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Secret Garden 2021年10月
2ntブログ

出せるだけ

今週もHumiliation Prisonを更新しました。


とりあえず思いつく限りで激走中です。こっちで先行しているネタもあるので、まだ失速は大丈夫そうですかね…


とりあえず手が止まったら絵を描きますw


■コメント返信

とりあえず楽しんでもらえて良かったです!引き続き見守ってもらえれば!

そろそろ拡張

14の拡張が来月発売なのに全然やる気がでないw

まだメインも終わってないんですよね…アーリーアクセスまでにやらな!


ちなみに最近はツムツムにハマってます!ツイステのコラボから久々にプレイしてみたら楽しくて…


■コメント返信

早速読んでくれたんですね!ありがとうございます。


設定もブログ掲載版とは違ってくるので、ちょっと混乱させちゃうかもですね…


投稿の方も毎週更新できればと思っているので、そちらもよろしくです!

投稿サイト

屈辱監獄のリメイクですが、下記の投稿サイトにUPしました。




長文なのと、管理の都合で試しに利用してみました!今の所はこっちはこっちでも続ける予定です。


よろしくお願いします!

遅れそうなので

先週末にコメント頂いていたので、返信だけさせてもらいます!


■コメント返信①

不在の時に訪問してくれてたんですね!申し訳ない…このシリーズだけでも完結させようと思いますので!!


■コメント返信②

<ルミナルスの髪型について

昔は長髪設定にしてますね!短髪になった経緯は番外編で語ろうかなと思います。


<キャラ設定について

誕生日の件はキャラ紹介の改修の際に追加しておきます!




何か重い

こっちに移動してから画像の表示がやけに重く感じます。


それと、旧ブログからの遷移は手動でした…クソが!


あと、SP版もなんか挙動が…あとは久々にPCページ見てみたら読み物投稿の文字色が見辛いですね。


■更新

読み物1点追加しました。


■コメント返信

Zero面白いですよね!ヤバめなショタコンも居ますしw個人的にはケイネス先生が好きですね。


時間ができたら他も触れてみます!


リメイクの件はスイマセン!来週末にまとめてUPします。ただ、ここじゃなくて別の投稿サイトの方にしようかと思ってるので、リンクだけこちらに案内出します。


キャラ設定の方はバラけてる設定ページをイラスト付きで1記事にまとめてみます!



刹那の記憶


「さて、これから新機能のテストだぞい」


「!?」


ドクター・オメガはそう言うと、手元にある小型のコントローラーにスイッチを入れる。


一方のルミナルスは、囚人服の試着は終わったと思い完全に油断していた。


「っ!?うぅ…なんだよこれぇ…や、やばい…うぁ…あぁあああぁ!?」


急に叫び出し、その場に四つん這いになるルミナルス。


この時、ルミナルスの股間・肛門・両胸の3部分が一斉に振動を始めたのだ。


特に肛門部分の振動は、挿入していたビーズが全てブルブルと振動し始め、耐え難い刺激を断続的にルミナルスに与えた。


「あっ!うぁああぁ!!」


また、それに連動した性的な興奮により乳首や性器もそれぞれ肥大化したことで、より振動がダイレクトに強く伝わりルミナルスを責めあげる。


かつてない程の完成度を誇るその責め具は、着用者を瞬時に快楽の虜にしてしまう悪魔のような仕様だった。


「ほぉ、狙い通りイチコロだぞい。気持ちいいか性欲チンパンジー?」


一瞬のウチに股間を勃起させたルミナルスに対し、言葉責めで追い立てるドクター・オメガ。


だが、ルミナルスはそれどころでは無い状況であり、四つん這いのまま全身をピクピクさせ、必死に責めに耐えていた。


「あぐぅ…あっ…あぁああ…」


一度に複数の性感帯を責められ、否応なしに喘ぐルミナルス。


振動系の責め具は様々なタイプが開発されたが、新型の囚人服に使われたのはウィドが開発した特殊な繊維が使用されている。


それは、小型の振動オブジェクトとの振動を媒介にして、特定の繊維に共振反応を起こす画期的な構造だった。


元々のコンセプトは、共振振動による特定部分の衝撃緩和に利用されるハズだったのだが、思いもしない方向に技術利用されてしまう。


その効果は、一見ただのデザインでしかなかった囚人服の模様部分で発生し、その下部にピッタリと張り付いた生地が振動を起こすことで、逃れようの無い快感が性感帯を責めあげる。


「あぐぅ…あぁ…んぁあああぁあ!!」


「ドクター・オメガ。肛門部分の振動触媒の反応は良好です。各部位、しっかりターゲットの部分で共振振動が発生しています」


「あっ…うぁ…んぁぁああぁ…んぁああ!!」


涎をダラダラと垂らしながら悶え苦しむルミナルスを他所に、ウィドは淡々とテストデータの収集を行う。


「ふむ、振動機能は問題なさそうだぞい。では、自動挿入機能もオンにするぞい」


「まだ…うぁあ…あるのかぁ……!!!!っあ!!あぁああああ!!!」


今度は別の機能を試そうとするドクター・オメガ。


別の仕掛けの存在に絶望するルミナルスに、新たな仕掛けが動き始めた。


「!?あっ!!ぐぅぁあああああぁ!!ンァ…なぁあ…これりぇぇ!」


スイッチオンと共に、今度はルミナルスの肛門部分の生地が盛り上がっては戻るというピストン運動が始める。


スタート時はそれ程激しくはなかったが、5秒もしないウチに高速のピストン運動に変化したそれは、ルミナルスの肛門に挿入されたビーズが出入りしている動きだった。


つまり、新しい囚人服のもう一つの機能は、なんと肛門に挿入されたビーズ部分が自動でピストンするという機能だったのだ。


元々、模範囚達が服の構造で勝手に自慰行為を始めてしまうという話から発展し、それを遠隔で強制的に行える改造である。


生地の下から漏れる機械音。


ピストンと同時に摩擦軽減のための潤滑液も供給されるのか、ジュプジュプと粘着質な音も聞こえる。


「うあぁあ…イッ…あぁ…激しぃ…とめぇ…ぁああぁ!!…うぁあぁああ!!」


振動と肛門へのピストン責めで、四つん這いのまま身体を前後に揺らすルミナルス。


その様は、まるで透明人間に乳首を弄られながら、手コキされ、肛門を背後から犯されているかのような状態だった。


「ふむ、仕置きには充分な機能だぞい。それにしても自動ピストン機構は中々いい働きをしておるぞい…ウィド、お前の発明は素晴らしいかぎりだぞい」


想定通りの仕上がりに満足し、ウィドの頭を優しく撫でるドクター・オメガ。


「ドクター・オメガ様ぁ…光栄です…僕の発明がこんな素敵にエッチにアレンジされちゃうなんて…」


ウィドは自分の発明が悪用されているにも関わらず、感謝の言葉を口にしながら恍惚の眼差しでドクター・オメガを見つめていた。


そして、その間にも着ている服に責められていたルミナルスは、ついに人知れず射精を迎えていた。


「あっ…やぁ…イグぅ…あっ…んぁぁああああああああああああああああああ!!」


ビクンビクンと全身を震えさせ、強引にイかされたルミナルスの股間部にはジワジワとシミが広がっていく。


だが、その後も服の責めは一向に止まる気配がなく、継続的にルミナルスへの責めは続行された。


「あっ…ヤダァ…止めてぇ…ンァあ!ぁああああ!!助けてぇ…ぁぁあああ!!」


「ドクター・オメガ様、概ね実験は成功かと思えますが…これ以上継続されますか?」


「無論だぞい。これはテストも兼ねた、大事な試験運用なのでな」


ドクター・オメガがは非情にも、そのまま囚人服の耐久テストに移行し始める。


「うぅぐぁ…あっ…あっ…あぁあああああ!!!…やぁ…もうぉ…あぁああああぁ」


「どうやらチンパンジーがまた射精したようだぞい。…このままもっとイかせてやる」


「助けてぇ…ンァ!もうヤダァ…あぁあ!!助けてぇ…んぁ…うぁああああああ!!!!」


「………!?」


苦しみ、助けてを求めるルミナルスの姿。

その瞬間、ウィドの視界に謎の光景が映り込む。


(ウィド!今度は何を発明したの?)


身なりの整った長髪の少年が、自分の発明した道具をキラキラした眼差しで見ている。


(やっぱウィドは凄いな!僕も頑張らないと!)


今度は少年と自分が仲良く寄り添って一緒の机で勉強している…


(ドゴラ帝国の奴らだ…もう城下にまで…)


窓からは燃える街並みが見え、空には大きな戦艦がこちら目指して飛んでくる。


(ウィド!逃げろウィド!!)


捕らわれた少年が僕の方に叫んでいる。僕はウィド…あの方は…あの方は…


それは、かつて祖国でルミナルスと共に過ごした日々の断片と、最後に交わした光景のフラッシュバックだった。


「……ル…ミ…様…!!」


次の瞬間、囚人服の全ての機能が停止した。


「あっ…あぁああぁ…うぅ…止まった…のか?うぅ…」


それと同時に、既に限界を迎えていたルミナルスはその場に倒れ込む。


「どうしたのだウィド?故障か?」


突然の服の機能停止に、手元のコントローラーを操作しながらウィドに状況の確認をするドクター・オメガ。


「……ハッ!?…も、申し訳ありません!手元が狂ってしまいまして…再起動させます…」


無意識に機能の停止操作をしていたウィド。


何故そんなことをしたのか自分でも理解出来ず、慌てて再起動の準備を進めるが、システムは強引な手段でダウンさせられていて復旧に手間取る。


実はこの時、一瞬だけウィドの洗脳は解けていたのだ。


ドクター・オメガの洗脳技術は高いレベルではあったが、ウィドの王家への高い忠誠心がそれに勝り、一時的ではあるがルミナルスの危機を救うことになった。


「バグか?…まったく興醒めじゃぞい…中止じゃ中止。ウィド、お前は後でキツイお仕置きだぞい」


「はい…申し訳ございません…」


ルミナルスも気絶してしまい、ウィドも復旧にもたついている様子に、これ以上のテスト継続が困難だと判断したドクター・オメガ。


既にウィドの意識は再び洗脳下に戻ってしまったが、過酷なテストはそこで中止となった。


「その汚いチンパンジーは、誰か取りに来させるなりするぞい。……ふう、それにしてもどうじゃウィド、ルミナルスを痛ぶるのは楽しかったか?」


この日、ルミナルスが実験台に選ばれたのはそもそも偶然では無かった。


実験は、二人の関係性を知っていたドクター・オメガが仕組んだ嫌がらせの目的もあったのだ。


ニヤニヤ笑みを浮かべながら、ウィドに感想を尋ねるドクター・オメガ。


「はい!とても楽しかったです!薄汚い囚人にはピッタリの仕置きかと…この服が完成すれば、より囚人達を従順な性奴隷に仕上げられますね」


自分の発明が汚されているのにも関わらず、ウィドは満遍の笑みを浮かべてそう答えた。


「ふむ、特に洗脳に影響は問題なさそうだな…ククク、それにしても愉快な実験だぞい」


「……」


ティオの洗脳の件も気になっていたドクター・オメガだが、ウィドの様子を見て洗脳の調整は見送られることになった。


これでルミナルスの狙い通り、アルフレッドへの障害はなんとか取り除けたようだ。


「それにしても、かつての主人を犯す道具を作らされ、かつての従者にイかされる無様な人生…あぁ…いいぃ!」


自らの下衆な行動に酔い痴れるドクター・オメガ。


この時、背後のウィドの瞳から、一粒の涙がこぼれ落ちた。


だが、そのことはウィド自身も気付いてはいない。


その後、お仕置きとして新型の囚人服のテストはウィドの身体で行われ、何度も何度も強制的にイかされ発狂するウィドを、ドクター・オメガはルータと共に楽しそうに痛ぶっていたという。


やがてその囚人服は、程なくして模範囚達に配られることに…

やっぱり移転?

いつの間にか移転されてましたw

リダイレクトされるので大丈夫だとは思いますが…


使う側としてもUIとか全然一緒で問題ないです!※やっぱスマホではやりずらい。


それと今週の更新は明日予定です。※読み物


■コメント返信

ほぼ一周になってスイマセン!


型月はFateは知ってるんですが、他は全然で!月姫はカニファンでチラ見したぐらいですね。ってもFateもFGOからですが…


リメイクの方はある程度まとめて公開予定です。もう大分中身が変わってて別物ですが…


イラストもまた描きたいですね。そろそろ全キャラちゃんと固めたいかなと。

色々あって

最近、なんか色々興味がありすぎて散漫になってます。


それにしても、アニメは全然見なくなっちゃいましたね。昔はショタキャラ漁ってたんですが最近は全然…やはり熱斗キュンが単独トップかな!


因みに今は海外ドラマとか映画ばっかですw


それと、とりあえず読み物は今のペースで継続していく方向です。


ただ、どうしてもインスタントな感じで書いてるので、内容薄くなっちゃんですよね…


後は変態設定ばかりでスイマセン。


■コメント返信

お久しぶり!コメントどうもです。


キサラギの権力についての件ですが、ヤツはそこそこ偉い設定ですね。将軍くらいですかね。


今は属州のトップと兼任で監獄も仕切ってる感じですね。


それと、話が広がってきたので1話からリメイク中です。描き直し中ですが、そちらもぜひ読んでもらえれば!


■読み物を1点追加しました。

Humiliation Prison


秘められた過去

「くっ…この技術は…こんなことのために使うために…はうっ!!」

三角木馬に跨がされ、見られない責め具で勃起した性器を刺激される少年。


その責め具は、ブルブルと振動する表面に無数の凹凸がある細長い棒であり、天井から吊るされたその棒は、少年の性器に丁度当たるように設置されていた。


少年はなんとかその棒から逃れようとするが、跳ね除けた反動で、何度も性器を目掛けて戻ってくる棒に責められ続けている。


「どうだ?自国の自慢の技術でイかされる気分は…」


「地獄に落ちろ…このクズ共…」


「ククク、お前は今日からこの監獄の性奴隷だ。【元】ワイアット王国の天才少年発明家 ウィド・カーネリア」


「くっ…」


責を受ける少年の名はウィド。綺麗な水色の髪と青い眼が特徴で、体格は小柄な方で歳は12歳。


元々は天才発明家として活躍していたが、自国が戦争で消滅。


レジスタンスの抵抗活動に協力していたウィドだが、先日アジトを襲撃され、研究成果と身柄を拘束されてしまう。


そして、ウィドの容姿と才能に目をつけたキサラギによりドゴラ監獄に収監され、先日SSS区画に移送されてきたのだ。


また、接収されたウィドの発明品は全て接収され、画期的な発明は無惨にも全てドクター・オメガの手によって淫具に改造・再利用され、今は自身が実験台として調教を受けている。


「ドクター、この可愛い発明家を存分に利用するがいい」


「ワシとしては少々嫉妬しとるぞい。だが、小僧の発明は画期的なものばかりだ…これで模範囚の囚人服も大幅にバージョンアップできるぞい」


喘ぐウィドを眺めながら、ニヤニヤ苦しむ姿を楽しむキサラギ。


そして、その傍らにいるドクター・オメガは、模範囚に着せている囚人服のアップグレードプランについてキサラギに語っていた。


「それは楽しみだ。しかし、ワイアットを陥落させてから数年経つが、未だにレジスタンスの鬱陶しいドブネズミどもが抵抗を続けておるわ」


「ふむ、ワイアット解放戦線でしたかぞい?…そういえば、奴らが探しているワイアットの王子がここ収監されたなかったか所長?」


ウィドの故郷であるワイアットは、既にに滅ぼされていたのだが、ウィド達はこの数年間レジスタンスとして抵抗していた。


それは、ドゴラ監獄に幽閉されていると噂されていたワイアットの王子を救い出し、国を再建させるためだ。


しかし、一向に所在の掴めない王子に、レジスタンス達は捜索を諦めかけていた。


「あぁ…あれか…一度壊れてるからな…今はもう以前の記憶もない…ただの盗人だ」


「!?貴様ら…あの方まで…」


キサラギ達の会話を盗み聴きしていたウィドは、探していた王子がこの監獄に居ると知ることが出来たが、同時に王子の身も汚されていたと知り、怒りを露わにする。


「ククク、すぐに貴様の記憶も弄って、このドゴラ監獄のために尽くさせてやる」


「…待っていてください…必ずお助けします…ル…ルス…様…」


ウィドの意識はそこで途切れた。


この後、ウィドは数ヶ月にも及ぶドクター・オメガの洗脳処置を受け、ドクター・オメガの開発研究所で働くことに。


そして、記憶を改竄されたウィドは、自らの才能を全て淫具製作に捧げさせられ、数々の卑猥な道具や設備を開発していく。



半年後ー


それからウィドは、ルータの妹という設定で彼女と同じメイド服を着せられ、男の娘として研究所で活動していた。


そして、そんな研究所に一人の訪問者が訪れる。


「失礼します…」


「久しぶりじゃの。…半年ぶりかぞい?おや、模範囚になったのか?まぁ、ギースに気に入られていたからな…」


ドクター・オメガに指名され、渋々研究所にやってきた一人の模範囚。


「…お呼びとのことですが、なんでしょうか」


それはルミナルスだった。


研究所に呼ばれる囚人は、ほぼ実験台として利用されるケースが殆どで、看守達のお気に入りである模範囚達がここを訪れることはまず無い。


そんな理由もあり、嫌な予感しかなかったルミナルス。


そして、その予感はすぐに現実のものになる。



「おぉ…そうそう、新しい模範囚の服が完成したのでな、お前にテストをしてもらいたいのだゾイ」


自分が呼ばれた理由は、模範囚用の責め具のためだとすぐに分かったルミナルス。


(なんで俺なんだよ…あー最悪)


だが、それに運悪く自分が選ばれたのだと知ってため息をつく。


そんなルミナルスを尻目に、ドクター・オメガは新しい責め具のテストで、ルミナルスとは対照的にウキウキしていた。


「ウィド!試作品をもってこい!」


「はい、ご主人様」


ドクター・オメガの呼び方に応じ、メイド服を着たウィドが囚人服を持って現れた。


その瞳にはかつての様な輝きはなく、まるで人形の様だ。


「お前…初めて見る顔だな…」


ルータ以外の助手に会ったことが無かったルミナルスは、思わずウィドに声をかける。


特に理由はなかったのだが、何故かウィドを見た瞬間に無視出来なかったのだ。


「僕はウィド。ドクター・オメガ様の性奴隷です」


ルミナルスの問いに機械的に淡々と答えるウィド。


洗脳の影響で極端に自我が抑え込まれている様な様子だった。


「なぁ、俺たちどこかで会ってないか?」


「いえ、僕は初対面ですが…」


ウィドと会話し、やはり何処かで会った様な気がするルミナルス。


だが、ウィドの方には全く身に覚えがないのか、特に反応は無い。


だがー


「俺、ルミナルスって言うんだ…」


「……ルミナ……あぁ………うぅ!頭が!!」


ルミナルスが自分の名前を口にした瞬間、ウィドが突然苦しみ始め、頭を抱えてその場にうずくまる。


「どうした大丈夫か!?」


突然のことに慌てるルミナルス。


そして、ウィドの傍らににいたドクター・オメガも慌てウィドの両肩を掴み、何やら対応を始めた。


「ウィド!?…いかん、遊びが過ぎたか…お前はワシの【セイドレイ】だぞい」


ブツブツと独り言を呟きながら、ウィドに暗示をかけるドクター・オメガ。


「うぅ…僕は…ドクター・オメガ様の……性奴隷です」


すると、すぐに暗示が効いて安定を取り戻すウィド。


だが、その意識は先程よりも遠い場所にある様に感じられた。


「システムの大幅な欠落を報告せねばならぬか…あのティオという子供も、親類と接触して異常が出たと所長から報告もあったな。ぐぬぬ…もう一度調整を検討するか…」


どうやら、テストにルミナルスを指名したのは、何かウィドとの関係があってのことだったが、それが原因で洗脳に問題が発生した様子だ。


そして、すぐ側で一連の対応を観察していたルミナルスは咄嗟にある事に気がつき、ドクター・オメガにこう告げた。


「あ、その…ティオってアルの弟の…ですか?」


「なんだ知っとるのか貴様?」


ティオについての情報に興味を示すドクター・オメガ。


どうやら同じ様な事例が発生したのか知りたがっていた。その様子に、ルミナルスはティオのことについて語り始める。


「あーこの前、発電調教でアルの方が弟のティオにめっちゃ理不尽に拷問されてましたけど…なんか全然今みたいなことは無かったかなと…」


ドクター・オメガの再調整を中止させるために嘘の情報を伝え、洗脳システムの不具合原因をすり替えようと試みるルミナルス。


それは、どれだけの人物が状況を理解しているか知らないが、アルフレッドとティオが入れ替わっている現状で、ティオとして暗躍しているアルフレッドに危険が及ぶかもしれないと考えたルミナルスの機転の対応だった。


「そうなのか?…うーむ、ならもう少し様子を見てみるか…あくまで一時的なモノなのか…報告はデータが集まってからにするぞい」


とりあえず、ティオの再調整の可能性を潰したルミナルスは内心ホッとする。


だが、自分とウィドの関係については不可解なことが多く、そちらについては混乱するルミナルス。


しかし、テストが中止された訳ではなかったので、色々考える暇もなく新型の囚人服の試用が始まった。


「まぁいい、今はこっちが優先ぞい…ほれ、これに着替えるぞい」


「あ、はい…」


手渡された囚人服を見て、何処が服なのかと改めてドン引きするルミナルス。


だが、着用を拒否できるわけでもなく、渋々着替えを始める。


「んっ…くぁっ!」


まずは着ている囚人服を脱がなければならないのだが、固定ビーズを肛門から引き抜く際、傍で見ているウィドの視線が気になるルミナルス。


「んっ…あっ…うぅ…」


思わず声を上げて性器を勃起させてしまう羽目になるが、ウィドもドクター・オメガもどうでもいいという表情で着替えを見ていた。


「うぅ……」


それはそれで、勝手に興奮した自分が情けなくなるルミナルス。


そして、いよいよ新しい囚人服に袖を通す。


(あれ、前のよりキツイけど…胸は隠せるのか…)


新型の囚人服は、旧型より身体に張り付く様なタイトなタイプに変更されて窮屈ではあったが、乳首の部分を隠せる点には喜ぶルミナルス。


だが、最大の不満点である肛門部分での前後連結の機能は継承されていて、固定方法も相変わらず数珠繋ぎのビーズを肛門に挿入するというモノだった。


しかも、生地にゆとりがないため、より旧式よりも固定する際に身体を縄で締め付ける様に服を食い込ませる必要があり、着用時の屈辱は倍増している。


「んぐっ…うぅ…うぁ…うぅ…」


数分間の格闘の末、ようやく着用を終えたルミナルス。


「少し着用に手間取る様ですが如何致しますかドクター・オメガ?」


「いや、これでいいぞい。これぐらい苦労するのが丁度いい責めになる…」


ルミナルスの着用の様子を事細かく記録するウィド。その報告にドクター・オメガは模範囚が絶望する様なオーダーをしていく。


「どれ、新しい囚人服はどうだぞい?」


「…前と変わらず素晴らしいです…」


唐突に服の感想を求められるルミナルス。


コメントに困ったルミナルスは、適当に囚人服を褒めるが、逆にドクター・オメガはそれを聞いて不満を漏らす。


「つまらんコメントだぞい…ピチピチで恥ずかしいとか、前より肛門が苦しいとか…気の利いたことは言えんのかぞい」


「も、申し訳ございません…」


(コイツ…人が嫌がる感想なんか求めやがって…)


ドクター・オメガにとって、囚人達のネガティブな感想こそが理想であり、どれだけ少年達に屈辱を味あわせるかが重要だった。


だが、そんな考えは到底ルミナルス達に理解されることは微塵も無いだろう。


そして、着替えを終えたルミナルスは、とりあえずこれでテストは終了かと思っていたのだがー


地獄の試着は、まだ始まったばかりであった。


続く


あれれ?

なんだか引っ越しは起きないのかな?

関係ないならメール送るんじゃねぇ!(ちゃんと読んでない奴)


まぁ、別にどっちでもいいんだけど…


■短編追加しました。

悪事の代償

「今日は2万か!毎回トロい大人達だぜ」

俺の名前は風見 海斗(かざみ かいと)。


最近、パパ活ってやつでボロ儲けさせて貰ってて、今日も冴えない変態リーマン脅して金を巻き上げてやってたとこだ。


だって、男の子誘ったなんて誰に言えるよ。人生即終了だし。実際、逆らった奴には制裁で全部バラしてやった♪ママ活より効率いいから最適解。


俺は毎日がハッピーで最高だった。


自分で言うのもなんだけど、親はいい顔で産んでくれたぜ。しかも、今は上京している俺は一人暮らしで悠々自適。


家の世話は、汚れてきたらその辺で引っ掛けたママ活ババァに甘えてさせてるから完璧だ。


金払い悪いけど、ババァは家政婦としてはバッチリ。


そんで、いつまでもこんな生活が続くと思ってた訳なんだけど、あの日から俺の生活は一変することになって…




「風見くん?だよね?」


「あぁ?なんか用?うぐぅ!なに…を…」


人気のない路地裏、サングラスをかけたスーツ姿の男に呼び止められた海斗は、振り向きざまに強烈なブローをお見舞いされ、その場に倒れ込んだ。


「お疲れ様です。…はい、例のガキを今捕まえました。これから連れて行きます」


不意の一撃で薄ゆく意識の中、俺を殴ったグラサンの男が、誰かに俺のことを連絡していた。


俺は必死に意識を保とうとしたが、俺の視界はどんどん暗くなり、次に意識が戻った時は薄暗い倉庫の様な場所だった。


「…はっ!?ここは…鎖?なんだよコレ!おい!!」


海斗は全裸姿にされ、バンザイの姿勢で両手を天井から伸びた鎖で拘束されていた。


なんとか脱出しようと暴れるが、南京錠でガチガチにロックされた鎖の腕輪を外すことが出来ず、室内にはひたすら鎖の擦れる金属音と、海斗の叫び声だけが響き渡る。


「風見きゅん、気が付いたみたいだね?」


やがて、海斗の暴れる音を聞きつけ、数人のスーツ姿の男たちが倉庫に入ってきた。


そこには海斗の見知った顔も居たのか、海斗は男の顔を見るや否や暴言を浴びせる。


「お前はこの前の金持ちオタク…なんのつもりだ!テメェ…っ!!」


「ご主人様に向かって失礼なガキだ!お前、この前ホテルで財布抜いたろ?あれどうした?」


その男は、この前俺が財布を盗んだキモデブおやじだった。


アイツの財布があまりにもパンパンだったんで脅す間もなくスキを見てパクったんだけど、どうやらヤバい連中だったみたいだ…しくったか…


「…もうない…」


「全部使ったのか!?100万だぞ!?」


金はないと言う海斗に、男は驚いた表情で盗られた額を伝えた。たった数日前に盗まれた大金が消えたと言うのだから尚更だ。


だが、その使用理由を聞いてさらに男は驚愕することに。


「へっ、そんなもん星5キャラの完凸で一瞬だ…」


「なっ!?なにぃ!?」


なんと、海斗はスマホゲームの課金に奪ったお金を全て使用してしまっていたのだ。


海斗の遊んでいるゲームは、基本無料で遊べるのだが、追加の課金でお気に入りのキャラを増やしたり、強化することができる。


ただ、その費用が法外な金額でハマった人間の末路は悲惨なものばかり。


「…おい、高道流した店にこのガキ送れ。もう駄目だ売るしかねぇ」


「マジっすか?あの店って男用の…」


俺から金が回収できないと判断した男達は、何やらヤバそうな話をし始める。


俺はこの時、うっかり金のことを話してしまったことを死ぬ程後悔した。


「だから流せって言ってんだよ!もうそれしかねぇ。金が半分でも回収できればペットで我慢してやったが、コイツはもう肉便器になるしかねぇ」


「!?肉便器!?な、なんのことだふざけんな!」


「それはこっちのセリフだ!上納金をくだらねぇゲームに使い込みやがって…なにがガチャだクソガキ!」


「負けが続いてイライラしてたんだよ!」


内心ビクつきながら、キレる男に表向きは強気な姿勢を崩さない海斗。


だが、男の肉便器という単語に冷や汗が止まらなくなり、いつのまにか海斗の全身は汗でびっしょりになっていた。


「アニキ失礼します。店から返答がありました。このガキの写メ見せたら、喜んで買い取ると返答がありました。ただ、足がつくから躾はこっちでしておけと…」


男の指示で、何処かに電話していた男が、海斗の買取結果を伝えるために会話に割り込む。


「チッ、調教済みなんて面白くねぇだろ…俺が直接話す……」


海斗の素性に不安を感じた店側は、男に海斗の保証を求めた。


だが、すぐに現金化したかった男は直接、自身で店側に電話をかける。


俺の身体がどうとかで言い争っているクソデブ。


このまま地下の強制労働施設にでも連れていかれるんじゃ無いかと考えた俺は、なんとか逃げ出せないかとチャンスを待っていた。


だけど、鎖の拘束はやっぱりビクともしない。


その後、男は数分間の押し問答の末、ようやく電話を終えると、笑顔で海斗の眼前に迫る。


「よかったな風見きゅん。天然ものってことで買い取るそうだ。30しか回収出来なかったが、こっちも急いでるんでね…今度は店で遊ぼうや…」


「この糞野郎!」


自分が30万の端金で売り飛ばされカチンときた海斗は、ニヤつく男に向かってツバを吹きかけた。


「っ!?テメェ!」


海斗にツバを吹きかけられ、思わず反射的に加減なしで腹パンした男。


当然だが、海斗に意識はここで吹き飛び…また気が付いた時には別の場所に移されていた。


だが、状況はさらに悪化した状態でだ…



「っ!?…今度はどこだよ…」


次に海斗が意識を取り戻した時、海斗の身体は素っ裸のままだった。


しかし、見慣れない機材によって全身を拘束され、自身で見える範囲では首と両腕はギロチン台のようなモノで固定されていた。


下半身もお尻を突き出した様な状態で何かに固定され、こちらもビクともしない。


「クソ!なんだコレ!下半身も全然動かない…なんでこんな格好に…でも、今のうちににげ出さないと…」


海斗はなんとか逃げ出そうとするが、先程の拘束とは比べ物にならないレベルで拘束されていて、全く身動きが出来ない。


まるで、何かの装置の一部にされてしまった様だった。


「うわっ、もう野獣だなこりゃ…ちょっと可愛いそうだけど、大人しくなるまで固定したままかな…」


「!?」


何処からか聞こえてきた男の声。


海斗は声のする方を見ると、そこにはまた見知らぬ男が立っていた。


その男は、さっきの男達とはまた雰囲気が違い、あやしい詐欺師の様な風貌だった。


「おい!なんなんだよコレ!解放しろ!」


「残念だけど、君の借金分は働いて貰わないと解放できないよ。こっちも慈善事業じゃないんでね」


喚く海斗に向かって、男は淡々と状況を伝える。


「働くって…こんな状態で何させる気だテメェ…」


「ホントにイキがいいね。しかも顔は美少年…君なら確かに、人気の肉便器になれそうだ…」


「肉便器?またそれか…」


再び出てきた【肉便器】という単語。


やはりその不気味な単語の響きに、海斗は言い知れぬ不安を感じた。


「あっ来たきた。凛駒くん!新人なんだけど、あと頼んでいいかな?」


「はい!あとは任せてください!」


そして、男は新たにやってきた男と入れ違いでその場から出て行った。


「俺は高道 凛駒。それでさっきのはこの店の店長ね。暫く君のお世話をさせてもらうよ。それで君、大西様を騙してここに流されたんだって?」


「なんだよ様って…お前もあのキモ野郎の部下なのか」


高道と名乗った細身の男。


パッと見そいつは俺と同じぐらいの年齢で、あのキモデブとも知り合いみたいだった。ぶっちゃけ全然年上に見えない。


「部下というか性奴隷かな…」


「性奴隷って…」


しれっと大西の性奴隷だと、その特殊な関係を告げる高道に思わずドン引きする海斗。


キモデブと高道の関係は知らないが、コイツらが異常なのはすぐに理解できた。


だが、さっきからコイツらが口にしているワードで、なんとなく俺に何をしたいのか見えてきた気がする。


もし、この予感が当たっているのなら…俺はやっぱり今すぐにでもここから逃げないと…


「まぁ、その話はまた今度してあげるよ。とりあえず営業時間までに準備しないとね」


「…あのさ、こんな状態で何させる気だよ!拷問でもすんのか?」


同年代だと感じた高道に、舐められまいと高圧的な態度をとる海斗。


「拷問…というか調教?んーまぁ、シンプルに言うと君は肉便器になるんだけど…」


「だから肉便器ってなんの話だよ!」


内心では、既にある程度は察していた海斗だったが、目的を聞かずにはいられず、高道に食って掛かる。


「…君、脅迫目的でパパ活してたクセに鈍いね。まぁ、お金だけ盗んで本番はしてないんだっけ?」


高道の本番という言葉に、思わず身を震わせる海斗。


「お、おい…まさか…嫌だ!!!解放しろ!!クソ!こんなの違法だ!!!」


やっぱりだ…コイツらは俺の身体を売り物にする気なんだ!


確証を得られた海斗は、再び拘束から逃れようと必死に身体を動かすが、やはりビクともしない。


その慌てぶりを間近で見ていた高道は、笑みを浮かべながら海斗に近づく。


「やっと何されるか気がついたみたいだね。さぁ、腸内洗浄始めようか」


「洗浄?…あっ…なんだよそれ…うっ!……」


いきなりケツの方で広がった冷たい感触。


それはどんどん俺の中に入っていて、腹の方にも広がっていく。


「お客様には少しでも快適に便器を利用して欲しいからね。営業前の洗浄は常識だよ」


「ふざけるな…ぅうぅ…」


高道が海斗に行ったのは特製の浣腸だった。


海斗に行為をさせる前に、腸内洗浄という名目で行われた浣腸は即効性の特注品であり、みるみる内に海斗の表情が曇っていく。


「じゃ、さっさとその桶に出すもの出しておいて。俺は別の便器掃除に行くから」


高道はプラスチックの桶を取り出し、それを海斗の肛門に下にセットすると、別の部屋に行くと告げて去って行く。


「おいぃ…待て…待って…お願いぃ…」


否応なしに込み上げる便意。


海斗は屈辱で顔を歪まさせながら高道を呼び止めるが、高道は一瞬振り返ってニッコリ海洋に微笑むだけだった。


そして、強制排便の責めを受けることに…




数十分間の地獄の様な便意の末、やっと浣腸の効果が切れて力なく顔を俯かせる海斗。


誰も居なかったのが本当によかった…他人に自分のウンチする姿なんて絶対に見られたくない。


ホントに最悪の1日だ…学校帰りにグラサンに拉致られ…裸で売り飛ばされてウンチまでさせられて…畜生…


その日をざっくり振り返り、強制排便のショックで落ち込む海斗。


それから間もなく、高道が再び戻ってきた。


「さて、綺麗になったかな…」


「やめろぉ…そんなとこ見るなぁ…」


高道は戻るや否や海斗の汚物が入った桶を回収し、嫌がる海斗を無視して肛門周りを布巾で掃除し始める。


「初モノだって言ってたからチェックはこれぐらいでいいか…頑張ってね【海斗】くん!」


不意に明かしていない自分の名前を高道に告げられ、驚く海斗。


「…!?なんで俺の名前…」


「もう店長から全部聞いてるよ。それと君のプロフ欄には学生証を貼っておくから」


そう言いながら、海斗の学生証を眼前にチラつかせる高道。


「ふざけんな!!やめろ!!返せ!!」


アイツら好き勝手しやがって…


ぶっちゃけもう身バレなんてこうなったらどうでもいいレベルの問題だけど、俺はアイツらが何かするたびにイラついてしょうがなかった。


「クソがぁ…絶対殺す…」


「大丈夫だよ。君もすぐに俺と同じになれるから…海斗くん可愛いし…よし!それじゃ壁に埋め込むよ」


海斗の威嚇に全く動じ無い高道は、すぐに自分と同じになると海斗に告げ、何やら床の装置をいじり始めた。


それと同時に、海斗を固定している台が海斗の身体ごと後退し始める。


「なんだ!?移動してるのか???」


海斗の背面にある壁には小さな黒いゴムで縁取られた穴が空いており、後退する海斗の身体のお尻の部分が丁度その穴にはまっていく。


ゴム穴をグイグイ広げながら食い込んでいく海斗のお尻。やがて、スッポリ海斗のお尻が壁の外に露出すると、ようやく台の動きが止まった。


「よし…じゃ、あとは好きに騒いでいいからね」


「待って!お願いだから助けて!お金なら絶対用意するから!!」


異常な状況を察した海斗は、再び高道に助けを乞う。


「今すぐ返済できるの…300万」


「えっ…300…万…???なんで…」


だが、高道からは身に覚えのない返済額を告げられ、思わず絶句する海斗。


大西から盗んだのは100万だったハズだが、何故か返済額は300万にも膨れ上がっていた。


「ここ、当然ニッチな会員制のお店だから、一人雇う時の経費ってコストが割高なんだよ。その拘束器具とかも凄い値段なんだよ。でも、そのお金はキャストが払うことになっててね…」


「あぁ…嘘だぁ…酷い…」


無茶苦茶な理由で返済額を水増しされ、即金で返す望みを完全に断たれた海斗。


「自業自得かな。大西様に悪さした罰だよ。じゃ、もう君の予約は入ってるから楽しみにしててね♪」


「あぁ…クソ…なんで俺が…うぅ…」


自分の運命を完全に悟った海斗は、涙を流しながら去っていく高道を見つめ続けた。



そして、暫くの沈黙の後、何やら外が騒がしくなっていく。


部屋の外からは、誰か知らない男達が喘ぐ声が響き始めた。【他の便器】がつかわれ始めたんだろう。


「俺も犯されるのか…クソったれ…」


やがて、海斗の予測通り、海斗目当てと思われる足音が壁の外に近づいてきた。


すると、海斗の眼前に急に明るくなり、そこには壁の外の映像が映し出される。


「くそぉ…どんだけ金かけてんだよぉ…」


肉便器として業務する際、部屋の中と外はモニターで繋がれ、特に中の様子は小型カメラにより、あらゆる視点で外のモニターに映し出される仕掛けになっていた。


逆に外の様子は必要最低限の情報しか届かず、客の指示によっては非表示になるケースもある。


だが、その日の客は海斗に顔を見せたかったのか、室内のモニターが動き始めたのだ。


そして、その映像に映し出された客の姿、それはー


「さぁ、こちらです大西様」


「おぉ…風見きゅんの桃尻…」


なんと、海斗を店に肉便器として売却した大西本人だった。


「大西!?アイツが客できたのか??」


「お、気分はどうだ?ヘヘヘ、結局お前のことが気になってさぁ、自分で売ったのに自分で買っち待ったよ」


海斗のお尻をいやらしい手つきで撫で回しながら、モニター越しに話しかけてくる大西。


「ふざけんな!触んなデブ!300万ってなんだよ!最初の金なら返すから解放しろ!!」


「イキがるなクソガキ!テメェ、ガチャですっからかんだろ!」


「はうぅ!!」


大西に怒鳴る海斗だが、無防備に晒されたお尻をビンタされ、悲鳴をあげる海斗。


無論、即金で返すアテもないのも見破られている。


そして、その反応を見た大西は爆笑しながら続けてこう言った。


「ははは!情けない姿だな!ククク…だがよ、そうだな…演技でもいいから、俺をこの場で喜ばせるようなエロい演技ができたら解放してやってもいいぞ」


「ほ、本当か?エロいこと言ったら解放してくれるのか!?」


思わぬ大西の提案に、これでもかとがっつく海斗。


だが、そのやりとりを側で聞いていた案内係の男は、笑いを堪えながら一礼してその場を去っていった。


それほどあからさまな嘘だということだ。


だが、精神的にもまだまだ幼い海斗はまんまと大西の策に乗せられてしまう。


「勿論だ!お前が気の利いたセリフを言えればな」


「約束だぞ!…絶対守れよ!!」


「はいはい…さぁ、聞かせてくれよ」


モニター越しに約束を取り付ける海斗。大西は面倒そうにそれにハイハイと頷く。


なんだかよくわからないけど、チャンスだと思った俺は深く考えもせず、以前クラスのオタクから取り上げたエロいゲームのことを思い出し、そのキャラクターが言っていた淫らな台詞を咄嗟に伝えた。


それが、大西のあからさまな罠だとも気が付かずにだ…


「……俺の…卑しいケツ、ケツ…マンコに…ご主人様のお、おチンポをくださいぃ!……ど、どうだ!?スゲェエロい…だろ?」


「んー無難な台詞だなぁ…まぁそう言うならくれてやるよっ!!」


「はっ!?」


一通り台詞を言い終えた直後、大西は笑みを浮かべながら海斗との約束を破り、ズボンから勃起していた性器を露出させ、グイグイと海斗の肛門にソレを押し当て始めた。


大西にとってこのやり取りは、性行を始める前の下準備に過ぎなかったのだ。


「んぐっ!?あっ…あぁ…ふざけ…」


「うぉ…これはキツいな…流石初モノだ…やはりビクともしないか…」


俺からは見えないが、ケツの辺りに感じる変な圧迫感。


俺は咄嗟に下半身を力ませ、大西の汚い汚物の侵入を拒んだ。


「やめろぉ…騙したなぁ…」


「騙すも何も…先に騙したのはそっちだろうが!」


「あっ…何を…うぁ…あぁ…」


冷たい感触がケツに広がった後、何かが俺の中に入ってきた。


ヌルヌルしたそれはズブズブ中に入ってきて、いくら踏ん張っても体内から追い出せない…


この時、大西は海斗の肛門にローションをたっぷり塗り込み、中指を勢い任せに海斗の中にねじ込んでいたのだ。


「そおらぁ、どうだこれからお前のケツマンコをたっぷり調教してやるからな…風見…いや、海斗ちゃん」


「やめろぉ…変態…やめろぉお!!」


一度挿入されてしまった指は、力んで排出することは不可能に近く、もう海斗にはどうすることもできなかった。


大西側のモニターには、苦悶の表情を浮かべながら拘束台で苦しむ海斗の姿が映し出される。


「ククク、無様だなぁ…こんな恥ずかしい目に遭うなら、あの日俺に一晩抱かれておけばよかったのによぉ…海斗ちゃんにだったら3万ぐらいお小遣いあげたのによぉ」


「うぅ…ぐぅああぁあ…」


ジュポジュポを音を立てながら、指をピストンさせる大西。やがて、今度は人差し指までねじ込み始める。


「そらぁ…もう一本!」


「んぐぅうぅ…やめぇ…」


海斗の肛門は徐々に拡張されていき、いつのまにか2本の指を軽々飲み込めるまでに広がってしまった。


同時に大西の手つきもどんどん荒っぽくなり、さらに奥へ、奥へと指を突き上げる。


「あぁ…ぁあああぁ…」


「あっ…!?やめぇ…うぁぁあああぁ!!」


そして、ついに指先が海斗の前立腺近くまで達した瞬間。海斗の身に劇的な変化が訪れた。


「嘘だぁ…なんでぇ…」


「おや?おやおやおや?」


モニター越しにヒクつく海斗の性器が映し出され、テンションをあげる大西。


「あらら、海斗ちゃん…ケツマンコで感じちゃってるのかな?なんだか腰の刀がヒクついている様に見えますが?」


「ざけんな!うぁ…そ、そんな訳…ねぇ…あぅ!」


大西の言葉責めにすらピクンと反応する海斗の性器に、大西は勝ち誇った顔で指のピストンと言葉責めを続けた。


「あぁ…見間違えか…そうだよな。海斗ちゃんは勇敢な男の子だもんねぇ…パパ活で大人から金を巻き上げちゃう度胸のある男の子だもんねぇ」


「あぐぅ…だまっ…うぅ」


「まさか、ケツマンコで勃起なんてしないよな?そんな変態じゃないもんね?でもさぁ、なんでかもうギンギンに見えるのは…なんでかな?」


「なっ…なんのことだぁ…」


自分の身体が、様々な角度の隠しカメラで撮影されていることに気がついていない海斗。


なんとか誤魔化そうと取り繕うが、その行為自体が大西を楽しませるための反応でしか無かったと知ることに。


「言い忘れてたんだけどさぁ、こっちからは全部見えてる訳よ」


「な…んっ…うぅ…」


「海斗ちゃんがケツマンコ刺激されたり、言葉責めされるたびにおちんちんが大きくなってるの」


「あっ…あぁああああああああ」


もう、俺は絶叫するしか無かった…だって、全部アイツのいう通りだったから…俺はこんなことされて勃起してたんだ…


次の瞬間、海斗が恥ずかしさで爆発し、一瞬気が緩んだのを見逃さなかった大西は、素早く挿入していた指を引く抜き、海斗の肛門の穴が縮む前に性器をねじ込んだ。


「あっ!うっあ…うぅ…あぁああ!!」


今までとは段違いの衝撃に絶叫をあげる海斗。


初めて受け入れる男のソレは、かつてない苦痛と屈辱を海斗に与える。


それは、完膚なきまでの完全な敗北を意味していたからだ。


「初モノのケツマンコ最高だぜぇ…思えば高道を始めて犯したとき以来か…献上品の野郎は開発済みが多かったからなぁ」


海斗の感触を楽しみながら、かつて自分が学生時代に性奴隷に仕上げた陸上部の後輩、高道 凛駒のことや、これまで裏社会に献上されてきた少年達のことを思い出す大西。


「うぅ…やめろぉ…ンァ…!???なぁ…」


俺は…とんでもない奴に手を出してしまった…もう…俺は…コイツの…セイドレイ…


それは、大西のあまりにも深い闇に触れ、絶望した海斗の中で何かが壊れた瞬間だった。


「ンァ…んぁあぁ…んぁあ!」


海斗の表情はだらしなく崩れ始め、涎を垂らしながら、それまで堪えていた喘ぎ声を上げ始める。


「やっぱ素質ありか、大体顔つきがスケベなんだよお前ぇ!」


「うそだぁ…んぁ…あっ…ぁん…」


大西に突かれる度に、自分が所有物である自覚を味合わされ、しかもそれに快楽を感じている自分が居る。


海斗のプライドは完全に叩きのめされ、新たな肉便器が誕生しようとしていた。


「心地いい締まり具合だ。オラァ、もっとご主人様を楽しませろ」


「はうぅ!んぁ!あぁああ!!」


そして、海斗の身体もー


「あぁ…やだぁ…うそぉ…ダメぇ…ダメぇダメえええええええええええええええっ!!」


ビクンビクンと全身を痙攣させながら、大量の白濁液がが海斗の性器性器からドピュドピュと溢れ出す。


ついに海斗は前立腺責めに屈し、射精してしまったのだ。


「おぉ!生意気にも俺より先にイキやがって…さて、戦利品は…」


その様子はモニターでも完全に抑えられており、様々なアングルで、無様に射精する海斗の姿が映し出されていた。


だが、大西は何故かそこで行為を中断し、何かを探す様に身を伏せる。


そして、次に海斗から見えるモニターに映った時には、何やら白色の液体が詰まった数本の小瓶を

手に抱えていた。


「あっ…なんだよぉ…それぇ…」


「お前のケツイキ初めてのザーメンだよ」


それは、海斗が射精した精液の入った瓶だった。


この肉便器サービスでは、キャストが射精した際に、その精液は特殊な容器に回収され、一定量を目処に小瓶にして客に提供されるのだ。


「うぅ…なんでそんなものぉ…」


「まぁ、某回転寿司のオマケみたいなもんだなぁ。俺は別にほしいって訳じゃないが、ゲーム感覚を味わえるっていうか…」


ドン引きする海斗を尻目に、店のシステムを軽く説明し始める大西。


「ゲームだとぉ…」


「ただ、コレが欲しくて通ってる変態もいるんだぜぇ…店は回転率上がって万々歳って訳よ。さぁ続きだぁ」


わざわざ店のサービスを説明し終えた大西は、再び海斗の肛門に性器を再挿入し、行為を再開する。


既に拡張された海斗の肛門は、既に大西を拒絶できるだけの力はなく、二度目の挿入は意図も容易く行われた。


「やめぇ…あっ…んぁぁああぁ!!」


そして、その後も散々大西に犯された海斗は、強制的に制欲を増強させる薬を盛られながら、徹底的に辱められることに…




6時間後…

時間は既に深夜を過ぎていた。


「お疲れ様。初日に5人も指名きちゃって大変だったでしょ?」


その日の営業が終わり、肉便器としての業務を終えた海斗の元に高道がやってきた。


結果、大西が帰った後にも4人の相手をさせられた海斗。


肉便器として営業するキャストは少なく、みんな訳ありで便器にされた男達ばかりだ。


海斗の様に若くて顔もいい人材は非常に稀であり、ニッチな会員制の店にも関わらずその需要はかなりのものだ。


中にはペニバンを装着した女性客の姿もあったとか…


その日も、上物が入荷したという店長の連絡を受け、実はVIP会員が予約枠いっぱいになるまで殺到していたのだ。


「あぁ…あぁああぁ」


「こちっも綺麗にメンテしないとね…」


客の入れ替わりのタイミングで自動洗浄される海斗だが、それは客側に露出する部分だけであり、お尻以外の部分は自らの汗と涎や飛び散った精液などでグチョグチョになっていた。


本来であれば、このタイミングで器具から解放されてお風呂に入り帰宅するのが通例だが、逃亡の可能性や、他のキャストやスタッフを傷つける可能性があった海斗は装置から解放してもらえず、その場で高道に洗浄されることになっていたのだ。


「お願いじまずぅ…解放じでぇ…お金はぁ…ぜったいかえじまずからぁ…」


顔をぐちゃぐちゃに歪ませながら助けを乞う海斗。


だが、そんな海斗に高道から無慈悲な現実が伝えられる。


「んー即金じゃないと無理って言ったよね。今日の稼ぎだって五千円しかないんだよ?」


「五千!?ぞんなぁ…」


「だって、整備費、薬代、手数料とか色々あるからさ」


「うぅ…うぅ…」


あれだけの地獄を味わって、たったの五千円と聞いてショックを受ける海斗。


そんな海斗に高道は、更に笑顔でこう告げた。


「お互い頑張ろうよ!そうそう、君のおかげで大西様に久々に調教して貰えたんだ!なんか、急に懐かしくなったって」


どうやら大西は海斗を犯した後、高道の元も訪れプレイを楽しんだ様子だ。


そにことを頬を染めながら嬉しそうに語る高道。


「……」


「卒業して、この店で働く様になってからは大西様は全然でさぁ…今日は懐かしい陸上部のユニフォームで…いっぱい縛ってくれてね…何回もイッちゃって…」


聞いてもいないキモイ話をベラベラ喋る高道に、俺は思わずこう呟いた。


「……死ねよ…」


どうやら俺の心はまだまだ死んでないみたいだ…



風見 海斗の借金 残り 2,995,000円


微妙かな

キムタクが如く2終わりましたぁ!


ぶっちゃけアイズの方が個人的には面白かったです。


ストーリーは好みとかありますが、色々細かい仕様変更に不満があったりしますね。


あとはボチボチ寄り道クエスト消化して終わりかな。


■読み物1点追加しました。

希望の灯り


「全員揃ったね。今日の労働看守担当の…ア…ティオです。よろしくお願いします」


集まった10人程度の囚人達に丁寧に挨拶するアルフレッド。


だが、普段からティオにエロいイジワルを受けている囚人たちは、急な態度の変化に困惑していた。


(あーぜんぜん似せる気ないなアル…)


その場に居たルミナルスは、アルフレッドの不慣れな演技を見て笑みを浮かべる。


逆にティオは、ジッと終始アルフレッドを睨みつけていた。


3番施設と呼ばれるそこは、ドゴラ監獄の発電所が併設された施設であり、ここでの主な作業は【人力発電】と呼ばれる強制労働になる。


「今日の労働は…電力発電の労働ですね…大変だと思うけどお願いします…それと、模範囚のルミナルスは僕の補助をお願いします」


アルフレッドがそう告げると、囚人達は嫌々ながらも労働の準備を始める。


施設には何台も電力発電用の固定自転車の様なものが設置してあり、囚人達は時間が来るまでその自転車を漕いで電力を発電するのが大まかな仕事の流れだ。


無論、ただ自転車を漕ぐだけでいいいのであれば、それほどキツイ労働では無いのだが、このSSS区画での労働は囚人を性的に調教するのがメインの仕事になるため、当然の様にエロイ仕掛けが施されている。


「うぅ…んっ…ぐぅあぁああ!」


「はうぅ…うぅ…」


「あっ…あっぁ…ぁぁん」


労働が始まるや否や、一斉に苦悶の表情を浮かべて喘ぐ囚人達。


ただ、中には早々に喘ぎ声をあげる囚人の姿も…


その理由は、自転車の稼働に連動して、サドル部分から粘着質な液体ををたっぷりコーティングされたディルドが囚人達の肛門に出し入れされるからだ。


因みに、作業時は両腕と腰を固定されているため、腰を浮かせてディルドから逃れるズルは出来ない仕様になっている。


囚人達は発電用の自転車を漕ぐ度に、肛門にディルドの挿入と排出を繰り返され、制限時間を迎えるか、規定の電力を貯めるまで解放して貰えないのだ。


そして、時間までに規定の電力を確保出来なかった場合、自転車は自動運転モードになり、強制的にディルドのピストン責めを受けることになる。


本末転倒の仕様だが、あくまで目的は少年達の調教という点が重要視されている結果だ。


「みんなには悪いけど補助でよかった…俺、この作業嫌いなんだよな…」


悶え苦しむ囚人達を目にし、補助という名目でアルフレッドの側にいたルミナルスは思わず胸を撫で下ろす。


そもそも、主にキサラギや他の看守の性接待を普段は仕事としている模範囚が、一般囚人の調教に駆り出される機会は少ない。


逆に参加する場合は、見せ物として数倍のノルマを課せられなどの仕置きとして利用されるケースが多い。


その日は、ティオがまさにその状況であった。


「アルフレッド、なんで作業を始めないの?みんな頑張ってるよ?君も早く漕ぎなさい」


装置に跨ったまま作業を開始しようとしないティオに、アルフレッドは作業の開始を催促する。


すると、ティオは涙目になりながらこう言った。


「酷いよお兄ちゃん!なんで僕にこんな…それに、コレ着たまま漕いだら…」


ティオは自分のこれまでの所業を棚に上げ、アルフレッドに不満を訴えたのだ。


「そうだね、お尻が既に埋まっているから大変だ。でも大丈夫、模範囚用に調整してあるから、少しお尻の蓋が突っつかれるだけだよ」


「うぅ…」


「早く漕がないと時間がなくなっちゃうよ?」


「えっ…あっ…お兄ちゃん!」


アルフレッドはティオに装置の仕様変更を伝えると、作業の開始を見届けることなくその場を立ち去った。


ティオの元を離れ、一通り囚人達の見回りをルミナルスと共に終えたアルフレッドは、ルミナルスの方に振り返りこう告げる。


「…ルミナルスはこの後、監視小屋で資料の整理を手伝ってくれないかな?」


「あ、う…はい!」


ワザとらしい口調で語りかけるアルフレッドに、なにかを察したルミナルス。


そして、アルフレッドはそのまま補助係のルミナルスを連れ、看守が使う近くの監視小屋に入っていく。


四畳半程度の監視小屋には窓がなく、中には囚人達を監視するカメラのモニターが数台設置され、後はベッドが一台設置してある。


この部屋は監視目的のためというよりは、看守がお気に入りの囚人と色々するための設備でもあったのだ。


「アル、弟なのによかったのか?」


監視小屋の扉が閉まった瞬間、ルミナルスは普段の口調でアルフレッドに話しかける。


「…ティオには少し反省してもらう…僕だってホントはあんなことしたくないけど…他のみんなや、ルミナにまで意地悪するのは許せないから…」


ルミナルスの問いに、自分の考えを伝えるアルフレッド。


だが、ティオは洗脳されていると聞かされていたルミナルスはそれに反論する。


「でも、それは洗脳だって…」


「ギースが言ったんだ…ティオの洗脳はほぼ解けてるって…多分、ここでの暮らしのせいであんな性格に…」


「まぁ、そういうことなら…少しぐらいは懲らしめてやらないとってことか…」


ギースから聞いた話をルミナルスに伝えながら

、暗い表情で監視室のモニターを眺めるアルフレッド。


アルフレッド自身も弟の扱いに悩んでいるのだと察したルミナルスは、それ以上はティオの件を詮索するのを辞めた。


その後、二人は監視室にあるベッドに揃って腰掛ける。


この時ルミナルスは、てっきり今後についてアルフレッドから話があるモノだと思って構えていたのだがー


「ところでルミナ、なんか僕…」


「ちょ、アル!お前っ…何を…話はいいのかよぉ」


不意にアルフレッドに迫られ、驚きを隠せないルミナルス。


アルフレッドはいきなりルミナルスをベッドに押し倒すと、ルミナルスの上に跨りキスをし始めたのだ。


「看守はいつもサボってたじゃん。こんな風にお気に入りの子と休憩室で…」


「それはそうだけど…どうして…」


悪そうな顔つきで、ルミナルスの耳元でそう囁くアルフレッド。


「アル、なんかちょっと雰囲気変わった?」


「そんなことないって…ほらほら」


焦るルミナルスを横目に、囚人服の上からルミナルスの性器を弄り始めるアルフレッド。


「あっ…んぁぁあ…」


まさかの親友からの不意打ちに喘ぎ声をあげるルミナルス。


「気持ちいいルミナ?」


「アルぅ…んぁぁあぁ!うぁあ…」


恥ずかしさと快感で、ルミナルスのソレは一瞬でギンギンになり、アルフレッドは笑顔で亀頭の先を囚人服越しに指先で優しくこねくり回す。


「どうしたんだよぉ…急にぃ…」


どうやらアルフレッドは休憩室でルミナルスと行為に及ぶつもりなのか、そのままルミナルスをまんぐり返しの姿勢にすると、股間の留め具に手を伸ばす。


「これ邪魔だなぁ…脱がせてあげるね♪」


そして、ゆっくりとルミナルスの肛門からビーズを引き抜き始めた。


「うんぁっ!はぅうぅ!…あぅうう!」


ビーズがヌプヌプと肛門の入り口から排出されるたびに、喘ぎながらビクビクと身体を震わすルミナルス。


「今日のルミナはなんか可愛いね!いつもルミナがリードしてたけど、今日は僕がシてあげるね」


そう言いながらズボンのチャックを下ろし、既に勃起したモノを露出させるアルフレッド。


「んぁ…どうしちゃったんだよぉ…アルぅ…」


親友の豹変に驚きながら、口ではアルフレッドを静止するルミナルスだが、その身体は既に抵抗をやめて受け入れる気まんまんの状態であった。


「んっ…んちゅ…んっ」


「んぁ…うぅ」


接吻をしながら、合わせて性器同士も擦り付け合わせるアルフレッド。


未成熟な二人のソレは、透明な液体をトロトロと亀頭から溢れさせながら互いに刺激し合う。


「僕もわからない…なんでだろう…でも、ルミナのこと見てたら止まらなくなっちゃって…挿れるよ」


「んっ…あっ…やめぇ…うぁぁあああ!!」


性器同士の接吻が終わり、今度はルミナルスの中に挿入し始めるアルフレッド。


二人が行為を行う際は、大体がまずはアルフレッドが受け入れる側なのだが、この日は終始アルフレッドがルミナルスをリードする流れで行為は進む。


「うぁあぁ…ルミナぁ…気持ちぃいい?」


「うぅ…あぁ…うん…」


パンパンと激しく音を立てながら、ルミナルスに腰を打ち付けるアルフレッド。


「…ルミナの中…うぅ…気持ちぃ…うぅ」


「うっ!ンァぁああああぁ!」


モノが挿入される度に、互いに大きな喘ぎ声をあげて快楽を堪能する二人。


「うぅっ!今日はなんかスゴィ…んぁああぁ!」


「アルぅ…うぅ…俺ぇ…もぉ…あっ…あっ!」


「僕もぉ…うぅあぁ…」


「はうぅ…んぁあああぁあああああ!!!」


やがて二人はほぼ同時に果て、ルミナルスの中にはドクドクとアルフレッドの欲が流し込まれ、ルミナルスのモノからドピュッと勢いよく白濁液が吹き出し、二人の顔やお腹にふりかかる。


そして、暫くの沈黙の後。


アルフレッドがぼそりと謝罪の言葉を口にする。


「…ごめん…ルミナ…なんか止まらなくて…本当はこれからのことを話そうと思ってたのに…その、急にルミナとシたくなっちゃって…」


「たく、1日会えないだけで発情するなんて…でも、まさか…アルに攻められるんて想像してなかったからぁ…」


「この服のせいかな…」


看守のフリをするだけが、徐々に本物の看守の様に振る舞ってしまったアルフレッド。


結果的にルミナルスを押し倒してしまったのだが、その内心では今まで感じたことのない感情が芽生え始めていた。


「うぅ…ずるいぞアル!」


一方、なにかとアルフレッドの先輩として振る舞っていたルミナルスだが、その日は完全に立場が逆転してしまい、恥ずかしさを紛らわすために思わずズルいと叫ぶルミナルス。


「うーゴメン!ホントにゴメン!」


そうとも知らず、純粋に手を合わせてルミナルスに詫びを入れるアルフレッド。


それから二人はお互い服装を整え、アルフレッドは元々の目的である今後について話し始めた。


「ルミナ。暫くティオのことお願いするね…すっかりここでの生活で、洗脳もあるけど…なんていうか性格が捻くれちゃって…」


「別にティオのことは構わないけど…アル?お前、看守になって何をする気だよ。アイツらの仲間になりたい訳じゃないだろうし…」


「それなんだけど…ギース達は僕ら兄弟をオモチャにして楽しんでて、この入れ替えも遊びの一つなんだろうけど…あのね、僕はこのチャンスに脱獄の準備を進めてみる」


「アル!?」


アルフレッドの口から語られた、脱獄という言葉に驚くルミナルス。


ドゴラ監獄では、過去に模範囚達が大勢脱獄を試みた結果、全員捕まりキツイ懲罰や、成人たちが送られる強制労働施設に送られたりなど悲惨な出来事があった。


だが、看守が脱獄を手引きしたという前例は勿論存在しない。


アルフレッドは今のポジションを逆に利用し、脱獄の機会を探ることにしたのだ。


「ここのお宝と、二人を連れて逃げたい…。流石にお金ないと困るしね。…で…その…ルミナ、僕と一緒に来てくれる?」


脱獄後の生活の考えもルミナルスに伝え、弟のティオも含めて三人で暮らしたいと伝えるアルフレッド。


「も、もちろん!俺にできることがあればなんでも言ってくれよ!」


その提案に、即答で答えるルミナルス。


「ありがとう…暫くはアイツらに従いながら、僕は色々探ってみるから…」


「ただ、くれぐれも気をつけろよアル…アイツらにバレたらどんな目に…」


「うん…気をつける」


「それと、俺を調教するときは…優しくしてくれよ…」


緊迫した内容の話から一転、雰囲気を和ませようと、冗談混じりのお願いをするルミナルス。


「あはは!大丈夫だって!さっきのも気持ちよかったでしょ?」


「お前なぁ!ちょっとだけ怖かったんだぞ…」


実はこの時、看守になったアルフレッドが、洗脳などで変わってしまうのではないかという一抹の不安もあったルミナルス。


だが、今はあえてそのことは口にせず、ルミナルスは冗談で流すことに。


こうして、ドゴラ監獄からの秘密の脱獄計画が密かに始動し始めた。


つづく

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