生した亀裂も何事も無かったかのように消えていった。
「立向井 勇気だな?私はエイリア学園のゴッドランクチーム「インフェルノ」のキャプテン、ルシフェルだ。今日はお前と取引をしに来た」
突然現れたエイリア学園所属のルシフェルと名乗る男は、立向居と取引がしたいと申し出る。
「取引?試合をしに来たんじゃないのか?それに、お前等と取引することなんて何も無い!」
円堂達とエイリア学園が対立し合っているということを十分に承知している立向居は、ルシフェルの言葉に耳を貸そうとせず、キャラバンを飛び出して円堂達を呼びに行こうとする。しかし、その直後にルシフェルの口から出た言葉に思わず心を揺さぶられる立向居。
「円堂 守…欲しくないか?」
「なっ!」
「まぁ、話だけでも聞いておいて損は無いぞ…」
「…」
円堂さんを…俺が……エイリア学園の連中なんて大嫌いだけど、俺はいつの間にか円堂さん達を呼びに行くのを止め、ルシフェルとかって奴の話を聞き入っていた。
「…では交渉成立だな」
「…ちゃんと約束は守れよ。それと、円堂さんには一切手出しするな」
「分かっている。では、明日の試合楽しみにしているぞ…」
「これでよかったんだよな…邪魔者を一気に排除出来て、おまけに円堂さんも助けられるんだし」
「ブラック インフェルノ!」
「うわぁあぁあああぁあぁ!」
漆黒のフィールドで行われている雷門イレブンVSインフェルノの試合。その試合内容は一方的な展開で進んでおり、既に雷門イレブンのメンバーは半数以上行動不能に追いやられ、プレイ可能なのは豪炎寺、鬼道、吹雪、一之瀬の4人を残すだけだった。
「くそ、円堂と立向居は何処に行ったんだ!」
「鬼道!今はプレイに集中しろ!」
「だが、残ったのは俺を含めて4人だぞ!これでは…」
既に勝敗は決した様なモノだったが、依然として得点はお互いに0対0の引き分け。と言うよりも、インフェルノ達にはまともにサッカーなどする気は無く。試合開始直後から雷門イレブン自体に攻撃を行い続けている。
また、豪炎寺達がインフェルノ達と死闘を繰り広げていた頃、肝心の円堂と立向居の姿はフィールドには無く、エイリア学園が用意した特殊な施設にあった。
「どうです円堂さん。スッキリしたでしょう?」
「何を言ってるんだ、立向居!早く何とかしないと…豪炎寺達が…この鎖を外せ!」
薄暗い室内に設置されている大型モニターを、終始笑顔で眺める立向居。一方、立向居を怒鳴りつけている円堂は手足に鎖を巻きつけられ、大の字になるような形で張り付けに拘束されていた。
「やだなぁ~円堂さん。俺は円堂さんをアイツ等から助けるために…」
「だから全然理解できねぇよ!さっきからお前の言ってることが!どうしちまったんだよ、立向居!何でこんなことを」
立向居の行動が理解できず、困惑した様な表情でそう立向居に訴える円堂。
「だから、俺は円堂さんのために…」
「うるさい!俺のためならこの鎖を解いてくれ!俺は豪炎寺達を助けに行く!」
「…なんでそんな事を言うんですか?」
まだ、豪炎寺達の事を気にかけている…確かにやさしい円堂さんも好きだけど。そのやさしさは全部俺に注がれるべきなんだ!
あからさまに不機嫌そうな顔で円堂に質問する立向居。
「当然だろ!仲間が苦しんで…」
「仲間なんかじゃない!円堂さんは俺だけを見ていてくれればいいんだ!円堂さんには俺が居れば十分でしょ?」
「お前…本当に立向居なのか?」
立向居の豹変ぶりに驚き、思わずそう言いだす円堂。
「そ、それはどういう意味ですか?」
「違う」
「っ!」
円堂の口から洩れた立向居を否定する言葉。立向居はその言葉に思わず血相を変えて後ずさりする。
「お前は立向居じゃない!俺の知ってる立向居は絶対こんな事はしない!お前は立向居じゃない!」
「な、なんでそんな…俺は円堂さんのために…なんで…うぅうぅ…」
意中の円堂に自信を否定され、酷く動揺した立向居は頭を抱えてその場にしゃがみ込む。
駄目だ、きっと豪炎寺達の洗脳が解けてないんだ!…そうに違いない…違いない…
「立向居。頼むから俺を行かせてくれ…頼む」
「…ない」
「?」
「円堂さんの方こそ円堂さんなんかじゃない。俺の大好きな円堂さんは俺にそんなこと言うハズが無いんだ!」
そう叫びながらすっと起き上った立向居の円堂を見つめるその瞳は、嘗ての尊敬の眼差しでは無く、今まで円堂に向けられたことの無いような怒りに満ちた眼差しだった。
「俺の愛で円堂さんを絶対救いますから!ちょっとの間だけ辛抱してください!」
「な、何するんだ、立向居!」
立向居は一方的に円堂にそう告げると、突然円堂のユニフォーム掴みを巻くし上げ、露わになった円堂の胸元に身体をスリ寄せる。
「くぅうぅ…やめぇ…立向居!」
あぁ、こんなに円堂さんの近くに寄るのって、陽花戸の個人レッスン以来じゃないかなぁ。でも、今回は円堂さんに直接触ってるんだよなぁ。
陽花戸での思い出を思い返しながら、立向居は虚ろな表情でベタベタと円堂の身体に纏わりつく。
「立向居ぃい!変なとこ触るなぁ!ぐぅう」
「円堂さんのため…円堂さんのためなんだ」
ピチャピチャ
ブツブツと念仏の様にそう言った直後、立向居は無防備に晒された円堂の淡いピンク色の乳首の一つを、ワザといやらしい音を立てながらペロペロと舌先でなめ始める。
「ぐぅ!やめろぉおぉ!乳首舐めるなぁあぁああぁ!」
予期せぬ立向井の乳首責めに、身動き取れない身体をピクピクと動かしながら大声を上げて行為を止めるように訴える円堂。しかし、立向居は円堂の叫びに制止されるどころか、逆にその叫びに興奮して行為をエスカレートさせていく。
俺の愛を誠心誠意ちゃんと円堂さんに伝えれば、きっと円堂さんは俺のことを…
「あぁ!円堂さんの乳首が勃った!気持ちいいんですか円堂さん?俺に舐められて?光栄です!」
「やめろってぇ…立向居ぃい!!」
「はぁ、円堂さんの乳首をコリコリ出来るなんて幸せぇ。これも全部円堂さんを助けるためなんです」
円堂を助けるという名目で、やりたい放題の立向居。もはや円堂が何を言っても聞き入れることは無く、自身の勝手に妄想した理想の円堂像をどんどん確立していった。
「あっ!す、すいません!下の方をすっかり忘れてました!」
突然、しゃぶり付いていた乳首から立向居は離れると、いきなり円堂の頭の方に顔を向けて謝罪し始める立向居。
「な、なんだって?」
「今すぐマッサージしますね♪」
そう言いながら、急にその場にしゃがみ込む立向居。
「立向居っ!」
自身のズボンに手を掛けた立向居を咄嗟に止めようとする円堂だったが、案の定それは無視され、立向居は一気に円堂のズボンとパンツをズリ落とす。
「あぁ…」
円堂の情けない声と共に露わになった円堂のソレは、しっかりと大人の証である毛に覆われながらも、肝心の本体は全体に皮をかぶった子ぶりで、まるで小学生のモノそのものだった。
「あれ?円堂さんのアソコって結構小さいんですね…臭そう…」
立向居は円堂のソレを見るなり、尊敬している先輩だというのにも関わらず、遠慮なくいきなり円堂の性器に酷評を下す。
「うるさい!…お前ぇ…俺のチンコに何する気だ!」
後輩にバカにされて頬を赤く染めながら、立向居を怒鳴る円堂。
「何って…ご奉仕するだけですよ円堂さん…ふぅん…」
照れている円堂さん…かわいい…
立向居はそう返答すると、目の間にだらしなく垂れ下がった円堂のソレをひと思いにパクッと口に咥え込む。
「バ、バカ!やめぇあぁあぁっ!」
「ふぅん…うぅんっ!」
最初はちゅぱちゅぱと音を立てながら、優しく円堂の性器を小さな唇で愛撫する立向井。
やがて、その刺激に感化されて円堂の性器がムクムクとそそり立ち始めると、立向居は舌先で亀頭部分を刺激し始めた。
「やぁあぁああぁっ!立向居ぃいいぃ!くぅあぁああぁ!
円堂さんのチンコ咥えちゃった♪これも俺だけのモノなんだ…
円堂の意思とは関係無く、立向居の無駄にエロいテクニックによって強制的に立向井の口の中でギンギンに勃起させられた円堂の性器。円堂は未知の快感に身体をピクピクとヒクつかせながら絶叫混じりの喘ぎ声をあげる。
「うぅんぅ…ぶはぁぁっ!」
立向居は、円堂の性器をある程度の大きさまで勃起させると、なぜか射精させることはせずに口から吐き出す。つーっと何本かの糸を引きながら露わになった円堂の勃起した性器は、立向居の体液でコーティングされて妖しく輝き、少し露出した亀頭は立向井の舌責めによって真っ赤に染まっていた。そして、立向居は再び露わになった円堂の性器を小馬鹿にするような口調で評価する。
「わぁ、大きくなると俺のより大きいぃ!流石です円堂さん!でも、ちょっと皮被ってるのは残念だなぁ…かわいいですけど」
「も、もうやめてくれぇ…」
後輩にコケにされた恥ずかしさで顔を完全に真っ赤に染め、涙目になりながら立向居に弱った口調でそう告げる円堂。
「円堂さん?なんで泣いているんですか?うれし泣き?」
円堂さんの涙…飲みたい…
「そんな訳ないだろう!いい加減にしろ、立向居!お前どうかしてるぞ!」
ブチ切れた様に再び立向居を怒鳴りつける円堂。しかし、肝心の立向居はキョロっとした様な表情で何とも感じていない様子だった。
「またそんなこと言って、俺の円堂さんはそんなこと言いません!…まだ駄目なんですね?あぁ、もっと俺の愛を注ぎ込まないと…円堂さんの中に注ぎ込まないと!」
「立向居…」
自分の言っていることに何一つ耳を貸さない立向居に対し、円堂は恐怖の様なものを感じるようになりつつ、ある意味絶望する。
「俺らが一つになれば大丈夫ですよ!さぁ、円堂さん!」
「今度は何を…」
「ゴッド・ハンド!」
虚ろな円堂をよそに、立向居は自身の右手の指をペロペロと舐めながら円堂の背後にさっと回り込むと、唐突にキーパーの技である「ゴッド・ハンド」の名を叫ぶ。
しかし、いつもの様にエフェクトは発生することは無く、その代わりに立向居は涎でベトベトになった中指をゆっくりと円堂の肛門に宛がい、グリグリと中指を円堂の中に挿入していく。
ジュプッッ!
「ぐぁぁああぁぁあぁぁ!!」
俺と円堂さんの最初の繋がり…ゴッド・ハンド…それを円堂さんの身体にブチ込めるなんて最高だぁ!
不意のアナル責めに絶叫を上げる円堂。一方、立向居はニヤニヤと笑みを浮かべて円堂の苦しむ様を観察しながら、かき混ぜるようにして中指を回転させる。そして、無慈悲にも今度は人差し指を何の予告も無く、円堂の中に挿入した。
ジュボッ!
「ぐぁぁああっぁあ!」
「上達したでしょ?ねぇ、円堂さん?」
挿入した二本の指をクネクネ動かし、立向居は円堂の耳元でそう呟く。だが、円堂は自身を貫く激痛に耐えるのが精いっぱいで、立向居に反論すら出来ない状態になっていた。
「がぁぁあぁ…」
想いが足りない?円堂さんが答えてくれない?
「駄目か…それなら」
「マジン・ザ・ハンド!」
自分の想像していた反応を円堂がしてくれないことに怒りを感じたのか、立向居は奥儀である「マジン・ザ・ハンド」の名を叫んで、今度は薬指をさらに円堂の中に強引に挿入していく立向居。
ジュブブブッ!
「あぁぁああああぁああぁ!!」
初めて自身のアナルに異物を挿入された円堂は、身動き取れない身体を必死にピクピクと震えさせ、少しでも痛みを和らげようと試みる。この時、円堂の露出している身体は冷汗でベットリと濡れ、ユニフォームも汗を吸って微妙に変色していた。
あぁ!円堂さんがイイ感じに濡れている。なんてステキな姿なんだ…苦しそうな円堂さんも大好き!悶えている円堂さんも大好きだ!
その後、円堂の苦しむ様をたっぷりと観察した立向居は、万弁の笑みを浮かべて挿入していた3本の指を円堂の肛門からゆっくりと抜き取る。
ジュボッボボ!
「はぁぁああぁぁああぁ!」
「どうです円堂さん?」
「あぁ…俺の技をぉ…そんなことにぃ使うな…」
どのような基準で円堂が正気になったと判断するのか不明だが、少なくとも若干の落ち着きを取り戻した円堂の口から出た台詞は、立向居を満足させる様なものでは無かった。立向居は再び表情を曇らせ、ある決断を下す。
ワザの繋がりだけじゃ足りなかった?あんなに頑張ったのに…やっぱりここは俺自身で…
「これでも駄目だなんて…でも、準備運動は十分ですね。今度は俺自身が円堂さんの体にゴールを決めます」
「なっ、何をぉ…」
「失礼します」
「やぁ、やめろ!立向居ぃいいあぁぁんぁああぁ!!」
ジュブブゥブブ!!
なんと、立向居は自身の穿いていたズボンとパンツを脱ぎ棄て、既に興奮してギンギンに勃起していた性器を、今度は円堂の肛門に直接挿入し始めた。
「はぁん!円堂さんの中ぁ…気持ちいいですぅ…」
指で拡張された円堂のアナルへの挿入は容易く、ズンズンと吸い込まれるようにして「円堂の中」へ消えていく立向居の性器。
「くあぁぁ!やめぇぁあぁぁ!」
円堂さんの中に俺が入って行く!円堂さんと本当に一つになったんだ!後は俺の愛を円堂さんの体に刻むだけ…
「円堂さぁぁあん!円堂さぁん!円堂さぁぁあん!円堂さぁああぁああぁん!」
ナニコレー
クンカクンカの呪文
ヤンデレ立向居くん オマケ
青空の下で 円堂×立向居
「円堂さんがリベロ…」
立向居は一人グランドを離れ、ブツブツ独り言を言いながら半壊した雷門中内を当てもなく彷徨っていた。
俺がまぐれでムゲン・ザ・ハンドを出したせいで、円堂さんがキーパーを…
円堂さんは気にするなって言ってくれたけど、今まで雷門のゴールを守ってきたのは
紛れもなく円堂さんだ。やっぱり俺には…
元々のGKである円堂を差し置いて、自分が雷門のGKになることに抵抗を感じていた立向居は、守備の要であるGKというポジションへの重圧と円堂への負目に耐えられず、監督である瞳子にGKの辞退を伝えに行こうと決意する。
「どうした?立向居?」
「!?」
瞳子の元に向かおうとしたその時、不意に背後から呼び止められた立向居。その聞き覚えのある声は、立向居が今もっとも顔を合わせたくない人物であり、尊敬する先輩でもある円堂 守の声だった。
「え、円堂さん!」
慌てて声のする方に振り返る立向居。
「お前がフラフラとグランドから離れていくのを見かけてさ…どうしたんだよ?」
「それは…その……」
「お前が雷門のGKだ」
申し訳なさそうに俯く立向居を見て、円堂はすっと立向居に接近すると、やさしくポンと立向居の肩を叩いてそう告げた。
「えっ?」
円堂の発言に驚き、立向居は俯かせた顔をバッと上げて円堂を凝視する。
どうやら、円堂さんにはバレバレだったようだ。ポジションを監督の意向でチェンジされたのにも関わらず、文句一つ言わずにチームと勝利に尽くす円堂さん。それだけでも凄いのに、俺のことまで気にかけてくれるなんて…やっぱり円堂さんはスゴイ人だ!
「気にするなって言っただろう?それに、今はエイリアの連中を倒すのが先決だ。お前には才能があるんだよ、自信を持つんだ立向居!」
立向居の両肩をがっしりと掴み、力づよく励ます円堂。
「円堂さん……ハイっ!俺、絶対あの技を完成させてみせます!」
「よし、それなら早速俺と練習だ!ガンガン行くぜ!」
「は、はいっ!よろしくお願いします!」
その後、立向居はムゲン・ザ・ハンドを会得するため、円堂は新しいシュート技の構想を完成させるために、二人はこれでもかと言うほど激しい練習を繰り返し行った。
「はぁ、はぁ…技が出ない…」
ジリジリと大地を照らす太陽の下、既に受けたシュートの数すら忘れてしまうくらいに円堂の放った数多のシュートを受けきった立向居だが、依然としてムゲン・ザ・ハンドの会得には至らなかった。また、円堂の方も従来の技を超えるような強力なシュート技を生み出すことが出来ず、結果的に二人の体力だけが削られただけという厳しい現実が残る。
「なんたって究極奥儀だ。そう簡単には会得させてくれないさ…だから、諦めないで頑張って会得しようぜ!」
思うように技を出せず、ゴールネットの前に汗だくになりながらしゃがみ込んだ立向居に、円堂はそう言いながら近づき、すっと片手を立向居に向けて差し出す。
「円堂さん…」
円堂さんだって辛いのに…俺はこの程度でヘコたれてだらしない!俺は自分自身にそう言い聞かせ、感謝の気持ちを込めながら円堂さんの手を掴んだ。
「おっと、大丈夫か立向居!?」
「こ、これぐらい…なんでも…うぅ」
円堂の補助で立ち上がった立向居だったが、既にその体力は限界に達しており、円堂の手を離した瞬間に姿勢を崩す立向井。円堂は慌てて立向居腰に手を回して立向居の身体を支える。
「無理するな。そこのベンチで少し休もう」
「す、すみません円堂さん…」
立向居は円堂に支えられるようにして近くのベンチまで運ばれ、やがてたどり着いたベンチに二人はどんっと力無く座り込む。
「うぅ…」
「立向居?おい…居……」
ベンチに座り込むや否や、いきなり円堂の方に上半身を傾ける立向居。どうやら疲労で意識が保てなくなったようだ。立向居の視界から、自分の名を叫ぶ円堂の姿がどんどん霞がかっていき、ついには完全に見えなくなると同時に意識も途切れる。
(寝ちゃったんだ………………ん?なんだろう…この暖かい感触…!
あぁ…も、もしかして円堂さんに膝枕してもらっている???)
意識が戻ったと思ったら、なんと俺は図々しくも憧れの円堂さんに膝枕してもらっていた。
ここはスグにでも起き上って謝罪するべきなんだろうけど、こんな機会は滅多に無いっていうかみなさんも居ないし…
「立向居…お前はスゴイ奴だよ」
「!?」
立向居が目覚めているとは知らず、円堂は寝ている立向居に語りかける様にして突然そう言いだすと同時に、立向居の頭をやさしく撫で始める。
え、円堂さんに頭なでなでされちゃった!感激だ!…円堂さんには悪いけど、もう少しだけこのままにさせてもらおうかな…
「…俺なんかよりずっと」
「!」
立向居の頭を撫でていた手を止め、急に顔色を曇らせ始める円堂。
「正直、お前が羨ましい。俺は何度やっても駄目だったんだ…何も掴めなかった!」
(円堂…さん?)
「ムゲン・ザ・ハンド…俺にも出来れば!」
そうか、やっぱり円堂さんも人知れずあの技の特訓を続けていたんだ…たった一人で…
「…出来ますよ!円堂さんなら絶対出来ます!!」
何か思うことがあったのか、立向居は半ば反射的にその場に起き上がり、円堂に向かって大声でそう叫ぶ。
「た、立向居!お、起きていたのか!?」
「あっ…いや…すいません…」
予期せぬ事態に両手を上げて驚く円堂。一方、立向居はしまったというような表情を浮かべると共に、顔を真っ赤に染めて両手で口を塞ぐ。
「…」
普段は余程のことが無い限り動じない天然気質な円堂だが、チームメンバーの前では決して口にしないようなことを聞かれて動揺を隠せずに沈黙する円堂。しかも、それが同じGKである立向居なら尚更だろう。
「…」
後から考えてみれば一瞬のやり取りだったんだろうけど、俺にしてみれば時間が止まった様に感じられた。円堂さんも何か話さなきゃって顔をしてたけど、俺の方がガマン出来なくて…
一瞬の沈黙の後、先に沈黙を破ったのは円堂では無く立向居の方だった。
「い、いきなりこんなことを言うのもなんですが…え、円堂さんは俺にとって太陽なんです!それで、いつも俺を見守って照らしてくれて…その…俺は…大好きなんです!円堂さんが大好きなんです!」
憧れである円堂の、しかも、その眼前で話すということもあって終始に渡って緊張気味の立向居。聞く側の円堂もポカーンというような表情で立向居を見つめる。
「えっ…お前何言って…」
「はぁわわわっ!…す、すいません!!いきなり変なこと言いだして!…と、とにかく俺は、止まってる円堂さんよりも突っ走っている円堂さんが…」
「俺も好きだ」
立向居が再び意味不明な弁解をしている最中、円堂はボソリとそう呟いて立向居をギュッと抱きしめた。立向居は円堂からの突然の抱擁に、キョトンした表情を浮かべながら瞳をパチパチと瞬きさせる。
「へっ…!!」
「見っとも無い台詞聞かせちゃって悪かったな」
立向居の背中越しにそう告げる円堂。
「え、円堂さん!?」
「あぁ、いきなり抱き締めちゃったりしてゴメンな!そもそも、お前は俺に憧れているだけで…」
そう言いながら少し頬を赤く染め、すっと立向居を放す円堂。すると、円堂がしゃべり終わる前に今度は逆に立向居が円堂に勢いよく抱きついて耳元で呟く。
「愛してます…円堂さん」
「!……そっか」
立向居の対応に、円堂は一瞬ハッとした表情を浮かべた後、そっと一言告げて立向居を包み込むようにして手を回した。
湿ったユニフォームに当たる風は心地よくも少し肌寒いけど、今は円堂さんと共有しているこの感覚がたまらなく愛おしい…出来ればもう少し、もう少しだけこのまま二人っきりでいられれば…
言われる前に「きんもーっ☆」www
まだ、ズプズプヤリあってる文の方がマシか…
立向居は一人グランドを離れ、ブツブツ独り言を言いながら半壊した雷門中内を当てもなく彷徨っていた。
俺がまぐれでムゲン・ザ・ハンドを出したせいで、円堂さんがキーパーを…
円堂さんは気にするなって言ってくれたけど、今まで雷門のゴールを守ってきたのは
紛れもなく円堂さんだ。やっぱり俺には…
元々のGKである円堂を差し置いて、自分が雷門のGKになることに抵抗を感じていた立向居は、守備の要であるGKというポジションへの重圧と円堂への負目に耐えられず、監督である瞳子にGKの辞退を伝えに行こうと決意する。
「どうした?立向居?」
「!?」
瞳子の元に向かおうとしたその時、不意に背後から呼び止められた立向居。その聞き覚えのある声は、立向居が今もっとも顔を合わせたくない人物であり、尊敬する先輩でもある円堂 守の声だった。
「え、円堂さん!」
慌てて声のする方に振り返る立向居。
「お前がフラフラとグランドから離れていくのを見かけてさ…どうしたんだよ?」
「それは…その……」
「お前が雷門のGKだ」
申し訳なさそうに俯く立向居を見て、円堂はすっと立向居に接近すると、やさしくポンと立向居の肩を叩いてそう告げた。
「えっ?」
円堂の発言に驚き、立向居は俯かせた顔をバッと上げて円堂を凝視する。
どうやら、円堂さんにはバレバレだったようだ。ポジションを監督の意向でチェンジされたのにも関わらず、文句一つ言わずにチームと勝利に尽くす円堂さん。それだけでも凄いのに、俺のことまで気にかけてくれるなんて…やっぱり円堂さんはスゴイ人だ!
「気にするなって言っただろう?それに、今はエイリアの連中を倒すのが先決だ。お前には才能があるんだよ、自信を持つんだ立向居!」
立向居の両肩をがっしりと掴み、力づよく励ます円堂。
「円堂さん……ハイっ!俺、絶対あの技を完成させてみせます!」
「よし、それなら早速俺と練習だ!ガンガン行くぜ!」
「は、はいっ!よろしくお願いします!」
その後、立向居はムゲン・ザ・ハンドを会得するため、円堂は新しいシュート技の構想を完成させるために、二人はこれでもかと言うほど激しい練習を繰り返し行った。
「はぁ、はぁ…技が出ない…」
ジリジリと大地を照らす太陽の下、既に受けたシュートの数すら忘れてしまうくらいに円堂の放った数多のシュートを受けきった立向居だが、依然としてムゲン・ザ・ハンドの会得には至らなかった。また、円堂の方も従来の技を超えるような強力なシュート技を生み出すことが出来ず、結果的に二人の体力だけが削られただけという厳しい現実が残る。
「なんたって究極奥儀だ。そう簡単には会得させてくれないさ…だから、諦めないで頑張って会得しようぜ!」
思うように技を出せず、ゴールネットの前に汗だくになりながらしゃがみ込んだ立向居に、円堂はそう言いながら近づき、すっと片手を立向居に向けて差し出す。
「円堂さん…」
円堂さんだって辛いのに…俺はこの程度でヘコたれてだらしない!俺は自分自身にそう言い聞かせ、感謝の気持ちを込めながら円堂さんの手を掴んだ。
「おっと、大丈夫か立向居!?」
「こ、これぐらい…なんでも…うぅ」
円堂の補助で立ち上がった立向居だったが、既にその体力は限界に達しており、円堂の手を離した瞬間に姿勢を崩す立向井。円堂は慌てて立向居腰に手を回して立向居の身体を支える。
「無理するな。そこのベンチで少し休もう」
「す、すみません円堂さん…」
立向居は円堂に支えられるようにして近くのベンチまで運ばれ、やがてたどり着いたベンチに二人はどんっと力無く座り込む。
「うぅ…」
「立向居?おい…居……」
ベンチに座り込むや否や、いきなり円堂の方に上半身を傾ける立向居。どうやら疲労で意識が保てなくなったようだ。立向居の視界から、自分の名を叫ぶ円堂の姿がどんどん霞がかっていき、ついには完全に見えなくなると同時に意識も途切れる。
(寝ちゃったんだ………………ん?なんだろう…この暖かい感触…!
あぁ…も、もしかして円堂さんに膝枕してもらっている???)
意識が戻ったと思ったら、なんと俺は図々しくも憧れの円堂さんに膝枕してもらっていた。
ここはスグにでも起き上って謝罪するべきなんだろうけど、こんな機会は滅多に無いっていうかみなさんも居ないし…
「立向居…お前はスゴイ奴だよ」
「!?」
立向居が目覚めているとは知らず、円堂は寝ている立向居に語りかける様にして突然そう言いだすと同時に、立向居の頭をやさしく撫で始める。
え、円堂さんに頭なでなでされちゃった!感激だ!…円堂さんには悪いけど、もう少しだけこのままにさせてもらおうかな…
「…俺なんかよりずっと」
「!」
立向居の頭を撫でていた手を止め、急に顔色を曇らせ始める円堂。
「正直、お前が羨ましい。俺は何度やっても駄目だったんだ…何も掴めなかった!」
(円堂…さん?)
「ムゲン・ザ・ハンド…俺にも出来れば!」
そうか、やっぱり円堂さんも人知れずあの技の特訓を続けていたんだ…たった一人で…
「…出来ますよ!円堂さんなら絶対出来ます!!」
何か思うことがあったのか、立向居は半ば反射的にその場に起き上がり、円堂に向かって大声でそう叫ぶ。
「た、立向居!お、起きていたのか!?」
「あっ…いや…すいません…」
予期せぬ事態に両手を上げて驚く円堂。一方、立向居はしまったというような表情を浮かべると共に、顔を真っ赤に染めて両手で口を塞ぐ。
「…」
普段は余程のことが無い限り動じない天然気質な円堂だが、チームメンバーの前では決して口にしないようなことを聞かれて動揺を隠せずに沈黙する円堂。しかも、それが同じGKである立向居なら尚更だろう。
「…」
後から考えてみれば一瞬のやり取りだったんだろうけど、俺にしてみれば時間が止まった様に感じられた。円堂さんも何か話さなきゃって顔をしてたけど、俺の方がガマン出来なくて…
一瞬の沈黙の後、先に沈黙を破ったのは円堂では無く立向居の方だった。
「い、いきなりこんなことを言うのもなんですが…え、円堂さんは俺にとって太陽なんです!それで、いつも俺を見守って照らしてくれて…その…俺は…大好きなんです!円堂さんが大好きなんです!」
憧れである円堂の、しかも、その眼前で話すということもあって終始に渡って緊張気味の立向居。聞く側の円堂もポカーンというような表情で立向居を見つめる。
「えっ…お前何言って…」
「はぁわわわっ!…す、すいません!!いきなり変なこと言いだして!…と、とにかく俺は、止まってる円堂さんよりも突っ走っている円堂さんが…」
「俺も好きだ」
立向居が再び意味不明な弁解をしている最中、円堂はボソリとそう呟いて立向居をギュッと抱きしめた。立向居は円堂からの突然の抱擁に、キョトンした表情を浮かべながら瞳をパチパチと瞬きさせる。
「へっ…!!」
「見っとも無い台詞聞かせちゃって悪かったな」
立向居の背中越しにそう告げる円堂。
「え、円堂さん!?」
「あぁ、いきなり抱き締めちゃったりしてゴメンな!そもそも、お前は俺に憧れているだけで…」
そう言いながら少し頬を赤く染め、すっと立向居を放す円堂。すると、円堂がしゃべり終わる前に今度は逆に立向居が円堂に勢いよく抱きついて耳元で呟く。
「愛してます…円堂さん」
「!……そっか」
立向居の対応に、円堂は一瞬ハッとした表情を浮かべた後、そっと一言告げて立向居を包み込むようにして手を回した。
湿ったユニフォームに当たる風は心地よくも少し肌寒いけど、今は円堂さんと共有しているこの感覚がたまらなく愛おしい…出来ればもう少し、もう少しだけこのまま二人っきりでいられれば…
言われる前に「きんもーっ☆」www
まだ、ズプズプヤリあってる文の方がマシか…