理不尽な判決
手錠をされた少年が俯きながら付添いの警官とともに長い廊下を歩いている。
「安心しろ、お前の罪は軽い…おそらく鞭打ちで済むだろう」
「ハイ…」
警官は脅える少年を励ましながら廊下を進む、やがて立派な扉の前までくると二人はそこで立ち止まり警官は扉を軽くノックし扉を開けた。
「キサラギ局長、失礼します…被告人の少年を連れて参りました」
扉の奥には豪勢な装飾がされた家具がズラリと並び、一番奥の金細工で装飾された机には大柄で小太りの中年の男が物凄い高圧的な態度で煙草を吹かしている。その男の名はキサラギ・ダルトーン、このドゴラ監獄の局長で最高責任者だ。キサラギは事前に送られていた少年の査定報告を確認していた所だった。
「んぁ?…そいつがアルフレッド・ラ・ボーチェか…ふむふむ…罪状はコール総合薬局での薬品の窃盗…動機は病弱な弟を助けるためか…泣かせるねぇ」
「キサラギ局長、アルフレッドの処分は暫定ではありますが鞭打ち5回が妥当だとされています」
付き添いの警官を含むほとんどの職員はアルフレッドに同情し、この国で一番軽い刑罰である鞭打ちの刑をキサラギに提案する。
「鞭打ちねぇ………うん、判決を被告アルフレッド・ラ・ボーチェに言い渡す…判決…懲役20年の刑に処す!」
「!?」
キサラギの判決にアルフレッドだけではなく、付き添いの警官も驚愕した。
「き、局長!!懲役20年とは…いくらなんでも…まだ13歳ですよ!」
「ワシの決定は絶対だよ…アルフレッドはこれから20年ドゴラで過ごしてもらう…明日の正午、ドゴラ監獄SSS 区画に移送せよ。これは絶対命令だ」
「SSS区画…ですか、………承知しました。明日の正午に移送を開始します。では今日はこれで失礼します」
警官は局長に敬礼すると、納得がいかない顔をしたアルフレッドを強引に引っ張り局長室から足早に去る。そして、局長室から出ると無言でアルフレッドの方を見た。アルフレッドには警官の顔がとても申し訳なさそうな表情に見える。
「お巡りさん…懲役20年なんて嘘だよね?冗談なんでしょ?」
アルフレッドは必至に先程の判決を否定し警官を問い詰めた。その問に警官は閉じていた重い口を開けアルフレッドの問いに答える。
「すまない…アルフレッドくん。私達にはどうにも出来ないんだ…どうやら君はキサラギの奴に気に入られてしまったらしい…」
「そ、そんなぁ!気に入ったって…人権は?…僕は物じゃありません!!」
「…うるさい!そ、そもそも…お、お前が悪いんじゃないか!!窃盗なんてするから!」
アルフレッドをこの場で納得させることなど到底できない警官には、逆切れするしか逃げ場は無かった。
「だ、だって…弟が…弟をどうしても助けたかったんです。…僕だって盗みなんて本当はしたくなぃ……」
アルフレッドはその場にしゃがみ込み大粒の涙を流しながら泣きだし始める。警官はアルフレッドに掛けるべき言葉が見つからず、泣き崩れたアルフレッドを呆然と眺めていた。
そして、次の日の正午
アルフレッドはドゴラ監獄の留置所から監獄のSSS区画に鉄格子付きの荷馬車に乗せられ移送された。
「この少年TS送りだってさ…気の毒に」
「マジかよ!…確か三か月前にも一人収監されたよな…あの人でなし局長め…」
「おい、誰かに聞かれたらどうすんだ!」
「あ、わりぃ……」
アルフレッドの耳に護送担当の警官の声が入ってくる。どうやらこれから自分が投獄されるSSS区画とは想像を絶するとても恐ろしい場所なのだと肌で感じ、ガタガタと体を震え上がらせる。やがて護送車が大きな門を2~3回越えたあたりで停車し、アルフレッドを荷馬車の鉄格子から出し降ろすとSSS区画担当の監守にアルフレッドを引き渡す。そこにはSSS区画の看守を名乗る金髪で口に不気味な紫色のルージュを付けた男が立っていた。
「アルフレッド・ラ・ボーチェだな?…SSS区画にようこそ…私は看守のギース」
ギースはアルフレッドに簡単な自己紹介をすると、乱暴にアルフレッドを牢獄の中に連行した。そして、牢獄に入るや否やギースはアルフレッドに服を全部脱ぐように命令した。
「ふ、服を…全部ですか?下着も?」
「そうよ、さっさと全裸になりなさい…トロトロしてるとお仕置きしちゃうわよv」
アルフレッドはギースの言葉に脅えながら、囚人服を脱ぎ始めた。
「あら、かわいい。まだまだ子供ね」
一瞬晒されたアルフレッドの幼い性器を見たギースはアルフレッドの性器を小馬鹿にした。アルフレッドはほおを赤く染め両手で自らの性器を隠す。次にアルフレッドを全裸にしたギースはどこからか首輪を取り出しそれをアルフレッドの首に嵌め、アルフレッドを無理やり後ろ手にすると今度は手首に鉄の手枷を嵌めた。
「うぁあ…見ないでぇえ…」
アルフレッドは性器を完全に晒すような格好にされ、恥ずかしさの余りその場にしゃがみ込んでしまう。しかし、ギースはアルフレッドの首輪に鎖を付けると鎖をグイっと上に引っ張りアルフレッドを無理やり直立させる。
「ぐっ…」
「これからはもっと恥ずかしい目に遭うんだからそれぐらいで恥ずかしがってちゃ駄目よ。さぁ、貴方の牢に案内してあげる」
ギースはアルフレッドを鎖で引っ張りながら牢まで誘導をする。アルフレッドは牢に着くまでに自分と同じくらいか少し上の年齢の男の子達が全裸で投獄されている姿を目にした。
「男ばかりだ…」
「そうよ、みんなキサラギ局長に認められた美少年ばかり…貴方もコレクションの一部になれるのよ…光栄に思いなさい」
ギースの言葉にアルフレッドはある意味で奈落の絶望を感じた。やがて空の牢屋の前までくると、ギースは牢の扉を開けアルフレッドの首輪の鎖と手枷を取りアルフレッドを狭い牢の中に押し込む。
「そこがこれから20年間貴方が過ごす牢よ。綺麗に使ってねv」
ギースはそう言うと牢獄の奥に消えて行った。一人牢に入れられ取り残されたアルフレッドは牢の隅で涙を流しながら蹲っていた。
この日、アルフレッドの懲役20年という長い屈辱で羞恥塗れの獄中生活が始まる。
アルフレッド・ラ・ボーチェの残り服役期間 残り19年-364日-23時間17分
ってか…前の仕上げてから新作に踏み切るべきかなぁ。(ゼンブダブンニ…
13歳に懲役20年って…死の宣告してるようなもんだな。
「安心しろ、お前の罪は軽い…おそらく鞭打ちで済むだろう」
「ハイ…」
警官は脅える少年を励ましながら廊下を進む、やがて立派な扉の前までくると二人はそこで立ち止まり警官は扉を軽くノックし扉を開けた。
「キサラギ局長、失礼します…被告人の少年を連れて参りました」
扉の奥には豪勢な装飾がされた家具がズラリと並び、一番奥の金細工で装飾された机には大柄で小太りの中年の男が物凄い高圧的な態度で煙草を吹かしている。その男の名はキサラギ・ダルトーン、このドゴラ監獄の局長で最高責任者だ。キサラギは事前に送られていた少年の査定報告を確認していた所だった。
「んぁ?…そいつがアルフレッド・ラ・ボーチェか…ふむふむ…罪状はコール総合薬局での薬品の窃盗…動機は病弱な弟を助けるためか…泣かせるねぇ」
「キサラギ局長、アルフレッドの処分は暫定ではありますが鞭打ち5回が妥当だとされています」
付き添いの警官を含むほとんどの職員はアルフレッドに同情し、この国で一番軽い刑罰である鞭打ちの刑をキサラギに提案する。
「鞭打ちねぇ………うん、判決を被告アルフレッド・ラ・ボーチェに言い渡す…判決…懲役20年の刑に処す!」
「!?」
キサラギの判決にアルフレッドだけではなく、付き添いの警官も驚愕した。
「き、局長!!懲役20年とは…いくらなんでも…まだ13歳ですよ!」
「ワシの決定は絶対だよ…アルフレッドはこれから20年ドゴラで過ごしてもらう…明日の正午、ドゴラ監獄SSS 区画に移送せよ。これは絶対命令だ」
「SSS区画…ですか、………承知しました。明日の正午に移送を開始します。では今日はこれで失礼します」
警官は局長に敬礼すると、納得がいかない顔をしたアルフレッドを強引に引っ張り局長室から足早に去る。そして、局長室から出ると無言でアルフレッドの方を見た。アルフレッドには警官の顔がとても申し訳なさそうな表情に見える。
「お巡りさん…懲役20年なんて嘘だよね?冗談なんでしょ?」
アルフレッドは必至に先程の判決を否定し警官を問い詰めた。その問に警官は閉じていた重い口を開けアルフレッドの問いに答える。
「すまない…アルフレッドくん。私達にはどうにも出来ないんだ…どうやら君はキサラギの奴に気に入られてしまったらしい…」
「そ、そんなぁ!気に入ったって…人権は?…僕は物じゃありません!!」
「…うるさい!そ、そもそも…お、お前が悪いんじゃないか!!窃盗なんてするから!」
アルフレッドをこの場で納得させることなど到底できない警官には、逆切れするしか逃げ場は無かった。
「だ、だって…弟が…弟をどうしても助けたかったんです。…僕だって盗みなんて本当はしたくなぃ……」
アルフレッドはその場にしゃがみ込み大粒の涙を流しながら泣きだし始める。警官はアルフレッドに掛けるべき言葉が見つからず、泣き崩れたアルフレッドを呆然と眺めていた。
そして、次の日の正午
アルフレッドはドゴラ監獄の留置所から監獄のSSS区画に鉄格子付きの荷馬車に乗せられ移送された。
「この少年TS送りだってさ…気の毒に」
「マジかよ!…確か三か月前にも一人収監されたよな…あの人でなし局長め…」
「おい、誰かに聞かれたらどうすんだ!」
「あ、わりぃ……」
アルフレッドの耳に護送担当の警官の声が入ってくる。どうやらこれから自分が投獄されるSSS区画とは想像を絶するとても恐ろしい場所なのだと肌で感じ、ガタガタと体を震え上がらせる。やがて護送車が大きな門を2~3回越えたあたりで停車し、アルフレッドを荷馬車の鉄格子から出し降ろすとSSS区画担当の監守にアルフレッドを引き渡す。そこにはSSS区画の看守を名乗る金髪で口に不気味な紫色のルージュを付けた男が立っていた。
「アルフレッド・ラ・ボーチェだな?…SSS区画にようこそ…私は看守のギース」
ギースはアルフレッドに簡単な自己紹介をすると、乱暴にアルフレッドを牢獄の中に連行した。そして、牢獄に入るや否やギースはアルフレッドに服を全部脱ぐように命令した。
「ふ、服を…全部ですか?下着も?」
「そうよ、さっさと全裸になりなさい…トロトロしてるとお仕置きしちゃうわよv」
アルフレッドはギースの言葉に脅えながら、囚人服を脱ぎ始めた。
「あら、かわいい。まだまだ子供ね」
一瞬晒されたアルフレッドの幼い性器を見たギースはアルフレッドの性器を小馬鹿にした。アルフレッドはほおを赤く染め両手で自らの性器を隠す。次にアルフレッドを全裸にしたギースはどこからか首輪を取り出しそれをアルフレッドの首に嵌め、アルフレッドを無理やり後ろ手にすると今度は手首に鉄の手枷を嵌めた。
「うぁあ…見ないでぇえ…」
アルフレッドは性器を完全に晒すような格好にされ、恥ずかしさの余りその場にしゃがみ込んでしまう。しかし、ギースはアルフレッドの首輪に鎖を付けると鎖をグイっと上に引っ張りアルフレッドを無理やり直立させる。
「ぐっ…」
「これからはもっと恥ずかしい目に遭うんだからそれぐらいで恥ずかしがってちゃ駄目よ。さぁ、貴方の牢に案内してあげる」
ギースはアルフレッドを鎖で引っ張りながら牢まで誘導をする。アルフレッドは牢に着くまでに自分と同じくらいか少し上の年齢の男の子達が全裸で投獄されている姿を目にした。
「男ばかりだ…」
「そうよ、みんなキサラギ局長に認められた美少年ばかり…貴方もコレクションの一部になれるのよ…光栄に思いなさい」
ギースの言葉にアルフレッドはある意味で奈落の絶望を感じた。やがて空の牢屋の前までくると、ギースは牢の扉を開けアルフレッドの首輪の鎖と手枷を取りアルフレッドを狭い牢の中に押し込む。
「そこがこれから20年間貴方が過ごす牢よ。綺麗に使ってねv」
ギースはそう言うと牢獄の奥に消えて行った。一人牢に入れられ取り残されたアルフレッドは牢の隅で涙を流しながら蹲っていた。
この日、アルフレッドの懲役20年という長い屈辱で羞恥塗れの獄中生活が始まる。
アルフレッド・ラ・ボーチェの残り服役期間 残り19年-364日-23時間17分
ってか…前の仕上げてから新作に踏み切るべきかなぁ。(ゼンブダブンニ…
13歳に懲役20年って…死の宣告してるようなもんだな。