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Secret Garden 虐げられた猫族 第4話 「禁断のステージ」
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虐げられた猫族 第4話 「禁断のステージ」

薄暗くて埃っぽい舞台裏の控え室…否、あえて例えるならそこは控え室では無く「控え檻」と言った方が正しいだろう。そんな冷たい鉄の塊で出来ている控え檻に監禁された、一糸纏わぬ全裸姿の幼いオス猫二匹に、汚らわしく欲の塊の様な者達の魔の手が迫る。

…結局、二匹はゴードンが戻ってくるまでの時間を稼ぐことも出来ず、コスタスが不気味な笑みを浮かべながら見守る中、コスタスの部下達によって引きずり出される様にして檻から出される。

「ぐっ、放せぇ!」

ミケは多少なりとも雑な扱いには元々慣れていたが、今日まで人間として…しかも、それなりの財ある家庭で育ったレイトにとっては、自身が家畜の様に扱われるのは耐えられなかったのか、ジタバタと両手足を暴れさせて必死に抵抗を続けるレイト。

「ベタベタ触るなぁ!」

「レイト…」

その様子を見ていたコスタスは、何か閃いたような表情を浮かべると、暴れるレイトに向かってこう言った。

「お前は猫になっても生意気だな、レイト!大人しくしないとミケが酷い目にあうぞ?」

がむしゃらに暴れていたレイトだが、コスタスの言葉を聞いた途端に身体をピクッと反応させる。そして、今まで暴れていたのが信じられないくらい大人しくなり、手荒な扱いに抵抗するのを止めた。

「くっ…」

自分が抵抗すれば、ミケが罰を受ける。傍から見れば単純明解な仕組みではあるが、ある意味では堅牢な鋼鉄の鎖で繋がれているよりもレイトに対しては拘束力のある原理だ。現にレイトは抵抗することを止めているのだから。

「レイト、僕達これから何させられるの?またさっきみたいにアイツ等の前でHなことしないといけないの?」

コスタス達によって、マタタビ亭のステージに移送されている最中、ミケはレイトの耳元で不安げな表情を浮かべながらそう尋ねる。

「そうだけど…今度はさっきより状況が悪いよ。なんたって変態共の前でやらされるんだから…」

半ば諦めた様な表情でそう呟くレイト。

「そんな…」

普段のレイトなら、ミケを安心させるような返答を行っているところだろうが、今の自分にはミケを守るどころか、自分自身だって無力な囚われの身である。頼みの綱のゴードンも間に合わなかった今、レイトに行えることはミケと辱めを共有し、負担を少しでも減らす程度のことだけだった。

冷たい床の感触と緊張でプルプルと震える二匹。その二匹の怯えきった様子をコスタスはニヤニヤ見つめながら移動を続ける。

やがて二人は、ステージ前でコスタスの指示により鎖で繋がった首輪を装着させられ、後ろ手に縄で軽く縛りあげられた後、客達の待っている広間に追いやられる様にしてステージ上に上がらさせられた。


「うっ!」

「やぁ…」

二匹がステージに上がるや否や、広間に居る大勢の客の視線がグッと全裸姿の二匹目掛けて飛び交う。

二匹はその視線に一秒も絶えることが出来ず、すぐさま顔を真っ赤に染めてステージ裏に逃げ込もうとするが、二匹の身体はガッチリとコスタスの部下達によって押さえつけられ、嫌でも客達に全てを曝け出す様な格好を強いられた。

「なんだ?男のガキじゃねぇーか!いつもの淫乱猫はどうしたぁー!」

「そうだそうだー!」

「どういうつもりだ、コスタス!こっちは高い金払って見に…

大勢の人間に全裸姿で拘束されている姿を見られて恥らう二匹をよそに、見物人たちはいつもと違う出し物、しかも男の猫族の登場に対して不満の声が上がり始まる。

「まぁまぁ、落ち着いてくださいみなさん。今日はいつもと違う出し物ですが、きっとすぐに気に入ってもらえると思いますよ。…さぁ、ショータイムだ!お前達、予定通り頼むぞ」

予期せぬ事態に反発する客達をなだめるコスタス。結局、全員の納得を得る前に半ば強引に部下に指示を出してショーの開始を宣言した。

「了解ですコスタス様」

コスタスの指示を受けた部下達は、二匹が逃げられないように片手で身体を抑えつけながら、もう一方の空いた利き手で二匹の肛門から少し上に、にょきっとかわいらしく生えているフサフサの尻尾をぎゅっと掴みあげる。

「くぁ!な、何を…っ!」

「んはぁ!そこに触るなぁ…」

いきなり猫族の性感である尻尾を握られ慌てる二匹、どうにかして尻尾を解放しようと自由の利かない身体を左右に揺さぶるが、抵抗すればするほど尻尾への刺激は反比例するように強くなって深みにハマって行き、いつの間にか行為の制止を訴えていた口ぶりはやマリ、代わりに華細い喘ぎ声が二匹の口から震えた音程で漏れだす。

「はぁぁああぁ!レイトぉ…んはぁ」

「ミケ…くぁぁああぁ!」

尻尾への刺激に加え、二匹へ注がれる客達の眼差しも興奮剤となって二匹を責め立てる。
そして、ついに二匹の性器がピクピクと脈打ち震えだすと、次第に小振りな性器はムクムクとその体積をゆっくり膨らませながら勃起を始めた。

「はぁんぁ…」

「あぁっ!た、たつなぁああぁ!うぁあぁ…見るな!見るなぁあああぁ!」

舞台慣れしていないレイトは、恥ずかしさのあまり必死に大声を上げて性器の勃起を客達の目から離そうとするが、無論それは叶わず結果的に勃起過程を全て客達に晒す羽目になることに。ミケも場慣れしているとはいえ、普段からこういうことをしている訳では無いのでレイト程の慌てぶりはしないものの、涙目になりながら顔を俯かせて恥じらう態度を見せる。

「今日のステージは、みなさんの前でいやらしくチンコを立たせている、この幼い淫乱猫達の乱れ狂う絡み合いをご覧いただきたいと思います」

コスタスが客達に向かってそう言いだした頃には、先程までレイト達の登場に文句を言っていた客達もすっかり二匹に魅せられて黙りこみ、誰もがいやらしい目つきで幼い二匹の欲情していく様を眺めていた。

「ふふふ、客達の反応も上々じゃないか…やはりワシの目に狂いはなかった。まぁ、色々と仕込みたかったということもあるが、これからたっぷり調教していけばいいことだねぇ」

客の様子に満足し、ブツブツとそう呟くコスタス。そして、タイミングを見計らってショーを進める。

「お前達、さっきみたくいやらしく扱きあえ!」

予めショーの進行については部下達と予定を組んでいたのか、コスタスが二匹に向かってそう言うと、二匹を逃げないように押さえつけていた部下達が二匹の縄を解いて解放する。

そして、解放された二匹はコスタスの部下達によってジリジリとステージ先に追い詰められて行く。

「嫌だよぉ…」

「くっ…」

ピタッとレイトの陰に隠れ、震えた声で要求を拒むミケ。一方、レイトはコスタス達を鋭い目つきで睨みつける。しかし、相変わらず二匹の性器はビンビンに勃起したままであり、客達にはプリンプリンの桃尻を余すことなく晒すという見っとも無い様を晒し続けることに。


「さっきも言ったが…」

レイトに向かって何かを言いだそうとするコスタス。だが、コスタスがそれを言い終わる前にレイトがコスタスに答える。

「分かってる!」

コスタスの言うことを拒めばミケが酷い目に会う…ついさっきコスタスに言われた脅し文句がレイトの脳裏を横切っていた。そして、レイトは次の瞬間に行動を起こす。

「…ミケ…ゴメンっ!」

「うわっ!レイト…んっ!んはぁ…やめぇ!」

ミケに向かってゴメンと言った直後、レイトはバッとミケにいきなり抱きつき接吻した。

「んっ…」

二匹の距離が近づくと同時にジャラジャラと二匹を繋ぐ首輪の鎖が音を奏で始める。
ミケはレイトからの不意の接吻に困惑するが、特にそれを拒絶する訳でもなく受け入れた。

チュッ チュパ

ステージの上で鳴り響く二匹の粘着質な接吻音。その様子からは、まるで強制的に行為をさせられているようには到底見えなかった。寧ろ、どうしようもない状況に追い詰められた結果、周囲の目など気にせずに喜んで絡み合っているようにも見える。

「ひゃっ!」

興奮したミケは、クネクネと宙を漂うレイトの尻尾をぎゅっと握り、それと同時にレイトの口から悲鳴のような高音の叫び声が飛び出す。

「レイト…僕ぅ…もぉ…」

そう言いながらレイトの尻尾を、まるで性器を弄る様な手付きで刺激し始めるミケ。また、レイトもミケの尻尾責めにお返しだと言わんばかりにミケの背後を弄り、尻尾を掴んでギュッと握り返した。

「くぁぁあぁ!」

レイト同様に敏感な性感である尻尾を掴まれて叫び声を上げるミケ。

「止まんないよぉ…レイトぉ…んはぁあぁ!」

「ミケぇ…大好きぃだぁ…んっんんぁ!」

二匹は抱き合ったまま、互いの勃起した性器から少し飛び出したピンク色の先端部分をツンツンと擦り合せるようにして擦り付け合い、兜合わせを堪能する。

「くぅふぅんぁぁぁ!はぁ、はぁ…ミケぇえぇ…」

「いいよぉ…もっとツンツンしてぇぇええぇ!ねぇ、レイトぉおぉ…」

いつの間にか行為自体も過激になって行き、既にコスタスの思惑通りの行為を再び無意識に、本能の欲望のままに開始し始める二匹。もはや二人には周りなど見えておらず、ただひたすら性を発散するためにいやらしく絡み合うだけになっていた。


「…ぼ、坊ちゃんが!遅かったか…あぁ、旦那様に何て報告すればいいんだ………でも、坊ちゃんがあんな姿で乱れ、性商品にされている姿を見ていると無性に…」

マタタビ亭の排気口から二匹の乱れた姿を覗き込む人物。それは「逆転の口付け」を取りに行っていたゴードンだった。

「しかし、どうやって坊ちゃんを助けだせば…今飛び出してもあの厳ついコスタス共のボディガードにボコボコにされるのがオチだろうし…ここはショーが終わるまで待っていた方が無難か…」

「逆転の口付け」をレイトの言いつけ通りに2本手に入れたゴードンであったが、肝心のレイトがショーに出されている今、手出しできずに考え込むゴードン。

「んはぁぁあぁ…ミケ…俺ぇ…んぁはぁぁあぁ!!」

「レイトぉ…んはぁぁああぁぁん!!」

人間に戻るクスリをゴードンが既に持ち帰っていることなど知らない二匹は、依然としていやらしい行為をたくさんの客の前で恥じらいも無く続ける。と言っても、本能が暴走している状況ではあまり意味の無いことではあるが…と、そうこうゴードンが慌てている最中、レイトとミケの行為がさらにエスカレートしていく。

クチャ クチュ ビシャアァアアァ!

二匹が激しく身体を擦り付け合ったその時、二匹の性器からは、まるで放尿しているのかというほどガマン汁がダラダラと絶え間なく噴出し始め、2匹の身体は自分達が排出した汁に塗れに。

「はぁぁあぁっ!なんかぁ…違うのぉ出たぁ…」

「すごいでしょぉ…僕らぁ…いっぱいでぇるんだよぉ…」

この現象は元来、生殖能力の高い猫族独自のモノであり、1度や2度の行為で果てること無く何度も繰り返して性行為を行える体の造りになっているという要因から発生するものである。

「レイトぉ…続けよぅ」

「あぁ、はぁぁあぁっ!」

辺りかまわず乱れ狂う二匹の様子に、客達の興奮も天上知らずに上がって行く。その様子に興奮しながらも、予想以上の二匹の働きぶりに喜ぶコスタス…と次の瞬間。誰もが予期していなかった事態が二匹と客、そしてコスタス達を襲う。



また終了させることに失敗してしまった…もう1ヶ月に1話程度書いていこうかな。

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