怪盗ルル 番外編「Caught boy phantom thief」
「怪盗ルル!今宵こそ貴様を逮捕してやる!コラぁー待たんかー!!」
「刑事さ~ん!今夜もお疲れ!バイバ~イ」
巨大なバルーンから垂れさがるロープに片足を固定し、現場から逃走する怪盗ルル。
ルルはどんどん空中に上昇していくさなか、追ってきた刑事に手を振り「お別れ」を告げる。
「今夜の収穫はまずまずだな…まったく、あの刑事も結構出来るようになってきたかも」
ブツブツと一人、月明かりが照らす夜空を散歩しながら今夜の盗みの反省会を行うルル。
やがて、ルルを乗せたバルーンはルルのアジトに無事到着した。
-翌日
「さてさて、今日はどんな悪者の豪邸に忍びこんでやろうかな…あっ、そうだ」
軽い朝食を済ませ、広間のソファーに寝っころがりながら誰の家に盗みに入るか選んでいたルルだが、何かを思い出したのか急に立ち上がり書類棚に向う。
「確かハロルドが一押しのターゲットが居たよな…」
ハロルドとは裏の情報屋の名前であり、つい先日「一押し」と言われてある人物の情報を貰ったことを思い出したルルは、早速その書類に目を通すことに…
「モジュラフ・ド・アニマ…って!国一と言われる大富豪じゃないか!あぁーいくら俺でも無理!絶対無理。自殺行為だ…ん?なんだこれ…!?こ、これは…」
書類を見て一押しのターゲットがモジュラフだと知って落胆するルルだが、同封されていた資料の中に驚くべき情報を見つける。それは、「モジュラフの邸宅の詳細な設計図」だ。
国一と言われだけあり、モジュラフの邸宅には様々な仕掛けがあるとされていたが、その設計図には全ての仕掛けの場所と機能・弱点まで詳細に記してあった。
「おいおい、マジかよ…これがマジモンなら余裕で宝物庫まで行けるぞ…」
モジュラフの邸宅について事前に多少の情報はあったが、ここまで記載された情報を見るのは初めてだ。
俺は逆に胡散臭い感じもしたが、ハロルドは信用できる男…
結局この日はモジュラフの邸宅に盗みに入ることになった。
-その日の夜
「やっぱり本物だ…全部合ってるぞ」
ハロルドの資料を頼りに次々と仕掛けを攻略してモジュラフの邸宅の奥に順調に侵入していくルル。仕掛けのネタをすべて把握していたこともあり、侵入から僅か10分たらずであっと言う間に宝物庫のある部屋の目の前まで来てしまった。
「ウシシ…新記録~新記録。ん?宝物庫の中は無防備なのか?まぁ、ここまでにあれだけの仕掛けを施せば不要だって思うか…」
資料には宝物庫に仕掛けは無いと記されているが、常識的に考えてあり得ないことだ。しかし、ルルはハロルドの資料からの安心感と忍びこむ速さの新記録に舞い上がってしまい不用心にも宝物庫の中にさっさと入ってしまう。
「どんなお宝…っ!?」
ルルが宝物庫に入った瞬間、背後からヒュッという音と共に何かが射出された。その気配を直ぐに察知したルルは自分目掛けて飛んできた物体を寸前で撃ち落とす。しかし、次から次へと飛んでくる物体に次第に対処できなくなっていき、ついには5発の物体がルルの体に命中した。
「うっ!これは!?うぁぁああああああ!」
ルルに命中した物体はルルを引きずるようにそのまま壁際までルルを吹き飛ばし、ルルを壁に張り付けの状態にする。
「くそぉ!なんだよコレ!取れない!」
物体はそれぞれ上からルルの右手・両脇・両足を挟み込むようにルルを捕らえ、ルルを壁に釘付けにして離さない。ルルは唯一拘束から免れた左腕で左脇の物体を引き離そうとするが、物体はビクともしなかった。
「なんで宝物庫に…あれ?どうして?ここは宝物庫じゃないのか?」
改めて辺りを見渡すと、そこは宝物庫のハズなのにお宝らしき物体は何一つ見当たらない。しかもお宝所かそこはただの空き部屋のような場所だった。
「くそ!一体どういう…!?」
ウイィイイィン、ウイイイイィン
「な、なんだ?アレは…」
ふと、視線を機械音のする宝物庫の入口に向けると、宝物庫の入口から機械音を上げてゆっくりと何かが俺に接近してくる。
「侵入者確保。コレヨリオートオ仕置キモードニ移行シマス」
それはモジュラフの邸宅を敬語する最新の警備メカであり、この警備メカは対象を捕獲するとその対象によって自動的にアクションを起こす。主にこの邸宅の警備システムは「男の子」以外の外敵は抹殺。「男の子」を捕らえた場合は「お仕置き」をするようになっているのだ。
「よ、寄るな!」
「ターゲットノ急所ヲ4ン箇所確認。コレヨリ急所ヲ覆ウ布ヲ排除シマス」
警備メカはそう言うと、どこからか小さなノズルをボディから伸ばしてルルの両乳首・性器・肛門部分を目掛けてピンポイントに特殊な液体を発射する。
「うぅ…なんだよ…あぁ!服が!」
シュウュゥっと音を立ててルルの服はピンポイントでどんどん溶かされていく。やがて、ルルの両乳首・性器・肛門部分の布は全て溶けてなくなり、少年の淡いピンク色の小さな両突起や小さな皮を被った性器、ツルツルの肛門が露わになる。
「な、何するんだよ…」
ルルはロボット相手に顔を真っ赤に染め、自由のきく左手で自身の性器を必死に包み隠す。
だが、警備メカはそんなルルのことなどお構い無しに次の行動を開始し始めた。
「急所ヲ視認。コレヨリ急所3ニバイブ責メヲ開始シマス」
ヴィイィイィ…ヴィィィン
警備メカはアームに取り付けてあったバイブのスイッチをオンにすると、それを容赦なくルルのモノ目掛けて擦りつけ始める。
「うぁぁあああ!やめろぉおおおぉお!」
ルルは咄嗟に警備メカの細長いアームを左手で押さえつけるが、アームはか細いながらも折れることはなくビクともしなかった。その間、一定の周期でブルブルと振動し続けるバイブはルルのモノに押し付けられ、グリグリといやらし動きでルルの性器を責め立てる。
「うぁあぁん!やめぇ…うぁぁああぁ!」
俺はコイツの腕をへし折るのを諦め、アソコに押し付けられている本体を左手でどうにかしようとするけど、俺がいくら押さえつけて止めようとしてもどうにもならなかった…
「うぁぁあぁ!うぅう…うんぁぁあああ!」
その後も容赦なく警備メカからのバイブ責めは繰り返され、ルルのモノは徐々にムクムクと大きくなっていく。
「勃起ヲ視認。バイブノ振動数ヲアップシマス」
「うぁぁあん…やぁあんぁあ…らめぇえぇ…んぁあああぁあ!!」
ルルのモノの勃起を確認した警備メカは、さらにルルを「追いつめる」ためにバイブの振動数を極限まで引き上げる。やがて、散々強力なバイブ責めにされたルルのモノからはピチャピチャとガマン汁が吹き出し始め、いよいよルルへの責めは大詰めを迎えるのであった。
ヴィィイイイィ!!
「んぁあぁ…んぁあああぁん…くぁああぁあ…」
ヴィィイイイイィィィイイイィ!!
「うんぁあぁ…らめぇ…くぅあぁあん!…やぁ…やでぃやぁああぁぁあああぁぁん!!」
「この子が噂の「怪盗ルル」。うん、盗撮写真よりずっとかわいいな…」
「はぁ、はぁ…モジュ、モジュラフ?」
ルルの意識はその後すぐに無くなり、次に気が付いた時には既に全裸状態で亀甲縛りに緊縛されていた…
その1に続く。
絵を使い回しましたw手抜きでサ―センw