忘れられない日
ごく普通の休日。ただその日は、例年稀に見る猛暑日だった。その暑さは、都心から遠く離れた田舎町である東宮里にも例外無く行き届き、同市内にある一校の中学校校庭では、午前中から行われていたサッカー部の練習が中断になった。
遥か天空から注がれる光に照らせれ、反射する光が金色の絨毯の様に輝く校庭。その中央には、急遽練習が中断になったサッカー部の部員達の姿があった。部員達はダラダラと自身の身体から流れ出る汗と、その汗がたっぷりと染み込み変色したユニフォームに包まれながら、担当教員に声を揃えて一礼する。
「お疲れ様でした!」
その合図とも言える掛け声が発せられると、皆1秒でも早く蒸し風呂の様な校庭から逃げ出したいのか、足早に部員達は散会し始めた。
「おい、滝中。ちょっと…」
その中、唐突に一人の部員を呼びとめる担当教員。
「は、ハイっ!」
呼びとめられた部員は、一瞬だるそうな表情を浮かべるが、すぐに元気の良い返事を担当教員に返し、小走りで教員の元に向かう。
猛暑で練習が中止になって、ラッキーなんって思ってたら…なんだよ、高島の奴。こっちはさっさと水分補給と着替えがしたいってぇのにぃ。
高島と呼ばれる教員に呼ばれた生徒、滝中 大輔。彼は同中学のサッカー部に所属する2年生の生徒だ。一応はレギュラーメンバーなのだが、他の部員いわく「他にもっといいレギュラー候補がいる」と言われるほど不器用であり、サッカー自体はあまり得意では無い。
「何か用ですか監督?……っ!」
高島の元に駆け寄った大輔は、大柄の高島の顔を覗き込む様にして笑顔でそう尋ねる。すると、高島は何だか思い込んだ表情を浮かべながら、大輔に向かってこう言う。
「あぁ、ちょっといいか?」
「…はい」
どこか普段と違う高島の雰囲気に疑問を感じながらも、大輔は特に反論する事無くそう答え、高島の先導で二人は体育館の地下にある体育準備室に向かうことになった。
はぁ、なんで俺なんだよ…一番ペケのレギュラーだからかなぁ?
灼熱の太陽が照りつける校庭を抜け、校庭からも見える大きな体育館に高島と向かう道中、大輔は自分がどうして雑用を手伝う係りに選ばれたのかという理由を、自身の脳内でブツブツと考え込みながら足を進める。
やがて、二人は校庭の脇にある無人の体育館にたどり着く。そこは、少し老朽化が進んでいる様な外観をもつ体育館だったが、中の設備はそれなりに充実しており、授業や部活などで使用しない日は施錠まで施されている程の設備だ。
カチャカチャ
高島は体育館入口の南京錠を、予め用意していた職員用の鍵で出際よく開けると、中に大輔を連れて入る。そして、二人は気にならないほどに薄暗い無人の体育館を独特の足音を立てながら進むと、体育倉庫のある地下室入口までやってきた。
あれ?でも、一体こんなところに何の…
体育倉庫の入り口を目の前に、ふと、大輔はそんなことを思い浮かべる。しかし、体育倉庫に用事があるのは自分ではなく、あくまでも高島の方だ。何しに来たのかを考えるなんて無駄なことである。それに、その理由も目の前の倉庫に入ってみればスグに分かる事だ。大輔はそう結論づけると、先行する高島に続いて体育倉庫の中に入っていった。
高島に続き、体育倉庫に足を踏み入れた大輔だったが、そこはなぜか真っ暗闇だった。まぁ、地下なのでそれは当り前のことなのだが、先行して入って行った高橋は未だに照明すら付けていない様だ。
「…っ!んっんぅんぅ!?」
暗い体育倉庫に入って一息すると、いきなり何かが俺に纏わりつく。しかも、まるでその「何か」は俺にキスする様にして俺の身体に絡みついてくる。突然のことでパニックになっていた俺だが、外から漏れる微かな光によって照らされた「何か」の正体にはもっと驚いた。だって、それは…
「んはぁっ!……ゲホッ、ゲホッ…何するんですか!離してください…離せぇ!」
必死になって、何かから逃れる大輔。突如、暗闇の中から大輔を襲ったその正体はなんと、先行して体育倉庫に入っていた高島だった。
「滝中。俺な、今日で監督最後なんだよ…ってか、クビになったって言った方がいいのかな」
抵抗する大輔をガッシリと抱きしめながら、唐突に自身の身の上話を始める滝中。大輔は多少その言葉に困惑しながらも、身勝手で、意味不明な高島の言い分を否定しながら必死に高島を引きはがそうと抵抗し続ける。
「えっ……で、でも、それと今の行為は関係ないでしょ!」
「話を最後まで聞けよ…」
暴れる大輔の耳元でそう囁くと、高島はこれでもかというほど自身の顔を背後から近づけ、大輔の少し日に焼けたモチモチの肌に自身の肌を擦りつけるようにスリ寄せた。
「わっ!離せ!離せぇ!」
不気味な高島の、異常なまでのスキンシップに青ざめた表情を浮かべながら身震いさせる大輔。また、先程まで大輔の身体に滝の様に流れ出ていた汗はピタッと止まり、今はビショビショのユニフォームの冷たい感触が身体を駆け抜けると共に、徐々に生温かい高島の体温が大輔の身体に伝わって行く。
「理事にバレちまったんだよ。俺が少年愛者だってことが…それでなぁ、今日は最後の思い出に、俺の一番のお気に入りであるお前をメチャクチャにしてやろうと思ったんだ」
割と軽いノリでサラリとそう大輔に告げる高島。しかし、言っていることはとんでもなく
危険極まりない気違いじみた内容であり、大輔は「少年愛者」「お気に入り」という言葉に再び身体を震え上がらせ、高島に向かって声を荒げる。
「なっ!ふ、ふざけるな!この変態!最低だよ、アンタ!」
コイツはマジでヤバイ!ここは大人しくしていた方がいいかもしれない…俺は、最初はそういうふうに思ってた。でも、高島が俺の耳元で放ってる生温かくて臭い息が体に触れるたびに、臭うたびに、俺は耐えられなくなって叫んだ。
次の瞬間。薄暗い室内に何かを締め付ける様な音がする。そして、直後に響き渡る大輔の叫び。
ギュウッ!
「痛っ!」
大輔が高島に罵倒を浴びせるや否や、高橋は大輔を抱きしめてした両手をこれでもかと言うほどに絞りあげ、大輔の身体を思いっきり圧迫する。また、高橋は体育系の部活顧問ということもあってその身体は非常に筋肉質であり、その締め付けは中学生の大輔を痛めつけるには十分すぎるものだった。
「口のきき方には気をつけろ。お前は今から俺の性奴隷になったんだからな」
力任せに締め付けられ、苦しそうな表情を浮かべる大輔に向かって、高島はニヤニヤ笑みを浮かべながらそう大輔に言い渡し、抱きしめていた体勢から急に大輔を解放すると、今度は片手で大輔の両手を後ろ手にうまく抑えつけ、空いているもう一方の手で前もって用意していたと思われるビニール製の縄跳びをジャージのポッケから徐に取り出す。
そして、それを器用に大輔の腕、手首にグルグルと巻きつけると、簡単には取れない様に力をこめて縄跳びを締め上げる高島。
「あっ…離せぇ!何するんだよ!やめろぉ!…ぐぁ!ぐぅうぅ…」
いきなり両手と手首に何かを巻きつけられたかと思ったら、高島の奴に一瞬で後ろ手に縛られちまった。これじゃ、扉も満足に開けられない…つまり俺は…
「これで自由に身動き出来ないだろう?…うんぅ…んぅ…それにしてもいい匂いだ。ガキ臭くてたまらねぇよ」
両手の自由を奪われ、ますます状況が悪化して焦る大輔。そんな大輔を尻目に、高島は先ほどとは打って変わって大輔の身体をやさしく包み込むように抱きしめ、犬の様に大輔の汗で湿った頭髪をクンクンと嗅ぎまわり始める。
「やめろぉ…やめてくれ…うぅ…?…何?やめっ!おいっ!」
やがて、大輔を抱擁していた高橋の両手は、しだいにその位置を下に移動させていき、いつの間にか大輔のユニフォームの裾を掴みあげていた。
高島の奴、俺の頭の匂いを嗅ぎ始めたと思ったら、とうとうユニフォームにまで手を伸ばしてきやがった!俺は何とか抵抗しようと思って体をおもいっきり暴れさせたけど、高島はジワリジワリと俺の上着をまくし上げていく。
「ジタバタ暴れるな!両足も縛りあげるぞ!」
「くっ…」
高橋の脅しに牽制され、大輔の抵抗が一瞬弱まった瞬間。高島はニヤっと不気味に微笑み、ジリジリとまくし上げていた大輔の汗で湿ったユニフォームを、勢いまかせに乱暴に首元までいっきにまくし上げる。
「あっあぁ…」
雑巾の様にユニフォームを絞りあげられたことにより、大輔の胸元は胸の両突起が完全に露わになるくらいに開かれた。そして、高島は露わになった大輔の両乳首をつまむようにして両手で引っ張り上げると、いやらしい手付きでクリクリと大輔の乳首を弄り始めた。
「…ほぉ、良い感じに立ってるじゃねぇか」
高島はそう言いながら大輔の乳首を弄り、その淡いピンク色の未成熟な乳首をネチネチと必要に責め立て続け、そのうち大輔の両腕が使えないことを良い事に、いつの間にか大輔の正面に立ちまわる高島。
ピチャピチャ
「くっ…どこ舐めてんだよぉ…やめろぉ…はうっ!」
俺の前に急に回り込んできたと思ったら高島の奴、今度は俺の…俺の乳首を舐め始めやがった!
ピチャピチャと音を立てながら、大輔の腹部にピッタリと抱きつきいやらしい舌使いで大輔の乳首を舐める高島。その絶妙な舌使いにピクピクと身体を震えさせ、喘ぎ声に似た声を口から漏らす大輔。また、その反応を逐一観察していた高島は、不気味に微笑みながら大輔にこう言う。
「どうした?感じてるのか?」
「そ、そんな訳ねぇだろうぉ!この変態!」
舐められてうれしいんだろ?と言う様な表情で大輔を見つめる高島に、大輔は大声で反論してそれを否定する。だが、再び高島を否定させたことにより、再び高島は大輔に身勝手な制裁を加えた。
「痛っ!」
胸の突起に突然走る痛み。なんと、高島は舐めまわしていた大輔の乳首を噛みちぎらない程度の力で圧迫したのだ。これには大輔も声を出さずにはいられず、苦悶の表情を浮かべながら再び声を上げる。
「だから、口のきき方には気をつけろと言っただろう?」
大輔に制裁を加えた後、高島はそう言いながら大輔の身体を解放する。また同時に、高島の拘束がなくなったことにより、大輔はそのまま高島に膝まずく様にしてその場に力無く倒れ込んだ。
「ぐぅ…」
既に先程の部活動で体力の大半を消耗していた大輔に、これ以上高島に逆らう余力は無く、倒れ込んだ後の大輔はただ無言で顔を俯かせるだけだった。だが、そんな大輔の状態などお構いなしの高島は、ヘラヘラと笑いながら大輔の頭を鷲掴みにし、無理やり顔を上げさせる。
「ぐあっ!」
「ほれ、俺のココ見てみろよ。さっきからビンビンになっちまってるぜ」
そう言いながら高島は強引に、自身のジャージ越しにビンビンに勃起した性器を見せびらかすようにして大輔に見せつけた。しかし、当然ながら同性の性器が勃起していることに興味が無い大輔は、やはり無言でそれを見つめる。
高島のアソコは、俺の何かより全然大きかった。それだけ興奮してるってことなんだろうけど、ホントに気持ち悪い。
「……」
「なんだよ、何とか言えよ!…はぁん、だったらお前は…どうなってんのかなぁ!」
「!?」
無反応の大輔に、高島は大輔自身の性器がどうなっているか見せろと言い出し、鷲掴みにしていた大輔の頭部を乱暴に解放するや否や、今度は大輔の身体を足で突き飛ばす高島。そして、すぐさま高島は仰向けの姿勢で倒れ込んだ大輔の身体に覆いかぶさり、大輔の上着同様に汗で湿ったユニフォームの白いパンツに手を伸ばし、それを強引にズリズリと下げ始めた。
「なっ、オイっ!手を離せ!やめろ!やめろぉおおおぉ!」
大声で止めろと叫ぶ大輔。しかし、その叫びは高島を興奮させる起爆剤でしかなく、大輔が叫び声を上げるたびに、高島の勃起した性器がグングンとジャージの中で不気味に暴れまわる。
「安心しろ、スパッツは脱がさねぇよ…今はなぁ」
「くそぉ…」
大した抵抗も出来ないまま、パンツに加えてソックスとシューズを取りあげられてしまった大輔。そして、下半身に唯一残された下着代わりの紺色のスパッツが、大輔の性器の形を薄っすらと模りながらも、なんとかあと一歩というところで大輔の羞恥心を保っていた。
「なんだよ、滝中のは元気ないなぁ…どうした?」
スパッツ越しに大輔の性器を眺めながら、残念そうな口調でそういう高橋。
「…るせぇ」
「こうすれば元気になるかな?」
高橋はボソリとそう呟くと、大輔の両足をその大柄な身体で押さえつけながら大輔の上に馬乗りになり、大輔の性器をスパッツ越しに弄り始める。
「っ!今度は何を!あっ…くぅ、触るなぁ!や、やめぇ…やめろぉ…あっぅうっ」
性器を弄られ、始めはくすぐったそうにしていただけの大輔だったが、クリクリと微妙な指圧でスパッツ越しに性器を刺激され、まるでマッサージをしているかのような錯覚すら感じる高島の絶妙な手付きによって、徐々に大輔の口から漏れる声がいやらしく、甲高い喘ぎ声に変化していく。
そして、それと同時に大輔の性器もスパッツ越しではあるが、ピクピクと性的興奮を覚えたかのように反応を示しだし始めた。
自分でするより、他人に触られるのがこんなに感じるなんて…くそぉ…チクシょおぉ!
俺は自分自身の体を制御できず、いつの間にか高島の奴に…
「はぁ、はぁ…やめろぉ…やめろよぉおおぉ!…はぁあぁ…あっ、くぁあぁあぁあ!」
「おやおや?何だか膨らんできたな…滝中のアソコは正直だなぁ…」
半勃起状態の大輔の性器を勃起させるため、大輔の羞恥心を煽る様な恥ずかしい言葉をぶつける高島。やがて、次第にその一連の言葉責めの効果が出てきたのか、嫌々ながらも大輔の性器はいつの間にか肥大化し、今にも覆いかぶさっているスパッツ生地を貫きそうな程になっていた。
「お前がやったんだろぉ…くそぉ…」
「男の子のチンチンは、興奮しないと大きくならないんだぞ?つまり、お前は俺にチンチン弄られて気持ちいいって思った訳だ」
そう言って、笑顔で完全に勃起した大輔の亀頭部分をスパッツ越しに指ではじく高島。また、この時、若干だが亀頭部分を覆っているスパッツ生地は少し大輔の興奮液で湿っており、高島は指に付着した興奮汁をペロリと自身の舌で舐めとる。
「ふざけるなぁ!そんな訳…っ!さ、触るなよぉ!あっ…あぁあぁっ!」
「やっぱり気持ちいいんだな?そんないやらしく喘ぎやがって…さぁて、今度は俺を気持ちよくさせて貰おうかなぁ」
高島は満足げな表情を浮かべながらそう言うと、急に大輔の身体に跨るのを止め、その身体を解放する。また、それと同時に先程の様に大輔の頭を鷲掴みにし、状態を半ば強引に起こさせた。
「くぅうぅ…」
強引に頭部を引っ張られながら起こされ、苦悶の表情を浮かべる大輔。やがて、高島は片手で大輔の頭部を鷲掴みにしながら、今度はもう一方の手で、徐に自身のジャージから勃起した性器をむき出しにする。そして、高島は大輔にこう言い放つ。
「ほれ、咥えろ」
「なっ…ふうぅううんんんぅ!!」
一瞬、高島の奴が何を言っているのか分からなかったが、次の瞬間に強引に俺の口に押し付けられた高島の汚い大きなチンコが、俺の中に無理やりズリズリと入ってくる感触で全て分かった。
なんと、高島は取り出した自身の勃起した性器を、いきなり大輔の口元に押し付けたのだ。一方、突然のことで反応が一瞬遅れ、高島の性器が口内に侵入することを許してしまった大輔は、口内奥深くに挿入された高島のドクドクと脈打つ生温かい熱を帯びた肉棒の感触を強引に感じさせられることに。
「噛んだりしたら、お前の膨らんだチンチン切っちまうからな。やさしく舐めろよ」
「ふぅんっ!うぅんんぅうううんぅ!」
強制フェラチオで半ばパニック状態に陥る大輔。高島の言葉も完全には行き届いておらず、なんとか口内から肉棒を取り出そうと必死に鷲掴みにされた頭部をブンブンと揺らす。
「なんだよ、少しは気持ちよくさせてくれよ…ほらっ」
暴れる大輔を尻目に、高橋は自ら腰を動かしてピストン運動を始め、性器が大輔の口内から完全に飛び出さない程度のストロークで、ピチャピチャと粘着質な音を奏でながらイマラチオを大輔に強要し始めた。
「ふがぁ…ふぅんんぅ…ぶはぁっ…やめぇふぐぅうん…んぁはぁあっ!」
次から次へと、自身の口内に肉棒が注ぎ込まれる様な感触に、涙目で許しをこう大輔。だが、高島はそんな大輔の反応すら自身の性的欲求の発散要因としか考えておらず、ひたすら腰を振りつづける。
「ほらほら、どうした滝中?泣いてるヒマがあったら舌動かせ。じゃないと終わらないぞ」
「うぅん…ふぅうんんぅ…」
舌を動かせば終わる…今にも途切れそうな虚ろな意識の中、その言葉に希望を勝手に見出して反応した大輔は、今まで活動を止めていた口内の舌を動かせる範囲でデタラメに動かし始めた。
ジャプジュプジュププゥ…
大輔の舌と高島の性器が口内でぶつかり合うことにより、大輔の口元からはダラダラと唾液が大量に噴出し始め、自身の胸元と高島の性器に大量の粘着質な液体が、薄い透明な糸を引きながらドロリと流れ出す。
「そうだ、良い子だ。いいぞぉ…その調子だ…」
息を荒げ、大輔の頭を撫でまわしながらそう言う高島。
やがて、大輔にとっては永遠にも感じられる地獄の時間は、突然高橋の意思によって中断されることになった。
ジュパァァアアぁ!
大輔の口内から引き抜かれた高橋の肉棒は、見事に大輔の粘液によってコーティングされ、ダラダラと粘着質な液体を垂らし続ける。一方、大輔の方はタラタラト細長い涎の糸を口元からだらしなく垂れ流しながら、ゲホゲホとせき込みながらいつまでも口内に残る肉棒の感触を払拭しようと必死になっていた。
「ぶはぁっ!ゲホッ、ゲホッ!うぉえぇ…うぅう」
「これだけ湿らせれば大丈夫だな」
不意に小言の様にそう言う高島。また、それを聞き逃さなかった大輔はその場に凍りつく。
「…?…っ!!」
これで終わりじゃないのか?なんだよ…これだけ湿らせればいいって…
「終わりじゃないのかよぉ!オイっ!!」
せき込みながら、高島に向かってそう怒鳴りつける大輔。
「はぁ?これだけで終わらせる訳ないだろう?大体、俺イってねぇし」
あっさりと大輔にそう言い返し、再び大輔の身体に魔の手を伸ばす高橋。今度は強引に大輔をうつ伏せに寝込ませて大輔の両太ももをガッシリと掴むと、無理やり大輔の尻を競り上げて自身の方に向かせる。
「くっ…ひゃっ!何?」
もはや抵抗する体力のない大輔はビクビクと身体を震わせながら、されるがまま高島の次の行動に怯えた表情で挑む。
「行くぞ、これからが本番だ」
高橋はうつ伏せになった大輔の背中に向かってそう言うと、突き出させた尻を覆っていたスパッツを引き裂くようにしてズリ下ろす。そして、手早く両手で大輔の腰を押さえつけると、自身もその場に膝を立てて座り込み、大輔の唾液に塗れた性器を躊躇なく一気に大輔の肛門に宛がい、ギュウギュウと力任せに押しつけ始めた。
「…っ…!!!うぅあああぁあああぁ!何をぉお!おいぃ!うあぁあああぁあぁ!!」
スパッツをズリ下ろしたと思ったら、高島の奴…俺の尻にチンコ押し付けてきやがった!なんでそんなことするのかまったく意味がわからないけど、とにかく俺は大声で叫びながら身体を揺らす。
「もう遅い。ほらぁ、これで俺と一緒になれるなぁ…うれしいだろ?」
予期せぬ高島の奇行に、大輔は残った力を振り絞って抵抗するが、既に身体はこれでもかと言うほどに高島によってガッチリと押さえつけられ、まったく抵抗することが出来ない大輔。
メリッ…メリメリ…
何処からともなく急靴そうな鈍い音が鳴り響くと、高島が大輔の肛門に宛がっていた性器がズンズンと吸い込まれる様にして大輔の中に入っていく。
「うひゃ、スゲェ圧迫感だぜ…くぅう…最高にしまるなお前のケツ…うっぐぅうぅ」
「やめろぉおおおぉ!やめてくれぇええぇ!あっぐぁあぁあぁ!」
「さぁ、たくさん俺の愛を受け取ってくれよぉ、滝中ぁああぁ!!」
この日のことは絶対に忘れない…とういか忘れられない…俺はあの後、高島に結局メチャクチャに犯されて…でも、正直言うと少しだけ気持ちよかった。高島には言わなかったけど気持ちよかったんだ。だから…だから俺は、もうすぐ塀の中から出てくる高島を迎えに来たんだ…
遥か天空から注がれる光に照らせれ、反射する光が金色の絨毯の様に輝く校庭。その中央には、急遽練習が中断になったサッカー部の部員達の姿があった。部員達はダラダラと自身の身体から流れ出る汗と、その汗がたっぷりと染み込み変色したユニフォームに包まれながら、担当教員に声を揃えて一礼する。
「お疲れ様でした!」
その合図とも言える掛け声が発せられると、皆1秒でも早く蒸し風呂の様な校庭から逃げ出したいのか、足早に部員達は散会し始めた。
「おい、滝中。ちょっと…」
その中、唐突に一人の部員を呼びとめる担当教員。
「は、ハイっ!」
呼びとめられた部員は、一瞬だるそうな表情を浮かべるが、すぐに元気の良い返事を担当教員に返し、小走りで教員の元に向かう。
猛暑で練習が中止になって、ラッキーなんって思ってたら…なんだよ、高島の奴。こっちはさっさと水分補給と着替えがしたいってぇのにぃ。
高島と呼ばれる教員に呼ばれた生徒、滝中 大輔。彼は同中学のサッカー部に所属する2年生の生徒だ。一応はレギュラーメンバーなのだが、他の部員いわく「他にもっといいレギュラー候補がいる」と言われるほど不器用であり、サッカー自体はあまり得意では無い。
「何か用ですか監督?……っ!」
高島の元に駆け寄った大輔は、大柄の高島の顔を覗き込む様にして笑顔でそう尋ねる。すると、高島は何だか思い込んだ表情を浮かべながら、大輔に向かってこう言う。
「あぁ、ちょっといいか?」
「…はい」
どこか普段と違う高島の雰囲気に疑問を感じながらも、大輔は特に反論する事無くそう答え、高島の先導で二人は体育館の地下にある体育準備室に向かうことになった。
はぁ、なんで俺なんだよ…一番ペケのレギュラーだからかなぁ?
灼熱の太陽が照りつける校庭を抜け、校庭からも見える大きな体育館に高島と向かう道中、大輔は自分がどうして雑用を手伝う係りに選ばれたのかという理由を、自身の脳内でブツブツと考え込みながら足を進める。
やがて、二人は校庭の脇にある無人の体育館にたどり着く。そこは、少し老朽化が進んでいる様な外観をもつ体育館だったが、中の設備はそれなりに充実しており、授業や部活などで使用しない日は施錠まで施されている程の設備だ。
カチャカチャ
高島は体育館入口の南京錠を、予め用意していた職員用の鍵で出際よく開けると、中に大輔を連れて入る。そして、二人は気にならないほどに薄暗い無人の体育館を独特の足音を立てながら進むと、体育倉庫のある地下室入口までやってきた。
あれ?でも、一体こんなところに何の…
体育倉庫の入り口を目の前に、ふと、大輔はそんなことを思い浮かべる。しかし、体育倉庫に用事があるのは自分ではなく、あくまでも高島の方だ。何しに来たのかを考えるなんて無駄なことである。それに、その理由も目の前の倉庫に入ってみればスグに分かる事だ。大輔はそう結論づけると、先行する高島に続いて体育倉庫の中に入っていった。
高島に続き、体育倉庫に足を踏み入れた大輔だったが、そこはなぜか真っ暗闇だった。まぁ、地下なのでそれは当り前のことなのだが、先行して入って行った高橋は未だに照明すら付けていない様だ。
「…っ!んっんぅんぅ!?」
暗い体育倉庫に入って一息すると、いきなり何かが俺に纏わりつく。しかも、まるでその「何か」は俺にキスする様にして俺の身体に絡みついてくる。突然のことでパニックになっていた俺だが、外から漏れる微かな光によって照らされた「何か」の正体にはもっと驚いた。だって、それは…
「んはぁっ!……ゲホッ、ゲホッ…何するんですか!離してください…離せぇ!」
必死になって、何かから逃れる大輔。突如、暗闇の中から大輔を襲ったその正体はなんと、先行して体育倉庫に入っていた高島だった。
「滝中。俺な、今日で監督最後なんだよ…ってか、クビになったって言った方がいいのかな」
抵抗する大輔をガッシリと抱きしめながら、唐突に自身の身の上話を始める滝中。大輔は多少その言葉に困惑しながらも、身勝手で、意味不明な高島の言い分を否定しながら必死に高島を引きはがそうと抵抗し続ける。
「えっ……で、でも、それと今の行為は関係ないでしょ!」
「話を最後まで聞けよ…」
暴れる大輔の耳元でそう囁くと、高島はこれでもかというほど自身の顔を背後から近づけ、大輔の少し日に焼けたモチモチの肌に自身の肌を擦りつけるようにスリ寄せた。
「わっ!離せ!離せぇ!」
不気味な高島の、異常なまでのスキンシップに青ざめた表情を浮かべながら身震いさせる大輔。また、先程まで大輔の身体に滝の様に流れ出ていた汗はピタッと止まり、今はビショビショのユニフォームの冷たい感触が身体を駆け抜けると共に、徐々に生温かい高島の体温が大輔の身体に伝わって行く。
「理事にバレちまったんだよ。俺が少年愛者だってことが…それでなぁ、今日は最後の思い出に、俺の一番のお気に入りであるお前をメチャクチャにしてやろうと思ったんだ」
割と軽いノリでサラリとそう大輔に告げる高島。しかし、言っていることはとんでもなく
危険極まりない気違いじみた内容であり、大輔は「少年愛者」「お気に入り」という言葉に再び身体を震え上がらせ、高島に向かって声を荒げる。
「なっ!ふ、ふざけるな!この変態!最低だよ、アンタ!」
コイツはマジでヤバイ!ここは大人しくしていた方がいいかもしれない…俺は、最初はそういうふうに思ってた。でも、高島が俺の耳元で放ってる生温かくて臭い息が体に触れるたびに、臭うたびに、俺は耐えられなくなって叫んだ。
次の瞬間。薄暗い室内に何かを締め付ける様な音がする。そして、直後に響き渡る大輔の叫び。
ギュウッ!
「痛っ!」
大輔が高島に罵倒を浴びせるや否や、高橋は大輔を抱きしめてした両手をこれでもかと言うほどに絞りあげ、大輔の身体を思いっきり圧迫する。また、高橋は体育系の部活顧問ということもあってその身体は非常に筋肉質であり、その締め付けは中学生の大輔を痛めつけるには十分すぎるものだった。
「口のきき方には気をつけろ。お前は今から俺の性奴隷になったんだからな」
力任せに締め付けられ、苦しそうな表情を浮かべる大輔に向かって、高島はニヤニヤ笑みを浮かべながらそう大輔に言い渡し、抱きしめていた体勢から急に大輔を解放すると、今度は片手で大輔の両手を後ろ手にうまく抑えつけ、空いているもう一方の手で前もって用意していたと思われるビニール製の縄跳びをジャージのポッケから徐に取り出す。
そして、それを器用に大輔の腕、手首にグルグルと巻きつけると、簡単には取れない様に力をこめて縄跳びを締め上げる高島。
「あっ…離せぇ!何するんだよ!やめろぉ!…ぐぁ!ぐぅうぅ…」
いきなり両手と手首に何かを巻きつけられたかと思ったら、高島の奴に一瞬で後ろ手に縛られちまった。これじゃ、扉も満足に開けられない…つまり俺は…
「これで自由に身動き出来ないだろう?…うんぅ…んぅ…それにしてもいい匂いだ。ガキ臭くてたまらねぇよ」
両手の自由を奪われ、ますます状況が悪化して焦る大輔。そんな大輔を尻目に、高島は先ほどとは打って変わって大輔の身体をやさしく包み込むように抱きしめ、犬の様に大輔の汗で湿った頭髪をクンクンと嗅ぎまわり始める。
「やめろぉ…やめてくれ…うぅ…?…何?やめっ!おいっ!」
やがて、大輔を抱擁していた高橋の両手は、しだいにその位置を下に移動させていき、いつの間にか大輔のユニフォームの裾を掴みあげていた。
高島の奴、俺の頭の匂いを嗅ぎ始めたと思ったら、とうとうユニフォームにまで手を伸ばしてきやがった!俺は何とか抵抗しようと思って体をおもいっきり暴れさせたけど、高島はジワリジワリと俺の上着をまくし上げていく。
「ジタバタ暴れるな!両足も縛りあげるぞ!」
「くっ…」
高橋の脅しに牽制され、大輔の抵抗が一瞬弱まった瞬間。高島はニヤっと不気味に微笑み、ジリジリとまくし上げていた大輔の汗で湿ったユニフォームを、勢いまかせに乱暴に首元までいっきにまくし上げる。
「あっあぁ…」
雑巾の様にユニフォームを絞りあげられたことにより、大輔の胸元は胸の両突起が完全に露わになるくらいに開かれた。そして、高島は露わになった大輔の両乳首をつまむようにして両手で引っ張り上げると、いやらしい手付きでクリクリと大輔の乳首を弄り始めた。
「…ほぉ、良い感じに立ってるじゃねぇか」
高島はそう言いながら大輔の乳首を弄り、その淡いピンク色の未成熟な乳首をネチネチと必要に責め立て続け、そのうち大輔の両腕が使えないことを良い事に、いつの間にか大輔の正面に立ちまわる高島。
ピチャピチャ
「くっ…どこ舐めてんだよぉ…やめろぉ…はうっ!」
俺の前に急に回り込んできたと思ったら高島の奴、今度は俺の…俺の乳首を舐め始めやがった!
ピチャピチャと音を立てながら、大輔の腹部にピッタリと抱きつきいやらしい舌使いで大輔の乳首を舐める高島。その絶妙な舌使いにピクピクと身体を震えさせ、喘ぎ声に似た声を口から漏らす大輔。また、その反応を逐一観察していた高島は、不気味に微笑みながら大輔にこう言う。
「どうした?感じてるのか?」
「そ、そんな訳ねぇだろうぉ!この変態!」
舐められてうれしいんだろ?と言う様な表情で大輔を見つめる高島に、大輔は大声で反論してそれを否定する。だが、再び高島を否定させたことにより、再び高島は大輔に身勝手な制裁を加えた。
「痛っ!」
胸の突起に突然走る痛み。なんと、高島は舐めまわしていた大輔の乳首を噛みちぎらない程度の力で圧迫したのだ。これには大輔も声を出さずにはいられず、苦悶の表情を浮かべながら再び声を上げる。
「だから、口のきき方には気をつけろと言っただろう?」
大輔に制裁を加えた後、高島はそう言いながら大輔の身体を解放する。また同時に、高島の拘束がなくなったことにより、大輔はそのまま高島に膝まずく様にしてその場に力無く倒れ込んだ。
「ぐぅ…」
既に先程の部活動で体力の大半を消耗していた大輔に、これ以上高島に逆らう余力は無く、倒れ込んだ後の大輔はただ無言で顔を俯かせるだけだった。だが、そんな大輔の状態などお構いなしの高島は、ヘラヘラと笑いながら大輔の頭を鷲掴みにし、無理やり顔を上げさせる。
「ぐあっ!」
「ほれ、俺のココ見てみろよ。さっきからビンビンになっちまってるぜ」
そう言いながら高島は強引に、自身のジャージ越しにビンビンに勃起した性器を見せびらかすようにして大輔に見せつけた。しかし、当然ながら同性の性器が勃起していることに興味が無い大輔は、やはり無言でそれを見つめる。
高島のアソコは、俺の何かより全然大きかった。それだけ興奮してるってことなんだろうけど、ホントに気持ち悪い。
「……」
「なんだよ、何とか言えよ!…はぁん、だったらお前は…どうなってんのかなぁ!」
「!?」
無反応の大輔に、高島は大輔自身の性器がどうなっているか見せろと言い出し、鷲掴みにしていた大輔の頭部を乱暴に解放するや否や、今度は大輔の身体を足で突き飛ばす高島。そして、すぐさま高島は仰向けの姿勢で倒れ込んだ大輔の身体に覆いかぶさり、大輔の上着同様に汗で湿ったユニフォームの白いパンツに手を伸ばし、それを強引にズリズリと下げ始めた。
「なっ、オイっ!手を離せ!やめろ!やめろぉおおおぉ!」
大声で止めろと叫ぶ大輔。しかし、その叫びは高島を興奮させる起爆剤でしかなく、大輔が叫び声を上げるたびに、高島の勃起した性器がグングンとジャージの中で不気味に暴れまわる。
「安心しろ、スパッツは脱がさねぇよ…今はなぁ」
「くそぉ…」
大した抵抗も出来ないまま、パンツに加えてソックスとシューズを取りあげられてしまった大輔。そして、下半身に唯一残された下着代わりの紺色のスパッツが、大輔の性器の形を薄っすらと模りながらも、なんとかあと一歩というところで大輔の羞恥心を保っていた。
「なんだよ、滝中のは元気ないなぁ…どうした?」
スパッツ越しに大輔の性器を眺めながら、残念そうな口調でそういう高橋。
「…るせぇ」
「こうすれば元気になるかな?」
高橋はボソリとそう呟くと、大輔の両足をその大柄な身体で押さえつけながら大輔の上に馬乗りになり、大輔の性器をスパッツ越しに弄り始める。
「っ!今度は何を!あっ…くぅ、触るなぁ!や、やめぇ…やめろぉ…あっぅうっ」
性器を弄られ、始めはくすぐったそうにしていただけの大輔だったが、クリクリと微妙な指圧でスパッツ越しに性器を刺激され、まるでマッサージをしているかのような錯覚すら感じる高島の絶妙な手付きによって、徐々に大輔の口から漏れる声がいやらしく、甲高い喘ぎ声に変化していく。
そして、それと同時に大輔の性器もスパッツ越しではあるが、ピクピクと性的興奮を覚えたかのように反応を示しだし始めた。
自分でするより、他人に触られるのがこんなに感じるなんて…くそぉ…チクシょおぉ!
俺は自分自身の体を制御できず、いつの間にか高島の奴に…
「はぁ、はぁ…やめろぉ…やめろよぉおおぉ!…はぁあぁ…あっ、くぁあぁあぁあ!」
「おやおや?何だか膨らんできたな…滝中のアソコは正直だなぁ…」
半勃起状態の大輔の性器を勃起させるため、大輔の羞恥心を煽る様な恥ずかしい言葉をぶつける高島。やがて、次第にその一連の言葉責めの効果が出てきたのか、嫌々ながらも大輔の性器はいつの間にか肥大化し、今にも覆いかぶさっているスパッツ生地を貫きそうな程になっていた。
「お前がやったんだろぉ…くそぉ…」
「男の子のチンチンは、興奮しないと大きくならないんだぞ?つまり、お前は俺にチンチン弄られて気持ちいいって思った訳だ」
そう言って、笑顔で完全に勃起した大輔の亀頭部分をスパッツ越しに指ではじく高島。また、この時、若干だが亀頭部分を覆っているスパッツ生地は少し大輔の興奮液で湿っており、高島は指に付着した興奮汁をペロリと自身の舌で舐めとる。
「ふざけるなぁ!そんな訳…っ!さ、触るなよぉ!あっ…あぁあぁっ!」
「やっぱり気持ちいいんだな?そんないやらしく喘ぎやがって…さぁて、今度は俺を気持ちよくさせて貰おうかなぁ」
高島は満足げな表情を浮かべながらそう言うと、急に大輔の身体に跨るのを止め、その身体を解放する。また、それと同時に先程の様に大輔の頭を鷲掴みにし、状態を半ば強引に起こさせた。
「くぅうぅ…」
強引に頭部を引っ張られながら起こされ、苦悶の表情を浮かべる大輔。やがて、高島は片手で大輔の頭部を鷲掴みにしながら、今度はもう一方の手で、徐に自身のジャージから勃起した性器をむき出しにする。そして、高島は大輔にこう言い放つ。
「ほれ、咥えろ」
「なっ…ふうぅううんんんぅ!!」
一瞬、高島の奴が何を言っているのか分からなかったが、次の瞬間に強引に俺の口に押し付けられた高島の汚い大きなチンコが、俺の中に無理やりズリズリと入ってくる感触で全て分かった。
なんと、高島は取り出した自身の勃起した性器を、いきなり大輔の口元に押し付けたのだ。一方、突然のことで反応が一瞬遅れ、高島の性器が口内に侵入することを許してしまった大輔は、口内奥深くに挿入された高島のドクドクと脈打つ生温かい熱を帯びた肉棒の感触を強引に感じさせられることに。
「噛んだりしたら、お前の膨らんだチンチン切っちまうからな。やさしく舐めろよ」
「ふぅんっ!うぅんんぅうううんぅ!」
強制フェラチオで半ばパニック状態に陥る大輔。高島の言葉も完全には行き届いておらず、なんとか口内から肉棒を取り出そうと必死に鷲掴みにされた頭部をブンブンと揺らす。
「なんだよ、少しは気持ちよくさせてくれよ…ほらっ」
暴れる大輔を尻目に、高橋は自ら腰を動かしてピストン運動を始め、性器が大輔の口内から完全に飛び出さない程度のストロークで、ピチャピチャと粘着質な音を奏でながらイマラチオを大輔に強要し始めた。
「ふがぁ…ふぅんんぅ…ぶはぁっ…やめぇふぐぅうん…んぁはぁあっ!」
次から次へと、自身の口内に肉棒が注ぎ込まれる様な感触に、涙目で許しをこう大輔。だが、高島はそんな大輔の反応すら自身の性的欲求の発散要因としか考えておらず、ひたすら腰を振りつづける。
「ほらほら、どうした滝中?泣いてるヒマがあったら舌動かせ。じゃないと終わらないぞ」
「うぅん…ふぅうんんぅ…」
舌を動かせば終わる…今にも途切れそうな虚ろな意識の中、その言葉に希望を勝手に見出して反応した大輔は、今まで活動を止めていた口内の舌を動かせる範囲でデタラメに動かし始めた。
ジャプジュプジュププゥ…
大輔の舌と高島の性器が口内でぶつかり合うことにより、大輔の口元からはダラダラと唾液が大量に噴出し始め、自身の胸元と高島の性器に大量の粘着質な液体が、薄い透明な糸を引きながらドロリと流れ出す。
「そうだ、良い子だ。いいぞぉ…その調子だ…」
息を荒げ、大輔の頭を撫でまわしながらそう言う高島。
やがて、大輔にとっては永遠にも感じられる地獄の時間は、突然高橋の意思によって中断されることになった。
ジュパァァアアぁ!
大輔の口内から引き抜かれた高橋の肉棒は、見事に大輔の粘液によってコーティングされ、ダラダラと粘着質な液体を垂らし続ける。一方、大輔の方はタラタラト細長い涎の糸を口元からだらしなく垂れ流しながら、ゲホゲホとせき込みながらいつまでも口内に残る肉棒の感触を払拭しようと必死になっていた。
「ぶはぁっ!ゲホッ、ゲホッ!うぉえぇ…うぅう」
「これだけ湿らせれば大丈夫だな」
不意に小言の様にそう言う高島。また、それを聞き逃さなかった大輔はその場に凍りつく。
「…?…っ!!」
これで終わりじゃないのか?なんだよ…これだけ湿らせればいいって…
「終わりじゃないのかよぉ!オイっ!!」
せき込みながら、高島に向かってそう怒鳴りつける大輔。
「はぁ?これだけで終わらせる訳ないだろう?大体、俺イってねぇし」
あっさりと大輔にそう言い返し、再び大輔の身体に魔の手を伸ばす高橋。今度は強引に大輔をうつ伏せに寝込ませて大輔の両太ももをガッシリと掴むと、無理やり大輔の尻を競り上げて自身の方に向かせる。
「くっ…ひゃっ!何?」
もはや抵抗する体力のない大輔はビクビクと身体を震わせながら、されるがまま高島の次の行動に怯えた表情で挑む。
「行くぞ、これからが本番だ」
高橋はうつ伏せになった大輔の背中に向かってそう言うと、突き出させた尻を覆っていたスパッツを引き裂くようにしてズリ下ろす。そして、手早く両手で大輔の腰を押さえつけると、自身もその場に膝を立てて座り込み、大輔の唾液に塗れた性器を躊躇なく一気に大輔の肛門に宛がい、ギュウギュウと力任せに押しつけ始めた。
「…っ…!!!うぅあああぁあああぁ!何をぉお!おいぃ!うあぁあああぁあぁ!!」
スパッツをズリ下ろしたと思ったら、高島の奴…俺の尻にチンコ押し付けてきやがった!なんでそんなことするのかまったく意味がわからないけど、とにかく俺は大声で叫びながら身体を揺らす。
「もう遅い。ほらぁ、これで俺と一緒になれるなぁ…うれしいだろ?」
予期せぬ高島の奇行に、大輔は残った力を振り絞って抵抗するが、既に身体はこれでもかと言うほどに高島によってガッチリと押さえつけられ、まったく抵抗することが出来ない大輔。
メリッ…メリメリ…
何処からともなく急靴そうな鈍い音が鳴り響くと、高島が大輔の肛門に宛がっていた性器がズンズンと吸い込まれる様にして大輔の中に入っていく。
「うひゃ、スゲェ圧迫感だぜ…くぅう…最高にしまるなお前のケツ…うっぐぅうぅ」
「やめろぉおおおぉ!やめてくれぇええぇ!あっぐぁあぁあぁ!」
「さぁ、たくさん俺の愛を受け取ってくれよぉ、滝中ぁああぁ!!」
この日のことは絶対に忘れない…とういか忘れられない…俺はあの後、高島に結局メチャクチャに犯されて…でも、正直言うと少しだけ気持ちよかった。高島には言わなかったけど気持ちよかったんだ。だから…だから俺は、もうすぐ塀の中から出てくる高島を迎えに来たんだ…