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Secret Garden 消えた先輩の行方 ※番外編
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消えた先輩の行方 ※番外編

下記作品の番外編になります。

未読の方は是非コチラも!







タカシ先輩が犯されている画像が送られてきて、僕は一晩中悩んだ末にメッセージに記載されていた【学校見学】に行くことにした。


だって、大好きな先輩がメチャクチャにされている画像を送り付けられてきて放っておける訳がないからだ。


メッセージを返信すると、輪島って名前の現役生が仲介すると言って指定日にその学校に向かうことになった僕。



(タカシ先輩大丈夫かな…)



隆が凌辱されている画像は輪島と名乗る学生が梨央に送ったものであり、隆はどうやら陸上部のOBではなく進学先の学校で現役生に凌辱されていたようだった。


そして、輪島の紹介で学校を訪れた梨央。


そこはスポーツ分野に秀でた私立の有名な進学校でもあり、梨央も名前ぐらいは聞いたことがある超有名校だった。


有名なスポーツ選手も数多く輩出しており、その学校に入学できればある程度は将来が保証されているとも言われている。


だが、郊外にある全寮制のその学校はまるで外界から隔離されているような環境下にあり、校舎は分厚い壁に覆われていて中を覗くことすら叶わない刑務所のような場所だった。


学校へのアクセスも駅から出ている直通の送迎バスのみで、たどり着くにも一苦労である。



「有名校なのになんでこんな山奥にあるんだよ…はぁ、それにしても中が全然見えないや…ホントに刑務所みたいだな。えっと、どっから中に入ればいいんだ…」



校舎の前で送迎バスを降りた梨央だが、正門らしき入り口は固く閉ざされていた。


そんな時、正門横にある守衛室を見つけた梨央はそこに足を運び、学校見学でやってきた旨を受付の守衛に伝える。



「あ、あの、学校見学で●校から来た宮下です」


「はいはい。えっと宮下くんね…ちょっと待ってね。……あぁ…陸上部から連絡が来てるよ。それじゃ書類に―」



守衛は梨央の訪問予定を確認し、何やら内線で電話を掛けながら簡単な書式の書類に氏名などを記入させた。


それから程なくして梨央が書類を書き終えると、守衛は正門の横にある小さな入り口から梨央を学校の敷地内に案内する。


そして、その入り口からようやく校内に入った瞬間に何者かに声をかけられる梨央。



「…君が宮下くん?」


「っ!?」



声をかけてきたその人物は濃紺の上下ジャージ姿の爽やかな印象の青年であり、ニコニコと愛想よく梨央を見つめながらほほ笑んでいた。


背丈や体格は隆や梨央よりも全然大きく、既に身体は成人男性のそのものである。


そんな青年に梨央は緊張気味に慌てて返事をした。



「えっ、あ…はい…そうですけど…」


「やっぱり! 写真で見たより全然可愛いね」



青年は梨央の正体を確認すると、馴れ馴れしく梨央に近づいてきてその頭を可愛いいと言いながら優しく撫でる。


梨央はそんな青年の対応に困惑しながらも、メッセージの送り主なのかと尋ね返した。



「えっと、あの、アナタが連絡をくれて輪島さんですか?」


「そうだよ。俺が輪島だ…【輪島 忠(わじま ただし)】。ここの三年生だよ」


(コイツが輪島…)



画像を送ってきた人だからヤバい人かと思ってたけど、見た目だけなら輪島って人は良い人そうだった。


でも、あんな画像を送って来た人に変わりはない。


僕は少し警戒しながら輪島にタカシ先輩のことについて尋ねた。



「あの輪島…さん。た、たか…いえ、北沢先輩は…」



青年の正体が輪島と分かるや否や、単刀直入に隆のコトについて尋ねる梨央。


送られてきた画像のことや、久しく会っていない隆の安否が心配で仕方がなかったのだ。


すると、輪島は焦るなと言って梨央に学校案内を始めようとする。



「そう焦らないでよ。後でちゃんと合わせてあげるからさ……さて、まずは校内見学といこうか」


「えっ、でも見学なんて…」


「先輩がどんな場所で学んでいるのか知りたくないのかい?」


「いや、でもあの写真―」


「それは後でね。さぁ、こっちだよ」



隆のことを尋ねようとする梨央の言葉を遮り、勝手に校内見学の案内を始めてしまう輪島。


梨央は手掛かりが輪島しかない以上、渋々ながらもそれに付き合うことにする。



(なんだよ…見学なんてどうでもいいのに…早くタカシ先輩に会いたい)



その後、僕は輪島に言われるまま強引に学校内を連れられて見学することになった。


校内は全体がスポーツ施設のような内装で、中を歩いている最中にも色々な練習着を着た人達とすれ違う。


何処に視線を向けてもそんな感じで、そこはまさに噂通りスポーツに特化した学校だった。


ちなみにこの学校見学は推薦にも絡んだ見学らしく、一定の能力があればスポーツ推薦で優遇してくれるらしい。


実力があるタカシ先輩なら余裕かもしれないけど、僕には到底縁のない制度だった。


それに今日は学校見学に来た訳じゃ無い。


僕はタカシ先輩に会いに来たんだ。



(ここにタカシ先輩が…今もどこかで…)



とても画像のようなコトが起きている雰囲気は感じられなかったが、校内のドコかに隆が居るのは確かだった。


やがて痺れを切らした梨央は隆の行方について改めて輪島に尋ねる。


梨央にしてみれば学校見学などに興味はなく、一秒でも早く隆の安否を確認したかったのだ。



「あの、もう見学はいいんで…そろそろ北沢先輩に会わせてくれませんか?」


「はぁ、またその話かい? まだまだ時間はあるんだからゆっくり―」



輪島はニコニコ笑みを浮かべながらも、梨央の要望をやんわりと受け流そうとする。


そんな輪島の態度に梨央も流石に感情をあらわにした。



「ぼ、僕は北沢先輩に会いに来たんです! それに僕の実力じゃココのスポーツ推薦なんて…」


「そんなことはないよ。宮下くんなら絶対に推薦受かるって…こんなに可愛いんだからさぁ」


「えっ?」



学校見学に興味なく、そもそも自分の身の丈にあった場所ではないことを輪島に告げる梨央だが、そんな梨央に輪島は馴れ馴れしく頬にそっと手を触れながら、どういう訳か梨央の容姿を褒め始める。


梨央はそんな気味の悪い輪島の手を咄嗟に跳ねのけ、キッと輪島を睨みながら拒絶した。



「や、やめてください!」


「…ふん、そんなにアレに会いたいならスグに会わせてあげるよ。その前にユニに着替えて貰うけどね。持って来たよねユニフォーム?」


「えっ、あ…はい」



梨央に拒絶されたことで、ここまで愛想が良かった輪島の表情や態度が少し硬くなる。


加えて隆に会いたければ持参した陸上部のユニフォームに着替えろと指示を出す。


ユニフォームは事前に見学に際して輪島が梨央に持参するように指示をしており、梨央は素直にそれに従ってユニフォームを持ってきていたのだ。


それから二人は陸上部専用の更衣室に移動し、そこでユニフォームに着替えることになった梨央。



「さぁ、どこでも空いてるロッカーを使っていいよ」


「は、はぁ…」


(ってか、なんでユニフォームに…僕にも何かする気なのか?)



ふと、ユニ姿で犯されていた先輩の姿が脳裏に浮かんだ。


僕は内心ではユニフォームを持ってこいと指示された時から、なんとなく僕も犯されるんじゃないかと思っていた。


別に犯されたい訳じゃないけど、ユニ姿で犯されている先輩の顔がトロンとしていて気持ちよさそうにも見えてたんだ。


そんなイケナイことを考えていたら、なんだか股間がムズムズしてきてしまう。



「っ!?」


(こんな時に何を想像してるんだ僕は! ここには先輩を助けに来たって言うのに…しっかりしないと…)



自信も隆同様にユニフォーム姿で犯されることを想像して少し興奮してしまう梨央。


陸上部に入部して以降、梨央は妙なルールや隆との肉体関係を経て妙なフェチズムに目覚めていた。


また、本人は自覚していないがどちらかといえば梨央はマゾ寄りの体質だったのも要因の一つになっている。


梨央は必死に淫らな考えを振り払いながら、制服を脱いで持参した陸上部のユニフォームに袖を通す。



「…ねぇ、そのユニ特注なんでしょ? 身体のラインがしっかり出ててよく似合ってるよ梨央くん」


「……」



着替えの最中、ジッと梨央の身体を舐めまわすように凝視する輪島。


梨央はそんな輪島の視線に少し恥じらいを感じながら、手早く着替えを進めていく。



(なんだよコイツ…ジロジロ見やがって…)



それから程なくしてユニフォームへの着替えを済ませた梨央は、再び輪島に案内されて更衣室の奥に進む。



「さて、いよいよご対面だ…フフ、23号が梨央くんのコトを知ったらどんな顔をするかな」


「…?」



梨央は輪島の言っているコトが理解できず首を傾げながらも、待ちに待った隆との再会に緊張してゴクリと唾を飲み込んだ。


更衣室は隣にあるシャワー室と繋がっており、輪島はシャワー室に繋がるドアを開けて中に梨央を招き入れる。


すると、シャワー室の奥の壁際に見なれたユニフォームを着た何者かが壁に寄りかかりながら項垂れていた。



「っ!?」



それは間違いなくタカシ先輩の姿だった。


僕は足早にタカシ先輩の元に駆け寄ったけど、よくよく近づいてみるとタカシ先輩はとんでもない姿でその場に【拘束】されていたんだ。



「っ!?…ひ、酷い…こんな…」



駆け寄った先で隆の姿を見て思わず絶句する梨央。


そこにはユニフォーム姿で全身をべっとりとザーメン塗れにされて項垂れている隆の姿があり、その両手は天井から伸びる鎖付きの手枷によって繋がれていた。


その場は隆を中心にして強烈なオスの臭いが漂っており、その独特の臭いに思わず梨央は鼻先を手で摘む。


また、隆の首には金属の首輪が装着されており、その首輪には【肉便器23号】と記載されたプラカードがぶら下がっていた。



「多少は出来るヤツだったけど、ここではあの程度の実力でやっていくのは厳しいからね。というか、そもそも初めから肉便器候補だった訳だし」


「!? に、肉便器って…」



状況が理解できずに絶句している梨央に涼しい顔をしたままシレっととんでもないことを口にする輪島。


そんな輪島の態度に苛立った梨央はギッと鋭い視線で隣にいる輪島を先程以上に怒りの籠った眼差しで睨みつける。


そして、輪島は怒りの形相で自身を睨む梨央を尻目に今度は隆の状況についての説明をその場で始めた。



「あれ、話してなかったっけ? この学校には【肉便器推薦】ってのがあるんだけど、23号はその候補なんだ。肉便器っていうのは性処理専門の学生のコトで、各部活でそれぞれ年に1~2枠あってね。いやいや、優秀なアスリートを生み出すには優秀で上質な肉便器も必要なんだよ。無論、普段は普通の学生としても過ごせるよ。ただ、部活のある日はああやって繋いで性処理用の肉便器として部員達に提供されるんだ…今日も練習前から既に使用済みで酷い悪臭だなぁ」


「そ、そんな! どうして先輩がそんな…」



輪島の説明は意味不明だった。


仮に自分から肉便器になりたいって言う変態がいるなら別にいいけど、タカシ先輩はそんなキャラじゃない。


僕はどうしてタカシ先輩が肉便器なのかと輪島に詰め寄った。


すると輪島がそれに答えようとした瞬間、聞きなれた声が耳に届く。



「いや、それは―」


「梨央…梨央なのか!? なんでお前…こんな…」


「タカシ先輩…」



そこに居るハズのない梨央の姿を見つけ、呆然とした表情でジャラジャラと手枷の鎖の金属音を鳴らしながらその場に立ち上がる隆。


部員の性処理でドロドロになった身体はヌルヌルと妖しく輝き、その見るに堪えない状態に思わず梨央は視線を逸らす。



「23号。梨央くんもちょっと早いけど肉便器推薦に興味があるんだってさぁ…今日は体験入学に来てくれたんだよ」


「なっ!?」



梨央を見つめながら困惑する隆に笑顔でそう告げる輪島。


それを聞いた隆の表情は一瞬でこわばり、そのまま輪島に襲い掛かろうとする。


だが、手枷の鎖がそれを阻害して輪島の手前で腕を振り上げたまま止まってしまう隆の身体。



「ぐぅぅ! 輪島ぁ!! お前が梨央を…ぐっ! どうして! どうして梨央を!」



ガチャガチャと鎖の音を鳴らしながら輪島を怒鳴る隆。


23号という首にぶら下がっているプレートに記載された番号で輪島に呼ばれる隆は、スグに梨央を呼び出したのが輪島であることを察したのだ。


そんな隆に対し、輪島は勢いよく眼前にある隆の頭を鷲掴みにして恫喝し始めた。



「おい、便器が偉そうにしてんじゃねぇぞ。輪島様…だろ? また太いのケツ穴にねじ込むぞマゾ野郎!」


「うぐぅ…離せぇ…うぅ」


「や、やめてください!」



乱暴にタカシ先輩を扱う輪島。


僕は思わずそれを止めに入り、輪島に状況の説明を求める。


だって、タカシ先輩が自分からこんなコトを望む訳がないからだ。



「これはどういうことなんですか!? なんでこんな…さっきから肉便器とかって…訳わかんないですよ!」


「えっ? 梨央くんって23号と同じ学校でしょ? 今日も色々分かってて来てると思ってたんだけどなぁ…先輩の姿が羨ましくて来てくれたんでしょ? 自分もユニ姿でドロドロにされたいって…だって、股間勃起してるもんね梨央くん。もうランパンがビンビンじゃん…23号の姿みて興奮してるんでしょ? 自分も便器にされたいってさ…ククク」


「っ!?」



詰めよる梨央に首を傾げながら、梨央の股間の膨らみを見て勃起しているコトを笑顔で指摘する輪島。


その指摘に梨央は慌てて自身の股間に視線を向ける。


すると、輪島の指摘するように確かに梨央の股間はランパン越しに盛り上がっていた。



「っ!? これは…違います!」



僕はいつの間にか勃起してしまっていた。


先輩は酷い目にあっている姿を見て勃起してしまったのだろうか?


とにかくこんな時に興奮してしまうなんて最低最悪だ。



「うぅ…くぅ…」


(僕はこんな状況で…うぅ)



肉便器として扱われる隆の姿を見て潜在的なマゾ心が刺激されていた梨央。


必死に自身の勃起を否定する梨央だが、輪島の指摘通り拘束されながらユニフォーム姿でドロドロにザーメンで汚されていた隆の姿に興奮していたのだ。


その姿はまるで半年前に陸上部の罰ゲームで部員の性処理をさせられていた自分の姿そのモノであり、隆の身を心配しながらも内なるマゾが無意識に疼いてしまっていた。


そんな梨央の心を見透かしていた輪島は梨央の手を掴んで無理やり引っ張る。



「っあぁ! 何をぉ!」


「違うかどうかはスグはっきりするでしょ、さぁ…体験肉便器になってみようか」



輪島は梨央を隆と同じように肉便器にしようと考えており、隆の隣のスペースにあった拘束器具で梨央を拘束しようとする。


そんな輪島を隆は止めようとするのだが、そんな隆に怒鳴り声を上げて黙らせる輪島。



「梨央を放せ! そいつはまだ一年だぞ!」


「るせぇよ! お前はもうウチの肉便器で内定してんだよ…それとも辞退するのか? どうなんだよ? ここで這い上がるんだろお前は?」


「くっ…それは……でも梨央は…」



隆は輪島に何か弱みでも握られているのか、内定を辞退するのかと尋ねられて黙り込んでしまう。


そして、そのまま梨央の両手にも隆と同様に金属の手枷が装着されてしまう。



「やぁ…うぅ…やめてぇ…」


「あのさ、嫌がってる割には梨央くん…手枷ハメた瞬間に股間がヒクついてたよ? あぁ、早く素直なマゾ梨央くんが見たいなぁ」


「くぅ…うぅ…」



抵抗しながらも内心では興奮していることを再び指摘されて身体をビクンと震わせる梨央。


この時、輪島の言う通り梨央はこの状況に興奮していたのだ。



(僕は…こんなことされて興奮してるのか…なんでこんな…うぅ…)



僕はそのまま鎖で拘束されてしまい、首にも先輩と同じプラカードが付いた首輪を取り付けられてしまう。


そのプラカードには【体験便器】と記載してあり、屈辱的に感じながらもまた興奮していた僕。


その後、輪島は繋がれている僕をニヤニヤ見つめてきて、僕は恥ずかし過ぎてその場にしゃがみ込んで勃起してる股間を隠した。



「おっと、それじゃ俺はまだ練習あるから…後でいっぱい使ってあげるからね。あーそうそう、君はまだ一年生だから今日は俺専用にしてあげるから安心して♪」


「ちょ、えっ…専用って…待ってください!」



輪島は梨央を自分専用にすると告げると、そのまま練習に参加すると言ってシャワー室から直通の練習場に向かって出て行ってしまう。


梨央は必死に輪島の背中に向かって叫ぶが、やがて輪島の気配は完全にその場から消失。


その後、シャワー室に隆と二人っきりになった梨央。


程なくして先に口を開いたのは隆であり、申し訳なさそうな口調で梨央に話しかけてくる。



「…巻き込んでスマン。あいつら俺のスマホを勝手に覗き見して…お前に連絡を…」


「タカシ先輩…」



隆のスマホを没収した輪島は無理やりロックを解除させ、のぞき見したスマホを見て梨央の存在を把握。


そして、スマホに残っていたメッセージなどから二人が付き合っていることにも気がついており、隆が肉便器として酷使されている画像を送れば梨央を誘い出せると踏んだのだ。


また、梨央が呼び出されたのはその容姿も理由であり、輪島は梨央の可愛らしい顔が気に入って我が物にしようとも考えていた。



「…いえ、気にしないでください…その、僕も先輩を助けにきたハズなのに…捕まってこんな……そうだ、それよりもタカシ先輩はずっとここに監禁されてたんですか?」


「あぁ…内定が出てからずっと住み込みで体験入学さえられて…毎日ここに繋がれて輪島達に…でも、自分で決めたコトだからいいんだ」


「えっ?」



ずっと監禁されているのかという問いに授業以外の時間はずっと肉便器として奉仕していることを明かす隆。


また、肉便器になったのは自分の意思であると梨央に伝える。


それを聞いた梨央は驚きながらもまだ納得していない様子であり、隆に事の経緯を尋ね返す。



「じ、自分でって、先輩は自分から…その…志願したんですか?」


「そうだ…ウチ…貧乏だから…肉便器入学は学費が免除されるんだ。だから俺みたいなヤツに声がかかるんだって…」



隆の口から明かされる事実。


それは生活苦により学費免除の恩恵がある肉便器入学というとんでもない手段を選んだことが語られる。



「っ!? だ、だからってこんな学校に進学しなくても…それに肉便器なんて…普通に―」



先輩がそんなにお金に困ってるなんて全然知らなかった。


まさか学費のために肉便器になるなんて…


思えば僕とタカシ先輩の付き合いは部活だけで、普段から付き合いがある訳じゃない。


それでも、先輩の能力があればワザワザこんなことをしなくてもいいじゃないかと思う。


奨学金の制度だってあったり、特待生で学費免除なんかも聞いたことがある。


だけど、それを伝えた瞬間に怒り出してしまうタカシ先輩。



「普通ってなんだよ!…無理なんだよ。ウチの部活が大会の優勝実績もないのはお前も知ってるだろ? それに自分が無能なのはスグに分かった。遠巻きにアイツ等の練習みてたけど、悔しいけど今の俺じゃ歯が立たないんだ。…だから中途半端な俺みたいな貧乏人が陸上で上を目指すにはこれしか…それに、肉便器も一年我慢すれば正規部員に格上げしてもらえるんだ。そしたら、この設備の整った環境でもしかしたら二年からもっと上を目指せるかもしれないだろ」


「っ…」



梨央達が通っている学校は隆が指摘する通り実績もなく、隆自身も輪島達の走りを見てすっかり自信を失っていた。


また、肉便器として過ごすのは一年間だけであり、二年次からは最高峰の教育環境で自分の能力を磨けることに隆は希望を抱いていたのだ。


こうして学費の工面のことや、自分の夢を叶えるためには肉便器になるしかなかったと項垂れながら震えた声で梨央に告白する隆。


それを聞いた梨央は反論できずに黙り込んでしまい、一気に場の雰囲気は悪化して沈黙してしまう二人。



「……」


「……」



もっと前から相談してくれればどうにかなったのだろうか?


いや、今の僕には先輩を助けてあげられる力はない。


そもそも先輩がそこまで陸上に入れ込んでいたことも僕は知らなかった。


今思えば、いつも個人練習で最後まで部室に残っていたのはそういうことでもあったんだろう。


学費が免除され、設備の整った環境で陸上を続けるにはこれしかないと言われても仕方がなかった。



(…エッチのことばかりで僕は何も…最低じゃないか…でも、このままじゃタカシ先輩を説得できない。どうすればいいんだ…)



当初は凌辱されていた隆を連れ出そうと考えていた梨央だが、説得する方法が思いつかずに思い悩む。


そんな最中、沈黙に包まれていたシャワー室の外がガヤガヤと騒がしくなってくる。


どうやら練習を終えた陸上部の部員達が汗を流しにシャワー室に向かっている様子だった。



「っ!?」


(まさかもう…)



やがて15人程度の黒いユニフォーム姿の部員がシャワー室に到着すると、部員達はシャワーを浴びずに梨央達の周りを囲い始めた。


そして、部員達の中でもひときわ体格の大きい学生が梨央の元に歩み寄る。



「輪島のヤツが練習を早めに切り上げた理由はこれか…可愛い肉便器が設置してあるじゃねぇか。んーいいねぇ」


「と、藤堂先輩、それは輪島先輩の専用で…」


「あぁん? …んだよぉ、自分だけ新しい便器仕入れやがって」



ぞろぞろシャワー室に入って来た男達。


来ている服装から僕はそいつらが陸上部員だとスグに分かった。


特に僕のコトをジロジロ間近で見てくる藤堂って呼ばれたヤツはデブで臭くて最悪だ。



藤堂と呼ばれる大柄の学生は、梨央が輪島のものだと後輩部員に指摘されて残念がると、その隣に繋がれている隆の方に移動する。



「それじゃいつも通り23号で楽しませてもらおうか。へへ、イイ感じに練習前に与えたザーメンがユニに染み込んでるじゃねぇか。俺達の優秀なDNAたっぷりのエリートザーメン漬けにされてお前も嬉しいだろ23号? 寝込んだ22号の分もたっぷり口マンコとケツマンコで奉仕してもらうからな」


「ぐっ!?」


「先輩!! っ!? うぐぅ…」



藤堂ってヤツや大勢の部員達が繋がれたタカシ先輩に襲い掛かる最中、誰かが僕のアゴを掴んで無理やり正面を向かせてくる。


すると僕の目の前にはニヤついた顔の輪島の顔があった。



「お待たせ梨央くん。俺達が練習中にいっぱい23号とお話できたでしょ? さぁ、今度は俺をいっぱい楽しませてもらおうかな…早く梨央くんを食べたくて練習切り上げちゃったよ」


「やぁ…っ!? ふぅ…んふぅ…やめぇ!…んちゅ…」



嫌がる梨央の口元に強引に舌をねじ込んでくる輪島。


それを拒む梨央だが、グチョグチョと口内を輪島の舌で蹂躙される羽目になってしまう。


やがて梨央の口元を唾液でベトベトに汚した輪島は顔を離し、今度は梨央の着ている陸上部のユニフォームのことについて話し始める。



「それにしても●校のユニは相変わらずドすけべなデザインだなぁ。これ実はAV撮影用の特注品だって知ってる梨央くん?」


「んっ! うぅ…え、AV?」



輪島のヤツは僕の両方の乳首を両指で弄りながら、ウチの陸上部のユニフォームがAV撮影用だとか言い始めた。


そして、ウチの陸上部についてとんでもないことを言い出す。



「あれ? 知らなかったの? 梨央くんとこの陸上部顧問って有名なゲイビ監督なんだよ? 陸上部隠し撮りシリーズとかも裏で売ってるみたいだし。…まぁ、5年ぐらい寝かせてから売ってるから梨央くんのはまだ見れないけどね…でも、今日は生で梨央くん犯せるから全然いいけど」


「そんなぁ…んぁ…っあぁ!!」



輪島の口から語られた衝撃の事実。


実は梨央が所属していた陸上部の顧問は元ゲイビデオ監督だったのだ。


しかも、高額のユニフォームもスポーツメーカーで制作されたものではなく、アダルトビデオの撮影用に制作されたコスプレ衣装だった。


裏地などがなくタイトでツルツルした薄生地も着用者に性的な興奮を与えやすくするのが目的であり、部員達は顧問に騙されていたのだ。


そして、部室に仕掛けられた隠しカメラで部員達の様子を盗撮していた顧問はそれを編集して裏で利益を得ており、ゲイビ監督の潜入や裏ビデオ販売から何もかもが仕組まれたモノだった。


梨央達は端から【未来の肉便器候補】として飼育されていたのだ。



「君たちの学校はウチのファームでね。ウチからの支援がなければ経営もガタガタのダメダメ私立学校って訳さ。それで出資の見返りにいい感じの肉便器を各部活から出荷してもらうってシステムなんだ」


「そ、そんなこと…」


「嘘じゃないよ。23号も来年度の出荷分で差し出された肉便器だからね。それに色々と面談して双方納得した結果だよ? 梨央くんが口を出すことじゃないよね」



もう僕は何がなんだか訳が分からない。


でも、確かにウチの陸上部…というか学校は変だった。


部活でのセクハラ行為なんて当然みたいな感じだし、ユニフォームの脅迫の件もそうだ。


輪島がさっきから言ってることも全部本当のことなのかもしれない。



「さぁ、たっぷりほぐしてから入れてあげるね…ユニは着たままでいいよね? そっちの方が興奮するからさ! 梨央くんもユニエッチすきだろ…この背徳感がクセになるんだよねぇ」


「っあぁ! やめぇ…うぅ!」



両手をバンザイの姿勢になるように片手で輪島に持ち上げられ、空いた片方の手で乳首をユニフォームの上から弄りながら接吻される梨央。


抵抗を試みるも腕力では年上の輪島には歯が立たず、一方的に弄ばれてしまう。


加えて嫌だと思いながらも梨央の股間はビクビクと疼き、刺激を求めてランパンの股間に大きなテントが出来上がっていた。



「あっああぁ!! んぁあぁあぁ!!」


(ダメだぁ…抵抗できないぃ…こんなヤツに僕は…)


「り、梨央ぉ…うぐぅ…うぅ!」



輪島に蹂躙されていく梨央の姿を横目で見ていた隆。


自身も藤堂をはじめとした大勢の部員達に身体をまさぐられながらも、声を荒げて輪島を制止する。



「や、やめろ! 梨央は関係ない―んぐぅ!」


「おい、よそ見してんじゃねぇぞ23号。しっかり先輩のおチンポ様をしゃぶれ…んっ…おぉ…そうだぁそうだぁ…いいぞぉ」


「ふぐぅ! んぐぅぅう!ふぅうぅぅう!!」



藤堂は怒鳴る隆を力づくで跪かせると、無理やりその口内に自身のそそり立った男根を挿入して頭を鷲掴みにしながらイラマチオを楽しむ。


こうして二人はそれぞれ陸上部達の肉便器として性奉仕をさせられることになってしまう。



「んっ! んぁあぁぁ!! やめぇ…んちゅ…やぁ…んっ!」



僕は両手を片手でホールドされたまま体を壁際に押し付けられ、乳首や股間を輪島に刺激されながらキスを強要される。


こんなヤツとエッチなんてしたくないのに、僕はつい喘ぎ声を上げて股間をヒクつかせてしまう。



輪島を拒絶しながらも、吹き出した汗でユニフォームを湿らせながら股間の先にガマン汁で染みを作ってしまう梨央。


そんな梨央のマゾ反応を楽しみながら、輪島は隣で隆を大勢の部員達と共に凌辱している藤堂に声をかける。



「なぁ藤堂。俺とお前、どっちが先に肉便器をイかせられるか競争しないか?」


「おぉ、いいなそれ! おい、23号の口をフリーにしてやるから誰か肉棒差し込め!」



輪島からの提案に藤堂は賛成し、その場で始まる射精レース。


輪島と藤堂はそれぞれ二人の背後に回り込むと、無理やり梨央と隆を前屈姿勢にさせて肛門を突き出す様な恰好にさせると、自らのランパンをズリ下ろして勃起した性器を露出。


外気に晒されたソレは既に大人のモノであり、グロテスクな野太い男根が二人の穿いていたランパンの隙にねじ込むようにして押し当てられる。



「やだぁ! やめろぉぉぉ!! 離せぇっ!? んぐぅ…ああぁあぁあぁ!!」



身体をバタつかせて抵抗する梨央だが、相変わらず腕力で輪島には全く叶わずに肛門に無理やり性器をズブリと挿入されてしまう。


一方の隆は複数人の部員に身体を押さえつけられ、一人の部員の性器を咥えさせられた状態で藤堂に背後からズンっと勢いよく性器を挿入されていた。


梨央の身を案じて叫ぼうにも口内は男根で塞がれ、喉元まで押し込まれる部員の性器。


それに合わせて肛門に挿入された藤堂のモノは陸上の中で一番立派な男根であり、犯され慣れている隆でも苦痛は免れない様子だった。



「梨央ぉ…んぐぅ! ふんぐぅぅうぅ!! っんぐぅ!! ふぅぅぅううううぅ!! んふぅうぅぅうううう!!」



それから僕とタカシ先輩はユニ姿のまま輪島達に犯され続けた。


特にタカシ先輩は一度に何人も相手にさせられ、僕よりも酷い状況で部員達に犯されていたと思う。


でも、僕は輪島がズンズン中を突いてくる刺激でタカシ先輩の状況を確認する余裕は全くなかった。



「んっ! んぁあぁ!! んぁあぁあぁ…あぁあぁ! はぁあぁあんぁぁ!!」


(いやだぁ…でもぉ…気持ぃい…そんなこと考えたらダメなのにぃ…)



この時、梨央は輪島のモノに突かれながら快感を感じ始めていた。


それは隆のモノよりも一回り長く太く、容赦なく乱暴に腸壁内をかき混ぜられた刺激で口から涎を垂らし始める梨央。


ダメだと思いながらも、輪島から与えらえる快楽に抗えずに徐々に意識が蝕まれていく。



(先輩のより太いぃ…んぐぅ…中がゴリュゴリュされてぇ…あぁああぁ!!)



こうしてヤリ部屋と化したシャワー室。


室内には梨央の淫らな喘ぎ声と、一定の間隔で鳴り響く肌が重なり合う音が響く。


そして、時折オスのくぐもった声と共に粘着質な音も漏れていた。


それは隆を見ヌキしていた部員達が射精した音であり、ビュルビュルと濃厚な白濁液が既にオス汁がたっぷり染み込んでいる隆のユニフォームに重ね掛けされていく。



「あっ! んぁあぁあぁ!! ああぁあぁ!! そこぉ!んぁあぁあぁあああぁ!!」


「いい鳴き声だねぇ梨央くん。俺のチンポは23号のより気持ちイイだろう? もうチンポの先がガマン汁でベトベトなんじゃないか?」



ぐっと身体を押し付けた状態のまま梨央の背後でそう囁く輪島。


梨央はそれを否定するが、輪島はその瞬間に片手を梨央の股間に伸ばす。



「そんなぁ…ことぉ…んぁあぁ!!」


「ほら、もうこんなにグチョグチョじゃないか…ガマン汁でべっとり…嘘はダメだよ!」


「っあぁあぁ!!」



濡れたテントの先を片手でグニグニと刺激されてガクガク身体を震わせる梨央。


絶頂をむかえるのは時間の問題であり、それは梨央だけではなく隆も同じような状況だった。


やがてほぼ同時のタイミングで身体を弓なりにビクンと反らせる二人。



「んぁっ! あっ…やだぁぁあぁ…あっ! あぁあっぁあぁ! イグゥ…んぐぅ! あぁあぁ!! んぁあぁぁ!!」


「ふぅうぅ! ふぐぅ…んふぅぅぅううううううう!! ふぅふんふふぅうぅうううぅうう!!」



その瞬間、ドクドクと二人のランパンのテントの先に濃い染みがジワリと浮かび上がり、それは瞬時に大きく広がっていく。


梨央と隆は同じタイミングで射精を迎えたのだ。


また直後に輪島と藤堂もそれぞれの身体を大きく震わせ、ガッシリと両手でそれぞれの相手のお尻を掴んだ状態で肛門内に射精する。



「ぐぅ…うぅ…うぅ……あぁ……ふう、どうやら…引き分けのようだな藤堂」


「ぐぅう…けっ、もっと早くいけよボケぇ! はぁ…はぁ…」


「っあぁ!!」



引き分けと言う結果に何かを賭けていた訳ではないが、怒りをあらわにし隆のお尻をバチンと片手でスパンキングする藤堂。


こうして行為を終えた二人は乱暴にそれぞれの肛門から性器を引き抜くと、ようやく二人の身体を解放する。



「うぅ…ゲホゲホ…うぅ…おえぇ…うぅ…」


「せ、先輩ぃ…うぅ…」



隣で咳き込みながら口からザーメンを吐き出すタカシ先輩。


そんな光景を横目でぼーっと眺めていると、股間からトロトロと生暖かいモノが溢れてくる。


それは今さっき輪島が僕の中に注ぎ込んだモノだった。



(どうしてこんなことに…これから僕はどうなるんだ)



輪島に犯されて射精してしまったコトを後悔しながら、両手の手枷に繋がれた鎖に身体を支えられながら項垂れる梨央。


その間もランパンの前後のシミはジワリと広がり、ねっとりとした白濁液がランパンの生地を貫通して糸を引きながら床に垂れ落ちる。



「…さて、今日はこんなもんか。おいシャワー浴びて着替えたらメシ行くぞお前ら」



一方、行為を済ませた輪島は部員達にそう指示を出すと、自身は犯した梨央の背中をさすりながらこう告げる。



「梨央くんのケツマンコすごく良かったよ。手枷の鍵や首輪は外しておくから後は好きなタイミングでシャワー浴びて帰っていいからね。体験入学お疲れ様♪」


「……えっ、あ…タカシ先輩は…」


「23号はこのまま入学になるから帰れないね。もう内定も出してるし…梨央くんも来年受験するなら待ってるからね。梨央くんなら即合格だよ…無論、肉便器としてだけどね」


「くぅ…」



半笑いしながらそう言って梨央の手枷や首輪を外す輪島。


手枷から解放された梨央は消耗していたこともあり、その場に四つん這いになりながら拳を握りしめる。


また、輪島は去り際に梨央にこう告げた。



「あーそうそう、23号が内定を辞退しないと解放はできないけど話したりするのは自由だから好きにしていいよ。それでも守衛が帰る時間には流石に帰ってもらうけどね」


「……」



僕は四つん這いのまま俯いて輪島を無視した。


それから輪島達はユニフォームを脱いで近くでシャワーを浴び始める。


その間も僕と鎖に繋がれたままのタカシ先輩は何をする訳でも無くジっとしていた。


そして、僕は輪島達が完全にシャワー室から消えたのを確認した後に鎖で繋がれたままのタカシ先輩の元に駆け寄る。



「タカシ先輩大丈夫ですか?」


「…梨央…スマン…何もしてやれなくて…お前が犯されてるのに俺は…」



壁際に横たわりながら近寄ってきた梨央に返答する隆。


その全身は部員達に追加でかけられたザーメンでねっとり濡れており、濃厚なオス汁の臭いに包まれている様はまさに人間便器という状態だった。



「そんな…僕こそ何もできなくて…」


「…お前はもう帰れ…それで、ここには二度とくるな。いいな…」


「っ!? そんな…やっと先輩に会えたのに…」



梨央に向かって二度と来るなと告げる隆。


それは輪島に目を付けられてしまった梨央の身を案じてのことだった。



「俺のことはもう忘れるんだ…このままじゃ、輪島のヤツに…それに…お前をとられるのが嫌なんだ…さっきだって俺は悔しくて…うぅ」


「嫌です! ぼ、僕は先輩のコト愛してるんです! だから…だから…」



思わず梨央を輪島に取られたくないと吐露する隆。


すると、その言葉を聞いた梨央はザーメン塗れの隆に躊躇なく抱き付き愛を告げて唇を重ねると、そのまま舌先を隆の口内にねじ込む。



「っ!? んっ…バカぁ…やめぇ…こんなトコでぇ !んっ…んちゅ…んっ…ユニが汚れるぞぉ…」


「んちゅ…平気です…僕も今は便器ですからぁ…んっ」



シャワー室の隅で拘束されたままの隆と抱き合いながらディープキスを始める梨央。


隆のユニフォームにべっとり付着していた白濁液は梨央のユニフォームにも染み込み、誰のモノとも分からなう濃厚なオス汁に塗れていく梨央の身体。


そのまま二人は汚れたユニフォーム姿のまま激しく身体を絡ませ合い、久しぶりに互いの身体の温もりを感じ合う。


だが、その様子は監視カメラ経由で食堂に移動していた輪島達に筒抜けだった。



「おい、アイツ等あそこでイチャつき始めたぞ! やっぱり梨央きゅんは23号の彼氏だったんだな輪島! けっ、23号のヤツ…肉便器の分際で梨央きゅんを!」


「そうみたいだね。まぁ、スマホのやり取りを見た時から俺は察してたけど…それにワザワザ写真を見て23号に会いに来るぐらいだし…普通、あんな写真みたら逆にドン引きするでしょ。……あーあ、それにしても梨央くん欲しいなぁ…なんとか俺が在学中に肉便器にできないかなぁ」



食堂に設置されていた大型モニターに移される梨央と隆の淫行。


行為が盗撮されていることを知らない二人は、ディープキスを行いながら盛り上がった股間をユニフォーム越しに激しく擦りつけ合始めていた。


やがて、梨央は両手を拘束されている隆のランパンをズラして横から勃起した性器を露出させると、あらわになったそれを舌先で丁寧に舐めとり始める。


すると、食堂内の部員達はその光景を見て茶化すように盛り上がり始めた。



「いいなぁ。俺もあんな可愛い子にフェラしてもらいてぇなぁ」


「ってかこの動画録画されてるよな? 後で部屋でオカズにしてぇ…梨央くん可愛いぃ…」


「23号のヤツ…梨央くんの舌テクでトロけ顔しやがって! 明日もたっぷり汚してやる!」



久しぶりの二人の行為は部員達の見世物と化し、そんな盗撮動画を部員達と一緒に眺めていた輪島はどうにか梨央を肉便器にできないか画策し始める。


すると、輪島の隣に座っていた藤堂もどうにか梨央を手に入れられないかかと輪島に尋ねた。



「おい、梨央きゅんは23号みたいに金でどうにかできないのかよ? 推薦の枠は全然あるんだろう? このまま見学ってコトで毎週呼び出して肉便器にしようぜ! 次は俺にも掘らせてくれよな!」


「梨央くんは進級しても二年生だぞ。それにお前のは太すぎるから調教して慣らしてからな。けど、梨央くんはあの身体からすると陸上…スポーツに興味もなさそうだし……まぁ、また23号を餌に呼び出してジワジワ快楽洗脳してみるか…」



金銭的に困っている隆と違い、梨央を肉便器入学させるのは難しいと考える輪島。


加えて自身が在学中に梨央を入学させることも実質不可能であり、当面は藤堂のいうように週末に呼び出しながら快楽調教を続けることを目論む。


一方、完全に輪島達に目を付けられてしまった梨央だが、恐ろしい企てが始まってしまったことも知らないまま引き続きシャワー室で隆と激しく肌を重ね合わせていた。

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