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Secret Garden 2021年06月
2ntブログ

ホイホイ

マンキンのアニメがリメイクされましたが、懐かしくて当時憧れていたカードを大人買いしてしまいました。

ゲームのオマケなんですが、2本買って応募券送らないと貰えないやつで糞みたいな入手難度ですw

昔の日記にもあるようにトレカには財布緩いんですよね自分…


それと新作の読み物を1点追加しました。

内容的に序章的な感じですが、話は大体決まっているので3話完結ぐらいですかね。

ボチボチ追加予定です。

オモチャの兵隊

「ぐっ…さんじゅうぅ…さんぅん!!!」

巨大なテントの中、1人の少年が全裸姿で喘ぎ声混じりのカウントを行いながらスクワットをしていた。

しかも、ただのスクワットでは無い。

床に固定されたヌルヌルと滑りけを放つ男性器を模った張型に、自らの肛門をグイグイと押し付けながらだ…

苦痛と快楽の狭間に揉まれ、息を荒げる少年。

身体は自らが吐き出した汗でコーティングされ、それが照明の灯りに反射して妖しくテカテカ光っていた。

「オラどうしたラルフ?ペースがどんどん落ちてんぞ〜ギャハハ!」

「とんでもない淫乱兵士だよな。ガキのクセにけつ穴で感じやがって。チンチンから汁が溢れ出てんぞ」

少年を罵倒しながら、近くのテーブルで食事を楽しむ大人達。中には食事そっちのけで少年に纏わり付き、ひたすら言葉責めを続ける者まで居る。

どうやら少年は夕食の余興として見世物にされている様だが、なぜ彼がこんな目に遭っているのかというとー



〜前日〜


俺の名前はラルフ。この国で軍人をしている。

と言っても家系が軍属だったから、俺は流れで軍人になった様なモノだ。争い事も苦手なタイプだし…

でも、俺の住んでいる国と隣の国が一触即発の状態で、いつ戦争が起きてもおかしくない状態になってしまいー

俺は今、最前線の国境守備隊に配属されていた。


「暑いー偵察ダルいー帰りたいー」

樹々の生い茂る森を、ブツブツと文句を言いながら、小柄で可愛らしい容姿をした少年ラルフが進む。

背中に背負った銃をダルそうに抱えながら、森を1人で巡回するラルフだが、そこは全く最前線とは思えないほど静寂に包まれていた。

「ハァ、戦争になったらヤダな…兄様は絶対無いって言ってたけど…」

そもそも、なんで俺が最前線なんかに配属されたのかというと、単的に言えば出世のための点数稼ぎだ。しかも、とびきりヤラセの…

戦争は起きそうだけど色々な事情で起きない、俺の兄はそう言って俺を最前線に送ったのだ。

その証拠に敵兵の姿なんて見たこともないし、見回りも散歩みたいモノだった。

「まぁ、ガチの戦場に送られるよりマシか〜」

起こるハズのない戦争の最前線で、ダルそうに任期が終わるまでの間、怠惰に任務をこなすラルフ。

だが、そんな彼に人生を一変させてしまう様な悲劇が起きた。

「動くな!」

「え…」

ふと、静止する怒鳴り声と同時に僕の首元に銃剣が突きつけられ、チクリと喉元に触れる。

「両手を頭の後ろにあげ、ゆっくりこっちを向け!」

突然の出来事に混乱するラルフ。どうやら運悪く、敵国の兵士と鉢合わせになってしまった様だ…しかも、先手を取られてしまったラルフの状況は最悪だった。

「あ、あの…」

「早くしろ!」

マジかマジかと俺は心の中で何度も叫んだ。何かの冗談だったり、ドッキリだったらどんなによかっただろうか。

俺はそっと両手を頭の後ろに回し、ゆっくりと後ろを振り返ったー

「えっ………子供じゃん……お前さぁ…わっ!」

振り返った瞬間、そこには俺と同じぐらいの身長の白髪の少年が立っていた。声のトーンから大人だと思ったけどガキだ。

俺は子供が何してんだと突っ込もうとした矢先、俺はソイツの持っていた銃で思いっきりブン殴られる。

子供扱いされて怒ったのかな…ソイツの顔は怒りで顔がプクッと膨れ上がり少し可愛かった。

そして、俺の意識はそこで途切れたー



「ルーク、お前は本当に仕事熱心だな。わざわざ、こんなガキを連行しやがって」

「しかし将軍、コイツは子供でも敵国の兵士で…」


朦朧とした意識の中、誰かの話し声が聞こえて来る。しかも、なんだか身体の自由が効かない…

「お、目が覚めたかボウズ」

「うっ…ここは…」

ラルフが目覚めると、そこは見知らぬ大型テントの中だった。しかも、身体は所々縄で縛られ自由に動けない状態だ。

側には二人の兵士が居て、一人は先程森でラルフが遭遇した白髪の少年、もう一人は豪華な装飾の施された椅子に腰掛ける片腕がない巨漢の兵士。

「あれ…お前、さっきの」

二人は縛られ横になっているラルフが意識を取り戻しのに気づき、揃ってラルフの顔を覗き込む。

「目が覚めたかボウズ!悪いが立場的に拘束させて貰ったぞ」

「うぅ…」

「おいルーク、身体を起こしてやれ」

巨漢の男がルークと呼ばれる白髪の少年に指示をだし、ルークはラルフの両肩を掴み、上半身を支える様にして身体を起こす。

そして、ラルフはまだ意識がハッキリしないのか、虚なボーっとした表情で男の問いに答える。

「あの…ここは」

俺は捕まったんだ、なんとなくだけど縛られている状況から俺は察した。

多分俺をここに連れてきたのは、あの女みたいな顔した白髪のガキだろう。

ラルフはギッとした表情でルークを睨みつける。

「おい、ボウズよぉ。ソイツに逆恨みするのはやめるこった」

巨漢の男は、ルークを睨みつけるラルフに向かってそう告げる。

こんな情勢下で、不用心に国境を巡回していたラルフの落ち度は最もであり、ましてや上層部の意図など知らない末端の兵士となれば当然の対応だ。

だが、精神的にも幼いラルフは逆ギレに近い状態で巨漢の男にこう言い放った。

「俺はアンタらと戦う気はない!それに戦争もでっち上げだろ!何マジになってんだよ…」

「ほぉ、なるほどねぇ…」

ラルフの発言に何かを察した男。しかし、ルークの方はラルフの発言に激昂する。

「貴様ぁ!戦争がでっち上げだと!ならあの一方的な経済封鎖はなんだ!我が国がどれだけその勝手にー」

不貞腐れたラルフの胸柄を掴み、涙目になりながら込み上げる怒りをぶつけるルーク。

「なっ…」

どうやら戦争の事情は大分異なる様だ。怒り狂うルークに対し、巨漢の男は叫ぶ。

「ルーク!」

その叫びは空間を震えさえ、二人の少年の時は一瞬で停止した。あまりの迫力にラルフは完全に怖気付き、ルークは咄嗟にラルフから手を話す。

「くっ、申し訳…ございません」

「ははは!すまねぇなボウズ。だが、発言には気をつけろ…ここはお前の国じゃないからな」

「は、はい…」

鬼の様な形相から一変、男は笑みを浮かべながらラルフにそう伝えたが、完全に消沈したラルフは先程とは打って変わって大人しくなった。

「で、ボウズ。話が変わるんだが名前を聞かせてもらえないか?」

そして、何を思ったのか男は唐突にラルフの名前を尋ねる。その問いにラルフは特に深く考えもせず自分の名前と階級を伝えた。

「…ラルフ。ラルフ・ヴェル・ハンニバル伍長です……ガッ!ぐっああああ!」

「将軍!?」

ラルフが名を告げた直後、男はラルフの喉元めがけて片腕を伸ばし、その剛腕でラルフの下細い首をギュっと掴む。

突然の出来事にラルフだけではなくルークも混乱していた。

「間違い無いかボウズ?」

「…ぐぅ…これ…」

なんで急に首絞められてんだ…俺は訳がわからないまま身の証を立てるために自分のドックタグを男に見せた。

そして、その行為がその後の俺の運命を決定付けた…

「たしかにハンニバル家の人間の様だ…」

「うぅ…ゲホゲホ」

男はラルフからドックタグを毟り取ると、それをジロジロと凝視してラルフの素性を確認する。

一方のラルフは、まだ突然のことに頭の理解が追いつかず、ただむせることしか出来なかった。

「あの将軍…どうされたのですか?」

また、傍でやりとりを見ていたルークも状況が理解できず思わず男に尋ねる。

「…俺の片腕、家族、友人、恩師…全て奪われた…そう全てだ…」

すると、何やらブツブツと独り言を唱え始める男。思わずルークは聞き返すのだがー

「あ、あの…将軍?」

「オイ、ボウズ。俺の名前はカイエン・ゲンバルドってんだが…聞いたことあるか?」

カイエンと名乗った男は、ルークを無視してラルフに聞き覚えがないかと詰め寄る。

「か、カイエン?いや…そんな名前は…」

咄嗟に知らないと答えるラルフ。同時に、この時やっと本名を伝えたことがマズかったと自覚する。

カイエン????誰だ???聞いたこともない…コイツ急に何言ってんだ…ってか、名前言ったのマズったかな…

一般兵ならいざ知らずラルフの家は軍人家系であり、実はハンニバル家という名前はある意味で非常に名が知れた家だったのだ。

「…くくく、そうだよなぁ…いちいち雑魚のことなんざ覚えてる訳ねぇよなぁ…アハハハハ!」

「…」

ラルフの回答に笑い出すカイエン。だが、逆にその反応がかえってラルフには不気味に感じられ、戦慄した。

「ルーク!ハーミットの悲劇って言えばお前も知ってるだろ?」

先程から置いてきぼりのルークにカイエンはそう告げた。

ハーミットの悲劇とはルークが生まれる以前に起きた事件のことであり、双方の国の教科書にも記載がある程の出来事だ。

ハンニバルという名前に反応しなかったルークも、流石に事件の名前は知っていた。

無論、それぞれの国で内容は若干異なるのだが…

「まさか!ハンニバルとは…あの鮮血鬼のことですか!?」

「そうだ…コイツは歳からするとギリギリヤツの子供か孫だけどな」

鮮血鬼ーそれはかつて存在したとある軍人の二つ名だ、その名が示す様にその軍人が参戦した戦は全て悲惨な戦いになることからそう命名された。

ちなみにラルフの国で無敗将として知れ渡っており、こちらも双方の国で大分イメージが異なる。

なので、先程からのカイエンとルークのやり取りはラルフにとっては意味不明なのだが、ハンニバル家に相当な恨みを抱いているということだけは容易に想像できた。

「…悪いなボウズ…ついつい取り乱しちまった。だが、スマン。どうやらお前を子供だからと言って家にノコノコ返す気は無くなった」

元々ルークの連れ帰った捕虜があまりも幼く、本来は情が深いカイエンは情けで解放してやろうと考えていたのだ。

だが、ラルフの素性がハッキリした今はその意思は微塵もなく、寧ろ積年の恨みをラルフで精算しようと考えてる様子だった。

「…俺をどうする気だ…」

「なに、殺しはしない…殺しはなぁ…」

元々俺は戦好きの家族がそこまで好きではなかったが、ハンニバル家の名前で色々他の人間より裕福な暮らしができて感謝していた。

でも、今はハンニバル家に生まれてきたことを後悔している。だって…カイエンとかいう将軍の俺を見る目がさっきと違いすぎるからだー

あれはまるで…人を見る目じゃない。

「将軍?コイツに何をする気ですか?捕虜への虐待行為などは…」

只らなぬ空気を察したルークは、二人の間に割って入りカイエンに自制を求めるのだが…

「ルーク。俺はこのボウズを捕虜として扱う気はない。あの悪魔の子供だぞ…だが、とりあえず牢にぶち込んでおけ」

カイエンはそれを一蹴した。

「…承知いたしました…」

とりあえずその場での私刑を回避できたことに安堵するルークだが、次の瞬間…カイエンから思いもよらない指示が下る。

「それと、服を全部剥ぎ取っておけ」

「将軍!?」

カイエンの指示に絶句するルーク。

元々ルークは入隊したてであり、本来の真面目な性格もあってルールに背く様なことは絶対にしない。

だが、尊敬する上官からのまさかの指示に驚くルーク。

また、ラルフもその指示には黙ってられず抗議する。

「なっ!ふざけんな!それはやり過ぎだろ!」

「そうだやり過ぎだな!お前の身内の様にな…今回の争いもテメェの家が糸引いてんだろ?」

激昂するラルフに対し、大人気なく反論するカイエン。その反応にラルフは俯きながらこう呟いたー

「俺は何も…知らない…それに戦争なんて嫌いだ…」

「ふん、そいつが本音なら悪魔から天使も生まれるってことだな。それとルーク、さっきのは命令だ」

カイエンは俯くラルフに吐き捨てる様にそう言うと、不機嫌そうな表情のままルークに命令の実行を再度指示してテントから出て行った。

「…将軍…」

残されたルークは複雑な心境だったが、命令遂行も責務と考え指示に従うことに。

「さぁ、無理にはしないから服を脱げ」

そう言いながらラルフの縄を解き、服を脱いで全裸になる様に指示するルーク。

不本意だからなのか、無理矢理ラルフの服を切り裂いたりする様なことはせず、拘束を解いて自分で脱ぐ様に促す。

しかし、それが逆にラルフの羞恥心を刺激してしまい、モジモジと服を脱ぐのを渋るラルフ。

「…やだよぉ…俺なんもしてないし…なんでだよぉ…」

捕虜になって、こんな子供の前で自分で裸になるなんて絶対嫌だ…だったらあのカイエンってやつに無理やり奪われる方が何倍もマシだ…

自分も子供であることを棚に上げ、いつまでも抵抗するラルフにルークはこう告げた。

「いいから脱ぐんだ…手荒な真似はさせるな…これ以上は理不尽な目に合わないように将軍には掛け合ってやるから…」

「ほ、本当か?助けてくれるのか?」

「そこまでは約束できない…だが、ルールは守るためにある。将軍だって普段はあんな…」

ルークの冷静な対応と提案に希望を見出したラルフは、とりあえず指示に従ってやっと服を脱ぎ始める。

しかし、上着とズボンはあっという間に脱げたのだが、やはり下着を脱ぐ行為は早々に実行できず、捕虜の身分でありながらルークに甘えるラルフ。

「見るなぁ…」

「見てないし興味もない。他の兵士に見られない様に檻に入れてやるから安心しろ」

情けないラルフの言葉に、ルークは流石に背は向けられないものの、できる限りの配慮として視線を逸らしながらそう告げた。

「ありがとう…」

ボソッと囁く様にラルフはそう言うと、遂に下着に手をかけサッとパンツを脱ぎ去り両手で性器を覆い隠す。

こんなこと意味がないことは分かってる。でも、コイツにだけは見られたくない…この時の俺にはまだそんなちっぽけなプライドが残っていた。

そして、その時から俺の地獄の様な日々は始まったー

つづく

ほぼ週末

再開したものの、更新がほぼ週末に…

まぁ、このぐらいが丁度いいのかなと!読み物は前回に引き続き旧作の続きを追加しました。

リクがきっかけで連続投稿してますが、勝手にネタを膨らませてるいるだけなので気にしないでくださいw

そういえば、最近はメイドインアビスに今更ハマってます。

個人的にはナットきゅんが好みなのでもっと出て欲しいのですが…んー内容的に無理ですよねw

それに、あんな死地に入って欲しくないですし!レグがチート+強運なければ普通二層で死ぬでしょ。

もしアビスで描くにしても、1層のプニプニ遺物をオナホに改造して、それが孤児院で空前の自慰ブームになりとかそんな話ですかね。



偽りの欲情②

あれから何度二人は果てたのだろうか、既に出すモノを出し切り、潮吹きするだけの行為が続いていた。

「んっ…ハァ…んっ…」

だが、それでも二人の発情は収まらず互いを求め合っている。

「ふーん、私のことは眼中にも無いってことね」

その光景を傍で楽しそうに観察していたギースだったが、流石に面白みも無くなってきたのかそう呟いた。

「まぁいいわ。媚薬の効果も十分検証できたし、日頃から色々と尽くしてくれているご褒美に今日は好きなだけイキなさいよ…」

ギースは呆れた顔で吐き捨てるよう二人にそう告げると、変わり映えしない状況に飽きたのか、お互いに吐き出しあった体液でベトベトになったまま絡み合う二人の両手を拘束していた縄を解き、そのまま二人を残して調教室を後にする。

「…」

残された二人は、ポカンとした表情で一瞬ギースの方に視線を向けるが、既にその姿は閉まりかけた扉の奥だった。




コツコツとブーツの音を響かせながら、一人廊下を歩くギース。

「…効果は抜群でも、一度タガが外れるとコントロールが出来ないわね…」

休憩室にもなっている囚人を監視する看守室を目指して長い廊下を進みながら、ギースはブツブツと独り言を漏らしながら媚薬について考えをまとめていた。

「ゴードンの様に肉便器にするだけなら問題ないかもしれないけど…あたし好みじゃ無いし」

元々ギースは、少年達の羞恥心をコントロールするプレイを好む趣向があり、過剰な薬の力で強制的に屈服させる行為を楽しむことができなったのだ。

そして、新型媚薬の効果が自分好みの責め具では無いと結論付けたと同時に看守室の前まで辿り着く。

ギィと鈍い金属音をたてながら、重厚な金属の扉を開けるギース。

中に入ると、そこには小柄な別の看守がジッと大量に設置された監獄の監視モニターを見つめていた。

「あら、アナタ来てたの?声かけてくれれば良かったのに」

ギースの不意の呼びかけに、看守は一瞬ビクっと身体を反応させると、ゆっくりとギースの方に振り返ってこう告げた。

「いえ、お楽しみ中でしたし…でも、あの卑しい犬どもは放っておいていいんですか?」

小柄な看守が先程から見ていたモニターには、アルフレッドとルミナルスの卑猥な姿が映し出されていた。

どうやら二人はまだ媚薬の影響下にあるのか、自由になった両手でお互いを抱きしめ合い、先程と同じ様な卑猥な行為を繰り返している。

「あら、監修カメラで覗き?それに、お兄さんに向かって犬は可哀想でしょう」

ギースの言葉に小柄な監修の表情が曇る。

「…ギース先輩。あれはもう兄でも何でもありません。ただの奴隷です。僕を見捨てて…あんなヤツと仲良くなって…」

小柄な監修はそう言いながら、モニターの方に振り返りギュッと拳を握って振るわせる。

その様子にギースは笑みを溢しながらこう答えた。

「ふふ♪軽蔑しながらも、やっぱりお兄さん好きなんじゃない…ティオ」

なんと、アルフレッドの姿をモニター越しに見つめるもう一人の看守の正体はアルフレッドの弟であるティオだった。

「…」

その容姿はアルフレッドと若干の差異はあるものの、誰が見ても兄弟であると疑わないモノである。

だが、どうして彼がドゴラ監獄の看守になっているのかは謎のままだ。


一方、同時刻ー


独房に残されたアルフレッド達はやっと媚薬の効果が切れ始めたのか、少しづつ落ち着きを取り戻し始めていたー

「アル…大丈夫か?」

「うん、大丈夫。……ごめん…ルミナ。僕のせいで君まで酷い目に」

先に起き上がっていたルミナルスに向かって、ゆっくりと起き上がりながら申し訳なさそうに謝罪するアルフレッド。

「き、気にするなよ!俺たち…友達だろ?困ってる時はお互い様だって」

「ありがとうルミナ…」

ルミナルスに励まされ、アルフレッドの表情に笑みが戻る。

「にしても、俺たち酷い様だな…身体がベトベトだ…ギースもいつの間にか消えてるし…今日はこれで終いなのかな…」

「あ、そういえばギースは好きにしろって…」

「そう言われてもな…」

なんの指示もなく、調教部屋に取り残された二人は対応に困り果てる。だが、その次の瞬間…


「あら?やっと満足したみたいね」

天井のスピーカーから突然、部屋中にギースの声が響き渡った。その声に条件反射でビクつく二人。

「ギース!?…様」

「さっきから会話は全部筒抜けよ。看守を呼び捨てにするなんていい度胸ね…まぁ、いいわ」

その放送は看守室から送られてきたモノであり、ギースは調教室に残してきた二人に指示を与え始める。

「それよりアンタ達、その身体の汚れを浴槽室で落としてきたらどうなの?臭くてかなわないわ」

「え?……あ、ありがとうございます!」

「特別よ。30分あげるからさっさと行ってきなさい。ちゃんとキレイにしてから檻に戻してあげるから♪」

ギースからの指示に、そろって思わず喜びを露わにする二人。

浴槽室とは囚人用の入浴施設なのだが、まず普通に利用することは許されない。

入浴時もみ水責めといった拷問に近い乱暴な方法で身体の汚れを除去させられ、身体の汚れを落とせる以外のメリットは一切ないのだ。

ただ、個別調教が実施された際にのみ、稀に看守の指示で指定時間だけか貸切で自由入浴ができる。

「聞いたからアル!自由入浴だぞ!」

「うん!僕ここに来て初めてだよ!いつも無理やりお湯に漬けられてたし…自由に身体を洗えるなんて久しぶりだなぁ」

二人は1秒でも時間が惜しかったのか、駆け足で浴槽室に向かった。

幸い、調教室からの距離もそう遠くなかったので二人は久方ぶりの自由時間を満喫することに。


「気持ちー!自由に使えるって最高だよな」

「そうだよね!いつものシャワーは痛いけど、これなら全然大丈夫!」


浴槽室に到着するや否や、無邪気にはしゃぎながら、備え付けのシャワーで身体の汚れを落とし始める二人。

普段は拘束されたまま、家畜を洗う様に列になってただ冷水の中を通り過ぎるだけのシャワーだが、自由に使用できるというだけで少年達の反応は全く異なるものになっていた。

だが、結局は本当の意味で自由など無く、細やかな喜びは一瞬で奪い去られることにー

「はぁーこれずっと浴びてられるけど、そろそろ浴槽に移動する?…ん?どうしたアル?」

「…ルミナぁ…このシャワー…変だよぉ…うぅ…はぁあぁああ…」

「どうしたアル!?」

そう言って突然その場にしゃがみ込むアルフレッド。

ルミナルスからは見えていなかったが、この時アルフレッドの股間は先程の様にムクムクと肥大化し始めていた。

「これ、さっきの薬ぃ…また変にぃ…うぅ」

どうやらアルフレッドが利用したシャワーに細工がしてあったのか、再び全身に媚薬を浴びて悶えるアルフレッド。

「クソ!ギースのやつ!ハメやがったなぁ…アルにだけあのエロい薬を浴びせたのか」

同じくシャワーを浴びていたルミナルスだったが、なぜか彼は何ともない。

ただ、ほんのり媚薬の香りの様な匂いがシャワー室に充満していたことには気が付いた。

「こっちだアル!とりあえず浴槽で洗い流そう!」

ルミナルスはよく考えもせず、強引にアルフレッドを引っ張って、透明な水が張られた浴槽に勢いよく飛び込む。

「っ!なんだ…コレ…ネチョネチョするぅ…クソォ…」

だが、浴槽に張られていたのは水では無く、なんと大量のローションだった。

シャワー室の罠から、冷静に考えれば浴槽も警戒すべきだったのだが、焦ったルミナルスはまんまとギースの罠にハマってしまったのだ。

「あははははは!お馬鹿さんね!こんなに簡単に罠にハマってくれるなんて思わなかったわ」

スピーカー越しに響くギースの声。

どうやら浴槽室も漏れなく監視されており、あっさり仕掛けた罠にハマった二人見て爆笑するギース。

「さぁ、媚薬入りのローションプールで踊り狂いなさい。勿論そこで30分間どんな風に過ごすかはアナタ達次第だけどね♪」

自分達が浸かっているのが媚薬入りのローションプールだと聞かされ、急いで浴槽から這い出ようとする二人。

「あぁあ…ルミナぁ…またさっきのぉ…」

「やめろアル!我慢するんだ!」

だが、アルフレッドは脱出よりも性欲の発散を優先させ、先程の様にルミナルスに抱きついた。

「ルミナぁ!耐えられないよぉ…」

「アル!ダメだって…こらぁ…うぅ」

ヌチャヌチャと纏わりつく粘着性の高いローション越しにアルフレッドの勃起したモノを押し付けられたルミナルスはビクんと身体を震わせる。

「ルミナのだってぇ…大きくなってる…」

「こ、コレは…このネトネトしたのにも薬が…アル触らないでぇ」

いつの間にかルミナルスの勃起したモノの亀頭をツンツンと指で触るアルフレッド。

ローション越しのなんとも言えない刺激に甘い声を漏らす。そして、完全にスイッチが入ったアルフレッドは積極的にグイグイ迫りー

「だったらいいよね?」

「うっ…アルぅ…くっあぁああ!」

自らのモノの亀頭を、先程の様にルミナルスの亀頭に擦り付け、勝手にかぶとあわせを楽しみ始める。

「気持ちいい?僕も気持ちいいよぉ…」

「んっ…ふっんっ…」

最初は抵抗していたルミナルスだったが、その内快楽に屈指始め、自らもアルフレッドを求めて積極的に身体を擦り付け始める。

「ダメだよぉ…アル…こんな…せっかくの自由時間なのにぃ…はぁ…んぁあああぁ!」

「ルミナぁ…無理やりじゃないのは…ダメ…?」

「……アルならぁ…いい…」

誰に強制された訳でもなく、二人の少年はお互いの身体を絡ませ合いながら、時間の許す限りお互いを求め合う。

やがて、二人は看守達に強引に開発された肛門を自らの意思で開き、お互いのモノを交互に受け入れ底なしの欲情を発散する。

もはやギースに覗き見されていることなど気にもせず…

「ぁあ…アルぅ…俺…アルと…」

「ルミナぁ…もっと奥まだ…うぅ…」

この時、既に二人の関係は恋人に近い状態にまで発展しており、まんまとギースの計画通りに進行する結果となってしまっていた。



その頃、看守室ー

「あらら…とうとうカップルになっちゃったわね。ここまで計画通りにことが進むなんてなんだか怖いわ…まぁ、素養があったから仕込んでみたんだけど」

モニター越しに、恍惚の眼差しで二人の絡み合う姿を凝視するギース。一方、その傍らで怒りの感情を露わにするもう一人の看守。

「わざわざこんなものを見せて何が目的なんですか?また例の媚薬まで使って」

浴槽室での二人の行為をモニター越しに監視していたのはギースだけでは無かった。

その場にはアルフレッドの弟でもあるティオも同席していたのだ。

ティオの不機嫌そうな物言いに、ギースは無表情でこう答えた。

「ふふ…使ってないわよ媚薬」

「!?そんな…だってあの二人…」

ギースの発言に驚くティオは、再びモニターを凝視して絡み合う二人を見つめた。

「シャワー室にリラックスできるアロマを焚いて、ローションプールを用意しただけよ」

「そんな馬鹿な!お兄ちゃ…アルフレッドには媚薬を盛っただろ!」

ティオはそんな訳はないと反論し、ギースに詰め寄る。もし、ギースの発言に偽りがなければ自分の兄が自らの意思であんなことをしていると認めることになるからだ。

だが、ギースはスッと片手をティオにむけて開き、激昂するティオを静止する。

「そんなに怒らないでよティオ。お兄さんは雰囲気に乗せられやすいんじゃない?まぁ、媚薬の効果が残っていた可能性も、体質的な理由であるかもだけど」

「ぐっ…だったらアイツらは…」

「まぁ、普通にイチャついてるカップルってことかしらね。でもねティオ、ここでは生きていくために必要な手段でもあると思うのよ」

「くっ…」

ギースの発言から媚薬を本当に使っていないのかは定かでは無かったが、ティオは黙ってその光景を眺め続ける気は無かった。

「ギース先輩…特別調教の申請を出してもいいですか」

暫くの沈黙の後、何を思ったのかティオは特別調教の要請をギースに申し出る。

コレは、特定の個人を対象とした特別調教であり、本来は反抗的な囚人を個人調教により躾ける目的で設けられたメニューなのだが、稀にお気に入りの囚人をオモチャにするために使用する看守もいる。

今回のギースの調教がまさにそのケースだった。

「別にいいわよ。そろそろデビューだと思っていたし、局長からも打診がきてるから」

「義父様が?…だったら、アルフレッドの単独調教を申請します」

なんと、ティオは調教の相手に自らの兄であるアルフレッドを指名する。

また、同時にティオが局長であるキサラギの養子になっていたことも判明した。

なぜこんな状況になっているのかはまだ定かではないが、ギースは何やら事情を把握しているのか、ニヤニヤ笑みを浮かべながらティオにこう告げる。

「どうぞ♪久しぶりの兄弟の再会楽しみなさい。
色々と話すこともあるだろうしねぇ。まぁ、その様子はモニターでたっぷり鑑賞させてもらうけど」

「お好きにどうぞ…では」

ティオはギースの挑発もとれる発言をスルーすると、専用の鞭をケースから取り出し、それをギュッと握りしめながら足速に看守室を後にした。

そして、アルフレッドとルミナルスが戯れ合っている浴槽室へ向かって小走りに歩き出した。

旧作の更新

リクを頂いていた旧作の読み物を追加しました!

ただ、10年振りの追加なので設定に少し矛盾があるかもですが…一応読み返したんですけどね。

あとは書いていて弟くんを追加したくなったので、後編+1話で考えてます。

偽りの欲情

アルフレッドがドゴラ監獄に収監され、半年の月日が経過していた。

病弱な弟のために盗みを働き、捕らわれたアルフレッド。だが、その罪以上の代価を少年は支払う羽目になっていた…

「んっ…ハァ…ハァ」

薄暗い室内に響く少年の喘ぎ声、全裸で木製の椅子に縛られた状態で座らされ、今日も看守から性的な調教を受けていたアルフレッド。

「うぅ…ギース様…お願い…します…」

「あら?まだ調教は始まったばかりよ。…でも、ドクターが開発したこの薬は凄いわねー」

そう言いながら、苦しむアルフレッドの眼前で紫色の液体が入った怪しい小瓶をチラつかせるギース。

そして、手に持った小瓶を近くのテーブルに置きながら、調教のアシスタントとして呼び出していた少年に語りかけるー

「ねぇ、貴方もそう思うでしょうルミナルス」

なんと、アシスタントとしてギースの側に立っていた少年は、アルフレッドの親友のルミナルスだった。

「……はい」

ルミナルスは極力アルフレッドが視界に入らない様に俯き、渋々返事を返す。

アルフレッドとルミナルスが出会ってから既に半年。二人は独房の位置が向かい合わせだったのも理由で仲良くなり、地獄のような日々も支え合って凌いできた。

そんな関係だからこそ、ギースはアルフレッドの調教にルミナルスを呼び出すことで、実質二人分の調教を行なっているのだ。

ただ、ルミナルスもアルフレッド同様に一糸纏わぬ姿だったが、この日は調教のアシスタントであったため、直接痛ぶられることは無かった。

しかしー

「あの…ギース様…アルをイかせていただけないでしょうか」

親友の調教に同席させられ、長時間アルフレッドの苦しそうな姿を目の前で見せつけられ、思わず震えた声で許しを懇願してしまう。

「始まったばかりって言ったわよね。そんな簡単に気持ちよくさせちゃったら調教にならないでしょ?」

ギースはルミナルスの発言を即座に一蹴すると、再び苦しむアルフレッドを恍惚の眼差しで見つめる。


その日の調教は、ドクターオメガが開発した新型媚薬の投与実験だった。

この媚薬は効果の即効性に優れ、投与された人間を瞬時に発情させるという劇薬。

実験そのものは成功であり、媚薬を投与されたアルフレッドの下半身のソレは見事に肥大化し、ビクビクと淫らにガマン汁を垂れ流しながら自らの主人がシゴいてくれるのを今か今かと待っていた。

しかし、アルフレッド自身は椅子に身体を固定されているので自身の手で込み上げてくる性的な衝動を発散させることができず、少年に出来るのは僅かに動く身体を揺らしながら、ギシギシと荒縄の食い込む音を立たせるか、看守のギースに口頭で助けを乞うことぐらいだった。

「…でも、もう2時間は経ってますし…んぐっ!」

「何言ってるの?だからまだって言ってるわよね」

再びギースに意見するルミナルスだが、今度は意見を言い終わる前にギースに口をギュッと掴まれ阻まれる。

実際のところ、調教が始まって30分も経過はしていなかったのだが、時間の経過が確認できない囚人には何倍にも体感で感じられていた。

その内容が地獄の様な調教であれば尚更だー

「それにしてもアンタ達、ホントにいつも仲良しよねぇ。今までだって結構危ない時もあったけど、なんだかんだでフォローし合う姿勢には感激しちゃうわ」

「…ぐっ…かはっ!…ゲホゲホ」

ギースはそう告げると、口元も掴んだ手を乱暴に離し、ルミナルスを解放した。

「まぁ、独房の位置が近い囚人同士が仲良くなるケースは結構あるけど…まさかアンタ達、変な関係になってないでしょうね?」

「俺とアルはそんなんじゃない!…あっ…」

ギースの同性愛指摘にムキになったルミナルスはそれを強く否定するが、咄嗟に出てしまった反抗的な姿勢は明確な懲罰行為であり、一瞬ハッとした表情浮かべる。

「フーン、久々に素が出たわねルミナルス。そういう反抗的な態度…嫌いじゃないわよ」

ルミナルスの反応を見逃さなかったギースはすぐにそれを指摘し、新たな懲罰のネタとしてルミナルスの態度を歓迎した。

無論、それはお仕置きという名目でそれなりの罰が私的権限で行使できるからである。

そもそもこの展開は、ルミナルスが最初にギースに口答えした時点で確定していたのだ…というよりワザと反抗させるように誘導した可能性すらあった。

「それじゃ、早速で悪いけど罰を受けてもらうわ」

「くっ…」

ギースはそう言いながら媚薬の小瓶を再び手に取ると、そっとルミナルスの側によって瓶の蓋を開ける。

「さぁ、召し上がれ」

「!!まっ…」

妖しく紫色に輝く粘液が、ゆっくりと傾けられた小瓶の口から溢れ出し、ツーっと粘着質に糸を引きながらルミナルスの股間に垂らされていく。

「ソレは!くっ…うぅ…ハァ…あぁああ」

乱れ苦しむアルフレッドの姿を散々見せつけられていたルミナルスは、媚薬の恐ろしい効果を知らない訳では無かったが、看守の命令を黙って受け入れるしかなかった。

「っ!あぁあああああ!!」

そして、媚薬の効果は一瞬でルミナルスのソレにも現れ、瞬時に勃起と性欲を誘発させる。

想像を絶する効果に思わずルミナルスの手が股間に伸びるが、それよりも早くギースの手がそれを阻み、ルミナルスの両手は一瞬で後手に縛り上げられてしまった。

「効果バツグンじゃない。でも、自分だけ先にイこうとするのはどうかしら?」

「あっあああ…」

止めどない快楽欲に平静を失うルミナルス、ガクガクと身体を震わせ、その身体は全身の毛穴から噴き出した汗によって、アルフレッド同様にびっしょりに濡れていた。

「あぁ…ルミナぁ…」

自分を助けようとして同じく媚薬の餌食になってしまったルミナルスに、媚薬の効果で意識が朦朧としながらも、その身を案じるアルフレッド。

その声に反応し、ギースは放置していたアルフレッドの方に振りかえる。

「さて、放置しちゃってごめんなさいね。アナタはもう限界をとっくに超えてるでしょ」

ギースは椅子に拘束されているアルフレッドにそう言いながら近づくと、椅子に固定していた縄を解き、ルミナルス同様に改めて両手を後手に縛り直しアルフレッドをその場に立たせた。

「さぁ、アルフレッド、ルミナルス。ここからは二人で実験に付き合って貰うわよ…」

「あっ…あぁ…」

「ぐっ…んんんんっ!!」

二人は媚薬の効果に悶えながらギースに誘導され、向かい合うように立たされる。

お互い、ビンビンに勃起させられた状態で顔を合わせるのは恥ずかしいのか、無意識に二人はそれぞれの姿が見えないように視線を逸らした。

「いつも裸なのに不思議ね…そんなに発情している姿を見られるのが嫌なの?」

二人の様子を小馬鹿にして楽しむギース。その声に二人はピクッと身体を反応させ揃って俯く。

「くっ…うぅうぅ」

「うぅ…」

ルミナルスは悔しさで顔を歪ませ、逆にアルフレッドはギュッと目を閉じてプルプル小刻みに震える。

「さーて、お楽しみの実験の続きだけど…そうね…これから二人には射精して貰らおうかしら」

「っ!!」

「えっ…」

ギースからの思わぬ射精許可に驚き、二人揃って驚きの表情を浮かべながらギースの方に顔を向ける。

何故なら、てっきり徹底的に言葉責めを受けながら、永遠と焦らされ続けると二人は思っていたからだ。

だが、この後ギースから発せられた一言で二人は再び絶句することにー

「ただし、条件付きでの射精よ…フフ。それはね…お互いの肉棒を擦り付け合いながらイくの」

「うぁ…なっ!そんな…うぅ…あぁ」

「ルミナのと…んっ…」

ギースの意地の悪い条件提示に思わず顔を顰めるルミナルス。

つまり、射精したければお互いの下半身を擦り付け合い、かぶとあわせをしながら性欲を発散しろと言うのだ。

「悪い話じゃ無いでしょ?実は私ね、アンタ達の様に仲がいいカップルをセットで調教する機会をずっと待ってたのよ。でも、中々そんなカップルができなくてね…」

ギースの告白に表情を歪ませる二人。

しかし、アルフレッドの方は既に長時間媚薬の効果を受け続けているせいなのか、ギースの条件に満更でもない反応を示す。

「あぁ…僕は…いいよぉ…ルミナのだったらぁあ…それにぃ…もう…苦しいぃよぉ!」

そう言いながら、ルミナルスの方に向かって擦り寄るアルフレッド。

「アル…うっ、ならぁ…すぐに終わらせるからぁ…」

辛うじて意識を保っていたルミナルスも、アルフレッドの言葉が引き金となり、必死に押さえ込んでいた欲情が一気に解き放たれた。

「素直でよろしい♪さぁ、友情オナニーショーの開幕ね。満足イくまで楽しみなさい」

二人はギースに嘲笑されながら、ゆっくりと距離を詰めていく。


そして、まず最初にお互いの膨張したモノがツンっと優しく重なり合い、室内に少年二人の絶叫混じりの喘ぎ声が響き渡ったー

「あぁあぁ!ルミナぁ…ぁあぁ…もっとぁ!」

「うっ…アルぅ!アルぅ!」

そこからはタガが外れた様にクチュクチュとイヤらしい音をたてながら、直立姿勢で互いのモノを狂った様に擦り付け合う二人の少年。

まだまだ未成熟で皮膚に保護された可愛らしいモノは、時折り擦れた衝撃でピンク色の本体を外界に晒しながらぶつかり、キスをするように重なり合う。

「あらら、まるで愛し合ってるみたいじゃない。さぁ、遠慮しないでもっと強く絡み合いなさい」

二人の少年の、下半身の接吻姿に上機嫌になるギース。

一方、既にギースの言葉責めなど気にもせず互いのモノを夢中になって刺激し合う二人の絡み合いはどんどん激しさを増していく。

「アルぅ!んっんんんぁ…んっ…」

「ルミナぁ…気持ちいいぃ…もっと」

次第に腰を前後させたり、互いに乳首を舐め始めなど、監獄で仕込まれてきた淫らな知識が無意識に披露され始める。

「ごめん…でも、これ気持ちいいでしょ…あぁっ!」

「ルミナぁ!そこぉ気持ちいいぃ…口にも欲しいぃ!」

「んっ…んぅ…ハァ…」

アルフレッドの甘いおねだりに、ルミナルスは舌を突き出しながらアルフレッドの口内に躊躇なく舌先をねじ込み、二人は互いに求め合う様に繋がった口内で舌を絡ませ合う。

そして、その動きに合わせて下半身の絡み合いもさらに激しさを増し、室内に粘着質な音が響き渡りー

「あぁ素敵ねぇ…こうやって目覚めさせ、片方をもう片方の前で頂く…下準備に時間はかかるけど…」

悍ましい想像を膨らませながら、一心不乱に求め合う二人を眺めるギース。

二人は媚薬の効果で求め合っているだけなのだが、ギースは直感的にそれだけでは無いと感じとっていたのだ。



やがて、限界まで高められた欲求がついに限界に達し、二人は同時に一度目の絶頂を迎えた。

「あっ…出るぅ!ルミナぁ…ルミナぁああああ!」

「うっ!俺もぉ…アルぅうううううう!」

二人の少年は、互いの名前を大声で叫びながら密着した状態で果て、ビュルビュルとモノから吐き出される大量の白濁液は、瞬時に互いの身体を汚し合い、ねっとりと絡み合いながら混ざり合う。

その様子は暫く収まらず、二人のモノは絶え間なく小刻みにビクビクとヒクついていた。

「あら、本当に好き勝手に楽しんでくれたわね。お互い精液塗れでドロドロじゃない…でも、まだ終わりじゃないでしょ?」

強烈な射精の反動でその場にしゃがみ込んだ二人に向かって、ギースは満足げな表情を浮かべながらそう告げる。

だが、その言葉を裏付けるかの様に二人のモノは勃起状態を維持していた。

「はぁ…そ、そんな…戻らない…うぅ…もっと…」

「アル…俺もぉ…もっと欲しい…ぐっ」

二人はガクガクと脚を震わせながらも、ゆっくりと立ち上がって再び求め合う。

そして、勃起したモノを再度擦り付け合い始めたのだ。

この時、二人は媚薬の効果に完全に意識を支配され、互いの性的欲求を解消するためだけの肉人形と化していた。

「だめぇ…ルミナぁ…ごめ…んっ…あぁ…」

「もっとぉ強く…押し…てぇ…アルぅ…」

その後も何度か射精が繰り返され、やがて二人は自分達の分泌物で汚れた床の上に倒れ込む。

だが、身体の芯から溢れ出る性欲は全く衰えず、二人はそのまま寄り添うようにして、自らが撒き散らした白濁液にコーティングされながら行為を続けたー


後編に続く。

グッズ購入…断念!

熱きゅんのグッズがあったので思わず手に取ったんですが、値札見て戻してしまったw

エグゼキャラのグッズで他のシリーズより高いんですよね。特に熱斗と炎山あたりが…

あと、電子玩具とかもいつの間にか高騰していて驚きました。初代PETからリンクEXまで持ってますが、最後のシリーズとかのバトルチップもバカ高い!

ダブルビースト欲しかったなー


読み物はボチボチ書き進めてます。
週末にでも載せます!
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Spec:2次ショタ大好きショタコン学生→オッサンに進化!

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