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Secret Garden 少年剣士の受難 2 「苦渋の決断」
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少年剣士の受難 2 「苦渋の決断」


「うぁ…やめてぇ…」

「離しやがれ!この変態!」

ニトロ達から10メートル程離れた場所でガヤガヤと騒ぐ人だかり。そこにはリデルと同じく全裸姿で後手に縛られている複数の年端も行かぬ幼児達が居た。どうやら彼らもウィア国に移送されるマシュートスの関係者の様だが、リデルの幼児達を見つめる瞳はパッと見開かれ、その表情は驚きを隠せないでいる。

「な、なんで…そんな…」

「確か、奴等はお前が教育を担当していた見習剣士達だよな?ふふ、実に哀れだな。ハレルの行方をお前が正直にさっさと話せば…「あんな扱い」受けずに済んだものを…」

笑顔でそう言いながら、リデルの青ざめた顔をニヤニヤ横目で見つめるニトロ。

最悪だ…ニトロの言うとおり、あそこで辱められているのは全員俺のかわいい部下達だ。まさか、俺繋がりでアイツ等もあんな拷問を?だとしたら合わせる顔が無い…結局ハレル王子も敵の手に…あぁ…俺は…

ニトロの計略によってジリジリと自身の無力さと不甲斐無さを味わう事になったリデル。そして、ついにリデルはその場に力なくペタリと座り込み、顔を俯かせてポロポロと涙を流し始める。

「うぅ…うぅうう…」

「おいおい、悔し泣きか?顔をみせておくれよ」

リデルの顎を片手ですくい、無理やり頭ごと上に上げさせるニトロ。露わになったリデルの歪んだ表情は涙と鼻水でグチョグチョに汚れ、その表情は一国の剣士というよりも無力なごく普通の年頃の男の子の様な表情に戻っていた。また、それをマジマジと見つめるニトロの顔は万弁な笑みに包まれ、人知れずその股間はムクムクと大きくなっていた。

「はぁ、はぁ…護送車に乗せる前に一発やらせてもらおうかな…おい!ガキ共を全員ここに連れてこい!」

少し興奮した様な様子で声を荒げ、部下達に幼児達を自分の元に連れて来させるニトロ。

「俺達をどうするつもりだ!」

「くっ…引っ張んなぁ!」

ぞろぞろ首輪の縄をグイグイと引っ張られながら、数人の幼児達がプルプルと小振りなモノを隠すことも出来ずに震わせながらニトロとリデルの元に連れて来られた。

「み、みんな…」

「リデル隊長!」

「リデルお兄ちゃん!」

「アニキ!」

かつての上司を見つけ、思い思いの呼び方でリデルの名を叫ぶ幼児達。一方、様々な理由で幼児達に顔向けできないリデルは、必死に幼児達から目を逸らそうとする。

こんな見っとも無い姿でアイツ等に顔向け出来ない…くそぉぉ…!?

「なっ!何を!や、やめろぉおおぉおおお!!」

「感動の再会だろ?さぁ、面と向って元部下達と話でもしたらどうだ?」

なんと、意地の悪いニトロはリデルの頭を鷲掴みにし、グイっと強引に幼児達にリデルの涙と鼻水塗れのだらしなく汚れた情けない顔がよく見えるようにした。

「えっ…」

変わり果てたリデルの姿に驚き、幼児達は言葉を失う。また、幼児達の中にはリデルを軽視するような眼で見つめる者も少なくない。それはそれだけリデルのことを尊敬していたということの裏返しであり、状況の判断が出来ない幼い彼らの反応としては当たり前のことかもしれない。

「ん?久しぶりの再会だろ。それとも…コイツの見っとも無い姿を見てドン引きか?まぁ、チンコの大きさも君達と大差ないしねぇ」

動揺した幼児達の心境を、お追い打ちをかけるようにして揺さぶるニトロ。

「くっ、もういいだろうニトロ…頼むから…」

部下達の目の前で、これでもかと言うほどの醜態を晒すことになったリデル。

「何を言っているリデル。これからが本番だぞ?」

ニトロはそう言うと、投げ捨てるようにして掴んでいたリデルの頭を放し、自身のベルトをカチャカチャと慌ただしく外して一気にズボンと下着を脱ぎ棄てる。また、ニトロの予期せぬ行動にリデルは唖然とする一方、これから行われる行為を本能で感じ取ったのか、無意識にガタガタと身体を震わす。

「!?なっ、どういうつもりだ…」

「さっき言わなかったか?ここで一発やるって。そのためのギャラリーだぞ?」

ムクりとそそり立ったニトロのズル剥けしたモノは、まるで獲物を求めている空腹の野獣が如くブラブラとリデルの身体を求めてヒクつく。

「じょ、冗談じゃ…うっ!?は、放せ!!」

奴の気持ち悪いモノに視線を奪われている隙に、俺の両足はガッシリとニトロの両手に掴まれ、両手を既に拘束されている俺の自由は完全に無くなった。このままじゃ奴に…くっ、いっそ今すぐ死にたい…死にたい…

「死にたいか?」

「っ!」

リデルの心を見透かしたかのような発言をするニトロ。その言葉にリデルは一瞬ビクっと身体を震えさせ、ニトロはその反応に発言が図星だという確証を得る。もはやリデルは完全にニトロの手中に落ちてしまっており、無力な玩具でしか無かった。

「ふふ、今回は手短に済ませてやろう。お前達を本国に移送しなければならないからな」

「くそぉ…ぐぅうぅ!」

炎天下の元に突然響き渡る少年の苦痛な呻き声。なんとニトロは前処理も行おうとせずに、すぐさまモノをグイグイとリデルのアナルに宛がいはじめる。

「あぁがぁ!ぐぅうううう!ぬぅ…」

「苦しいのかリデル?ついさっきまで寄生虫を挿入されていたといのうに…かわいい奴だ」

確かにニトロの言うように、リデルのアナルには先程まで寄生虫が居座っていて拡張されていたのだが、実は両手足の壊死を回復させた際に故意かどうか定かでは無いが、アナルの拡張も含めたリデルの身体異常は全て拷問前の状態に戻されていた。

つまり、リデルは再びアナルバージンを味わう羽目になったということだ。しかも、今回は徐々に拡張されるのでなく一気に異物を挿入されるのでアナルの痛みも数倍だろう。

「ぐぅあぁ…やめぇ…ぐぅうぅぅう…あぁぁ」

「かわいい部下達が見ているんだぞ?あんまり見っとも無い姿を晒すなよ」

全裸で再開させられた時点で見っとも無いもクソも無いだろう…

リデルは激痛に苦しみながらも、ハッキリとしない意識の中で少しでも気を紛らわそうとニトロの発言に突っ込む。しかし、当然そんなことで痛みが和らぐことは無かった。

「はぁぁああぁ!!んぁぁあぁ!」

「いい感じだぁ…うっ…ぶち込むぞ…」

「やぁ、やめぁぁあ!やめろぉおおぉお!!!」

ズンズンと突き上げるようにして何度も繰り返しリデルのアナルへ挿入されるニトロの膨脹したモノ。その充血した肉塊からはジュルジュルと獣汁が溢れ出し、潤滑剤となってリデルの中に入って行くモノの勢いを加速させる。

一方、外側から強引にモノを突っ込まれているリデルに快楽を味わう余裕は無く。只ひたすらアナル内をグイグイと押し広げるようにして侵入してくるニトロのモノは、この時のリデルにとって苦痛の種でしかなかった。

「…」

ジュパジュパと二人の陰部から響き渡るいやらしい音色が響く中。幼児達は自分達の上司が一方的に敵将に犯されている様子を半ば無理やりウィアの兵士達に頭を押さえつけられながら見せつけられ絶句する。

「あうぅぅうう!み、みるなぁぁあぁ!駄目ぇぇえぇえ!!」

薄れゆく意識の中に映る部下達に向って必死に「見るな」と叫ぶ俺。だが、その思いとは裏腹に、俺の惨めな姿を見つめる視線は終始消えることはなかった。

「ん?まだ勃起しないのか?」

「す、する訳ないだろうぅがぁあぁぁああ!」

仰向けに犯されているリデルは常に性器を周囲に晒すような格好であるため、一度勃勃起してしまえば部下達にも一目瞭然だ。しかし、アナルへの激痛と部下達の前で勃起するのだけは避けたいという思いからか、依然としてリデルの性器が勃起する様子は無い。

「寄生虫に開発されているハズなのだが…まさか!」

ジュブゥゥウウ!!

突然腰の動きを止め、一気にリデルのアナルからモノを抜き抜くニトロ。その衝撃にリデルは絶叫を上げる。

「うあぁあぁあああぁああぁぁぁぁ!…うぅ…」

「おい、さっきリデルを連れてきたのは貴様だったな?」

「は、はい。私ですが…何か?」

一向に性的興奮を行わずに悶え苦しみ続けるリデルを見て、ここでようやくリデルが開発前の身体だということに気が付いたニトロ。ニトロは行為を中断するや否や先程リデルを連れてきた兵士に詰め寄る。

「貴様、リデルに何の魔法を使用した?」

「あ、えっ…再生術5のケルバ・トナトルスですが…」

「再生術だと?拷問の治療には履歴が残るように単純な回復術を使えと言ったハズだが?」

「あぁ…」

ニトロの指摘に兵士の表情はどんどん青ざめて行く。と次の瞬間、ニトロにミスを問い詰められた兵士は突然地面に頭を付けて土下座し、ニトロに必死に命乞いを行い始めた。

「ど、どうか御許しください!准将!!」

「私の楽しみを奪ったのだ…当然その罪は万死に値するぞ!ハァっ!!」

怒り狂ったニトロはその場で腰に差してあった杖を手に取り、その先端をその兵士に突き付け即座に呪文を放つ。

「あぁぁあああああああ!!」

呪文を浴びせられた兵士は俺を治療した時とは違う黄色い閃光に包まれ、次に周囲が見渡せるような状況になった時にはその兵士の姿は跡かたも無く消え去っていた。一人の人間を意図も簡単に何文字かで構成されている呪文とやらで消し去ってしまう力に、俺を含めてだが、部下達も改めてウィアの魔法力の強大さを目の当たりにして恐怖する。

「うぅ…気に入らなければスグにでも殺せるということか?」

「まぁ、そういうことだな。お前達がこの瞬間も生きていられると言う事は私の気まぐれでもあるがね。そもそも、生き残ったマシュートスの民は殆ど金塊に変えてしまっているからな。公式に生きているのはハレルぐらいだろう。後はお前達の様に好みで生かされているようなのがゴロゴロ数百人生きている程度だろう」

余りにも非人道的なことにも関わらず、それを平然と言ってのけるニトロ。そんなニトロの態度に改めて殺意を覚えるリデル。

「くっ、それならなぜ本国に俺達を…ここで楽しめばいいだろう!」

「そりゃ、お前達にとってみればこの地は故郷だろうが、私達ウィアの人間にとってはこの地で暮らすのは少々不便でね。それに、本国に帰れば責め具も充実しているし」

「ゲスがぁ…」

もはや自らの意志で死ぬことも生きることも出来ず、只コイツの玩具としてこれからの人生を過ごしていかなければならないと思うと悔しくてたまらない。出来ることならこの場で部下達だけでも逃がしてやりたいが、ヘタに動けばさっきの兵士の様に…

「さぁ、ショーの仕切り直しだ…と、言いたいところだが、これ以上皆を待たせるのも忍びない。お前達への責めはゆっくり本国への道中で行う事にしよう」

「ま、待て!俺はどうなってもいいが、俺の部下達を痛めつけるのだけは止めてくれ!部下達の分は俺が全部受けるから…頼む」

咄嗟にリデルはニトロの前に跪き、自分の部下達に手を出さないでくれと懇願する。そのリデルの頼みに対してニトロは笑顔でこう返答する。

「なら、心の底から私の「犬」になって精神戦意尽くすと誓え」

「隊長ダメだ!」

「俺達のことなんて気にしないで!」

「兄ちゃん!やめて!」

幼児達は口々にニトロの要求を受け入れるなとリデルに叫ぶ。しかし、それを聞いたリデルは…

「お前達は黙っていろ!これは俺の問題だ!」

そう言って幼児達を一喝。この瞬間だけは姿こそ見っとも無いものの、幼児達の眼には絶対的な頼れる隊長でもあった勇ましい戦前のリデルが映っていた。


「フン、中々勇ましかったぞ、隊長さん。…さぁ、ワンと鳴いてみろ」

(守るべき国が滅亡した今、俺が守らなきゃいけないのは…くっ…俺が…)

国の仇であるウィアの敵将の犬になるとうい想像も絶する屈辱に涙を流しながら身を震わすリデル。だが、断れば唯一残ったかわいい部下達が永久的に自分の目の前で痛ぶられ続けるかもしれないということを思うと、リデルに選択肢など無かった。リデルは改めてニトロの足元に跪くと、震えた声で屈辱と恥辱塗れの台詞を自らの口から、自らの意志で漏らす。



「……ワン…」



「んっ?鳴き声が小さくて耳に届かないな」

「くっ…」

プライドを全て捨て去り、仲間を救うために搾り出した言葉は確かにニトロの耳には届いていた。だが、ニトロは自分のみで無く、周囲に居る幼児達やウィアの兵士達にも聞えるような大きさでリデルが鳴くまでその行為を永遠と続けさせた。


その後、リデルと幼児達はそれぞれ別の護送車に積み込まれ、ニトロと共にウィア本国へと移送。ニトロはその道中、リデルとの約束を守り幼児達には一切危害を加えず、おまけに拘束まで外させた。しかし、それとは対照的にリデルへの扱いは酷く。調教と称して道中にリデルが犯された回数は数え切れないほどの回数であったという。

しかし、こんなことは本国での暮らしに比べれば、遥かにマシであったとリデルが悟るのはもう少し先の話である。

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