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Secret Garden 少年の誇り 第4話 「訪問者」
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少年の誇り 第4話 「訪問者」

薄暗い、レンガ造りの室内に響き渡る少年の声と鎖の擦れる音。その音をたちまち聞き取れば、そこで行われている行為の断片を、否応なしに容易に想像できるだろう…

「くぅ…んあっ!はぁぁああぁ!」

「そろそろイきたくなってきたと思うが、お前には後1~2日間程度そうしててもらうぞ」

依然として続けられているラドスの私的拷問に、その身を捧げさせられているシオン。
また、強制的に感度を上げられたシオンの性器と乳首は真っ赤に腫れあがり、性器の方からは立て続けに刺激され続けた事により、チョロチョロとガマン汁の様なものが噴出し始めていた。

「なんたって子供とはいえ、その歳で将軍だ。並みの子供も同じ扱いでは、いつまでたっても「バカ」なままだろうからな…」

既にシオンが満身創痍であると知っていながら、ラドスはまだまだ責めを止めないという言葉をシオンに向かって告げる。

「テメェ…絶対にぃ…殺してやるからな…」

一方、シオンは力無く頭を倒した状態から、瞳だけを鋭く尖らせてラドスを睨みつけ、途切れ途切れにラドスに向かって反抗の意を示す。

「なんだ?もっと弾いて欲しいのか?ほらっ」

ラドスに向かってシオンが抵抗すると、ラドスはそう言いながらシオンの性器と両乳首を結ぶ糸を摘み、先程の様に再び弾く。そして、その責めと同時にシオンはまたしてもビクンと身体を揺らし、大きな喘ぎ声を上げた。

「やぁめぇ!…んぁぁああぁ!っはぁああぁあぁ!」

「調教し甲斐のある子だ…実にすばらしい!精々、一生懸命私に逆らい続けてみせるんだな…チンチンをピクピクさせながら」

ヒクつき、絶え間なく汁を流し続けるシオンの性器を見下ろしながらそう言うラドス。その言葉に辱めを受けるシオンは、ギュッと拳を握りしめると同時に、何の抵抗も出来ない無力な自分を呪う様にして歯を強く噛みしめる。

「くぅ…」

こんなことが、一体いつまで続くんだ…自分で舌を噛んで死ぬ勇気も無い俺は…
…それなら、いっそラドスに忠誠を誓って…俺は…

これまでに味わったことのない恥辱と苦痛。その二つの刺激はすぐにシオンの幼い心を意図も容易く浸食してき、ダーカンドラの将軍であるというシオンの誇り高き自尊心は、既にズタズタに引き裂かれていた。

そんな時、不意に閉ざされた拷問室の扉が勢いよく何者かの手によって開かれる。



「ラドス様!大変です!」



ラドスの拷問室に現れたのは、ついさっきラドスに王宮監視をまかされていたロンドだった。慌てたそぶりに非常に切羽詰まった様な表情をしているロンドだが、ラドスはそんなことお構いなしにギッとロンドを睨みつける。

「ロンド!今が一体どんな時か…」

「で、ですが…一大事なのです!…小規模ではありますが、ダーカンドラの部隊がクフィリオス城に向かっております!それで、クノ様が対応を決めかねて…」

(ロイ…?)

理由は不明だが、クフィリオスにダーカンドラの部隊が向かっているというロンドの言葉に、ハッと反応して脳裏にロイの姿を浮かべるシオン。それと同時に無意識にその顔に笑みが戻る。

「そんな馬鹿な!…っ!シオン!貴様、同行者が居たのだな?」

このダーカンドラ部隊の動きが、すぐに囚われているシオン救出のためでは無いとさとったラドスは、シオン自身に同行者の有無について問い詰める。そして、シオンはラドスの質問に笑みを浮かべながらこう答えた…

「へへっ…だとしてもぉ…1日じゃ…戻るのは無理だ…バーカぁ…」

「コイツめぇ!」

冷静な状態であれば、聞く必要もない質問をシオンに行ったラドス。しかも、それを満身創痍のシオン自身に指摘され怒り、ギュッと陰部を拘束している糸を引っ張る。

「ぐぁあぁあぁあああぁあああぁ!」

荒々しい扱いによって性器と両乳首が締め付けられ、絶叫を上げるシオン。だが、ラドスは特にそれを楽しむでもなく、クフィリオスに接近しているダーカンドラの部隊の対応について、今後の考えを張り巡らせるのに必死だった。

「現状での開戦はマズイ…ダーカンドラに送った密偵達の知らせも聞かねばならぬのに…チッ、とりあえずクノの元に行くぞ」

「ハッ!」

ラドスは対応を待っているクノの元に向かうとロンドに告げると、シオンが跨らされている三角木馬の方に振り返り、ガチガチに拘束しているのにも関わらずシオンに大人しくしていろと念を押す。

「…シオン。すぐに戻ってくるから大人しくしていろ…逃げようなどと考えるなよ」

「…」

そして、ラドスとロンドは慌ただしくシオンを一人拷問室に残し、急ぎクノの元へ向かっていった。



支配者であるラドスが居なくなり、拷問室には束の間の沈黙が訪れる。しかし、その沈黙は長くは続くことは無かった…その訳は、囚われの身であるシオンが脱出の好機だと見計らったからである。


「はぁ、はぁ…逃げるなら今しか無い…どうにかして逃げないと…それで、ダーカンドラの部隊に合流すれば帰れる…くっ」

下手に動けば鋭角な三角木馬が身体に食い込み、緊縛された陰部が刺激を受けるが、シオンはそれを覚悟でジタバタと懸命に自由の利かない身体を暴れさせ、拘束から逃れようとした。

「くそぉ!こんな分厚い鎖引き裂けねぇよ…それに…んぁ!こっちもさっきからぁ…んはぁ!」

色々と脱出のために試みるシオンだが、やはり陰部の拘束からくる刺激に気力を根こそぎ奪われ、結局は何処の拘束も簡単には外すことが出来ずに終わり、シオンはガクッと頭を下に俯かせる。

「こんな恥ずかしい姿ぁ…これ以上は誰にも見られたくねぇ…んぁあぁ!」



シオンが無限快楽地獄で苦しんでいた頃、クフィリオス城の玉座ではダーカンドラの部隊に対しての処理方針を巡っての話し合いが行われ、ラドス主導の元に話し合いの決着が早々についていた。

「王様。では、ダーカンドラが敵対行為に及ばない場合はこのまま開戦はしないという趣旨でよろしいですね」

「致し方あるまい。今は戦う時では無いのだと皆が言うのじゃから…余としては宣戦布告を受け、黙っているのはガマンできんのだが」

そう言いながらラドスに向かって不貞腐れるクノ。

「今は恥辱に耐え、必ずや次の機会に奴らを…それと、今回は私がダーカンドラの代表と話し合い、一時的な倭寇をとりつけてまいります」

ダーカンドラ部隊との戦闘行為を何とか中止させることに成功したラドスは、今度はダーカンドラ側との交渉を一人で行うということを誰よりも早く言い出す。これは、先の親書騒ぎの際に偽りの報告を行ったことを、王を含めた他の者達に悟られないようにするためである。

「ふむ、余が至らぬばかりにソチに世話をかけてすまない。では、ダーカンドラとの話し合いはソチに一任するぞ」

「御意。…では、さっそく私は…」

なんとか思惑通りに事を運べ、ほっと胸を撫で下ろすラドス。

しかし、玉座から立ち去ろうとした瞬間。不意にクノに呼び止められた挙句、勝手に監禁して拷問を行っている「シオン」についてクノに尋ねられることに。

「おっと、忘れるところであった。ラドス、昨日捕らえた「シオン」をダーカンドラの連中に引き渡してやれ。交渉が有利に進むであろう」

「……はい。そのように…」

特に気にする様な話でなくてホッとするラドスだが、クノがシオンのことを気にかけていたとは予想外だったらしく、個人的に切迫した状況で目の上にタンコブが出来たという事態だろうか…



「ラドス様、あのガキを引き渡すんですかい?」

玉座から出るや否や、合流していたドリスにシオンの処遇について尋ねられるラドス。だが、その質問に答えたのはラドスでは無くロンドの方だった。

「ドリス。お前馬鹿か?そんなことをしたら、本当に倭寇を結ばざる負えなくなるぞ。大体、ダーカンドラが宣戦布告したという話自体が…」

「ロンド。お前は利口だが、少々口が軽すぎるぞ」

城内で「計画」についてロンドが語り始めようとした瞬間。ラドスはそう言ってロンドを黙らせる。

「あっ…す、すいません…以後はこのような…」

ラドスにクセを指摘された上に注意され、弁解するロンド。しかし、肝心のラドスにロンドの言葉は届いておらず、その代わりにラドスの心中はいつの間にか3人の眼前に迫っていたダーカンドラの人間に向けられていた。

「ふん、ダーカンドラの御一行が到着だ。さて、一体どんな奴が…っ!」

ぞろぞろとやってくる一団の中に、ラドスは見覚えのある人物が居たのか一瞬言葉を失う。さらに、なんと偶然にもその人物がラドスに向かって話しかけてきた。

「そのお姿、貴方がクフィリオス側の代表ですね?私はダーカンドラより参りました使節団の大使。ロイ・ドルドンナと申します」

ダーカンドラの軍師ロイ。それはシオンの同僚でもあり、ラドスが自身のコレクションに加えようと前々から狙っていた人物だ。これにはラドスも驚くと同時に、少し興奮した様子でロイの身体を舐めますように見つめる。

(この子が天才軍師の…欲しい!シオンと対にして拘束&調教したい!…しかし、使節団大使というのは?一体…)

「そうですよね。大使と言われても困りますよね?」

黙り込んだラドスに話しかけるロイ。それに対して、考え込んでいたラドスは慌てて言葉を返す。

「いえ、ロイ様の噂は…」

「あぁ、そういうことでは無くて…昨日、或いは数日前にも「大使」と名乗るものが、クフィリオスを訪れたと思いまして。それについては先程、城下町の警備兵と城門前の兵士に証言を…」

(しまった!先手を取られた!これではシオンの事で知らぬふりは…」

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