敗戦国の少年 後編
正直、俺は独立戦争なんてどうでもよかった…もちろん、母さんも父さんも俺と同じ考えだ。でも、戦況の悪化で俺は半ば無理やり軍に徴兵され、乗りたくも無い人殺しをするためだけの機械の操縦方法を嫌になるほど毎日訓練で叩きこまれた。そして今俺は…
「うぅぅうぐぅう」
見ず知らずの連邦軍の兵士に捕まり、玩具の様に身体を奴等に弄ばれている。あぁ、なんで俺だけがこんな酷い目に会わなきゃいけないんだろう…
「も、もう止めてくれ…ケツが痛いぃ…うぅ」
「だらしないぞ、クルト少尉。お前は今日からトンプソン専属性奴隷になったんだぞ?」
さらりと「お前は性奴隷」だとクルトに伝えるアルニド。無論、条約では捕虜の扱いについても両軍で共通したルールがあるのだが、先のア・バオア・クー戦線で指揮系統は大混乱。それにより、一部の艦艇が好き勝手に暴れ回っているような状況が生まれてしまった。捕虜に性的暴行を行っているトンプソンクルーもその例外では無い。
「はぁあぁああぁ!」
クルトの中にズブズブと入り込んでは勢いよく抜き出て行くアルニドのソレは、ビンビンに大きくなっているのか、少しは慣れたが入れられる度に激痛がクルトの肛門を横切る。
「ぐぅうううぃ」
「どうだ?きもちいいだろう?」
「くぅ…ふざけるなぁ…クソぉおぉ!」
アルニドはクルトの苦悶に満ちた声を聞くと、満足そうな笑みを浮かべながら好き勝手にクルトの中に自らのはち切れんばかりに膨張した肉棒を、ヌチャヌチャといやらしい音を立てながら出し入れ行為を永遠と繰り返す。
「はぐぁぁあ…」
「…隊長、さっきから自分だけズルイじゃないですか」
クルトを犯すのに夢中になっているアルニドに、放置されていた部下達が不満の声を漏らす。
「あぁ、すっかり忘れていたよ。下の口はしばらく使わせてもらうから、お前等は少尉の上の口で遊んでいろ。そうそう、アソコ噛まれない様に脅しとけよ」
「了解」
「くぁぁあぁ、今度は何する気だぁ…」
「ってライキさん。順番決めないんですか?」
早速クルトの口にモノを突っ込もうとするライキに対し、残りの同僚が意見した。
「先任だぞ俺は、お前等は俺と隊長が満足するまでMSの整備でもやってろ。あぁ、他の乗組員には気づかれるなよ。濾穫したザクⅡはパイロット不在ってことになってんだから。
…なんだ、それとも俺達のプレイ見ながらそこでシコるか?」
「じょ、冗談じゃないですよ。だったらMS整備に俺たちは行きますよ。なぁ?」
「そうそう。俺等は隊長達が終わった後でいいですよ。ちゃんと終わったら呼びに来てくださいね」
ブツブツと文句を言いながらも、他のパイロット達はアルニドとライキを残してブリーフィングルームから立ち去る。
「さぁて、邪魔者は退室した訳だし。たっぷり俺の息子にご奉仕してもらおうか少尉?」
「だから何をぉ…」
「コイツをしゃぶるんだよ」
ライキの股間から、茶色い太く大きくなったアレが飛び出す。
(俺にあんなモノをしゃぶれっていうのか?)
クルトは改めて生還したことに絶望した。
「行くぞ。…変なマネしたら素っ裸で宇宙空間にほっぽり出してやるからな」
そうクルトを脅すライキに対し、クルトはどうぞご自由にというような反抗的な表情を浮かべ、小さな口をガッチリと閉ざしてライキのモノの侵入を防ぐ。
「こいつ…」
「…」
「ははは、どうしたライキ?少尉に嫌われたか?」
一部始終を見ていたアルニドは、相変わらずクルトの肛門に物を出し入れしながらライキのことを笑う。
「まぁ、俺もさっきから少尉の抵抗を受けているが…でも、足を暴れさせる以外はプレゼントにしかなって無いけどよ。コイツ、必死に俺のアレ出そうとしてケツを力ませるんだけど、その引き締め感がたまらないんだ…」
アルニドの言葉に、クルトは恥ずかしさで頬を真っ赤に染める。アルニドのモノが侵入してくるのを防ごうと先程から頑張っていたことが、逆にアルニドを喜ばせるような行為だったということを聞いたからだろう。
「隊長。少尉の顔が真っ赤になってますぜ。その調子で上の口も開けてくださいよ~」
「ふん、まかせておけってぇ!!」
アルニドはライキにそう言い返すと同時に下腹部に力を込め、思いっきりクルトの肛門に向ってモノを突き刺す。
「んがぁぁ!ふぅんぐぅう…」
「援護感謝します!」
ズンっとモノを挿入された衝撃に耐えることが出来ず、思わず大声で叫んでしまったクルト。ライキはその瞬間、まってましたと言わんばかりに自らのモノを無防備に開いたクルトの口にねじ込む様にして強引に突っ込む。
「んぅううぅ…」
「おらぁ、さっさと舌を動かせジオン小僧!ぶん殴るぞ!」
「ふぅんんぅん…」
クルトの口にモノを挿入するのに成功したものの、肝心のクルトは息苦しそうにするだけだった。その後もライキはクルトを脅し続けるが、クルトは頑固に奉仕を拒否し続ける。
「チッ、俺も隊長が終わるまで待つしかねぇなぁ」
「焦るな、私に考えがある…一度ソレを抜け」
「は、はぁ…わかりました」
ライキは無理やり押し込んだモノをすっとクルトの口から抜き取る。
「おえっ!うぅ…」
「なぁ、少尉。いい加減君は自分の置かれた立場を理解した方がいいと思うのだが?それに、早く私達を満足させて方が君にも得になる」
「うぅ…どういう得だよぉ…ってか、お前もチンコ抜けよぉ…ぐぅう」
肛門の痛みに耐え、ゲホゲホと咳込みながらアルニドにそう言い返すクルト。
「あと、私以外の4人が君を犯すために控えている。つまり、少尉のお尻にあと4回私以外のチンコがぶち込まれると言う事だ。だが、少尉が上の口を開放し、さらにちゃんとご奉仕してくれれば…理解できるね?」
「つまりぃ、痛い思いせずにぃ…早くぅ…この地獄から抜け出せると言うことぉ…か?」
「その通りだよ。少尉は賢いな」
「…だからって、そう簡単にお前等の汚ねぇチンコなんかぁ…舐められるかよぉ!…んぁぁあぁあああ!!」
アルニドの言葉を突っぱねた直後、大きな喘ぎ声を上げるクルト。
その叫びは、まるで肛門にモノを出し入れされている行為に快感を感じている様な者の叫びだった。
「あんまり図に乗るな。こっちはさっきからお前が感じていることに気づいているんだぞ?こんなにチンコ大きくさせやがって」
そう言いながら、クルトの勃起した性器をパイロットスーツ越しに揉み出すアルニド。どうやらアルニドは薄々クルトの反応の変化を感じ取っていた様だ。
「んぁ、触るなぁ…んぁぁああぁ!!俺は…」
一方、自分が「性器を肛門に挿入されて感じているのではないか?」という様な事を言われたクルトは直ぐにそれを否定しようとするものの、実際になんの刺激も与えられていない性器が再び勃起させているという事実に困惑を隠せずに居る。
「どうした?私には気密性が高くて感じられないが、このパイロットスーツの下は少尉のおしっこ塗れの精液でビチョビチョになっているんだろう?違うか?」
「うぅ、そんなこと…もう止めてくれよぉ…」
涙声で再び許しを訴えるクルト。その幼い表情は恥ずかしさと悔しさでグチャグチャに歪み、そのつぶらな瞳からポロポロと流れだした涙は、無重力のブリーフィングルームを弾けること無く浮遊し続ける。
「やめてくれ?本当にそれは本音か?実は私に犯されて…」
「だから違う!俺は…んぁあ!んぅなぁあぁぁあぁぁあぁん!あぁん…んぁあ」
自身でも自覚しているのに加え、いい訳も出来ない状況にも関わらず男のプライドなのか、意地をはって感じていることを認めようとしないクルトだが、会話の途中でアルニドに突きあげられて再び喘ぎ声を上げ始めるクルト。もはや完全に肉体の主導権をアルニドに奪われていた。
「強がらずに正直になれ少尉。私達に甘えながら快感を楽しめさえすれば、この生活も悪くないと思うぞ」
「んぁはぁあぁん…うんぁあぁ…そんなぁことぉ俺はぁん…うぐぅん」
クルトの表情から力が抜けていくのと同時に口から息はどんどん荒くなっていき、その周囲にはクルトの皮膚から飛び出した汗が無数に漂っていた。
「はぁんぁ!俺ぇ…俺はぁ…はぁんんぁあぁあぁ!うぁぁあぁん…」
「さぁ、上の口でご奉仕出来るね?」
「うぅ……ふあぁい…」
「!流石ですね隊長。まさか、隊長お得意の交渉術にこんな使い道があったなんて」
虚ろな表情でアルニドの指示に従うそぶりを見せたクルトを目にし、ライキは少し興奮気味にアルニドを称える。
「まかせろと言っただろう。さぁ、少尉にご奉仕してもらえ」
「了解」
ライキは先程の様にクルトの眼前にビンビンに勃起したモノを突き出す。
「…ぁあぁ」
すると、あんなにフェラチオを拒否していたクルトが、観念した様子で突き出されたライキのモノを自ら頬張る様にして口に咥え、ちゅぱちゅぱといやらしい音を立てながら舌を使って入念に奉仕し始めた。
挿絵使えるとこまで書いたけど…正直やってしまった感がたまらんです。