犬王子
「ルーシュ、餌は美味いか?」
「は、はいぃ!お、おいしいです看守さん」
「…ここに来た頃はあんなに生意気だったのに、今じゃ従順な雄犬だ」
「ひゃい、僕はルーカス陛下の性ペットですから…」
「そうそう、お前って確か元クルゾア王国の王子、ルーシュ・ベル・クルゾアだよな?」
「……」
「反乱勢力のクーデターで当時の国王と王妃は処刑。んで、そん時に王子だったお前はルーカス陛下のペットとして地下牢に投獄されたと」
「…ルーカス陛下には命を助けていただいて感謝しています」
「本当に本心か?犬の様に振舞うように調教され、首輪を嵌められて全裸姿で生活。正直死にたいだろ?」
「僕は、まだ死ねません。どうしても…」
「ふ~ん、生きてりゃチャンスも転がって来るってか?へっ、チャンスなん…おっと!ルーカス陛下だ」
「看守、ルーシュの様子はどうだ?」
「はい陛下!今は食事中であります!」
「そうか、餌の時間だったな。…ルーシュよ、食事が済んだら城下町までお散歩だぞ」
「…はい、かしこまりました陛下」
「は、はいぃ!お、おいしいです看守さん」
「…ここに来た頃はあんなに生意気だったのに、今じゃ従順な雄犬だ」
「ひゃい、僕はルーカス陛下の性ペットですから…」
「そうそう、お前って確か元クルゾア王国の王子、ルーシュ・ベル・クルゾアだよな?」
「……」
「反乱勢力のクーデターで当時の国王と王妃は処刑。んで、そん時に王子だったお前はルーカス陛下のペットとして地下牢に投獄されたと」
「…ルーカス陛下には命を助けていただいて感謝しています」
「本当に本心か?犬の様に振舞うように調教され、首輪を嵌められて全裸姿で生活。正直死にたいだろ?」
「僕は、まだ死ねません。どうしても…」
「ふ~ん、生きてりゃチャンスも転がって来るってか?へっ、チャンスなん…おっと!ルーカス陛下だ」
「看守、ルーシュの様子はどうだ?」
「はい陛下!今は食事中であります!」
「そうか、餌の時間だったな。…ルーシュよ、食事が済んだら城下町までお散歩だぞ」
「…はい、かしこまりました陛下」