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Secret Garden ドクター・オメガの研究所
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ドクター・オメガの研究所

ドゴラ監獄、SSS区画の囚人の平均懲役年数は20年。しかし、一部の囚人を除き、他の囚人達は20歳過ぎになると強制労働所に送られている。その強制労働所での生活は非常に過酷で、送られた囚人は刑期を終えること無く死んでいくと言われていた。

一方、20過ぎの一部の囚人の生活は……



「ドクター、ドクター・オメガ様、強制労働所送りの囚人を、局長に頼んで少し分けていただきましたよ」


ミニスカートのメイド服を着た15~6歳の美少女が、そう言いながらドクター・オメガと呼ばれる人物のもとに駆け寄る。…彼女、否、彼の名は-ヒューイ・ホロクロス。3年前までSSS区間に収監されていた少年囚人だ。
20歳を迎えた年に強制収容所送りが決定していたヒューイだが、強制労働所に送られれば死ぬ運命だとの噂を聞きつけ、ヒューイは命欲しさにドクター・オメガに肉体改造と永久服従を契約条件に、特別に助手として生きていくことが許可された。今は「ルータ」という名前に改名されたヒューイは、男の物は残したまま「女性」として過ごしている。


「おぉ、ルータ!よくやったぞい、これで人間家具化の耐久テストが存分に行えるぞい」

そこには、小柄で前頭部が禿げた白髪の老人が立っていた。老人の名は-アインリッヒ・ジオ・オメガ。この施設では、少年囚人の淫具開発・人体実験を一手に任されていて、関係者には通称-ドクター・オメガと呼ばれている人物だ。


「さっそくゴミ共に「家具化スーツ」を着せるぞい。ルータ、そいつらにコレを着せてやるぞい」

オメガはルータに「家具化スーツ」と呼ばれる物を渡し、それを受け取ったルータは、複数の囚人に家具化スーツを強引に着せ始める。

「さぁ、みんな!このスーツに着替えてくださいね、逆らったら拷問ですv」

囚人達はルータの狂気の表情に脅え、渋々渡された家具化スーツを着用し始めた。やがて、全員が家具化スーツを着終わると、ルータは全員に仕上げのファスナー上げを行い、備え付けのボタンを押す。すると、全員の家具化スーツがそれぞれ様々な形に変形を始め、椅子にされる者、机にされる者、その場に多種多様の家具が生み出されて行った。

「わぁ~凄いvみんな家具になりましたね、ドクター・オメガ様v」

「ワシの発明は完璧ぞい。さぁ、後は放置して耐久テストだぞい!ルータ!しっかり見張っておるのだぞい。ワシはちと、局長の所に行ってくるぞい」

ルータに監視を任せると、オメガはキサラギに会いに行くと言って研究室を出て行く。一人残されたルータは、無言で家具にされた囚人達を黙って見つめている。

「……おい、この裏切り者…お前は…裏切りヒューイ…だろ?」

「!?」

突如、ルータの目の前にあった机型の人間家具が、空気穴から苦しそうに途切れ途切れそう言った。そして、その言葉に若干反応したルータは、人間家具に向ってすぐに反論した。

「……私はルータ、ヒューイなんて名前じゃないわ」

「嘘をつけ…お前……俺の区画だと…結構有名…だぞ…それに…この情報は……ゴードンの奴に…聞いた…」

「……あのピザ野郎……そうよ、貴方の言うように私は元ヒューイ。でもね、私は死にたくなかった…ただそれだけの理由よ。裏切ったなんて微塵も感じちゃいないわ」

自身の正体がバレ、若干キレぎみで開き直るルータ。それに対し、人間家具はルータがヒューイだと確信した瞬間、言えるだけの暴言をルータにありったけ浴びせる。

「やっぱり…この男の屑、カス、お前は…自分だけ助かれば…それでいいのか?…変態裏切りオカマ野郎…死ねぇ…お前なんか……むぐっ!」

人間家具の暴言に我慢できなくなったルータは、近くのテーブルに置いてあったテープで人間家具の命綱である空気穴を塞ぎ、なんと人間家具の股間部分をグリグリとブーツで責め始めたのだ。

「黙れよ…変態なのはアンタでしょ?」

「ふぅんん…うぅうんんん…」

やがてルータの責めを感じ始めたのか、人間家具の性器部分がムクムクと膨張し始めた。その様子を終始みていたルータは、その様子に大笑いする。

「あははは、おもしろ!この机「アソコ」も立っちゃってるよ。最高ww……ん!?」

その時、研究所の入口の方から、何者かの声が聞こえてきた。


「もうゆるしてあげたら?その囚人は耐久テスト中なんでしょ?」



「ぎ、ギース様!?」

ルータの責めを中断させたのはギースだった。ギースの突然の訪問に焦るルータは、とりあえず人間家具の空気穴を塞いでいたテープを引き剥がし、責めを取りやめる。

「き、今日はどのようなご用件でしょうか?ドクター・オメガ様なら局長の所にお出掛けに…」

「いや、いいのよ…ところで、家具化スーツの試作品無いかしら?私もこの子で耐久テストに協力してあげようと思って。さぁ…さっさといらっしゃい!」

ギースが手に持っていた鎖をグイグイ引っ張ると、通路の奥から拘束されたルミナルスが嫌々ながら小走りで近寄ってくる。そして、ギースは寄って来たルミナルスに耐久テスト中の人間家具を見せた。

「さぁ、ルミナルス…貴方の先輩達をご覧なさい…」

「な、なんだよコレ……これがアルフレッドの体験した地獄なのか…?」

ルミナルスの目には、人の輪郭が浮かび上がっているおぞましい物体がたくさん置かれている様にしか見えず、その光景に恐怖したルミナルスは若干後ずさりする。

「ギース様、どのような形状になるか不明ですが、一つだけ家具化スーツが余っていました。これでよろしければその子にお使いください」

恐怖するルミナルスを横目に、淡々と余った家具化スーツをギースに手渡すルータ。

「ありがとうルータ。レポートは後で研究室に送るわね。それじゃ…」

ギースは目的の物を手に入れると、さっさとルミナルスを連れて研究室から立ち去る。突然の訪問に驚いていたルータだが、ギースが完全に消えたのを確認すると、再び先程の机型の人間家具を責め始めた。

一方ギースは、研究室で手に入れた家具化スーツをルミナルスにさっそく試そうと、ルミナルスを連れて何処かに向って足早に歩き出した。



やべぇ、話を広げ過ぎたかも…人物紹介でも作ろうかな。

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