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Secret Garden 新たな生活
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新たな生活

「模範囚の条件…拒否したらティオまで投獄されるかも…僕はどうしたら…」

キサラギから聞いた模範囚になるための条件。それは弟であるティオの性奴隷になるというものだった。

厳密には特定の看守の専属奴隷になることが模範囚になるための一つの条件なのだが、アルフレッドの場合はティオがその対象なのだ。

「ホントに最低なやつだ…卑劣でキモくて…意地悪…変態で」

長い一日が終わり、牢に戻されたアルフレッドはブツブツと呪詛の言葉を呟く。

そんなアルフレッドを心配してか、先に牢に戻されていた向かいのルミナルスが話しかける。

というよりも、実は浴槽室での一件もあったのでルミナルスは話しかけるタイミングを先程から伺っていたのだ。

「あ、あのさ…アル、さっきからどうした?」

「あ、ごめん!うるさかったよね…」

アルフレッドはハッとした表情でルミナルスに反応する。

「いや、そうじゃなくて…あの後何があったんだよ…その鞭跡とか…俺は浴槽室で気絶してたみたいで、気づいたら牢に戻されてたけど」

「…色々あって…あ、それと今日はゴメンね。浴槽室でも変なことしちゃって…」

「あ…そ、それは気にするなよ!こんな生活してたらあんなこともあるだろ…それにアルなら別に俺は…」

「ルミナ…僕もルミナとなら…あはは。すっかり変態にされちゃったよね僕ら」

二人は先程の行為を思い出し、顔を赤面させながら気まずそうに俯く。

だが、ルミナルスはそれ以上に浴槽室で別れた後のことが気になり、あらためてアルフレッドに問いかけた。

「…で、もっかい聞くけどさぁ、あの後何があったんだよ」

「…」

やがて、アルフレッドは重い口調で先程の出来事を語り始める。

そして、それを聞いたルミナルスはプルプルと身体を震わせながら激昂した。

「キサラギのやつ最低だ…クソ!アルの弟までオモチャにしやがって!しかも、弟の奴隷になれだ?イカれてるよアイツ」

「でも、僕は…模範囚になるよ…多分、それしかティオを助けられない」

怒るルミナルスに、アルフレッドは弟を助ける決意を伝える。

「アル…でも…」

「ルミナともお別れなのかな…模範囚になったら住む場所も変わるんだよね?脱走した人達しか見たことないし…」

「…模範囚は専用の檻に入れられるってギースから聞いたことがある…でも、逃げ出すぐらいだからロクでもない場所だろうけど…ホントに模範囚になるの?」

「ごめん…」

「…」

出来ればアルフレッドを引き止めたかったルミナルスだが、弟を助けたいというアルフレッドの意思を尊重し、それ以上引き止めはしなかった。

この半年、ずっと弟の様子を気にかけていたアルフレッドのことを知っていたから尚更である。

「…ルミナ…今日までありがとう…ルミナが居たから頑張れたんだ」

「アル…俺…いや、弟をちゃんと助けるんだぞ!アルは兄貴なんだからさ!それに、きっと正気に戻ってくれるって」

「うん!頑張るよ僕!」

その後、軽いこれまでの昔話を始めた二人。

いつもであれば私語のお仕置きにギースが駆けつけてくるぐらい話し込んだが、その日は何故かギースが現れることも無かった。

そして、蓄積していた疲労もあってか、いつの間にか二人は深い眠りにつく。


翌朝ー

ルミナルスが目覚めると、既に向かいの牢にアルフレッドの姿は既に無かった。

「ホントに行っちゃったんだ…んっ?」

ボソッとそう呟やくと、何者かの足音がルミナルスに迫る。



同時刻ー ドゴラ監獄局長室

「模範囚に…なります」

かつて、二度も屈辱を味わった局長室。

一度目は理不尽な判決で囚人に堕とされ、二度目は人間椅子として奉仕させられた場所。

そして、三度目となる今回もアルフレッドにとっては耐え難い屈辱を受ける場となっていた。

「ほぉ、弟の奴隷になる決心がついたか」

「…はい」

アルフレッドは全裸姿で土下座を強要され、模範囚になるためキサラギと弟ティオの目の前で屈辱的な誓をたてさせられていた。

「ククク…賢い選択だアルフレッド。なぁティオ、私の可愛い【息子】よ」

「はい…んっ…お義父様…お兄ちゃんは…はぁん…僕がぁ…はぁあああん!」

しかも、看守であるハズのティオも全裸になり、
座ったままのキサラギの股間に股がる様にして腰を振っていた。

状況的にはティオに性行させながら、その目の前でアルフレッドに弟の奴隷になる誓を立てさせていたのだ。

「ぐっ…」

見るに耐えない光景に、土下座の姿勢のまま怒りで身体を震わせるアルフレッド。

弟を守るためのハズが、その弟は目の前で洗脳された状態で犯されている。

だが、逆らい抵抗すれば弟の身が危うい。

アルフレッドはキサラギの鬼の様な所業にただ耐えるしか無かったのだ。

「さぁ、そろそろ出すぞティオ!」

「は、はいぃいいぃぃ!!!」

やがて、キサラギはティオにそう告げると、ギュッとティオの身体を抱きしめたまま小刻みに震えてそのままティオの中で果てた。

「さぁ、卑しい犬ども…ご主人様のモノを二人で綺麗にしろ」

キサラギは果てた直後にそう告げる。

それと同時に、キサラギの勃起した性器がティオから勢いよく引き抜かれ、ティオの肛門からトロトロと白濁した粘液がこぼれ落ちた。

ティオは疲労感からその場に倒れ込む様に項垂れるが、キサラギの指示に従ってヨロヨロとキサラギの股間を目指して這いつくばる。

「…ハァ…ハァ…はぁい♪今すぐに!ほら、お兄ちゃんもさっさとコッチに来てよ!」

「は、はい…」

ティオの指示に慌てて反応するアルフレッド。

その後、二人はキサラギの目の前で跪きながら、兄弟揃ってキサラギの性器を舐め掃除させられる羽目になり、キサラギが二度目の射精を終えるまで解放させることは無かった。


「お義父様ぁ…僕らのご奉仕はいかがだったでしょうか?」

「ティオは流石と言ったところだが、アルフレッドはまだ駄目だな。弟としてダメな兄をしっかり調教するんだぞ」

「はい!かしこまりました!お任せください」

「…」

キラキラ目を輝かせながら、キサラギにそう答えるティオに絶句するアルフレッド。

その後、アルフレッドは看守服に着替えたティオに連れられ局長室を後にし、ティオの部屋に向かうことになった。

その間、アルフレッドは終始無言でティオの後について行く。

局長室を出て暫くすると、無機質な監獄の様子は徐々に煌びやかな内装に変化していき、やがて豪華な装飾の施された扉の前にたどり着くと、二人はその中に入っていった。

どうやらその部屋がティオの部屋の様だ。

アルフレッドは弟が裕福な環境で暮らせている事実を確認すると、少しホッとする。


「はぁ、やっと一緒に暮らせるねお兄ちゃん♪」

「…えっ!?…あ…うん」

部屋に入るや否や、バッと振り返り不意にアルフレッドに抱きつきそう告げるティオ。

そんなティオの無邪気な反応に、一瞬かつての弟の姿を見たアルフレッドだが、淡い希望は一瞬でかき消された。

「返事は?嬉しくないの?」

そこに居たのは弟ではなく、あくまでも自分の主人になった少年だったからだー

「はい…嬉しい…です」

ティオの問いに、覇気なく答えるアルフレッド。その様子にティオは表情を曇らせる。

「ふーん。なんか全然そんな感じしないけど…さっきも何あれ?嫌そうに舐めてて…不愉快なんだけど」

「…お前…あんなのがホントに嫌じゃないのか…っ!」

思わず本音で返答するアルフレッドに、ティオは咄嗟にアルフレッドを突き放し、呆れた顔でこう告げた。

「またお仕置きされたいの?初日だから許すけど、お兄ちゃんは僕の性奴隷なんだよ?色々気をつけてよね」

「……」

再び弟の性奴隷になったことを自覚させられ落ち込むアルフレッド。そんなアルフレッドをよそに、ティオは何かを棚から取り出しそれをアルフレッドに差し出す。

「まぁいいや……それよりさぁ!お兄ちゃんの服届いてるよ!さっそく着てみてよ♪」

そう言って渡されたのは模範囚専用の囚人服だった。

ドゴラ監獄に収監されてから、一度も衣類の着用をさせてもらえなかったアルフレッド。模範囚になったことで服の支給が行われたのだ。

「え、服?そっか…模範囚になると…」

「じゃーん!可愛いでしょ!」

「なっ!…それ…」

久しぶりの服だが、ティオが嬉しそうに広げた【ソレ】はどう見てもまともな服ではなかった。

首回りは革製で首輪の様になっていて、前側には鎖を繋ぐためのリングが取り付けられている。

服本体は白縁で覆われ、青いヒラヒラとした薄いシルク生地でできていた。イメージとしては側面のないワンピースのようなデザインだ。

そして、最もアルフレッドが気になったのは背面側の生地の末端にあるビーズが数珠繋ぎで取り付けられた細長い棒の存在だ。

前側の端にも穴が空いていて、その穴に留め具としてハメるためのモノにも見える。

「はい着てみて♪……早く!」

絶句するアルフレッドに着用を促すティオ。

だが、服と呼んでいいのか分からないモノの着用方法が分からないアルフレッドは困惑する。

「これ、どうやって着れば…」

「もぉーしょうがないなぁ。僕が着せてあげるからちゃんと覚えてね」

ティオはそう言うと、慣れた手つきで囚人服をアルフレッドに着せていく。

首輪の装着までは問題なく進んだのだが、前側の生地を股間越しに引っ張り、端にあるリングのついた穴に背面側のビーズの棒を通すとー

なんと、ティオはその棒をアルフレッドの肛門にグイグイ押し当て始めたのだ。

「ひゃっ!そ、それ…入れるの!?」

「そうだよ!お尻でキュッと固定するの…柔らかい素材だから痛くないでしょ。それに…お兄ちゃんのお尻は開発済みなんだから楽勝だよ♪」

驚くアルフレッドに、ティオはそう言いながらズブズブと棒を挿入していく。

「あっ…んっ…」

ビーズの玉が一つ肛門に挿入される度に漏れるアルフレッドの喘ぎ声。

悔しいが、この半年間の生活ですっかり異物の挿入に慣れてしまったアルフレッドの肛門は、難なくビーズを飲み込んでゆき、同時にその身を駆け巡る快感に身を震えさせる。

「んっ…はぁぁあああぁん!」

ティオは可愛らしい兄の反応に興奮しながら、
ゆっくりと挿入を続け、やがて全てのビーズがアルフレッドの肛門に吸い込まれることでやっと着替えは完了した。

そう、この服は留め具としての役割を肛門にさせる、責め具も兼ねた卑猥な囚人服だったのだ。

「あっ…あぁ…」

「終わったよお兄ちゃん?どう、着心地は?お尻気持ちいいでしょ?」

ティオはニヤニヤしながら悶えるアルフレッドを意地悪く言葉責めする。

「はうぅ…うぅ…恥ずかしぃよぉ…」

モジモジしながら股間を手で覆い隠すアルフレッドを見て、ティオは更に追い討ちをかける。

「あれれ?なんか前側ギンギンだね〜。お兄ちゃんの変態♪」

弟であるティオにオモチャにされ、繰り返される言葉責めに恥ずかしで身を震わせるアルフレッド。

それに連動して布の上に浮かび上がった性器のシルエットがぴくぴくと反応する。

「うぅ…」

「さてと…着替えも終わったし、そろそろ行こっか」

着替え終わるや否や、再び何処かにアルフレッドを連れ出そうとするティオ。

「ど、どこに…」

全裸の時よりも恥ずかしい格好にされ、冗談じゃないと言った顔をするアルフレッド。

ティオはそんな兄の反応すらも楽しんでいるのか、上機嫌で行き先を伝える。

「ふふ、模範囚の顔見せパーティだよ♪まぁ、今回の追加模範囚はお兄ちゃんだけなハズだけど」

「…パーティ…」

かつて、歓迎会と称して大勢の前でキサラギに責められた思い出が蘇り、顔を引き攣らせるアルフレッド。

「さぁ、これ履いて裸足も卒業だよ」

今度はヒールを取り出すと、それをアルフレッドに履かせるティオ。

「これ、歩きにくいよぉ」

無論、ヒールなど履いたことがないアルフレッドは歩くのも四苦八苦することに。これも責めの一環で、歩行速度を意図的に落とす目的で模範囚に履かせるものだ。

そして、もとから拒否権などないアルフレッドは、否応なしにティオに連れられパーティの会場へ向かうことにー

「お兄ちゃん!もっと早く歩けないの?鞭で叩くよ」

「だってこれ…歩きにくいし…お尻も気になって…あっ…」

なんとか勃起は抑えたアルフレッドだが、慣れないヒールでの移動に加え、道中もティオに弄ばれながら二人は会場に向かった。

「さぁ、着いたよお兄ちゃん」

「…!」

やがてパーティ会場にたどり着くと、そこは大きな広間になっており、豪華な装飾が施された内装と、複数並べられたテーブルには見たこともない豪華な食事が並んでいた。

そして、会場内にはアルフレッドの見知った看守達や、自分と同じ服を着た模範囚達が給仕や調教をされている姿も目に入る。

アルフレッドはティオに先導されるままその中を進む最中、聞き覚えのある声に呼び止められた。

「あら、アルフレッドじゃない。トントン拍子で模範囚なんて凄いわね」

声の主はギースだった。だが、それよりも衝撃的な情報が振り向いたアルフレッドの視界に入る…

「ギース様…っ!?え…ルミナ!?」

そこにはなんと、アルフレッド同様に模範囚の服を着たルミナルスの姿があったのだ。

昨日、別れを告げたルミナルスの姿を見つけたアルフレッドは思わず駆け寄ろうとするのだがー

それを遮るようにティオが物凄い剣幕でギースに食ってかかる。

「ギース先輩!どういうことですか?なんでソイツが…ルミナルスが居るんですか!?」

「あら、どうしたのティオ?そんなに怒って?この子は私の模範囚よ。まぁ、急な話だったから貴方は知らなかったでしょうけど」

「なっ…そんな…」

アルフレッドとルミナルスの関係をよく思っていなかったティオは、ギースからルミナルスが模範囚になったと告げられ絶句する。

そして、ルミナルスと話したさそうにしているアルフレッドを強引に連れてその場を離れた。

一部始終を見ていたルミナルスも心配そうにアルフレッドを見つめている。逆にギースはその光景をニヤニヤと笑みを浮かべながら静観していた。

「くっ!やっとお兄ちゃんから離せたのに…お義父様は何をお考えなんだ…」

「痛いよ!どうしてそんなに怒ってるの?」

「うるさい!僕はお兄ちゃんのために怒ってるんだ!いいか、アイツとちょっとでも会話したらお仕置きするからね!」

アルフレッドの手を握り、ギース達とは反対方向に移動するティオ。

「そ、そんな…」

アルフレッドはどんどん小さくなっていくルミナルスの姿を何度も振り返りながら見つめていた。

そして、いよいよパーティが始まる…

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