少年オークション 後編
「んぁ…はぁ、はぁ」
アナルに挿入されていた忌々しいローターは取り除かれたものの、微かに残る媚薬の効果によって以前と荒い息を上げながら苦しみ続けているアキ。もちろんペニスも勃起したままであり、ピクピクと小刻みに震え続ける。
「おやおや、どうやらアキくんは物足りない様です。醜い仮性包茎チンコが物欲しそうに疼いていますね~」
そう言いながら不気味な笑みを浮かべてアキの勃起したペニスを眺める司会者。
「くっぅう…黙れ…」
「少し余裕になるとスグに言葉使いが悪くなるねぇアキくん。…でもね、仮性包茎チンコをそんなに大きくさせて、大勢のご主人様候補の前でヒクつかせているアキくんは変態以外の何物でもないよね?」
「んぁ、ど、どういう意味だぁ…んぁ」
「だから、素直になれってことだよ。「僕は変態ドMです」って認めろ」
「そんなこと…くぁん…んぁ」
司会者の言葉責めにアキは顔を俯かせ、涙を流しながら内から溢れだす性欲を抑制しようと身体に働きかけるも、アキの願いとは裏腹に欲情し続ける肉体。その後もアキの意思とは関係無く性欲は増していき、ついにはピチャピチャといやらしい音を立てながらピンク色の亀頭部分から透明な粘液が噴き出し始めたアキのペニス。
「ほらぁ、感じてるじゃないか」
やっぱりと言うような表情でアキのペニスの変化をすぐさま指摘する司会者。
「ち、ちがう!…んぁ、これはお前が無理やり…」
「私は何もしていないよ?ただ、少しだけアキくんの背中を押してあげただけさ」
「ふざけ…んぁあぁ…うぅなあぁああぁ!!」
「あぁ、辛いよね。でも、どうやってもアキくん一人じゃイクことは出来ないんだよ?
アキくん一人じゃ…」
司会者の言う通り、両手足を拘束されて一人では絶頂を迎えることのできない状態のアキ。
微弱な刺激がジワジワとアキの幼い未成熟な身体を蝕んでいく。
「くぁ…んぁぁあああぁ!!んぁぁあぁあうぅんぁぁんんんぅ!!」
「いいねぇ、どんどん値段が上がっているよ。…後少しだから耐えてくれよ」
オークション終了まで残りわずかに差し迫った時、ここにきて司会者は特に何を行うでもなくアキを放置して入札の動向を窺う。本来、司会者は商品となる少年を高値で売るのが第一であり、これまで行われてきた行為は全て客達の購買意欲をそそるためのパフォーマンスだ。また、これは必要以上に商品の品質を変えないための処置ともされている。
「予想値を上回るな。ふふ…やはり純粋種は売りがいがある」
「ぐぅぁああぁあぁあ!うぅ…うぐぅうぅ!」
それとは打って変わり、商品価値の向上と称して終わりなき快楽地獄に無残にも突き落とされたアキの瞳は次第にその輝きを失っていき、ついにはひたすら大声で喘ぎながら腰をクネクネ揺らす動作を繰り返すようになっていた。
「さぁ、いよいよオークションも終了間際です!現在価格は4800万円!」
「ぐぁんぁ…んぁああぁあ!!」
アキの背後の大型スクリーンにはオークション終了までのカウントダウンが始まり、入札者数もどんどん減っていく。そして、とうとう競い合っていた二人の入札者のうち一人がアキの落札を断念。それと同時に、この狂気に満ちたオークションは終焉を迎えた。
「では、ここで入札は打ち切らせていただきます。終了価格は…なんと5120万円!落札者は…」
そしてオークション終了後、アキは拘束されたままステージから降ろされ数人のスタッフによって「商品受け渡し所」と呼ばれる場所に慌ただしく運ばれる。
「今日の凄かったな!」
「あぁ、久々の五千万突破だ。これで俺等の給料も上がるといいんだけどな」
朦朧とする意識の中で耳に入ってくるスタッフ達の声。
「んぁあぁ…ここはぁん…んぁぁあぁ!!」
しばらく薄暗い廊下の中を運ばれた後、辿り着いた場所。そこは豪勢な装飾品等で埋め尽かされた洋風の応接室のような場所で、少年売買時のみに使用される特別な部屋だ。アキはその部屋に運ばれるや否や、さっそく中で既に待っていた落札者の「中島」と呼ばれる中年男の前に差し出された。
「中島様、ご落札おめでとうございます。既に代金の入金は確認しましたので、商品をお受け取りください」
「うぅんぁ…うぅううぅんぁぁあぁ!」
「やぁ、始めましてアキく…いや、アキ。今日から君のご主人様の中島 拿露だ」
苦悶の表情を浮かべて俯くアキの顔を覗き見るようにして声を掛ける中島。しかし、
未だに続く媚薬の効果に中島の挨拶を無視して喘ぎ続けるアキ。
(中島 拿露…中島グループ現CEOであり、誰もが羨む程の地位・富・名声を得ている日本でも随一の権力者だ。しかし、それらの華々しい経歴とは裏腹に、ごく一部の関係者の間では「日本一の少年愛者」と囁かれるほどの少年マニアであり、実際に本人の屋敷には非合法に連れてきた少年達が「メイド」として飼われている。)
「んぁぁああぁ!」
「…どうやら挨拶どころでは無いらしいね。おい君、アキの拘束を解いてやってくれ」
中島はアキの苦しむ姿に何を思ったのか、なんとその場でアキの拘束を解けと指示を出す。
「えっ、しかし…よろしいのですか?この子は未調教ですし…中島様に危害が…」
「構わんよ。早く解いてやってくれ」
「えっ、…では」
中島はスタッフの忠告を聞かずにアキの拘束を解くように指示し、スタッフも渋々それを了承してアキに嵌められた拘束具をカチャカチャと金属音を立てながら慌てて取り外す。
「うぅん…」
全ての拘束が解かれると、既に疲労困憊のアキはそのまま床に倒れ込むようにして床に崩れ落ち、全裸で汗だくになりながらピクピクと身体を痙攣させてその場に蹲る。アキのその姿はまるで生まれたて小動物の様だった。
「さぁ、記念すべき最初の命令だ。私の目の前でオナニーしなさい」
床に蹲るアキに中島は近寄ると、アキに向って自慰行為を強要する。つまり、中島の目的はこの場でアキに自慰行為を行わせることであった。
「やぁ…だれがぁあぁん…するもんかぁ…んぁあぁ!!」
「本当はイきたくてしょうがないのだろう?一目瞭然だぞ。さぁ、早くオナニーしなさい。でないと屋敷でキツイ調教を受けてもらうことになるよ」
「うぅ…」
「どうした?出来ないのか?」
「や、やってやるよぉ…んぁ!」
「そうそう、いい子だ」
中島の命令に初めは背いていたアキだが、これまで体験したことの無い寸止めの様な行為をさせられて、正直本心では無性に射精したくてたまらなかった。その挙句、結局アキは暴走した性欲を抑制することが出来ずに中島の脅しを口実にして自慰行為を行う。
だが、これは結果的には中島に命令されて自慰行為を行ったという事になる。このことはアキの考えとして、自ら自慰行為を自発的に行うよりは幾らかマシだと思っての決断だったのだろう。
(そもそも、拘束を解かれたアキは無意識のうちに床にペニスを擦りつけて自慰行為を既に行っていた)
「うんぁぁああぁ!んぁぁあぁ…んぁぁあああぁぁぁああぁあああ!!」
媚薬によって快感が桁違いに引き上げられたことにより、まるで気が狂ったかのように叫びながら自らのペニスを猿の様に勢いよく扱くアキ。
その室内に響き渡る幼い少年の叫び声の様な喘ぎ声は、先程の様に大勢に見られていないというギャップのせいか、音量はまったく周囲をまったく気にしていないかと思うほど高音な物だった。
「ひゃぁぁああんぁあぁん!そ、そんなんぃ…ジロジロ見るなぁあぁん!」
「ご主人様に指図するか?生意気な子だ…連れて帰ったらたっぷり調教してあげないとね」
「くぅんぁ…もう、駄目えぇんぁああぁあぁあああぁぁ!!」
若干の意味の無い抵抗…と言うよりは強がりを見せるアキだが、ついに絶頂を向かえ腰を大きくビクンビクンと震わせ、そのはち切れんばかりに膨張したペニスから勢いよく大量の精液を噴き出して周囲にこれでもかとぶちまけるアキ。
ドピュッ!ドピュッ!
「はぁん、はぁん…んぁぁあぁぁ…はぁ、はぁん…」
ピュッ…
「おお、凄い量のミルクだねぇ~アキ」
「はぁ、はぁ…」
射精の余韻で身体を震わすアキの表情は、とてつもない背徳感や羞恥で悔しさ交じりの悲しみの表情を浮かべているかと思いきや、なぜかその表除は幸せそうな表情になっていた。
「ひゃぁん…」
「とても幸せそうな表情だねぇ。そんなに気持ちよかったの?」
「!」
中島の指摘に我に帰ったアキは咄嗟にその表情を顰め、体育座りなって裸の身体を包み隠す。
「くっ…」
「…にしても、高級カーペットがミルク塗れだ」
「中島様、そのような些細なことはこちらで処理させていただくのでご安心…」
唐突にアキが撒き散らした精液によって精液塗れになった高級カーペットの話題を持ち出した中島。スタッフは気にするなとすぐさま切り返すが、中島はそれに対して笑みを浮かべてこう答える。
「いやいや、そう言う訳にはいかんよ。…アキ、カーペットに撒いたミルクを舐め掃除しなさい」
「なっ!なんで俺が…」
なんと、中島はアキに床を舐め掃除するようにと指示を出した。無論、アキは即答でそれを拒むが、中島はそれを聞き入れずに強い口調で再度命令する。
「2度も言わせるな!さっさと舐め掃除しろ」
「嫌だ!そんなことで…ブッ!!」
それは突然のことだった、中島はアキの頭部をいきなり鷲掴みにすると、そのまま強引にアキの頭を精液塗れのカーペットに押し付け、ごしごしとアキの頭を上下にスライドさせ始めた。
「やめぇ…うあぁあぁ!あぁがぁ…あぁっ!!…」
「舐めないなら雑巾になれ。アキ雑巾だ」
「ぶぁ…うぁ離せぇ…ぐぅあがぁあぁ…」
力強くカーペットに擦りつけられるアキの顔面は、自身の撒き散らした精液で徐々にコーティングされていく。
「…げぇ…あぁ…」
「ふん、そろそろいいかな。…そうそうアキ、これからはミルクを床に溢したら舐め掃除してもらうからね。もちろん拒んだら雑巾だ」
「うぅ…そんなぁ」
やがて撒き散らした精液をある程度アキ雑巾で拭き取り終わると、中島は手を放しアキを解放する。この時、アキの身体、特に顔面は精液でベトベトになり酷い有様だった。
「さて、掃除も終わったことだ、私達はそろそろ失礼するよ」
アキを散々辱めてある程度気が済んだのか、中島はアキを連れて部屋を後にしようとする。
VIPルームで落札した商品に手を出す行為にスタッフは内心迷惑だったが、中島は大口の客であるため文句も注意も迂闊には出来ない。それ故、中島が帰宅の意を示すと満弁の笑みで送り出すスタッフ。
「それでは中島様、またのご参加をお持ちしております」
「お、俺は行かないぞ!絶対嫌だ!!」
「ここに留まってどうする?また大勢の前で恥ずかしい目に会いたいのか?」
「そ、それは…でも…俺は…」
「まぁ、これからじっくり楽しませてもらうとするかね」
その後、嫌がり抵抗するアキを中島は特製の麻酔薬で眠らせると、全裸のアキを抱きかかえ自らの屋敷に連れ帰ったという。
それから半年後…
人里離れた山中にひっそりと佇む中島の屋敷から漏れる少年の声。それは紛れも無く半年前にこの屋敷に連れて来られたアキの声だった。
「はぁぁああんっ!もっとぉおお!お願いしますぅん!」
大きな薄暗いベッドルームには下半身裸の中島と、アキらしき長髪の全裸姿の少年の姿があった。そこで行われていたと思われるおぞましい行為は一先ず終わった様だが、アキは中島に縋る様にして何かを求める。
「ご主人様ぁん!もっとぉ」
「まだ欲しいのかい?だが、一度に3回も相手はできないぞ…これでも挿入していろ」
そう言って中島はベッドの脇にある棚から何かを取り出すと、それをまるでペットに餌を与えるかのようにしてアキに差し出す。
「あぁん、…太くてゴツゴツしていて気持ちよさそうですぅご主人様!」
アキが手にしているグロテスクな物体の正体はアナルバイブ。アキはそのアナルバイブを舐めまわす様にトローンとした表情で眺める。
「アキ、それで飽きるまで遊んでいなさい」
「はいっ!かしこまりました…んっ、んぁ…んぁあぁあ…やぁああぁん!」
まるで主人の許しを待っていたかのように嬉しそうにアキは返事をすると、アナルバイブを躊躇なく自身のアナルにグイグイと挿入していく。
「うんぁぁぁあぁ!気持ちイぃい!!…これぇ最高ぅううぅ!!」
アナルバイブを自ら挿入して喘ぎ声を上げる様子に、この半年間でアキに何があったのか言うまでも無いが、以前はキラキラと輝いていた瞳からは光が完全に失せ、まるで別人に変わってしまっていた。
「はぁあんぁ!ご主人様~!んぁあぁああぁああぁ!!」
「ふふ、お前は本当に化けたな。今ではこの屋敷のメイドの中で一番の淫乱だ。そうだろう?アキ」
「ひゃぁい!…私が、ご、ご主人様の一番りぇふぅ!んぁぁああぁあぁぁあ!」
アナルバイブで自らを犯しながら、自分が中島の一番のお気に入りだと叫び訴えるアキ。すると、それに対して中島はアキにとって予期せぬ言葉を投げかける。
「…まぁ、実際アキで楽しめたのは最初の一か月間だけだったがな」
「ひぇ?ご主人様?」
中島からの言葉に驚き、思わず出し入れしていたアナルバイブを落とすアキ。
「アキ、お前は明日から先輩メイド達に家事を仕込んでもらえ。私からも彼らに伝えておくから」
「ご主人様ぁあぁ!?」
「もう飽きたんだよ、そろそろ新しいのが欲しかったし」
「で、でもぉ!!」
「気が向いたら遊んでやるから、喚くな。ワガママ言うと屋敷から追い出して、「アノ」オークションに中古品として差し出すぞ」
「やぁ…言うこと聞きますぅ!だから売らないでぇ!お願いです…うぅ」
何事にも飽きは必ずやってくる。元々中島がアキを購入した動機が美少年で「未調教」だということだったことから、既に調教を終えてしまったアキに既に価値は無かったのだ。
「あぁ…」
「オナ二―なら好き放題やっても構わんぞ…」
中島は呆然と床にひれ伏すアキにそう言い残し、自分はさっさと着替えをすませて部屋から立ち去る。
ガチャン
「……」
ベッドルームの扉の閉じる音は、アキにとっての死刑宣告だったのかもしれない。一人取り残されて静まり返ったベッドルームには、先程アキが落としたアナルバイブのモーター音が虚しく響き渡っていた。
その後、アキは屋敷の「家事全般」担当メイドとして生きていくことになったが、初めの頃は今まで中島を一人占めしていたアキに先輩メイド達は厳しく、しばらくの間は犬以下の暮らしを強要されていたというのはまた別の話。
時間がたち過ぎて、前編と合わない所も多少…いっぱいあると思いますw
とりあえず完成させた感で溢れてますが、なんとかこれでアキ編は完結です。
アナルに挿入されていた忌々しいローターは取り除かれたものの、微かに残る媚薬の効果によって以前と荒い息を上げながら苦しみ続けているアキ。もちろんペニスも勃起したままであり、ピクピクと小刻みに震え続ける。
「おやおや、どうやらアキくんは物足りない様です。醜い仮性包茎チンコが物欲しそうに疼いていますね~」
そう言いながら不気味な笑みを浮かべてアキの勃起したペニスを眺める司会者。
「くっぅう…黙れ…」
「少し余裕になるとスグに言葉使いが悪くなるねぇアキくん。…でもね、仮性包茎チンコをそんなに大きくさせて、大勢のご主人様候補の前でヒクつかせているアキくんは変態以外の何物でもないよね?」
「んぁ、ど、どういう意味だぁ…んぁ」
「だから、素直になれってことだよ。「僕は変態ドMです」って認めろ」
「そんなこと…くぁん…んぁ」
司会者の言葉責めにアキは顔を俯かせ、涙を流しながら内から溢れだす性欲を抑制しようと身体に働きかけるも、アキの願いとは裏腹に欲情し続ける肉体。その後もアキの意思とは関係無く性欲は増していき、ついにはピチャピチャといやらしい音を立てながらピンク色の亀頭部分から透明な粘液が噴き出し始めたアキのペニス。
「ほらぁ、感じてるじゃないか」
やっぱりと言うような表情でアキのペニスの変化をすぐさま指摘する司会者。
「ち、ちがう!…んぁ、これはお前が無理やり…」
「私は何もしていないよ?ただ、少しだけアキくんの背中を押してあげただけさ」
「ふざけ…んぁあぁ…うぅなあぁああぁ!!」
「あぁ、辛いよね。でも、どうやってもアキくん一人じゃイクことは出来ないんだよ?
アキくん一人じゃ…」
司会者の言う通り、両手足を拘束されて一人では絶頂を迎えることのできない状態のアキ。
微弱な刺激がジワジワとアキの幼い未成熟な身体を蝕んでいく。
「くぁ…んぁぁあああぁ!!んぁぁあぁあうぅんぁぁんんんぅ!!」
「いいねぇ、どんどん値段が上がっているよ。…後少しだから耐えてくれよ」
オークション終了まで残りわずかに差し迫った時、ここにきて司会者は特に何を行うでもなくアキを放置して入札の動向を窺う。本来、司会者は商品となる少年を高値で売るのが第一であり、これまで行われてきた行為は全て客達の購買意欲をそそるためのパフォーマンスだ。また、これは必要以上に商品の品質を変えないための処置ともされている。
「予想値を上回るな。ふふ…やはり純粋種は売りがいがある」
「ぐぅぁああぁあぁあ!うぅ…うぐぅうぅ!」
それとは打って変わり、商品価値の向上と称して終わりなき快楽地獄に無残にも突き落とされたアキの瞳は次第にその輝きを失っていき、ついにはひたすら大声で喘ぎながら腰をクネクネ揺らす動作を繰り返すようになっていた。
「さぁ、いよいよオークションも終了間際です!現在価格は4800万円!」
「ぐぁんぁ…んぁああぁあ!!」
アキの背後の大型スクリーンにはオークション終了までのカウントダウンが始まり、入札者数もどんどん減っていく。そして、とうとう競い合っていた二人の入札者のうち一人がアキの落札を断念。それと同時に、この狂気に満ちたオークションは終焉を迎えた。
「では、ここで入札は打ち切らせていただきます。終了価格は…なんと5120万円!落札者は…」
そしてオークション終了後、アキは拘束されたままステージから降ろされ数人のスタッフによって「商品受け渡し所」と呼ばれる場所に慌ただしく運ばれる。
「今日の凄かったな!」
「あぁ、久々の五千万突破だ。これで俺等の給料も上がるといいんだけどな」
朦朧とする意識の中で耳に入ってくるスタッフ達の声。
「んぁあぁ…ここはぁん…んぁぁあぁ!!」
しばらく薄暗い廊下の中を運ばれた後、辿り着いた場所。そこは豪勢な装飾品等で埋め尽かされた洋風の応接室のような場所で、少年売買時のみに使用される特別な部屋だ。アキはその部屋に運ばれるや否や、さっそく中で既に待っていた落札者の「中島」と呼ばれる中年男の前に差し出された。
「中島様、ご落札おめでとうございます。既に代金の入金は確認しましたので、商品をお受け取りください」
「うぅんぁ…うぅううぅんぁぁあぁ!」
「やぁ、始めましてアキく…いや、アキ。今日から君のご主人様の中島 拿露だ」
苦悶の表情を浮かべて俯くアキの顔を覗き見るようにして声を掛ける中島。しかし、
未だに続く媚薬の効果に中島の挨拶を無視して喘ぎ続けるアキ。
(中島 拿露…中島グループ現CEOであり、誰もが羨む程の地位・富・名声を得ている日本でも随一の権力者だ。しかし、それらの華々しい経歴とは裏腹に、ごく一部の関係者の間では「日本一の少年愛者」と囁かれるほどの少年マニアであり、実際に本人の屋敷には非合法に連れてきた少年達が「メイド」として飼われている。)
「んぁぁああぁ!」
「…どうやら挨拶どころでは無いらしいね。おい君、アキの拘束を解いてやってくれ」
中島はアキの苦しむ姿に何を思ったのか、なんとその場でアキの拘束を解けと指示を出す。
「えっ、しかし…よろしいのですか?この子は未調教ですし…中島様に危害が…」
「構わんよ。早く解いてやってくれ」
「えっ、…では」
中島はスタッフの忠告を聞かずにアキの拘束を解くように指示し、スタッフも渋々それを了承してアキに嵌められた拘束具をカチャカチャと金属音を立てながら慌てて取り外す。
「うぅん…」
全ての拘束が解かれると、既に疲労困憊のアキはそのまま床に倒れ込むようにして床に崩れ落ち、全裸で汗だくになりながらピクピクと身体を痙攣させてその場に蹲る。アキのその姿はまるで生まれたて小動物の様だった。
「さぁ、記念すべき最初の命令だ。私の目の前でオナニーしなさい」
床に蹲るアキに中島は近寄ると、アキに向って自慰行為を強要する。つまり、中島の目的はこの場でアキに自慰行為を行わせることであった。
「やぁ…だれがぁあぁん…するもんかぁ…んぁあぁ!!」
「本当はイきたくてしょうがないのだろう?一目瞭然だぞ。さぁ、早くオナニーしなさい。でないと屋敷でキツイ調教を受けてもらうことになるよ」
「うぅ…」
「どうした?出来ないのか?」
「や、やってやるよぉ…んぁ!」
「そうそう、いい子だ」
中島の命令に初めは背いていたアキだが、これまで体験したことの無い寸止めの様な行為をさせられて、正直本心では無性に射精したくてたまらなかった。その挙句、結局アキは暴走した性欲を抑制することが出来ずに中島の脅しを口実にして自慰行為を行う。
だが、これは結果的には中島に命令されて自慰行為を行ったという事になる。このことはアキの考えとして、自ら自慰行為を自発的に行うよりは幾らかマシだと思っての決断だったのだろう。
(そもそも、拘束を解かれたアキは無意識のうちに床にペニスを擦りつけて自慰行為を既に行っていた)
「うんぁぁああぁ!んぁぁあぁ…んぁぁあああぁぁぁああぁあああ!!」
媚薬によって快感が桁違いに引き上げられたことにより、まるで気が狂ったかのように叫びながら自らのペニスを猿の様に勢いよく扱くアキ。
その室内に響き渡る幼い少年の叫び声の様な喘ぎ声は、先程の様に大勢に見られていないというギャップのせいか、音量はまったく周囲をまったく気にしていないかと思うほど高音な物だった。
「ひゃぁぁああんぁあぁん!そ、そんなんぃ…ジロジロ見るなぁあぁん!」
「ご主人様に指図するか?生意気な子だ…連れて帰ったらたっぷり調教してあげないとね」
「くぅんぁ…もう、駄目えぇんぁああぁあぁあああぁぁ!!」
若干の意味の無い抵抗…と言うよりは強がりを見せるアキだが、ついに絶頂を向かえ腰を大きくビクンビクンと震わせ、そのはち切れんばかりに膨張したペニスから勢いよく大量の精液を噴き出して周囲にこれでもかとぶちまけるアキ。
ドピュッ!ドピュッ!
「はぁん、はぁん…んぁぁあぁぁ…はぁ、はぁん…」
ピュッ…
「おお、凄い量のミルクだねぇ~アキ」
「はぁ、はぁ…」
射精の余韻で身体を震わすアキの表情は、とてつもない背徳感や羞恥で悔しさ交じりの悲しみの表情を浮かべているかと思いきや、なぜかその表除は幸せそうな表情になっていた。
「ひゃぁん…」
「とても幸せそうな表情だねぇ。そんなに気持ちよかったの?」
「!」
中島の指摘に我に帰ったアキは咄嗟にその表情を顰め、体育座りなって裸の身体を包み隠す。
「くっ…」
「…にしても、高級カーペットがミルク塗れだ」
「中島様、そのような些細なことはこちらで処理させていただくのでご安心…」
唐突にアキが撒き散らした精液によって精液塗れになった高級カーペットの話題を持ち出した中島。スタッフは気にするなとすぐさま切り返すが、中島はそれに対して笑みを浮かべてこう答える。
「いやいや、そう言う訳にはいかんよ。…アキ、カーペットに撒いたミルクを舐め掃除しなさい」
「なっ!なんで俺が…」
なんと、中島はアキに床を舐め掃除するようにと指示を出した。無論、アキは即答でそれを拒むが、中島はそれを聞き入れずに強い口調で再度命令する。
「2度も言わせるな!さっさと舐め掃除しろ」
「嫌だ!そんなことで…ブッ!!」
それは突然のことだった、中島はアキの頭部をいきなり鷲掴みにすると、そのまま強引にアキの頭を精液塗れのカーペットに押し付け、ごしごしとアキの頭を上下にスライドさせ始めた。
「やめぇ…うあぁあぁ!あぁがぁ…あぁっ!!…」
「舐めないなら雑巾になれ。アキ雑巾だ」
「ぶぁ…うぁ離せぇ…ぐぅあがぁあぁ…」
力強くカーペットに擦りつけられるアキの顔面は、自身の撒き散らした精液で徐々にコーティングされていく。
「…げぇ…あぁ…」
「ふん、そろそろいいかな。…そうそうアキ、これからはミルクを床に溢したら舐め掃除してもらうからね。もちろん拒んだら雑巾だ」
「うぅ…そんなぁ」
やがて撒き散らした精液をある程度アキ雑巾で拭き取り終わると、中島は手を放しアキを解放する。この時、アキの身体、特に顔面は精液でベトベトになり酷い有様だった。
「さて、掃除も終わったことだ、私達はそろそろ失礼するよ」
アキを散々辱めてある程度気が済んだのか、中島はアキを連れて部屋を後にしようとする。
VIPルームで落札した商品に手を出す行為にスタッフは内心迷惑だったが、中島は大口の客であるため文句も注意も迂闊には出来ない。それ故、中島が帰宅の意を示すと満弁の笑みで送り出すスタッフ。
「それでは中島様、またのご参加をお持ちしております」
「お、俺は行かないぞ!絶対嫌だ!!」
「ここに留まってどうする?また大勢の前で恥ずかしい目に会いたいのか?」
「そ、それは…でも…俺は…」
「まぁ、これからじっくり楽しませてもらうとするかね」
その後、嫌がり抵抗するアキを中島は特製の麻酔薬で眠らせると、全裸のアキを抱きかかえ自らの屋敷に連れ帰ったという。
それから半年後…
人里離れた山中にひっそりと佇む中島の屋敷から漏れる少年の声。それは紛れも無く半年前にこの屋敷に連れて来られたアキの声だった。
「はぁぁああんっ!もっとぉおお!お願いしますぅん!」
大きな薄暗いベッドルームには下半身裸の中島と、アキらしき長髪の全裸姿の少年の姿があった。そこで行われていたと思われるおぞましい行為は一先ず終わった様だが、アキは中島に縋る様にして何かを求める。
「ご主人様ぁん!もっとぉ」
「まだ欲しいのかい?だが、一度に3回も相手はできないぞ…これでも挿入していろ」
そう言って中島はベッドの脇にある棚から何かを取り出すと、それをまるでペットに餌を与えるかのようにしてアキに差し出す。
「あぁん、…太くてゴツゴツしていて気持ちよさそうですぅご主人様!」
アキが手にしているグロテスクな物体の正体はアナルバイブ。アキはそのアナルバイブを舐めまわす様にトローンとした表情で眺める。
「アキ、それで飽きるまで遊んでいなさい」
「はいっ!かしこまりました…んっ、んぁ…んぁあぁあ…やぁああぁん!」
まるで主人の許しを待っていたかのように嬉しそうにアキは返事をすると、アナルバイブを躊躇なく自身のアナルにグイグイと挿入していく。
「うんぁぁぁあぁ!気持ちイぃい!!…これぇ最高ぅううぅ!!」
アナルバイブを自ら挿入して喘ぎ声を上げる様子に、この半年間でアキに何があったのか言うまでも無いが、以前はキラキラと輝いていた瞳からは光が完全に失せ、まるで別人に変わってしまっていた。
「はぁあんぁ!ご主人様~!んぁあぁああぁああぁ!!」
「ふふ、お前は本当に化けたな。今ではこの屋敷のメイドの中で一番の淫乱だ。そうだろう?アキ」
「ひゃぁい!…私が、ご、ご主人様の一番りぇふぅ!んぁぁああぁあぁぁあ!」
アナルバイブで自らを犯しながら、自分が中島の一番のお気に入りだと叫び訴えるアキ。すると、それに対して中島はアキにとって予期せぬ言葉を投げかける。
「…まぁ、実際アキで楽しめたのは最初の一か月間だけだったがな」
「ひぇ?ご主人様?」
中島からの言葉に驚き、思わず出し入れしていたアナルバイブを落とすアキ。
「アキ、お前は明日から先輩メイド達に家事を仕込んでもらえ。私からも彼らに伝えておくから」
「ご主人様ぁあぁ!?」
「もう飽きたんだよ、そろそろ新しいのが欲しかったし」
「で、でもぉ!!」
「気が向いたら遊んでやるから、喚くな。ワガママ言うと屋敷から追い出して、「アノ」オークションに中古品として差し出すぞ」
「やぁ…言うこと聞きますぅ!だから売らないでぇ!お願いです…うぅ」
何事にも飽きは必ずやってくる。元々中島がアキを購入した動機が美少年で「未調教」だということだったことから、既に調教を終えてしまったアキに既に価値は無かったのだ。
「あぁ…」
「オナ二―なら好き放題やっても構わんぞ…」
中島は呆然と床にひれ伏すアキにそう言い残し、自分はさっさと着替えをすませて部屋から立ち去る。
ガチャン
「……」
ベッドルームの扉の閉じる音は、アキにとっての死刑宣告だったのかもしれない。一人取り残されて静まり返ったベッドルームには、先程アキが落としたアナルバイブのモーター音が虚しく響き渡っていた。
その後、アキは屋敷の「家事全般」担当メイドとして生きていくことになったが、初めの頃は今まで中島を一人占めしていたアキに先輩メイド達は厳しく、しばらくの間は犬以下の暮らしを強要されていたというのはまた別の話。
時間がたち過ぎて、前編と合わない所も多少…いっぱいあると思いますw
とりあえず完成させた感で溢れてますが、なんとかこれでアキ編は完結です。