たまにはキミから誘って (炎熱)
机の上に置かれたPETを、椅子に跨りながらジッと見つめる熱斗。どうやら、愛しの彼からの着信を待っているようだ。
「熱斗くん…何時までそこで待ってるの?炎山から連絡なんて来ないと思うよ…絶対」
「だってさ、いつも俺からばっかじゃん!だから、今日は俺から連絡しないで待ってんだよ」
炎山と熱斗、二人がプライベートなことで会う場合は、常に熱斗からの連絡で成り立っている。付き合い始めても同じで、炎山から私的な要件で通信やメールなどは送られて来たことは一度も無い。
「……」
熱斗が炎山からの連絡を待ち始めて、既に6時間が経過していた。ギンギンに輝いていた太陽は沈み、窓の外は真っ暗。長時間放置されたのが原因なのか、ロックマンも珍しくスリープ状態に入っている。
「炎山の馬鹿…」
結局その週の週末、炎山からの連絡は一度も来ることはなかった。
-翌日
授業中、科学省からの緊急の呼び出しがあり、熱斗は急ぎ学校を抜け出し、街に突如出現した獣化ウイルス軍団の退治に向うことになった。
「くぅうう!あと10分で給食だったのに~!」
「熱斗君!そんなことはいいから現場に急ごう!」
「はいはい、割切りますよ…よし、行くぞロックマン!」
やがて何ブロックか進むと、ようやく熱斗は事件現場に辿り着き早速CFする。しかし、CFロックマンの前には想像以上の量の獣化ウイルスが実態化していた。
「こ、こんなに!?」
「熱斗くん、しかも一個体の性能が高いよ!」
実態化したウイルスは以外に手強く、CFロックマンは苦戦を虐げられ。やがて、ジワジワとウイルスの物量に押され、遂にCFロックマンは周りをウイルスに取り囲まれてしまった。まさに絶体絶命の状況…しかも、起死回生のプログラム・アドバンスもハイパーバーストの組み合わせしか残っておらず、熱斗は窮地に追いやられる。
「このままじゃ…」
「エリアスチール!」
「うわっ!」
「プログラム・アドバンス!ドリームソード!」
大量の獣化ウイルスは、何者かが放った強力なプログラム・アドバンスにより全て一掃された。CFロックマンはその光景をポカーンとした表情で眺めている。
「す、スゲー…」
ふと、自分を救出し、さらに獣化ウイルス軍団を全滅させた人物の方を見ると、そこにはなんとCFブルース-愛しの炎山が立っていた。
(え、炎山!?)
やがて、ディメンショナルエリアが解除され、二人はCFが解除されて元の姿に戻った。この後、いつもなら炎山に抱きつく熱斗だが、今日は不貞腐れた表情で炎山を鋭く睨みつけている。炎山は、自分に向けられている鋭い視線に気づき、熱斗の方に振り返る。
「…どうした熱斗?…なぜそんな顔…」
「…うるさいっ!!俺の邪魔すんなよ炎山!せっかく敵を一か所に集めて、プリズムとスプレッドガンの拡散反射で全滅させようと思ったのに!」
熱斗は咄嗟に思いついた攻略法を炎山に言い放ち、助けなど要らなかったかのように炎山を怒鳴り付けた。(この日はプリズムのチップを既に使用済みだった)
「そんなにムキにならなくてもいいだろ?」
突然、物凄い権幕で怒り出す熱斗に驚く炎山。理由は分からないが、炎山なりに熱斗の機嫌を取ろうと話し掛けるが、熱斗はさらに意味不明な発言を続ける。
「とにかく炎山なんて大嫌いだ!もう二度と俺の前にそのツラ出すなよ……馬鹿…」
流石の炎山も、こう一方的に訳もわからず好きな人物に怒鳴られて耐えられる訳もなく、遂に炎山も熱斗の態度にブチギレた。
「お前何様だ!?いい加減にしないとゆるさないぞ…さぁ、謝れ」
「はぁ?謝るのはお前だろ?馬鹿、アホ、成金………」
「なっ…」
思いつく悪口を言えるだけ言うと、熱斗は炎山に背を向け、一目散に何処かに向って走りだす。
「お、おい!熱斗!………待てよ!」
しばしの沈黙の後、炎山は熱斗を捕まえようと追いかけ始めるが、既に熱斗の姿を見失ってしまっていた。PETで連絡を取っても拒否され、とりあえず炎山は熱斗のことを後回しにすることにして、この場は商談相手の待っている自社に戻ることを選択。ブルースに待たせてある車を回すように指示を出す。
一方、熱斗の方は……
当然のように、熱斗は炎山が自分を追いかけて来てくれていると思い込んでいて、先ほどの現場から200メートルくらいの場所にあるベンチに腰かけ、炎山が来るのを今か今かと待っていた。
「何やってんだよ炎山の奴、さっさと来いよ……あ…」
その時、熱斗の目の前の道路を猛スピードで駆け抜ける、よく見慣れた黒いリムジン。間違い無く炎山の乗ったリムジンだろう。その車は熱斗を一瞬で追い越し、あっと言う間に見えなくなる。
「…炎山……」
「熱斗くん…」
呆然と車の消えて行った方向を眺める熱斗。やがて虚ろな表情でベンチから立ち上がると、何か言っているロックマンを無視して、トボトボと頭を俯かせて自分の家に向って歩き始めた。
「炎山の馬鹿…炎山の…」
家に帰るや否や、熱斗は自室のベットに潜り込み、枕に顔を押しつけてワンワンと泣き始める。熱斗のその様子を見るに見かねたロックマンは、自分ではどうしようもないと思い、本意では無かったが、渋々炎山の所に事情の説明に向うことにする。
「はぁ、炎山と別れてくれれば一番いいんだけどね…でも、しかたないか…」
ブツブツとボヤキながらロックマンは電脳世界を進む、やがてロックマンは炎山のPETの中に到着。さっそくブールスと接触して仲介してもらい、熱斗のことについて炎山に話し始めた。
「あのね炎山…熱斗くんは…」
ロックマンの説明により、ようやく一連の流れを掴んだ炎山。
「そうか、それであんな態度を…」
「昨日の今日だからね……熱斗くんの怒りも収まってなかったみたい」
「ロックマン、わざわざ済まなかったな…」
「別に…僕は熱斗くんの辛さを取り除いてあげたいだけだから。それに、僕は炎山のことは認めてないからねv」
不気味な笑顔で炎山に向ってそう言うと、ロックマンは炎山のPETからさっさと消えて行った。炎山は「認めてない」という言葉に苦笑いすると、何やらブルースに指示を出し始める。
「…その予定で頼むぞブルース」
「了解しました、炎山様。では、本社入り口に車を手配しておきます」
炎山は副社長室を足早に立ち去ると、正面玄関に待たせてあるリムジンに乗り込み車を出させる。当然行先は熱斗の家だ。
「まったく、かわいい奴だよ…」
-同時刻
その頃熱斗は、泣き疲れてスヤスヤとベッドの中で眠っていた。寝ている熱斗の薄い桃色のほおには若干涙の跡が付いており、お気に入りのバンダナも首元までずれ落ちている。時折、涙で濡れた枕に抱きつき、無意識に愛しい恋人の名を叫ぶ熱斗。
それからどれくらの時間が経過しただろ…部屋の中には夕暮れの明かりが射し込んでいた。やがて、熱斗が目を覚ますと、目の前には愛しの炎山が横たわっている。しかも、自分のことを黙って見つめているのだ。
…!?
「うわぁあああ!炎山!な、なんで?どうして?…んぁ」
なぜか自分の部屋に居た炎山の姿に驚き、熱斗は飛び起きた。しかも、炎山は困惑している熱斗にいきなり抱きつくと、いきなり熱斗のピンク色の唇に接吻する。
「んぅぅ…」
始めは炎山の求愛に抵抗していた熱斗だが、次第に炎山の甘い舌責めのテクニックに屈伏して行き、ついには自らの舌と絡めあわせクチュクチュといやらしい音を立て始めた。
「んぅうん…んぅ…んぁ…ぷはっ!…はぁ、はぁ……ところで…なにしに来たんだよ///」
長い接吻を終え、熱斗は若干照れながら炎山にそう尋ねる。その問に炎山は、「今更」というような顔をしながら熱斗の問いにやさしく答える。
「理由は無い…ただ、俺はお前にキスしてやりたかっただけだ。それと……熱斗、すまない。本当だったら、普段忙しい俺からお前に連絡を入れてやるべきだったな。少しお前に甘えていたようだ…」
「炎山?それって…」
「お前の友人が、俺に全部話してくれたぞ…」
(ロックマンが?アイツ…炎山が嫌いだったんじゃ…でも…ありがとう…)
熱斗は心の中でロックマンに感謝すると、炎山に思いっきり抱きついた。
「なぁ?反省してる?炎山?」
「許してくれるのか?熱斗?」
「まぁ、許してやってもいいけど…今度もし、暇が出来たらさぁ…俺と…」
「なんでもしてやるよ」
次の瞬間、熱斗が喋り終わる前にすべての要求を呑むと告げ、再び熱斗の唇に甘い接吻を行う炎山。
「んぁ…またぁ?んぅう…」
「しばらく齧り付いていなかったんでな……こっちもいいか?」
「んぁ…許可してないってば……炎山のH…v」
炎山は熱斗の上着を脱がせ、長そでのシャツを首元まで捲り上げると、今度は熱斗の小さな胸の突起物をゆっくりと舌で舐め回し、膨れ上がった物を甘噛みする。
「やぁ…噛むなよぉ……あんまりやり過ぎると…俺…」
「止めてもいいぞ?どうする?」
「……続ける///」
沸き上がる興奮を抑えきれない熱斗は、自らシャツを脱ぎ去り上半身裸になると、ベットに倒れ込むように横になった。その様子に見惚れる炎山。
「俺を誘ってるのか?」
「…解ってるくせに…意地悪v」
若干顔をニヤつかせ、熱斗の上に倒れ込む炎山。そして、熱斗の耳元で優しくこう呟いた。
「愛してるよ熱斗…」
「俺もだよ。宇宙で一番炎山を愛してるv」
「規模が大きな…」
…二人はその後、お互いの服をゆっくりと脱がし合い、小さなベットを軋ませながら、お互いの愛を確認し合った。
「チッ、早くスリープモードにならないかなぁ…あぁ…炎山なんか死ねばいいの…多忙で死んじゃえ…熱斗くんは僕だけの物なんだから…」
二人が愛を確認し合っている真っ最中、熱斗の机の上にある、青いPETから「強力なダークオーラ」が沸き上がっていたのは誰も知らない。
よくある話だな…現実でも、ついつい一方的になっちゃうんですよね。
「熱斗くん…何時までそこで待ってるの?炎山から連絡なんて来ないと思うよ…絶対」
「だってさ、いつも俺からばっかじゃん!だから、今日は俺から連絡しないで待ってんだよ」
炎山と熱斗、二人がプライベートなことで会う場合は、常に熱斗からの連絡で成り立っている。付き合い始めても同じで、炎山から私的な要件で通信やメールなどは送られて来たことは一度も無い。
「……」
熱斗が炎山からの連絡を待ち始めて、既に6時間が経過していた。ギンギンに輝いていた太陽は沈み、窓の外は真っ暗。長時間放置されたのが原因なのか、ロックマンも珍しくスリープ状態に入っている。
「炎山の馬鹿…」
結局その週の週末、炎山からの連絡は一度も来ることはなかった。
-翌日
授業中、科学省からの緊急の呼び出しがあり、熱斗は急ぎ学校を抜け出し、街に突如出現した獣化ウイルス軍団の退治に向うことになった。
「くぅうう!あと10分で給食だったのに~!」
「熱斗君!そんなことはいいから現場に急ごう!」
「はいはい、割切りますよ…よし、行くぞロックマン!」
やがて何ブロックか進むと、ようやく熱斗は事件現場に辿り着き早速CFする。しかし、CFロックマンの前には想像以上の量の獣化ウイルスが実態化していた。
「こ、こんなに!?」
「熱斗くん、しかも一個体の性能が高いよ!」
実態化したウイルスは以外に手強く、CFロックマンは苦戦を虐げられ。やがて、ジワジワとウイルスの物量に押され、遂にCFロックマンは周りをウイルスに取り囲まれてしまった。まさに絶体絶命の状況…しかも、起死回生のプログラム・アドバンスもハイパーバーストの組み合わせしか残っておらず、熱斗は窮地に追いやられる。
「このままじゃ…」
「エリアスチール!」
「うわっ!」
「プログラム・アドバンス!ドリームソード!」
大量の獣化ウイルスは、何者かが放った強力なプログラム・アドバンスにより全て一掃された。CFロックマンはその光景をポカーンとした表情で眺めている。
「す、スゲー…」
ふと、自分を救出し、さらに獣化ウイルス軍団を全滅させた人物の方を見ると、そこにはなんとCFブルース-愛しの炎山が立っていた。
(え、炎山!?)
やがて、ディメンショナルエリアが解除され、二人はCFが解除されて元の姿に戻った。この後、いつもなら炎山に抱きつく熱斗だが、今日は不貞腐れた表情で炎山を鋭く睨みつけている。炎山は、自分に向けられている鋭い視線に気づき、熱斗の方に振り返る。
「…どうした熱斗?…なぜそんな顔…」
「…うるさいっ!!俺の邪魔すんなよ炎山!せっかく敵を一か所に集めて、プリズムとスプレッドガンの拡散反射で全滅させようと思ったのに!」
熱斗は咄嗟に思いついた攻略法を炎山に言い放ち、助けなど要らなかったかのように炎山を怒鳴り付けた。(この日はプリズムのチップを既に使用済みだった)
「そんなにムキにならなくてもいいだろ?」
突然、物凄い権幕で怒り出す熱斗に驚く炎山。理由は分からないが、炎山なりに熱斗の機嫌を取ろうと話し掛けるが、熱斗はさらに意味不明な発言を続ける。
「とにかく炎山なんて大嫌いだ!もう二度と俺の前にそのツラ出すなよ……馬鹿…」
流石の炎山も、こう一方的に訳もわからず好きな人物に怒鳴られて耐えられる訳もなく、遂に炎山も熱斗の態度にブチギレた。
「お前何様だ!?いい加減にしないとゆるさないぞ…さぁ、謝れ」
「はぁ?謝るのはお前だろ?馬鹿、アホ、成金………」
「なっ…」
思いつく悪口を言えるだけ言うと、熱斗は炎山に背を向け、一目散に何処かに向って走りだす。
「お、おい!熱斗!………待てよ!」
しばしの沈黙の後、炎山は熱斗を捕まえようと追いかけ始めるが、既に熱斗の姿を見失ってしまっていた。PETで連絡を取っても拒否され、とりあえず炎山は熱斗のことを後回しにすることにして、この場は商談相手の待っている自社に戻ることを選択。ブルースに待たせてある車を回すように指示を出す。
一方、熱斗の方は……
当然のように、熱斗は炎山が自分を追いかけて来てくれていると思い込んでいて、先ほどの現場から200メートルくらいの場所にあるベンチに腰かけ、炎山が来るのを今か今かと待っていた。
「何やってんだよ炎山の奴、さっさと来いよ……あ…」
その時、熱斗の目の前の道路を猛スピードで駆け抜ける、よく見慣れた黒いリムジン。間違い無く炎山の乗ったリムジンだろう。その車は熱斗を一瞬で追い越し、あっと言う間に見えなくなる。
「…炎山……」
「熱斗くん…」
呆然と車の消えて行った方向を眺める熱斗。やがて虚ろな表情でベンチから立ち上がると、何か言っているロックマンを無視して、トボトボと頭を俯かせて自分の家に向って歩き始めた。
「炎山の馬鹿…炎山の…」
家に帰るや否や、熱斗は自室のベットに潜り込み、枕に顔を押しつけてワンワンと泣き始める。熱斗のその様子を見るに見かねたロックマンは、自分ではどうしようもないと思い、本意では無かったが、渋々炎山の所に事情の説明に向うことにする。
「はぁ、炎山と別れてくれれば一番いいんだけどね…でも、しかたないか…」
ブツブツとボヤキながらロックマンは電脳世界を進む、やがてロックマンは炎山のPETの中に到着。さっそくブールスと接触して仲介してもらい、熱斗のことについて炎山に話し始めた。
「あのね炎山…熱斗くんは…」
ロックマンの説明により、ようやく一連の流れを掴んだ炎山。
「そうか、それであんな態度を…」
「昨日の今日だからね……熱斗くんの怒りも収まってなかったみたい」
「ロックマン、わざわざ済まなかったな…」
「別に…僕は熱斗くんの辛さを取り除いてあげたいだけだから。それに、僕は炎山のことは認めてないからねv」
不気味な笑顔で炎山に向ってそう言うと、ロックマンは炎山のPETからさっさと消えて行った。炎山は「認めてない」という言葉に苦笑いすると、何やらブルースに指示を出し始める。
「…その予定で頼むぞブルース」
「了解しました、炎山様。では、本社入り口に車を手配しておきます」
炎山は副社長室を足早に立ち去ると、正面玄関に待たせてあるリムジンに乗り込み車を出させる。当然行先は熱斗の家だ。
「まったく、かわいい奴だよ…」
-同時刻
その頃熱斗は、泣き疲れてスヤスヤとベッドの中で眠っていた。寝ている熱斗の薄い桃色のほおには若干涙の跡が付いており、お気に入りのバンダナも首元までずれ落ちている。時折、涙で濡れた枕に抱きつき、無意識に愛しい恋人の名を叫ぶ熱斗。
それからどれくらの時間が経過しただろ…部屋の中には夕暮れの明かりが射し込んでいた。やがて、熱斗が目を覚ますと、目の前には愛しの炎山が横たわっている。しかも、自分のことを黙って見つめているのだ。
…!?
「うわぁあああ!炎山!な、なんで?どうして?…んぁ」
なぜか自分の部屋に居た炎山の姿に驚き、熱斗は飛び起きた。しかも、炎山は困惑している熱斗にいきなり抱きつくと、いきなり熱斗のピンク色の唇に接吻する。
「んぅぅ…」
始めは炎山の求愛に抵抗していた熱斗だが、次第に炎山の甘い舌責めのテクニックに屈伏して行き、ついには自らの舌と絡めあわせクチュクチュといやらしい音を立て始めた。
「んぅうん…んぅ…んぁ…ぷはっ!…はぁ、はぁ……ところで…なにしに来たんだよ///」
長い接吻を終え、熱斗は若干照れながら炎山にそう尋ねる。その問に炎山は、「今更」というような顔をしながら熱斗の問いにやさしく答える。
「理由は無い…ただ、俺はお前にキスしてやりたかっただけだ。それと……熱斗、すまない。本当だったら、普段忙しい俺からお前に連絡を入れてやるべきだったな。少しお前に甘えていたようだ…」
「炎山?それって…」
「お前の友人が、俺に全部話してくれたぞ…」
(ロックマンが?アイツ…炎山が嫌いだったんじゃ…でも…ありがとう…)
熱斗は心の中でロックマンに感謝すると、炎山に思いっきり抱きついた。
「なぁ?反省してる?炎山?」
「許してくれるのか?熱斗?」
「まぁ、許してやってもいいけど…今度もし、暇が出来たらさぁ…俺と…」
「なんでもしてやるよ」
次の瞬間、熱斗が喋り終わる前にすべての要求を呑むと告げ、再び熱斗の唇に甘い接吻を行う炎山。
「んぁ…またぁ?んぅう…」
「しばらく齧り付いていなかったんでな……こっちもいいか?」
「んぁ…許可してないってば……炎山のH…v」
炎山は熱斗の上着を脱がせ、長そでのシャツを首元まで捲り上げると、今度は熱斗の小さな胸の突起物をゆっくりと舌で舐め回し、膨れ上がった物を甘噛みする。
「やぁ…噛むなよぉ……あんまりやり過ぎると…俺…」
「止めてもいいぞ?どうする?」
「……続ける///」
沸き上がる興奮を抑えきれない熱斗は、自らシャツを脱ぎ去り上半身裸になると、ベットに倒れ込むように横になった。その様子に見惚れる炎山。
「俺を誘ってるのか?」
「…解ってるくせに…意地悪v」
若干顔をニヤつかせ、熱斗の上に倒れ込む炎山。そして、熱斗の耳元で優しくこう呟いた。
「愛してるよ熱斗…」
「俺もだよ。宇宙で一番炎山を愛してるv」
「規模が大きな…」
…二人はその後、お互いの服をゆっくりと脱がし合い、小さなベットを軋ませながら、お互いの愛を確認し合った。
「チッ、早くスリープモードにならないかなぁ…あぁ…炎山なんか死ねばいいの…多忙で死んじゃえ…熱斗くんは僕だけの物なんだから…」
二人が愛を確認し合っている真っ最中、熱斗の机の上にある、青いPETから「強力なダークオーラ」が沸き上がっていたのは誰も知らない。
よくある話だな…現実でも、ついつい一方的になっちゃうんですよね。
恥辱塗れの優勝賞品
俺の名はカイト、俺は今から一世一代の大勝負を迎えようとしている。この試合に勝てば、俺はこの格闘世界の覇者になり、富と栄光を得られる……ハズだった。
「ここまで、なんと一撃で敵を葬って来た最強の闘士、カイト・グラインダーの登場だぁあああ!!」
司会の男がカイトの名を叫ぶと、会場からは大歓声が沸き上がる。そして、待機室からは声援に答えるように、カイトが会場に姿を現した。その姿は一見小柄で童顔だが、全身は強靭な筋肉の鎧に包みこまれ、体の隅々まで鍛え上げられている。
ここ、列剛の国では「漢羅蒙翔武道会」という格闘技の頂点を競う大会が毎年行われており、この大会の優勝者には「国王になる以外の願い」をなんでも国王が可能な限り叶えてくれるのだ。(一度優勝した場合は、以後10年間は出場できない)そして、いよいよ競技場では運命の決勝戦が始まろうとしていた……
「さぁ、無敵のカイトの対戦相手を紹介するぞ……ん?おおっと!これまた驚いた!なんと対戦者もここまで一撃で勝ち上がってきたつわものだぁあああああ!その名も、スピア・グラストスだぁああああ!」
控え室から現れたスピアに向って観客はカイトとの時と同等の大歓声を上げて、スピアを闘技場に招き入れる。スピアはカイトほどの筋肉は無いが、長身で美形タイプであったため、女性客の人気は凄まじかった。その黄色い声援に、スピアは両手を振りながら笑顔で答えている。
「アイツがスピアか……楽勝だな」
カイトは現れたスピアの姿を見て、咄嗟に自分以下の力量だと判断すると、表情に笑みを溢す。そして、二人がリングに上がり所定位置まで移動すると、ついに試合開始のベルが司会の手によって鳴らされようとしていた。
「さぁ、待ちに待った決勝戦、カイト・グラインダーⅤSスピア・グラストス……レディ…ゴーぉおおおお!!」
カァーン!
「…化…カイ…が…撃」 「マジかよ…あの…優勝…」
「お、俺は一体…くっ…体が動かない…」
気がつくと、カイトは全身をボロボロにされ、しかも全裸でリングの上に寝そべっていた。
会場は何やら騒がしく、すでにスピアの勝利宣言が行われている。
「な、なぜ?…俺が負けた?…そうだ、開始直後に……」
カイトとスピアの実力差は凄まじかった。試合開始直後、カイトはスピアの先制攻撃を受けて早々にダウン。その後スピアはカイトの服を引き千切り、カイトの首根っこを掴みあげると、会場の観客に向ってカイトの性器を晒しながらカイトの背中を気絶するまで殴り続けたのだ。
「くっ…クソぉ…」
先程スピアに与えられた屈辱を思い出し、涙を流し始めたカイト。その時、観客が一斉に大歓声を上げる。どうやら現国王の「ナイル・デ・ラブダルス」が観客の前に姿を現したようだ。
「そなたが今年の優勝者、スピア・グラストスじゃな?いやいや、そなたには驚かされたわい。…さぁ、お主の望みは何ぞな?」
国王は、さっそくスピアの願を聞いた。それに対し、スピアは誰もが想像していなかったことを願いとして口にする。
「陛下!私の願は…カイト・グラインダーを国家公認のペットとして頂くことです!」
「何!?…俺を?」
国王も会場の観客も、すべての人々が驚いた表情を浮かべるが、この場で誰よりもその発言に驚いたのはカイトだった。
「で、では…カイト・グラインダーの市民権を剥奪し、スピア・グラストスのペットとして扱うことを国で正式に許可しよう……だが、お主は本当にこれでいいのか?」
国王の問いかけに、スピアは黙って頷いた。その対応に会場の熱気は一気に冷め、観客が無言になってしまった。そこで、焦った司会はスピアのフォローに入る。
「な、なぁんてことだぁああ!今年の優勝者は何を考えているんだぁ!なんと優勝賞品に相手選手を指名!どういう意図があってのことでしょうか?個人的な怨恨か?それとも惚れちまったのか?とにかく意味不明だが、今年の優勝者はスピア・グラストスだぁあああ!会場のみなさん、彼に盛大な拍手をお願いしまぁあああす!!」
「うぉおおおおおおお!スピア!スピア!スピア!」
スピアの大胆発言で静まり返っていた会場は、司会者の冗談交じりのアナウンスの効果で再び盛り上がった。
「さぁ、行くぞカイト…」
全裸のカイトを脇に抱え、スピアは会場の声援に空いた手を振りながら答えると、自分の控え室に消えて行った。
スピアの控え室-
「なぜ俺を…それに俺は…お前のペットになんか絶対ならないぞ…」
「ふん、全ての国民が認めているんだぞ?お前は俺のペットだってな」
控え室のベンチに寝かされたカイトはスピアに向ってさっそく反抗しようとするが、スピアはあっさりとそれを退けた。
「ホラ、いつまで全裸で居るつもりだ?まぁ、俺はうれしいけどね…これを穿けよ」
スピアは全裸のカイトにパンツを差し出した。スピアに全裸姿を指摘されたカイトは、何だか急に物凄く恥ずかしくなり、差し出されたパンツを奪い取ると、それにさっそく足を通す。
「くっ…なんだよコレ…それにサイズも小さいし…」
カイトが履いているのは、パンツというより「競泳水着」と言った方がいいようなデザインと生地で出来ていて、サイズも本来のサイズより二回りほどちいさいようだ。
「あれ?結構従順なんだねカイト?御主人様に与えられた「奴隷」の服に、無抵抗で着替えちゃったよ…実は変態?」
「なんだと!…お前、俺をハメたな!?こんな物…今すぐに…」
競泳水着に手を伸ばし、カイトがそれを脱ぎ去ろうとした瞬間、スピアが再びカイトを困惑させるような言葉を言い放つ。
「え?そんなに全裸姿になりたいんだ?やっぱりカイトは変態だな」
「くっ…」
どう動いても変態扱い、結局カイトが導き出した答えは、競泳水着を着用し続けるという選択だった。しかし、一見履いていた方がマシだと思われるが、それはスピアの巧みな誘導であり、結果としてカイトは自身の意思とは関係なく、自分を間接的に「奴隷・ペット」として認めたことにされていた。
「さて、お次はペットに必要不可欠な首輪を着けてあげよう」
「て、てめぇ!ふざけんなよ…」
体力が若干回復したのか、カイトは防御姿勢を取りながらスピアから距離を取った。しかし、なぜか装着された記憶の無い鎖付きの首輪が、しっかりとカイトの首にいつの間にか嵌められていた。
「な、いつの間に?どうやって?不可能だろう!?」
「おいおいカイト、お散歩したいのか?」
(コイツ…神速とか…そんな領域じゃない…時を止めた?だから試合でも、あんな一方的に…)
カイトは、スピアには特殊な時を止めるような能力があるのだと推理した。スピア自身も、カイトが自分の能力に薄々気が付いていると察し、自分の「力」のことを話し始める。
「時は止められないよ…ただ、俺は自身を「止めた」それだけのことさ」
「自分を止める?一体それは…」
「もういいだろう?これ以上は単細胞なカイトの頭じゃ理解できないよ」
スピアはそう言うと、首輪に繋がっている鎖をグイっと引っ張り、カイトの体を自分の方に無理やり引き寄せる。そして、注射器の様な物を取り出すと、それをカイトの体に躊躇なく差し込み、肉体に液体を注入した。
「タネもバレちゃったし…保険だよv」
「な、何を注射したんだ……ぐぁ…あぁああああ!!」
液体を注射した瞬間、カイトの体は激痛に包まれ、カイトは思わずその場に倒れ込む。
「うぅ…うがぁあああああ!俺にぃいいなにをぉおおお!」
「だから保険だよ…」
そして、しばらくすると、今度はカイトの引き締まった筋肉が徐々に減っていき、肉体の筋力が大幅に低下させられてしまった。
「はぁ、はぁ…お、俺の体が…力が入らない…あぁ…」
「ほぉ、見せかけだけの筋肉も大分残ってるな。まぁ、それでも俺には抵抗できないだろう」
外見にそれほどの変化は無いが、カイトの力は通常時の十分の一以下になっていた。一方、薬品の成果に満足したスピアは、地面に這いつくばるカイトに向ってニコニコしながら薬の説明を始める。
「カイトに注入したのは、「筋力消滅剤」って呼ばれてるんだけど…」
筋力消滅剤-
投与された人間の筋力を著しく低下させ、以後も永遠に筋力が戻ることはない。主に、この国では受刑者などに使用されている。
「俺の体を返せ!」
説明を終えたスピアに殴りかかるカイトだが、あっさりとスピアに両腕を押さえつけられ。後ろ手にされた後、手錠を掛けられてしまった。
「無駄な抵抗するからだぞ。さぁて、そろそろ家に帰るか」
「首輪と手錠を外せよ!こんなの犯罪だぞ!」
喚き叫ぶカイトを無視し、スピアはカイトを強引に鎖で引っ張りながら、選手控室を後にした。
うへ、また新作を作ってしもうた。
「ここまで、なんと一撃で敵を葬って来た最強の闘士、カイト・グラインダーの登場だぁあああ!!」
司会の男がカイトの名を叫ぶと、会場からは大歓声が沸き上がる。そして、待機室からは声援に答えるように、カイトが会場に姿を現した。その姿は一見小柄で童顔だが、全身は強靭な筋肉の鎧に包みこまれ、体の隅々まで鍛え上げられている。
ここ、列剛の国では「漢羅蒙翔武道会」という格闘技の頂点を競う大会が毎年行われており、この大会の優勝者には「国王になる以外の願い」をなんでも国王が可能な限り叶えてくれるのだ。(一度優勝した場合は、以後10年間は出場できない)そして、いよいよ競技場では運命の決勝戦が始まろうとしていた……
「さぁ、無敵のカイトの対戦相手を紹介するぞ……ん?おおっと!これまた驚いた!なんと対戦者もここまで一撃で勝ち上がってきたつわものだぁあああああ!その名も、スピア・グラストスだぁああああ!」
控え室から現れたスピアに向って観客はカイトとの時と同等の大歓声を上げて、スピアを闘技場に招き入れる。スピアはカイトほどの筋肉は無いが、長身で美形タイプであったため、女性客の人気は凄まじかった。その黄色い声援に、スピアは両手を振りながら笑顔で答えている。
「アイツがスピアか……楽勝だな」
カイトは現れたスピアの姿を見て、咄嗟に自分以下の力量だと判断すると、表情に笑みを溢す。そして、二人がリングに上がり所定位置まで移動すると、ついに試合開始のベルが司会の手によって鳴らされようとしていた。
「さぁ、待ちに待った決勝戦、カイト・グラインダーⅤSスピア・グラストス……レディ…ゴーぉおおおお!!」
カァーン!
「…化…カイ…が…撃」 「マジかよ…あの…優勝…」
「お、俺は一体…くっ…体が動かない…」
気がつくと、カイトは全身をボロボロにされ、しかも全裸でリングの上に寝そべっていた。
会場は何やら騒がしく、すでにスピアの勝利宣言が行われている。
「な、なぜ?…俺が負けた?…そうだ、開始直後に……」
カイトとスピアの実力差は凄まじかった。試合開始直後、カイトはスピアの先制攻撃を受けて早々にダウン。その後スピアはカイトの服を引き千切り、カイトの首根っこを掴みあげると、会場の観客に向ってカイトの性器を晒しながらカイトの背中を気絶するまで殴り続けたのだ。
「くっ…クソぉ…」
先程スピアに与えられた屈辱を思い出し、涙を流し始めたカイト。その時、観客が一斉に大歓声を上げる。どうやら現国王の「ナイル・デ・ラブダルス」が観客の前に姿を現したようだ。
「そなたが今年の優勝者、スピア・グラストスじゃな?いやいや、そなたには驚かされたわい。…さぁ、お主の望みは何ぞな?」
国王は、さっそくスピアの願を聞いた。それに対し、スピアは誰もが想像していなかったことを願いとして口にする。
「陛下!私の願は…カイト・グラインダーを国家公認のペットとして頂くことです!」
「何!?…俺を?」
国王も会場の観客も、すべての人々が驚いた表情を浮かべるが、この場で誰よりもその発言に驚いたのはカイトだった。
「で、では…カイト・グラインダーの市民権を剥奪し、スピア・グラストスのペットとして扱うことを国で正式に許可しよう……だが、お主は本当にこれでいいのか?」
国王の問いかけに、スピアは黙って頷いた。その対応に会場の熱気は一気に冷め、観客が無言になってしまった。そこで、焦った司会はスピアのフォローに入る。
「な、なぁんてことだぁああ!今年の優勝者は何を考えているんだぁ!なんと優勝賞品に相手選手を指名!どういう意図があってのことでしょうか?個人的な怨恨か?それとも惚れちまったのか?とにかく意味不明だが、今年の優勝者はスピア・グラストスだぁあああ!会場のみなさん、彼に盛大な拍手をお願いしまぁあああす!!」
「うぉおおおおおおお!スピア!スピア!スピア!」
スピアの大胆発言で静まり返っていた会場は、司会者の冗談交じりのアナウンスの効果で再び盛り上がった。
「さぁ、行くぞカイト…」
全裸のカイトを脇に抱え、スピアは会場の声援に空いた手を振りながら答えると、自分の控え室に消えて行った。
スピアの控え室-
「なぜ俺を…それに俺は…お前のペットになんか絶対ならないぞ…」
「ふん、全ての国民が認めているんだぞ?お前は俺のペットだってな」
控え室のベンチに寝かされたカイトはスピアに向ってさっそく反抗しようとするが、スピアはあっさりとそれを退けた。
「ホラ、いつまで全裸で居るつもりだ?まぁ、俺はうれしいけどね…これを穿けよ」
スピアは全裸のカイトにパンツを差し出した。スピアに全裸姿を指摘されたカイトは、何だか急に物凄く恥ずかしくなり、差し出されたパンツを奪い取ると、それにさっそく足を通す。
「くっ…なんだよコレ…それにサイズも小さいし…」
カイトが履いているのは、パンツというより「競泳水着」と言った方がいいようなデザインと生地で出来ていて、サイズも本来のサイズより二回りほどちいさいようだ。
「あれ?結構従順なんだねカイト?御主人様に与えられた「奴隷」の服に、無抵抗で着替えちゃったよ…実は変態?」
「なんだと!…お前、俺をハメたな!?こんな物…今すぐに…」
競泳水着に手を伸ばし、カイトがそれを脱ぎ去ろうとした瞬間、スピアが再びカイトを困惑させるような言葉を言い放つ。
「え?そんなに全裸姿になりたいんだ?やっぱりカイトは変態だな」
「くっ…」
どう動いても変態扱い、結局カイトが導き出した答えは、競泳水着を着用し続けるという選択だった。しかし、一見履いていた方がマシだと思われるが、それはスピアの巧みな誘導であり、結果としてカイトは自身の意思とは関係なく、自分を間接的に「奴隷・ペット」として認めたことにされていた。
「さて、お次はペットに必要不可欠な首輪を着けてあげよう」
「て、てめぇ!ふざけんなよ…」
体力が若干回復したのか、カイトは防御姿勢を取りながらスピアから距離を取った。しかし、なぜか装着された記憶の無い鎖付きの首輪が、しっかりとカイトの首にいつの間にか嵌められていた。
「な、いつの間に?どうやって?不可能だろう!?」
「おいおいカイト、お散歩したいのか?」
(コイツ…神速とか…そんな領域じゃない…時を止めた?だから試合でも、あんな一方的に…)
カイトは、スピアには特殊な時を止めるような能力があるのだと推理した。スピア自身も、カイトが自分の能力に薄々気が付いていると察し、自分の「力」のことを話し始める。
「時は止められないよ…ただ、俺は自身を「止めた」それだけのことさ」
「自分を止める?一体それは…」
「もういいだろう?これ以上は単細胞なカイトの頭じゃ理解できないよ」
スピアはそう言うと、首輪に繋がっている鎖をグイっと引っ張り、カイトの体を自分の方に無理やり引き寄せる。そして、注射器の様な物を取り出すと、それをカイトの体に躊躇なく差し込み、肉体に液体を注入した。
「タネもバレちゃったし…保険だよv」
「な、何を注射したんだ……ぐぁ…あぁああああ!!」
液体を注射した瞬間、カイトの体は激痛に包まれ、カイトは思わずその場に倒れ込む。
「うぅ…うがぁあああああ!俺にぃいいなにをぉおおお!」
「だから保険だよ…」
そして、しばらくすると、今度はカイトの引き締まった筋肉が徐々に減っていき、肉体の筋力が大幅に低下させられてしまった。
「はぁ、はぁ…お、俺の体が…力が入らない…あぁ…」
「ほぉ、見せかけだけの筋肉も大分残ってるな。まぁ、それでも俺には抵抗できないだろう」
外見にそれほどの変化は無いが、カイトの力は通常時の十分の一以下になっていた。一方、薬品の成果に満足したスピアは、地面に這いつくばるカイトに向ってニコニコしながら薬の説明を始める。
「カイトに注入したのは、「筋力消滅剤」って呼ばれてるんだけど…」
筋力消滅剤-
投与された人間の筋力を著しく低下させ、以後も永遠に筋力が戻ることはない。主に、この国では受刑者などに使用されている。
「俺の体を返せ!」
説明を終えたスピアに殴りかかるカイトだが、あっさりとスピアに両腕を押さえつけられ。後ろ手にされた後、手錠を掛けられてしまった。
「無駄な抵抗するからだぞ。さぁて、そろそろ家に帰るか」
「首輪と手錠を外せよ!こんなの犯罪だぞ!」
喚き叫ぶカイトを無視し、スピアはカイトを強引に鎖で引っ張りながら、選手控室を後にした。
うへ、また新作を作ってしもうた。
マジカル戦隊トランレンジャー
ダークジョーカーズの基地では、先日の作戦で捕虜にしたトランレンジャーのメンバー、クローバーグリーンの拷問が行われていた。
「うわぁあああああああ!!」
「クローバーグリーン、いい加減にトランジャー基地の場所を吐いたらどうだ?」
クローバーグリーンは変身アイテムと私服を取り上げられ、一糸纏わぬ全裸姿にされた後、両腕を後ろ手に縛られた状態で三角木馬に跨がされ鞭打ちを受けている。
「お、お前らになんかに…基地の場所は…絶対に教えない!…うわぁああああああ!」
「強情な奴だ…これでもか!」
拷問担当である怪人ジャックは、クローバーグリーン目掛けて容赦なく鞭を振り落とす。
パシィ!
「うあぁああああぁああ!…くそぉ…」
既に幾度となく鞭打ちされたクローバーグリーンの全身は赤く腫れ上がり、皮膚の至る所に蚯蚓腫れの跡が痛々しく浮かび上がっていた。
「まだ話す気にならないのか?」
「…」
「そうか、それがお前の答えか…」
どれだけ痛めつけても決して屈しないクローバーグリーンに対し、鞭打ちで白状させるは難しいと判断したジャックは鞭打ちを中断。別の方法でクローバーグリーンを責め落とすことに決める。
「ところでクローバーグリーンよ、お前は確か小学生だったな?今年で何年だ?」
「…なんでそんなこと…聞くんだ?」
「…教えてくれないならお前の体に直接聞こう」
「ちょ…何を…」
ジャックはクローバーグリーンの返事の有無に関係無く勝手に話を進め、クローバーグリーンの幼い皮の被った性器に手を伸ばす。
「おい!何する気だ!やめろ…やめろぉおお!…んっ…く」
必死にクローバーグリーンはジャックを静止させようとするが、後ろ手に縛られて三角木馬に跨らされている状態では何一つ抵抗することが出来ない。やがて、ジャックはクローバーグリーンの性器をツンツンと人指し指で突っ突き始めた。
「やぁめぇ…やめろぉ…触るなぁ…」
「さっきまでの威勢は何処に行った?…ん?なんかお前のチンコ、ピクピクと反応し始めたぞ?おいおい、まさか正義のヒーローがチンコ立たせたりしないよな?」」
「そんなこと…」
(やばい!このまま責め続けられたら本当に…)
ジャックはクローバーグリーンの微妙な反応を見逃さず、クローバーグリーンの性器をつまみあげて上下に扱き始める。
「うぅ…やめろよ!…やめてぇ…」
「正義のヒーローだろ?それともクローバーグリーンは只の変態くんだったのかな?」
「そんな風に言うなぁ…やぁあ…ダメ!駄目ぇえぇえええ!!」
さり気無いジャックの言葉責めと性器への刺激が重なり合い、ついにクローバーグリーンの性器がビクンビクンと脈打ちながら勃起を開始。ジャックは満足げな表情を浮かべながらその様子を眺めていた。
「やぁ…変態!見るなぁ!…こっち見んなよ!!………見ないでよぉ…」
「何を言っている?敵である俺の目の前でチンコをビンビンに立たせているお前の方が変態だろ?なぁ、変態ヒーローくん」
クローバーグリーンは恥ずかしさで顔を真っ赤に染めながらジャックに小声で反論する。
「うぅ…俺は変態じゃない…変態なんかじゃ…」
「ふん、まぁ時期に自分が変態だって自覚するさ」
ジャックはクローバーグリーンに向ってそう言うと、何処からか透明なシリコン製のオナホールを取り出して、その中にローションを満遍なく流し込む。そして、ローションが注ぎ込まれたオナホールをクローバーグリーンの勃起した性器にズブズブと押しこんでいく。
「うんぁあ!何だよそれぇ…んぁあ!…早く抜けよぉ…」
「ああ、お望み通りスグに抜いてやるよ…」
次の瞬間、「ズリュ」という音と共にクローバーグリーンの性器を咥え込んでいたオナホールが勢いよく引き抜かれた。
「んぁあ…うぁあああん!うんぁ…うぅん」
引き抜かれるのと同時に、クローバーグリーンは自身の性器に駆け抜けるこれまで感じたことのない甘い刺激に思わず喘ぎ声を漏らす。
「どうやら精通はしているようだな。どうだ気持ちいいだろう?そら、何度でも出し入れしてやるよ!」
予想以上の反応を示すクローバーグリーンに興奮したジャックは、その後もクチュクチュといやらしい音を立てながら、何度もオナホールの出し入れを繰り返した。
「やぁ…だめぇ…んぁああぁ!うぅんあぁあ……はぁ…はぁ…はぁあああん」
未知の快感にすっかり支配されてしまったクローバーグリーンの表情は虚ろになり、口からは荒い吐息と共に涎を垂れ流し、体からはダラダラと満遍なく汗を噴き出している。それらのクローバーグリーンの体から分泌される液体は、ジワジワと三角木馬に染み込んでいき、妖しくテカテカと輝き始めていた。
「うんぁあ!んぁあぁあん…んぁあん…んぁあんぁあん…」
「流石は変態ヒーロー、すっかりコイツの虜になっちまった様だな」
オナホールを出し入れしながら、ジャックはクローバーグリーンに向って屈辱的な発言をする。当然そんなことを言われたらすぐに否定するクローバーグリーンだが、先程までのようにジャックの発言にいちいち反発することはせず、逆に自ら腰を振って性器をオナホールに押しつけている有り様だ。
「そんなに盛るなよ。いやらしい喘ぎ声を上げやがって…俺まで我慢できなくなりそうだ」
「うんぁああ…んぁああん!!んぁああん…んぅうんぁあぁ…んぁああ」
その内、クローバーグリーンの性器からピチャピチャとガマン汁が溢れ出し始め、腰の動きも一段と強くなっていく。どうやらついに快感が頂上に達して性器が限界を迎えようとしている様だ。
「んぁあぁ…んぁああん…んぁああ…んぁうぅあんぁ!!…んぁ………???」
絶頂まであと少しだったにも関わらず、ジャックは急にクローバーグリーンへのオナホール責めを中断してこう言った。
「…今日はここまでだ、変態ヒーロー」
「うんぁ…うぅ…うぅうう」
「どうした?何か言いたい事でもあるのか?」
ジャックは解りきった質問を、寸止めされてイき損ねたクローバーグリーンに投げかける。
「うぅ…最後…まで…うぅ…ちゃんとやれよ…」
クローバーグリーンは顔を俯かせながら、小声で途切れ途切れに恥ずかしそうにジャックにそう答えた。
「つまり俺にどうしろと?」
ニヤニヤ笑みを浮かべながら、ジャックはクローバーグリーン自身に敗北宣言を行わせるために意地の悪い質問をする。
「それは…うぅ…」
「ハッキリ言え、言えないなら俺はこの部屋から出ていくぞ…」
ジャックはそう言ってクローバーグリーンに背を向けると、ゆっくりと扉に向って歩き出す。やがて、ジャックが扉に手を掛けて外に出ようとしたその瞬間、ついにクローバーグリーンの口から思惑通りの敗北宣言が行われた。
「待って!!その……あの…俺を…俺をイかせてくれ!!」
クローバーグリーンは物足りなさそうな苦悶の表除を浮かべながらジャックに屈辱的な敗北宣言をする。
「どうやって?…それに変態ヒーローだって認めるのか?」
「うっ………そ、その筒で俺のチンコをイかせてくれ!!このまま放置されたら変になっちゃうよ…うぅう…お願いだからイかせて……変態でもなんでも認めるから…」
一度屈してしまったクローバーグリーンは、ジャックの追い打ちにまんまと乗せられ、絶頂を向えるために次々と躊躇なく恥じらいの言葉を並べた。
「まぁ、お前がそこまでイきたいならイかせてやっても構わないぞ。…だが、条件がある。トランジャー基地の場所を吐いてもらおうか」
「うぅ…それは……出来ない…それだけは…」
自身の快楽のためにプライドさえ投げ打ったクローバーグリーンだが、基地の場所だけは話せないとジャックの要求を頑なに拒む。
(チッ、流石に初日から聞き出すのは無理か…だが、この責めは年頃のガキには効果抜群のようだ…何日も寸止め責めを繰り返せば……)
「そうか、ならイかせてやることは出来ないな。……あぁ、果たして何日持つのか楽しみだ」
「うぅ……」
ジャックはクローバーグリーンをそのままの状態で放置し、笑いながら何処かに去って行く。一人、拷問部屋に残されたクローバーグリーンはポロポロと涙を流しながら、捕まった自分を仲間が助けに来てくれると信じて待ち続けた。
続く?のか?微妙な終わり方だなぁ…
「うわぁあああああああ!!」
「クローバーグリーン、いい加減にトランジャー基地の場所を吐いたらどうだ?」
クローバーグリーンは変身アイテムと私服を取り上げられ、一糸纏わぬ全裸姿にされた後、両腕を後ろ手に縛られた状態で三角木馬に跨がされ鞭打ちを受けている。
「お、お前らになんかに…基地の場所は…絶対に教えない!…うわぁああああああ!」
「強情な奴だ…これでもか!」
拷問担当である怪人ジャックは、クローバーグリーン目掛けて容赦なく鞭を振り落とす。
パシィ!
「うあぁああああぁああ!…くそぉ…」
既に幾度となく鞭打ちされたクローバーグリーンの全身は赤く腫れ上がり、皮膚の至る所に蚯蚓腫れの跡が痛々しく浮かび上がっていた。
「まだ話す気にならないのか?」
「…」
「そうか、それがお前の答えか…」
どれだけ痛めつけても決して屈しないクローバーグリーンに対し、鞭打ちで白状させるは難しいと判断したジャックは鞭打ちを中断。別の方法でクローバーグリーンを責め落とすことに決める。
「ところでクローバーグリーンよ、お前は確か小学生だったな?今年で何年だ?」
「…なんでそんなこと…聞くんだ?」
「…教えてくれないならお前の体に直接聞こう」
「ちょ…何を…」
ジャックはクローバーグリーンの返事の有無に関係無く勝手に話を進め、クローバーグリーンの幼い皮の被った性器に手を伸ばす。
「おい!何する気だ!やめろ…やめろぉおお!…んっ…く」
必死にクローバーグリーンはジャックを静止させようとするが、後ろ手に縛られて三角木馬に跨らされている状態では何一つ抵抗することが出来ない。やがて、ジャックはクローバーグリーンの性器をツンツンと人指し指で突っ突き始めた。
「やぁめぇ…やめろぉ…触るなぁ…」
「さっきまでの威勢は何処に行った?…ん?なんかお前のチンコ、ピクピクと反応し始めたぞ?おいおい、まさか正義のヒーローがチンコ立たせたりしないよな?」」
「そんなこと…」
(やばい!このまま責め続けられたら本当に…)
ジャックはクローバーグリーンの微妙な反応を見逃さず、クローバーグリーンの性器をつまみあげて上下に扱き始める。
「うぅ…やめろよ!…やめてぇ…」
「正義のヒーローだろ?それともクローバーグリーンは只の変態くんだったのかな?」
「そんな風に言うなぁ…やぁあ…ダメ!駄目ぇえぇえええ!!」
さり気無いジャックの言葉責めと性器への刺激が重なり合い、ついにクローバーグリーンの性器がビクンビクンと脈打ちながら勃起を開始。ジャックは満足げな表情を浮かべながらその様子を眺めていた。
「やぁ…変態!見るなぁ!…こっち見んなよ!!………見ないでよぉ…」
「何を言っている?敵である俺の目の前でチンコをビンビンに立たせているお前の方が変態だろ?なぁ、変態ヒーローくん」
クローバーグリーンは恥ずかしさで顔を真っ赤に染めながらジャックに小声で反論する。
「うぅ…俺は変態じゃない…変態なんかじゃ…」
「ふん、まぁ時期に自分が変態だって自覚するさ」
ジャックはクローバーグリーンに向ってそう言うと、何処からか透明なシリコン製のオナホールを取り出して、その中にローションを満遍なく流し込む。そして、ローションが注ぎ込まれたオナホールをクローバーグリーンの勃起した性器にズブズブと押しこんでいく。
「うんぁあ!何だよそれぇ…んぁあ!…早く抜けよぉ…」
「ああ、お望み通りスグに抜いてやるよ…」
次の瞬間、「ズリュ」という音と共にクローバーグリーンの性器を咥え込んでいたオナホールが勢いよく引き抜かれた。
「んぁあ…うぁあああん!うんぁ…うぅん」
引き抜かれるのと同時に、クローバーグリーンは自身の性器に駆け抜けるこれまで感じたことのない甘い刺激に思わず喘ぎ声を漏らす。
「どうやら精通はしているようだな。どうだ気持ちいいだろう?そら、何度でも出し入れしてやるよ!」
予想以上の反応を示すクローバーグリーンに興奮したジャックは、その後もクチュクチュといやらしい音を立てながら、何度もオナホールの出し入れを繰り返した。
「やぁ…だめぇ…んぁああぁ!うぅんあぁあ……はぁ…はぁ…はぁあああん」
未知の快感にすっかり支配されてしまったクローバーグリーンの表情は虚ろになり、口からは荒い吐息と共に涎を垂れ流し、体からはダラダラと満遍なく汗を噴き出している。それらのクローバーグリーンの体から分泌される液体は、ジワジワと三角木馬に染み込んでいき、妖しくテカテカと輝き始めていた。
「うんぁあ!んぁあぁあん…んぁあん…んぁあんぁあん…」
「流石は変態ヒーロー、すっかりコイツの虜になっちまった様だな」
オナホールを出し入れしながら、ジャックはクローバーグリーンに向って屈辱的な発言をする。当然そんなことを言われたらすぐに否定するクローバーグリーンだが、先程までのようにジャックの発言にいちいち反発することはせず、逆に自ら腰を振って性器をオナホールに押しつけている有り様だ。
「そんなに盛るなよ。いやらしい喘ぎ声を上げやがって…俺まで我慢できなくなりそうだ」
「うんぁああ…んぁああん!!んぁああん…んぅうんぁあぁ…んぁああ」
その内、クローバーグリーンの性器からピチャピチャとガマン汁が溢れ出し始め、腰の動きも一段と強くなっていく。どうやらついに快感が頂上に達して性器が限界を迎えようとしている様だ。
「んぁあぁ…んぁああん…んぁああ…んぁうぅあんぁ!!…んぁ………???」
絶頂まであと少しだったにも関わらず、ジャックは急にクローバーグリーンへのオナホール責めを中断してこう言った。
「…今日はここまでだ、変態ヒーロー」
「うんぁ…うぅ…うぅうう」
「どうした?何か言いたい事でもあるのか?」
ジャックは解りきった質問を、寸止めされてイき損ねたクローバーグリーンに投げかける。
「うぅ…最後…まで…うぅ…ちゃんとやれよ…」
クローバーグリーンは顔を俯かせながら、小声で途切れ途切れに恥ずかしそうにジャックにそう答えた。
「つまり俺にどうしろと?」
ニヤニヤ笑みを浮かべながら、ジャックはクローバーグリーン自身に敗北宣言を行わせるために意地の悪い質問をする。
「それは…うぅ…」
「ハッキリ言え、言えないなら俺はこの部屋から出ていくぞ…」
ジャックはそう言ってクローバーグリーンに背を向けると、ゆっくりと扉に向って歩き出す。やがて、ジャックが扉に手を掛けて外に出ようとしたその瞬間、ついにクローバーグリーンの口から思惑通りの敗北宣言が行われた。
「待って!!その……あの…俺を…俺をイかせてくれ!!」
クローバーグリーンは物足りなさそうな苦悶の表除を浮かべながらジャックに屈辱的な敗北宣言をする。
「どうやって?…それに変態ヒーローだって認めるのか?」
「うっ………そ、その筒で俺のチンコをイかせてくれ!!このまま放置されたら変になっちゃうよ…うぅう…お願いだからイかせて……変態でもなんでも認めるから…」
一度屈してしまったクローバーグリーンは、ジャックの追い打ちにまんまと乗せられ、絶頂を向えるために次々と躊躇なく恥じらいの言葉を並べた。
「まぁ、お前がそこまでイきたいならイかせてやっても構わないぞ。…だが、条件がある。トランジャー基地の場所を吐いてもらおうか」
「うぅ…それは……出来ない…それだけは…」
自身の快楽のためにプライドさえ投げ打ったクローバーグリーンだが、基地の場所だけは話せないとジャックの要求を頑なに拒む。
(チッ、流石に初日から聞き出すのは無理か…だが、この責めは年頃のガキには効果抜群のようだ…何日も寸止め責めを繰り返せば……)
「そうか、ならイかせてやることは出来ないな。……あぁ、果たして何日持つのか楽しみだ」
「うぅ……」
ジャックはクローバーグリーンをそのままの状態で放置し、笑いながら何処かに去って行く。一人、拷問部屋に残されたクローバーグリーンはポロポロと涙を流しながら、捕まった自分を仲間が助けに来てくれると信じて待ち続けた。
続く?のか?微妙な終わり方だなぁ…
予想外の代償
「新しい学校か…早く友達できるといいなぁ」
車の後部座席に座り、呆然と窓ガラスから外の景色を覗いている彼の名前は 柿本 秋一。
秋一は、小学校卒業と同時に父親の仕事の都合で引っ越すことになり、4月から始まる新天地での中学生生活に期待と不安を抱いていた。
そして、入学式当日…
「明日の予定は身体検査と教科書の……」
入学式の後、担当の教員から今後数日間の予定が告げられてその日は早々と解散となった。
引っ越してきたばかりで友達の居ない秋一は、生徒達がガヤガヤと雑談をする教室からさっさと抜け出すと、ある場所に向って歩き出す。
「え~っと、……は……体育館の裏か…」
慣れない校舎の中を歩き周り、やがて目的の大きな室内プールがある場所に到着すると、秋一は想像以上の設備の充実さに驚く。
「ここが水泳部のプールかぁ…すげぇ!!…誰も居ないし泳いじゃおうかな」
小学生時代に趣味で水泳を習っていた秀一は、早々に中学校のプールの下見に来たのだ。秋一は周囲に誰も居ないのを確認し、更衣室で持ってきた水着に着替えると、なんと勝手にプールで泳ぎ始めた。
「うっはぁ~気持ちイイ~!あぁ、父さんに水泳部のある学校に行きたいって言って正解だったな~ここなら一年中泳げるし」
バシャバシャと豪快な水音を立て、勝手気ままにプールで泳ぐ秋一。
この時、泳ぐのに夢中になっていた秀一が気付くハズもないが、プールサイドには水着姿の大柄な生徒が両腕を組んで秋一を睨みつけている。やがて、その生徒は水面から秋一の顔が飛び出すと同時に秋一に向って話しかけた。
「おい、お前誰だ?」
「!!」
突然話しかけられて、俺は心臓が止まるかと思うくらい驚いた。
恐る恐る、俺は声のした方に振り向く。
するとそこには、とても背の高い生徒がプールサイドに仁王立ちしていて
俺をギロリと睨みつけている……恐らく水泳部の上級生だろう。
「ど、どうも……こ、こんにちは。…あ、その…俺は新入生で…」
秋一はニコニコと愛想笑いをしながら自分を睨んでいる上級生に返答をする。
「今日は入学式だろ?…ちょっと気が早いんじゃないか?まだ仮入部も募集始まってないぞ」
「あははぁ…すいません」
平謝りする秋一を呆れた顔で眺める上級生。それからしばしの沈黙が続いた後、やがて上級生は辺りをキョロキョロと見渡し始め、誰も居ないのを確認して秋一に話しかけた。
「おい、とりあえずプールから上がってこい。話がある」
「……はい」
(まだ泳ぎたいのに…)
プールから上がるように指示された秋一は、渋々言う通りにプールから上がる。
「よし、着いてこい」
「えっ…うわっ!何ですか!?ここじゃダメなんですか?」
秋一がプ-ルから上がるや否や、上級生は半ば強引に秋一の腕を掴み引っ張り、そのままシャワー室に秋一を連れて行った。
「ちょっ!何するんだよ!やめぇ…やぁ…あぁあ…」
シャワー室に入った直後、上級生はいきなり秋一を抱きしめると同時に秋一の水着に手を掛け、それを一気にズリ下げ秋一から奪い取る。
「お仕置きが終わるまで水着は没収だ」
「うぅ…お仕置き?」
突然水着を取り上げられ一糸纏わぬ全裸姿にされてしまった秋一は、困惑しながらも必死に両手で股間を隠し上級生に向って問いかけた。
すると、上級生は秋一の耳元に顔を近づけてこう言う。
「そうだ、新入部員がプールに入れるようになるのは、一か月間のプールサイド掃除をこなした後だ。お前は規則を破ったんだからお仕置きを受けるのは当たり前だろ」
何の説明も受けていない、況してや水泳部に仮入部すらしていない秋一に対して不当な制裁だが、上級生はそんなことはお構い無く秋一に罰を与えようとする。
「…そんなぁ、でも……あの…俺に何をするの?」
「そうだな……一発やらせてもらおうか」
「え?」
上級生は不気味にほほ笑みながら片腕で秋一の首を押さえつけると、もう一方の手で自身の水着をズリ下ろし、既にビンビンに脈打ち勃起している性器を露わにした。
「っ!!何…離せ!!」
「初めは痛いと思うが、お仕置き何だから我慢しろよ」
上級生はそう言うと、秋一の両脇に腕を通して秋一を持ち上げるような体勢をとる。秋一は宙に浮いた足をジタバタと暴れさせて必死に抵抗するが、上級生は強引に勃起した性器
を秋一の引き締まった肛門に宛がうと、慣らしもしないでグリグリと性器を挿入し始めた。
「やぁ…っ!あぁ…何を!…痛っ!痛い!やめろよぉ…うあぁあああああ!!」
ズプズプと音を立てながら挿入されていく上級生の性器。秋一は未だかつて経験したことない肛門への激痛に絶叫を上げながら全身を震わせる。
「ケツの穴がよく引き締まっていて最高だぜぇ…」
「うぁあぁあ…痛い!…うぅあぁ…痛いよぉ…抜いてよぉ!!」
俺は上級生の行動がまったく理解できず、ただこの行為が一秒でも早く終わるようにと頭の中で祈り続ける。
やがて、肛門の激痛に苦しむ俺の耳元で唐突に上級生が語りかけてきた。
「どうだ?気持ちよくなってきただろう?…俺も去年この場所で先輩に襲われて処女を献上したんだぜぇ。あの時は最高に興奮したなぁ…お前もそうだろう?」
「くぅうぁあ!…うぅ…うぁあぁ…うぁああぁ!」
上級生の問いに答えられる余裕など微塵も無い秋一に対し、上級生は容赦なく性器の出し入れを繰り返して秋一を一方的に犯し続ける。
「おら、いやらしく喘げよ!立派なケツマンコに開発してやるからよぉ…
「うぁああぁ…はぁぁああぅう!…やめてぇえ…うぁわあぁああ!!」
興奮した上級生の性器からはガマン汁がダラダラと溢れ出し、シャワー室にはクチュクチュといやらしい音が立ち始めた。
「さぁて、そろそろイかせてもらうとするか…」
「うぁあああああ!やめぇ!!うぁあぁ…うぁあああああああ!!!」
早々に絶頂を迎え、秋一の肛門に性器を挿入したまま全身をビクンビクンと小刻みに震えさせる上級生。この時、秋一の肛門には大量の精液が流し込まれた。
…その後、上級生は秋一の肛門から性器を引き抜き抜くと同時に体を解放。上級生から解放された秀一は力なくその場に死体のようにバタリと倒れ込む。
「はぁ…はぁ…お前のケツ、最高だぁ…はぁ…はぁ…後で先輩に紹介してやるよ」
「うぅう…うぅううう…」
上級生にレイプされ、身も心もズタズタに引き裂かれた秀一。
秋一の肛門からはトロトロと鮮血の混じった精液が流れ出ていた。
あぁ、最近は短編しか書いてないな…(シカモショボイ
ショタコン大臣
無垢な少年王が納める国オセロ。
今日もオセロ王宮では、ショタコン大臣が少年王にHな悪戯を実行しようとしていた。
「おい、ツマル」
「なんでしょうか王様」
ツマルと呼ばれる人物は、わずか12歳でオセロの大臣に異例の就任をした少年であり、国一の策略家とも呼ばれている。基本的に少年王にHな悪戯をしているのはこのツマルだ。
「余はいつまで「せいえき」を出し続けなければならんのだ?この難病を治療する…」
「ですから王様。前にもお話した通り、貴方様の毎日の射精が完治への道なのですよ」
「だがのぉ……なんだかハズかしいのだ…そなたに見られながら毎日その…「しゃせい」とやらをして「せいえき」を出すのが」
恥ずかしそうな顔をしながら卑猥な言葉を連発する少年王。これもすべてツマルが仕組んだことであり、ツマルは次から次へと出任せを言って性知識の乏しい少年王を騙していく。
「あの病状について詳しく知っているのはこの国…いや、今となっては世界で私只一人です。それに毎日の症状の確認はどうしても必要なのです」
少年王は難病について多少は疑問を抱いていたが、結構はツマルの意見を真に受けて渋々賛成することにする。
「う~ん。分かった…」
「王様。くれぐれもご病気のことは私以外に悟られてはいけませんよ。一国の王が難病にかかっているなどと民衆に知れたら大変ですからね」
「…それも解っておる」
精液が出るのは病気だと少年王に教え込んだツマル。そんなツマルの大嘘にまんまと騙された少年王は、毎日のように病状経過の確認と銘打たれてツマルの目の前で自慰行為をさせられているのだ。
「ところで王様、実は王様の難病を治療できるかもしれない、「ある」道具が手に入ったのですが…」
突然、ツマルは難病を治療することの出来る道具が手に入ったと少年王に報告。
もちろんこれもツマルの嘘である。
「なんだと?なぜ早くそれを報告しないのだ!」
「いや…少々苦痛をともなう治療器具でしたので…」
「…やる」
苦痛という言葉に抵抗があった少年王であるが、流石に毎晩ツマルに自身の性器を晒すのが心底恥ずかしかったのか、少年王は小さな声で治療を受けるとツマルに伝えた。
「え?」
「あれが治るなら多少の痛みなど…早速やってくれツマル」
「…承知しました。では、いつもの診療室に参りましょうか王様」
二人は玉座を離れて診療室と呼ばれる場所に向って歩き出す。
広い王宮の中を進んでいくと、二人はやがて診療室に到着。しかし、そこは誰が見ても診療室と呼べる様な場所ではなく、まるで罪人を痛めつける拷問部屋のような造りになっていた。
「さぁ、まずはいつものように全裸に…」
「う、うむ…」
診療室に入るや否や、ツマルは少年王に慣れた口調で全裸になるように指示をする。本来なら王に対してとんでもなく無礼な行為だが、少年王は毎晩の自慰行為ですっかり全裸になることに慣れてしまったのか、淡々と衣服を脱ぎ始める。
「…次は四つん這いになって私の方にお尻を突き出してください」
ツマルは少年王を全裸にし終わると、今度は四つん這いになるようにと少年王に言いだした。
「なっ…そんな恥ずかしい体勢にならないといけないのか?」
「止めますか?」
「…やる」
少年王はツマルの指示に流石に難色を示したが、この治療を受ければ自身の難病が治るのだと思っている少年王は結局ツマルの指示に従い四つん這いになると、顔を真っ赤に染めながらツマルに向って自身の尻を突き出す。
「…!?…ひゃぁ!…な、何をしておるのだ!?」
尻をツマルに向けた直後、少年王は何やら自身の肛門に奇妙な感覚を感じて悲鳴を上げる。
すると、ツマルは驚く少年王に向ってこう言った。
「これは麻酔のようなものですから安心してください」
「…」
この時、ツマルが少年王の股門に塗っていたのは麻酔では無くなんとローション。ツマルはワザとクチュクチュといやらしい音を立てながら少年王の股間にたっぷりとローションを塗りたぐっていたのだ。
「それでは行きますよ」
ツマルは少年王にそう告げると、極太のグロテスクなアナルバイブを取り出して少年王の股門に宛がいゆっくりと挿入していく。
「ぐぅう…うぅ…うぐぅ…」
まさか自身の肛門に淫具が挿入されているなど知りもしない少年王は、苦悶の表除を浮かべながら必死に肛門からの苦痛と刺激に耐える。
「もう少しです王様」
「ぐぅう…ぁあ…うぅうう………」
ゆっくりと確実に少年王の肛門にジュプジュプと吸い込まれていくアナルバイブ。やがて挿入されていたアナルバイブは根元の部分を除き、少年王の股門に完全に埋もれてしまった。
「終わった…のか?」
「…これからが本番ですよ」
「?」
ツマルは不気味にほほ笑むと、少年王の肛門に挿入されたアナルバイブのスイッチをオンにする。すると次の瞬間、ヴィィィィというバイブ音と共に少年王に挿入されたアナルバイブが微弱な振動を開始した。
「んぁあぁあ!な、なんじゃ!?んぁあん…あぁああん!…あぁん」
「我慢してください王様!耐えるのです!」
アナルバイブの刺激に耐えられず、暴れ出す少年王。
ツマルは暴れる少年王を無理やり押さえつけ、天井からぶら下がっている手枷を手に取りそれを少年王の両腕に嵌めて少年王を拘束する。
「何をぉ…ツマルぅ…手枷をぉ…はずぅうんぁあああ!!」
万歳の姿勢で拘束された少年王は、手枷の鎖をジャラジャラ鳴らしながらアナルバイブから与えられる刺激に悶え苦しむ。
「王様、ご無礼おゆるしください!…治療のためなのですw」
手枷で拘束され、アナルバイブの刺激に苦しむ少年王に向って半笑いでそう告げるツマル。
半笑いをしている時点で治療でなど無いということは解るが、余裕の無い少年王はツマルが笑っているなどまったく気づいていなかった。
「んぁあ!…そんなぁあ…無理じゃぁあん!…んぁああぅん…んぁあぁああん!」
ふと、ツマルが目線を少年王の股間部に向けると、皮を被っていた少年王の幼い性器がいつの間にかビンビンに脈打ち勃起している。
「まさか、気持ちよいのですか王様?」
ツマルは勃起した少年王の性器をニヤニヤ眺めながら、ワザとらしく少年王に向ってそう言った。その質問に対し、少年王は身体を揺らしながら必死にそれを否定する。
「…んぁあ…そんなぁあ…ことぉ…んぁああぁああん!!んぁあ…まだぁん…終わらぁああん!…のかぁあんぁ…」
「王様、射精をしてはいけませんよ」
「わかってぇええん…おるぅ…んぁああ…んぁああぁあ!」
カチカチ…
「んぁあああん!んぁあ…んぁああぅんなああぁ!あぁあんんぁあああ!!」
突如アナルバイブの振動が強くなり、少年王は全身を震え上がらせた。
口では射精するなと言っていたツマルだが、実際はアナルバイブの振動を最高レベルに上げ、少年王をイかせようと責め立てている。
「ツマルぅう…なにをぉ…んぁあああ!!…もう、だめぇええぇ!出ちゃうよぉおぉ…んぁああんぁああぁああんぁああぁ!!!
必死にアナルバイブの刺激に耐えてきた少年王だったが、振動レベルが急に上げられたことによりついに絶頂をむかえてしまった。
「はぁ…はぁ…ツマルぅう…」
少年王は小刻みに身体を震えさせながら性器からドクドクと精液が吹き出し、手枷にぶら下がるように力なく項垂れる。
「申し訳ありません…今回は失敗のようです王様。いつもと同じように白く濁った精液です」
「はぁ…はぁ…そ、そんなぁ…」
ツマルの診断に落胆する少年王。そんな少年王に追い打ちを掛けるようにツマルは少年王に挿入されたアナルバイブを勢いよく引き抜いた。
ゴポッ…
「んぁあぁあ!!」
急にアナルバイブを引き抜かれて大きな喘ぎ声を上げる少年王。ツマルはそっと少年王の側に近寄ると、少年王の耳元でこう呟く。
「週一ペースでこの治療法を続けてみましょう」
「うぅう…」
何も知らない少年王は、いつの間にかツマルに治療行為だと言い包められてアナルを開発されてしまった。
…その後も少年王には様々な性的悪戯が続けられたという。
なぜか大臣も少年にしてしまった…
少年×少年もいいかもなぁ。
今日もオセロ王宮では、ショタコン大臣が少年王にHな悪戯を実行しようとしていた。
「おい、ツマル」
「なんでしょうか王様」
ツマルと呼ばれる人物は、わずか12歳でオセロの大臣に異例の就任をした少年であり、国一の策略家とも呼ばれている。基本的に少年王にHな悪戯をしているのはこのツマルだ。
「余はいつまで「せいえき」を出し続けなければならんのだ?この難病を治療する…」
「ですから王様。前にもお話した通り、貴方様の毎日の射精が完治への道なのですよ」
「だがのぉ……なんだかハズかしいのだ…そなたに見られながら毎日その…「しゃせい」とやらをして「せいえき」を出すのが」
恥ずかしそうな顔をしながら卑猥な言葉を連発する少年王。これもすべてツマルが仕組んだことであり、ツマルは次から次へと出任せを言って性知識の乏しい少年王を騙していく。
「あの病状について詳しく知っているのはこの国…いや、今となっては世界で私只一人です。それに毎日の症状の確認はどうしても必要なのです」
少年王は難病について多少は疑問を抱いていたが、結構はツマルの意見を真に受けて渋々賛成することにする。
「う~ん。分かった…」
「王様。くれぐれもご病気のことは私以外に悟られてはいけませんよ。一国の王が難病にかかっているなどと民衆に知れたら大変ですからね」
「…それも解っておる」
精液が出るのは病気だと少年王に教え込んだツマル。そんなツマルの大嘘にまんまと騙された少年王は、毎日のように病状経過の確認と銘打たれてツマルの目の前で自慰行為をさせられているのだ。
「ところで王様、実は王様の難病を治療できるかもしれない、「ある」道具が手に入ったのですが…」
突然、ツマルは難病を治療することの出来る道具が手に入ったと少年王に報告。
もちろんこれもツマルの嘘である。
「なんだと?なぜ早くそれを報告しないのだ!」
「いや…少々苦痛をともなう治療器具でしたので…」
「…やる」
苦痛という言葉に抵抗があった少年王であるが、流石に毎晩ツマルに自身の性器を晒すのが心底恥ずかしかったのか、少年王は小さな声で治療を受けるとツマルに伝えた。
「え?」
「あれが治るなら多少の痛みなど…早速やってくれツマル」
「…承知しました。では、いつもの診療室に参りましょうか王様」
二人は玉座を離れて診療室と呼ばれる場所に向って歩き出す。
広い王宮の中を進んでいくと、二人はやがて診療室に到着。しかし、そこは誰が見ても診療室と呼べる様な場所ではなく、まるで罪人を痛めつける拷問部屋のような造りになっていた。
「さぁ、まずはいつものように全裸に…」
「う、うむ…」
診療室に入るや否や、ツマルは少年王に慣れた口調で全裸になるように指示をする。本来なら王に対してとんでもなく無礼な行為だが、少年王は毎晩の自慰行為ですっかり全裸になることに慣れてしまったのか、淡々と衣服を脱ぎ始める。
「…次は四つん這いになって私の方にお尻を突き出してください」
ツマルは少年王を全裸にし終わると、今度は四つん這いになるようにと少年王に言いだした。
「なっ…そんな恥ずかしい体勢にならないといけないのか?」
「止めますか?」
「…やる」
少年王はツマルの指示に流石に難色を示したが、この治療を受ければ自身の難病が治るのだと思っている少年王は結局ツマルの指示に従い四つん這いになると、顔を真っ赤に染めながらツマルに向って自身の尻を突き出す。
「…!?…ひゃぁ!…な、何をしておるのだ!?」
尻をツマルに向けた直後、少年王は何やら自身の肛門に奇妙な感覚を感じて悲鳴を上げる。
すると、ツマルは驚く少年王に向ってこう言った。
「これは麻酔のようなものですから安心してください」
「…」
この時、ツマルが少年王の股門に塗っていたのは麻酔では無くなんとローション。ツマルはワザとクチュクチュといやらしい音を立てながら少年王の股間にたっぷりとローションを塗りたぐっていたのだ。
「それでは行きますよ」
ツマルは少年王にそう告げると、極太のグロテスクなアナルバイブを取り出して少年王の股門に宛がいゆっくりと挿入していく。
「ぐぅう…うぅ…うぐぅ…」
まさか自身の肛門に淫具が挿入されているなど知りもしない少年王は、苦悶の表除を浮かべながら必死に肛門からの苦痛と刺激に耐える。
「もう少しです王様」
「ぐぅう…ぁあ…うぅうう………」
ゆっくりと確実に少年王の肛門にジュプジュプと吸い込まれていくアナルバイブ。やがて挿入されていたアナルバイブは根元の部分を除き、少年王の股門に完全に埋もれてしまった。
「終わった…のか?」
「…これからが本番ですよ」
「?」
ツマルは不気味にほほ笑むと、少年王の肛門に挿入されたアナルバイブのスイッチをオンにする。すると次の瞬間、ヴィィィィというバイブ音と共に少年王に挿入されたアナルバイブが微弱な振動を開始した。
「んぁあぁあ!な、なんじゃ!?んぁあん…あぁああん!…あぁん」
「我慢してください王様!耐えるのです!」
アナルバイブの刺激に耐えられず、暴れ出す少年王。
ツマルは暴れる少年王を無理やり押さえつけ、天井からぶら下がっている手枷を手に取りそれを少年王の両腕に嵌めて少年王を拘束する。
「何をぉ…ツマルぅ…手枷をぉ…はずぅうんぁあああ!!」
万歳の姿勢で拘束された少年王は、手枷の鎖をジャラジャラ鳴らしながらアナルバイブから与えられる刺激に悶え苦しむ。
「王様、ご無礼おゆるしください!…治療のためなのですw」
手枷で拘束され、アナルバイブの刺激に苦しむ少年王に向って半笑いでそう告げるツマル。
半笑いをしている時点で治療でなど無いということは解るが、余裕の無い少年王はツマルが笑っているなどまったく気づいていなかった。
「んぁあ!…そんなぁあ…無理じゃぁあん!…んぁああぅん…んぁあぁああん!」
ふと、ツマルが目線を少年王の股間部に向けると、皮を被っていた少年王の幼い性器がいつの間にかビンビンに脈打ち勃起している。
「まさか、気持ちよいのですか王様?」
ツマルは勃起した少年王の性器をニヤニヤ眺めながら、ワザとらしく少年王に向ってそう言った。その質問に対し、少年王は身体を揺らしながら必死にそれを否定する。
「…んぁあ…そんなぁあ…ことぉ…んぁああぁああん!!んぁあ…まだぁん…終わらぁああん!…のかぁあんぁ…」
「王様、射精をしてはいけませんよ」
「わかってぇええん…おるぅ…んぁああ…んぁああぁあ!」
カチカチ…
「んぁあああん!んぁあ…んぁああぅんなああぁ!あぁあんんぁあああ!!」
突如アナルバイブの振動が強くなり、少年王は全身を震え上がらせた。
口では射精するなと言っていたツマルだが、実際はアナルバイブの振動を最高レベルに上げ、少年王をイかせようと責め立てている。
「ツマルぅう…なにをぉ…んぁあああ!!…もう、だめぇええぇ!出ちゃうよぉおぉ…んぁああんぁああぁああんぁああぁ!!!
必死にアナルバイブの刺激に耐えてきた少年王だったが、振動レベルが急に上げられたことによりついに絶頂をむかえてしまった。
「はぁ…はぁ…ツマルぅう…」
少年王は小刻みに身体を震えさせながら性器からドクドクと精液が吹き出し、手枷にぶら下がるように力なく項垂れる。
「申し訳ありません…今回は失敗のようです王様。いつもと同じように白く濁った精液です」
「はぁ…はぁ…そ、そんなぁ…」
ツマルの診断に落胆する少年王。そんな少年王に追い打ちを掛けるようにツマルは少年王に挿入されたアナルバイブを勢いよく引き抜いた。
ゴポッ…
「んぁあぁあ!!」
急にアナルバイブを引き抜かれて大きな喘ぎ声を上げる少年王。ツマルはそっと少年王の側に近寄ると、少年王の耳元でこう呟く。
「週一ペースでこの治療法を続けてみましょう」
「うぅう…」
何も知らない少年王は、いつの間にかツマルに治療行為だと言い包められてアナルを開発されてしまった。
…その後も少年王には様々な性的悪戯が続けられたという。
なぜか大臣も少年にしてしまった…
少年×少年もいいかもなぁ。