田舎の銭湯 前編
おっす!俺の名前はサトシ。今日は今年から地方で一人暮らしを始めた兄ちゃんの家に泊まりに行ったんだけど、なぜか兄ちゃんの住んでいるボロアパートには風呂が無い!いつもどうしているの?って、俺が聞いたら「洗面所で洗ってる」って答えが返ってきた。俺はその答えに呆れ果て、結局一人近くの銭湯に行くことに…
「銭湯なんて久しぶり…ん?一度も来たこと無かったっけ?…まぁ、いいや」
サトシが兄のアパートから出ると、まだ夜の8時半だというに辺りは既に暗闇に包まれ、周辺の民家の明かりも既に所々消えていた。そんな田舎の早い夜に都会育ちのサトシは若干脅えながらも、兄の家の眼と鼻の先にある銭湯に逃げ込むようにして駆け込む。
「なんでこんな真っ暗なんだよ…」
ガラガラ
喧しい錆び付いた扉をこじ開けて銭湯に入ると、一人のじいさんが不思議そうな顔をして俺をガン見してきた。
「…おや?今から入るのかい?」
ブツブツと小言を言いながら銭湯に入ってきたサトシにそう尋ねる番頭。どうやら既に閉店時間を迎えていたようだ。しかし、サトシが「もう終わり?」っと、番頭に尋ねると、番頭は笑顔でこう言い返す。
「あぁ…いやいや、まだお客さんいるから大丈夫だよ。子供は50円ね」
「はい50円」
50円を払ってロッカーのカギを受け取とり、俺が男湯の更衣室に向って歩き出すと、じいさんはカウンターを出て女湯の方に向って歩き出した。
「あぁ、残ってる客も男か…やっぱギリギリだったかぁ~」
サトシは女湯を閉めに行く番頭を目にして、自分がギリギリセーフだったということを改めて実感すると共に、残っている男性客に心の中で感謝しながら更衣室に入って行く。
「あっ…」
更衣室に入るなり、早速残っている客と遭遇した俺。その客は4~50歳のオッサンで、既に入浴を終えているのか、真っ裸で腰に手を当てた姿勢で自販機の牛乳を飲んでいた。
…ブラブラ「アレ」を堂々と垂らしながら。無論、俺はそのオッサンと目が合わない様にワザと視線を逸らして更衣室の奥に進む。すると…
「…おい、坊主お前一人か?」
無言で通り過ぎようとしたサトシに突然声を掛けてくる全裸姿の男。
「!?…そうだけど」
(うわっ…チンチンデカ。しかも、スゲーモジャモジャしてるし…キモっ!)
思わず男の呼び掛けに答えるために振り返ったサトシの視線に、自分の「モノ」とは明らかに別モノのグロテスクな外見の「モノ」が目に入る。サトシはそれがよほど不気味だったのか、男のモノを食い入るように見つめ、そのおぞましい様子を心の中で酷評した。
「あぁん?おじさんのチンコに何か付いているか?」
自身の股間にサトシの視線を感じた男は、すぐさまサトシにそう問いただす。一方、いきなり男にそう言われたサトシは慌てふためき、男に弁解して謝罪する。
「!いや!何でも無いです!すいません!」
俺は急いでその場を離れ、指定されたロッカーに急ぐ。この時、ロッカーがオッサンの近くじゃなくて本当によかったと思った。その後、何となくオッサンの視線を感じつつも、ちゃっちゃと服を脱ぎ捨て腰にタオルを巻き、急ぎ足で俺は戸を開けて浴場に逃げ込む。
「はぁ…しっかし、オッサンのチンコってキモイよなぁ~。あぁーヤダヤダ」
とりあえず男から何事も無く逃れられたと思いほっとするサトシ。サトシは更衣室に居る男に聞こえないような小声で男のモノを再び酷評しながら、湯けむりで視界が霞む細長い浴場を進む。やがて、サトシは浴場の一番奥にある大きな浴槽まで辿り着くと、それに入ろうと片足を湯船に浸ける。と、その時…
「タオルを取って湯船に浸かれ!!」
「!?」
いきなり背後から怒鳴られ、なんだと思って急いで後ろを振り向くと、そこにはさっき更衣室で合ったオッサンの姿があった。しかも、素っ裸で…
(またコイツかよ…ウゼェ。ってか、なんでここに?まさか入る前だったのか???)
「…何でタオルを取んなきゃダメなの?」
「湯船が汚れるからだ。それに、ここはみんなが使う浴槽…」
「そんなの知らないもん」
片足を湯船に浸けたまま男の方に振りかえって対話を行うサトシだったが、口うるさい男の意見に耳を貸そうともせずに男の静止する理由であるタオルを腰に巻き付けたまま湯船に浸かるという行為を強行するサトシ。
「うっは~!気持ちいぃ~!!」
「タオルを湯船に浸けるな!」
オッサンの言葉を無視して湯船に浸かった俺だが、なんと次の瞬間には俺に掴みかかってきやがった。流石にこれには俺もムカっときて、オッサンに向って大声で叫ぶ。
「ちょ、何すんだよぉオッサン!!やめぇ…離せよ!!」
「いいからタオルをよこせ!」
サトシに続く様にして湯船に入ってきた男は、強引にサトシからタオルを奪おうとしてサトシの腰にまかれたタオル目掛けて手を伸ばす。
「やぁ…あぁあ!!」
「抵抗するな!」
「だ、やめっ…おいっ!…うぁぁああっ!」
必死にタオルを死守しようとするサトシだったが、結局は圧倒的な大人の力に屈しる形になり、タオルを奪われてしまうという結末に…
「銭湯なんて久しぶり…ん?一度も来たこと無かったっけ?…まぁ、いいや」
サトシが兄のアパートから出ると、まだ夜の8時半だというに辺りは既に暗闇に包まれ、周辺の民家の明かりも既に所々消えていた。そんな田舎の早い夜に都会育ちのサトシは若干脅えながらも、兄の家の眼と鼻の先にある銭湯に逃げ込むようにして駆け込む。
「なんでこんな真っ暗なんだよ…」
ガラガラ
喧しい錆び付いた扉をこじ開けて銭湯に入ると、一人のじいさんが不思議そうな顔をして俺をガン見してきた。
「…おや?今から入るのかい?」
ブツブツと小言を言いながら銭湯に入ってきたサトシにそう尋ねる番頭。どうやら既に閉店時間を迎えていたようだ。しかし、サトシが「もう終わり?」っと、番頭に尋ねると、番頭は笑顔でこう言い返す。
「あぁ…いやいや、まだお客さんいるから大丈夫だよ。子供は50円ね」
「はい50円」
50円を払ってロッカーのカギを受け取とり、俺が男湯の更衣室に向って歩き出すと、じいさんはカウンターを出て女湯の方に向って歩き出した。
「あぁ、残ってる客も男か…やっぱギリギリだったかぁ~」
サトシは女湯を閉めに行く番頭を目にして、自分がギリギリセーフだったということを改めて実感すると共に、残っている男性客に心の中で感謝しながら更衣室に入って行く。
「あっ…」
更衣室に入るなり、早速残っている客と遭遇した俺。その客は4~50歳のオッサンで、既に入浴を終えているのか、真っ裸で腰に手を当てた姿勢で自販機の牛乳を飲んでいた。
…ブラブラ「アレ」を堂々と垂らしながら。無論、俺はそのオッサンと目が合わない様にワザと視線を逸らして更衣室の奥に進む。すると…
「…おい、坊主お前一人か?」
無言で通り過ぎようとしたサトシに突然声を掛けてくる全裸姿の男。
「!?…そうだけど」
(うわっ…チンチンデカ。しかも、スゲーモジャモジャしてるし…キモっ!)
思わず男の呼び掛けに答えるために振り返ったサトシの視線に、自分の「モノ」とは明らかに別モノのグロテスクな外見の「モノ」が目に入る。サトシはそれがよほど不気味だったのか、男のモノを食い入るように見つめ、そのおぞましい様子を心の中で酷評した。
「あぁん?おじさんのチンコに何か付いているか?」
自身の股間にサトシの視線を感じた男は、すぐさまサトシにそう問いただす。一方、いきなり男にそう言われたサトシは慌てふためき、男に弁解して謝罪する。
「!いや!何でも無いです!すいません!」
俺は急いでその場を離れ、指定されたロッカーに急ぐ。この時、ロッカーがオッサンの近くじゃなくて本当によかったと思った。その後、何となくオッサンの視線を感じつつも、ちゃっちゃと服を脱ぎ捨て腰にタオルを巻き、急ぎ足で俺は戸を開けて浴場に逃げ込む。
「はぁ…しっかし、オッサンのチンコってキモイよなぁ~。あぁーヤダヤダ」
とりあえず男から何事も無く逃れられたと思いほっとするサトシ。サトシは更衣室に居る男に聞こえないような小声で男のモノを再び酷評しながら、湯けむりで視界が霞む細長い浴場を進む。やがて、サトシは浴場の一番奥にある大きな浴槽まで辿り着くと、それに入ろうと片足を湯船に浸ける。と、その時…
「タオルを取って湯船に浸かれ!!」
「!?」
いきなり背後から怒鳴られ、なんだと思って急いで後ろを振り向くと、そこにはさっき更衣室で合ったオッサンの姿があった。しかも、素っ裸で…
(またコイツかよ…ウゼェ。ってか、なんでここに?まさか入る前だったのか???)
「…何でタオルを取んなきゃダメなの?」
「湯船が汚れるからだ。それに、ここはみんなが使う浴槽…」
「そんなの知らないもん」
片足を湯船に浸けたまま男の方に振りかえって対話を行うサトシだったが、口うるさい男の意見に耳を貸そうともせずに男の静止する理由であるタオルを腰に巻き付けたまま湯船に浸かるという行為を強行するサトシ。
「うっは~!気持ちいぃ~!!」
「タオルを湯船に浸けるな!」
オッサンの言葉を無視して湯船に浸かった俺だが、なんと次の瞬間には俺に掴みかかってきやがった。流石にこれには俺もムカっときて、オッサンに向って大声で叫ぶ。
「ちょ、何すんだよぉオッサン!!やめぇ…離せよ!!」
「いいからタオルをよこせ!」
サトシに続く様にして湯船に入ってきた男は、強引にサトシからタオルを奪おうとしてサトシの腰にまかれたタオル目掛けて手を伸ばす。
「やぁ…あぁあ!!」
「抵抗するな!」
「だ、やめっ…おいっ!…うぁぁああっ!」
必死にタオルを死守しようとするサトシだったが、結局は圧倒的な大人の力に屈しる形になり、タオルを奪われてしまうという結末に…